2020年09月27日

危なかった

ご家族様の意向と現状が全然合ってなくて危険な時も多々ある。

例えばショートステイやデイサービスに入所して下さったが一切ご飯を食べないとか水を飲まないとか、あるいは薬を飲まないとか。

「リンゴを丸ごと渡して下さい!喜んでかじりますから!」と言われたり。

「ナッツをあげて下さい!」とか、ある時は急変している、あきらかに急変している!ということで連絡したら、大量のリポビタンDを抱えて駆け付けて来たりとか。「これ飲めば元気になるはずです!いっつもそう!」とか。いや、もう救急搬送します!と言う中を「どうしてえええ!」と叫ばれたり。

訪問看護の時もあったよなあ、心臓の貼付薬の台紙の方が貼られていたり。

すぐに言っても聞き入れて貰えない。

でも、さすがに特養に入所して数か月経つとラポールが取れてくる。そこからほんまもんのことを言うと通りが早い。

だが、しかし命に関わることなので言わなければならない、相談しなければならない、ある時は強行しなければならない。

いやあ、エネルギー使うわ。

けれども、その果てに心のふれあいがいつもある。

そんなふうにハッピーエンドにならなくても仕方ないよーと思って力を抜いて正しいと信じることをやっていると案外うまく行くもんだ。

もちろん仲間と連携しつつやるのが大前提だけど。

今日も色々と髪の毛が逆立つ出来事が多い日だった。

大丈夫。

また頑張ろう。
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2020年09月26日

私には取っ手がついています

初夏の頃からやっと通い始めた歯医者さん。

そのきっかけとなったのは、もちろん痛み出したってのもあるけれど、一番の理由はご利用者さんたち。高齢者の頑張る姿だった。

毎週二か所の歯科医の往診があるのだけど、認知症があっても拒否があっても、結局は一生懸命頑張るのよね。

中には全然痛くもない処置で暴力的に抵抗する人もいるのだけど、結局は頑張っている。

それぞれ別のところの歯科医なのだけど、両方とも素晴らしい先生で片や4年ほどかけて拒否が強いご利用者様の口腔内を綺麗にしてくれた。

認知症になっても再学習できるのが人なので、拒否があった人が協力的になったり先生に親しみを覚えたりという光景もしょっちゅう目にする。

加えてここ2年は、嚥下訓練の専門家の歯科医の先生と管理栄養士さんのチームと一緒に直接関わって来た。

最初そのチームに入れられたときは本当に嫌だったのよ。私怠け者な上にただでさえ今の仕事だけでいっぱいいっぱいだからさ。

いつそんなことしている暇あんのよ?ナースの仕事なめんなよと思っていたのには理由があって、介護の世界だと特徴的にどうしてもナースの仕事の全貌が見えないもんだから楽な仕事と思っている人も多いんだわ。

逆に私たちも他の職種の人のことが見えにくいけどね。ええ、利用者さんばかり見ているから。さすがに介護職の大変さは近くで見ているので分かるけど。

それはさておき、爺ちゃん婆ちゃんだって頑張っているんだからちゃんとしようと思ったわけである。

しかし・・・・自分のことやってくれている歯医者さんは慎重派で進みが遅い。

やっと2本が治療終えて綺麗にして貰えて噛めるようになったのだが、まだまだやって欲しいところがある。しかし、まだ前の2本を交互に見つめてはいじっては治すの繰り返し。

でも、被せモノが終わったーー!と喜んだ先日のこと。

先生曰く「外側・・・つまり頬の方に取っ手みたいなものがついていますから。」。

??????

舌で触ってみて理解した。小さな取っ手がある。頬に当たって痛いほどではないけど、わずかな突起が出ている。788029.jpg

つまりは今度取りやすいようにか?!まだはずしたりつけたりするつもりか?!これ以上?!

家に帰ってからKに話し、「私は次回まで何日間もの間この取っ手と暮らします。」と説明したらゲラゲラ笑われた上に「とってがと〜れ〜るぅ〜♪」とCM調で歌われ馬鹿にされた。

しかし、私は何も言いませんよ。先生。細かい仕事ですもんね。「それはもう良いからこっちを先にやらんかい。」とか言いません。

好きなようにした方が先生の実力が発揮されますよね。少なくとも私が逆の立場だったらそう。

だから任せます。

ええ、例え奥歯に突起がついていても。
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2020年09月25日

間違いは再学習が正しい

ここのところ現場がいつにも増して忙しくて文字通り忙殺される。

要するに皆さん具合が悪いのだ。

私は変なところがくそ真面目で先の先まで予測し過ぎる。

こういったあまりよろしくない状況を見ると、その先の最悪なことを想像するスイッチが入る。

もしもここからもっと一気に悪化したら?とか、この人はもう充分しんどい中頑張っているのにコロナだかインフルが襲いかかったら?というようなことを考えるわけである。

おまけにそのご家族のお加減まで悪くなっていたとしたら、わあ、大変だろうなあ、しんどいだろうなあ・・・と一緒にしんどくなってしまう。

まあその予測は仕事柄必要だし、少し考える人間なら当然の防御反応だと思うのだけど、それがいつの間にか自分の中にある対処不可能だ!という思い癖に結びついちゃうとやっかい。

人は大人になるまの間に、自分では対処不可能だという経験を沢山して大きくなる。そりゃそうだ。子供だったんだから。

でも、子供時代というのは今よりもっと敏感に物事を感じるし、思いのほか長く感じられる時代でもあるのよね。

よく苦労して来た人ほど子供時代は長かったと感じ、大人になってからはあっという間だったと言われる方もいるほどで。

その長い時間を対処不可能な状態にさらされると学習性無力感というものに陥る。自分は無力だということを学習してしまうのだ。

これを味わっている社会人というのは結構多くて、だから愚痴に走って終わるという選択を多くの人がしている。

ところが、それは少し違う。

確かに大人になってからも自分ではどうにもできないことは沢山あるのだけど、自分で出来ることも結構沢山ある。

出来ることを適度にやっていくだけでも人生はずいぶん違うのだけど、いっそのこと全部自分ではどうにもできないということにした方が楽な気がするのよね。

が、それってちっとも楽じゃない。

たっぷり睡眠を摂ったあと、色々と細かいことをやって行く。毎日生まれ変わる。

もうだめだ、全部だめだ!なんて思った翌朝、そんなことは無かったかのようにまた一つ一つやって行く。

出来ることだけをね。

もうあとは天に任せるわ。
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