2019年11月13日

強力な助っ人

その日の私は前日、看取りの方の看護やら新人を育てることに奔走していて。

そしてその夜中、仕事を終えてまったりしたところでオンコール。

施設へと走った。

つっかれたなあーーー!と思いつつも施設についてやることやって、帰宅してからも寝れなかった。

お看取りの方だがなるべくその人らしく、安らかに旅立ってもらいたいという悩みと現場にいる介護職員の大変さと、あともう一つは主治医が週末のための東京いないということ。

看取りなのに救急車に乗るというナンセンスがことをしなければ診断がもらえないのだ、しかもずっと診て下さったN先生以外に。

色んなことを考えた。

へとへとだった。

そして翌日も早朝から色んなことを考えて、結局、インドネシアのナースに指示を出し自分は自宅にステイ。

連日のことで体が動かなかったというのもあるが、彼なら、この微妙なニュアンスが多いこの仕事をやり遂げてくれるだろう。

ご家族様への配慮や利用者様の安楽や。その他さまざまなことを。

この日は彼から何度も電話がかかって来たが「了解です。でも、これはどうした良いですか?」と的を射た質問もあり、それに答えると「わかりました!了解です!」とおそらくはニコニコ笑っているであろう大声。

私は頼れる同職者を久しぶりに見つけた。

13時、14時、15時・・・時間の経過とともに考えてしまっていたが、彼ならもうどんなアクシデントがあっても業務の巻き返しに入っているだろうなという安心感があった。

言葉の壁は問題じゃない。結局は愚痴ばかり言っている人とよく聴く人の差なのだろう。
*****


ランキング参加中です。クリックしていただけると励みになります。黒ハート
今日も最後まで読んで下さってありがとうございました。あなたにとって良い一日でありますように。
posted by かおる at 06:00| Comment(0) | 看護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月12日

2年以上もの杯

飲みに行った。

今回は一口飲んだときに思い出して撮った(笑)かわいくて美味しいこのビールとグラス。IMG_2275.jpg

この日も忙しい日だった。

と言っても諸問題が信じられない勢いで解決し、段々落ち着いて楽になって来た。

二杯目は奇跡のハーフ&ハーフ。この二つの新鮮なビールと濃度でしか作れないらしい。

ちなみに私は混ぜずに飲んで飲むごとの味の変化を楽しむ。IMG_2276.jpg

色々な話をした。

初めて来たのはこの店だった。もう2年以上前の話になるが。

手を繋いで階段を陽気に降りた。

今でも時々思い出すような遠い目で言われる。

「あの時、かおるちゃん、笑ったんだよ。いや、いつも笑うけど、すごくいい笑顔だったんだよ。」と。

あれからずいぶん色々なことがあったね。

今ここにこうしていることが信じられない。

時々長くて短いこの数年を振り返り感慨にふけるのは私だけじゃないらしい。

自由だ。

*****


ランキング参加中です。クリックしていただけると励みになります。黒ハート
今日も最後まで読んで下さってありがとうございました。あなたにとって良い一日でありますように。

2019年11月11日

日常の真実

大きな問題がいくつか片付いた今月。

その問題の一つ一つが片付く度に、その詳細を知る人が「よく頑張ったね!」とハグしてくれた。

それぞれ必死だから人の担っているものの形や大きさが一切分からないし気にならないのは仕方ないと思っていたが、それを自分のことのように心配したり、はたまた「よくやってくれたね!」と言ってくれる人もいる。

そんなこんながずっと続いて、困難なことが襲って来る度に今度こそ費えるだろうと思った。

そういう流れなら仕方ないよと思うとがっかりするというよりも軽くなっていた。

私は人の不理解に遭遇した際、他の人よりも「わかってもらいたい感」が薄い。

相手を動かそうとか分からせようとは思わないのだ。

それにはいくつかの理由がある。

人は分かりたいことしか分かろうとしないし、聴きたいことしか聴こうとしない。そうやって認知を歪めることで自分の精神を保っているからだ。

でも、そうやっているのも生きる術だから仕方ないじゃないと思う。わざわざ唾飛ばして何で真実を話さなければならないのか。

真実、本当のことを知りたい、本当の世界を生きたいと誰もが思っているとは限らないということが分かっているから。

もう一つは、もっと単純明快。そこまで親切ではないというシンプルな事実。

なので、さらりと手放し必要なものだけを残すという傾向があるのだが、それでも残っているもの、残っている縁があるのだとしたら、それはとても意味のあることなのだろう。

そんな考え方の私とは違って、そんなに親身に応援したり心配してくれる存在の人がいると、なんとまあ、情熱的でモチベーションが高いなあと思うのだけど、それはその人の交流パターンだからというわけではないらしい。

「自分も馬鹿らしい付き合いは一人も要らないって。」と相手がそういうからである。

「ありのままでいて。」と言葉や態度を贈られている。

私はそれに感謝して、さらにはとてもリラックスして、ある時はやめる準備をし、ある時はやり遂げるガッツを燃やし、流れたり気ままに泳いだりしている。

「今日はごはんを食べに行こう!」と問題解決の夜に言う人。

杯を交わした。

記念日はいったいいくつできるのか。

それこそが人生の宝。貴重なアルバム。
*****


ランキング参加中です。クリックしていただけると励みになります。黒ハート
今日も最後まで読んで下さってありがとうございました。あなたにとって良い一日でありますように。
posted by かおる at 06:00| Comment(0) | 交流分析 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月10日

その道の向こう側

つい二日前のこと。

ダメだ、こりゃとすぐにあきらめる癖がある私は投げ出す準備をしていた。一枚の紙で。

とは言うものの、いつもやって来たことはやめない。

そうしてその一日が過ぎたのだった。特別な日だった。

何故なのか、自分的にはダメだ、こりゃ!と思うときほど、厚き信頼を1グラム2グラム3グラム・・・100グラムとどんどん差し出される。

ダメだってば。

もしかしたら力が抜けていつもよりうまくやれているときだからかも知れない。

しかし、そんな心中を知るKだけは私と同じくらいのテンションで「もう分からないやつを相手にすることない。無理しないで良いよ。」と心痛な面持ちで言う。

もちろん、そんなのは相手にしていないのだけど、今依頼されてるこれをやらなきゃどうすんのよ。逃げるわけにはいかないっしょ。

そしてその翌日。

事態がスコン!と開けた。

「開けたんじゃない。開いたんだよ。」とKが言う。

そうなのかも知れない。

なんか、すごい強風の中にいるのだけど、気が付けば花園になっている。強風じゃない。

それはいつか読んだバッファローの法則。

逃げれば雨雲は追って来る。

が、向かっていくとすれ違い青空に出会う。

行き止まりまでしか行かないよと必ず断りを入れてまた道が数センチ伸びるのだけど。

それは彼女が言うように「行き止まりに道作っちゃったり、行き止まりの壁を押し倒すほどの力がついちゃってるんだよ。」ということなのかも知れない。

でも、私はヘタレだから、しょっちゅう「ダメだ、こりゃ。もう止めた!」と言う。
*****


ランキング参加中です。クリックしていただけると励みになります。黒ハート
今日も最後まで読んで下さってありがとうございました。あなたにとって良い一日でありますように。
posted by かおる at 06:00| Comment(0) | 振り返り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月09日

澄んだ瞳の人と向き合う

大変な朝だった。

早朝のオンコール。

早朝の救急搬送に介護職員が乗って同行してしまうとフロアが人手不足になる。

行く方も残された方も大変。

かと言ってナースが乗って行ってどうするよと思うのだが。

今日の相棒だったインドネシア出身の彼ならばやってくれるだろう。留守番を。

悲しい朝だったけれど、病院から施設に戻るとご状態が悪い人や山積みの仕事が残っているという現実。そちらの方が怖い。

しかし、Aナースが期待以上の仕事をしてくれていた。

まるでブルドーザーのように。

さすがに両目が充血していたけれど、疲れても利用者様への声掛けを忘れていなかった。彼は優しい。そしてタフだ。

細かいところはまだミスが多いし大雑把だけれど、それより何よりやろうとしている。

的を射た質問に関心する。

使えない上司にいらーーっとするのは、自分の体力も限界に達して来るからだ。

例え職種が違えど普通分かるだろ?!というようなことを平気でやっているのに、長年その位置にいる不思議さ。

それを認める人がいるからだと思うと暗澹として来るが、利用者様とそのご家族との関りや、頑張っている職員の姿が私のどこかを止める。

あまりにひどいことがあるとこの綱引きが起こるわけだけど。

よくわからないからこのまま綱引きの中にいよう。

自分の無意識も、そしてその無意識の領域を理解して吸い込んだこの意識は正しいし信じられる。

今年の春から特に不思議に思っているのはご家族との関りのこと。

話せば話すほど、関われば関わるほど通じ合っていく。

昔は面倒だと思っていたことに今は喜びを感じ、昔は嬉しいと思っていたことにあほくさ!と思うようになったりとか。

人生って一日先、数日先、一か月、一年先まで、本当に生きてみないと分からないものだ。

ダメだなーと思う日でさえ、せめてあと一日。あと一歩。

ビールを飲みながら思うに、今日は神様と幾たびかすれ違った気がする。

*****


ランキング参加中です。クリックしていただけると励みになります。黒ハート
今日も最後まで読んで下さってありがとうございました。あなたにとって良い一日でありますように。
posted by かおる at 06:00| Comment(0) | 看護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする