2017年04月27日

へ、へとへとな夜に・・・・・

今日はカウンセラーズトレーニングの会その2の方でもあった。

たまたまトレーニングの会が二日続く運びとなった。

出席者が違うのでまた全く違う感じの会になるのだが、今日も色んなシンクロを感じた。

「なんでここで出会ったのだろう?」と素の言葉がもれることもあり。

皆頑張っている。

えーと、私はというと今日は少々頑張り過ぎたので、これにて。

短くてごめんなさい。でも、読んでくれてありがとう。
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2017年04月26日

ようこそ ここへ

そして今月もやって来たカウンセラーズトレーニングの会の日。

思えばホームに勤め始めてから、往診日にリーダーナースでないことも、ましてや休みを取るなんて初めてのことだった。よくやって来たなあ、本当に。(まあ、休みと言っても休みじゃないのだけど。)

先月まで内科往診の日は毎週土曜日だった。

だから誰にも気が付かれなかったのだけど、ドクターの変更と共に火曜日に変更になっちゃったものだから希望休みが発覚してしまい「え?休みなの?どうして?」と動揺された。

はい、この日だけは休みます。

他の日も入れたいけれど、そんなことしていると、バランス上地獄の連勤になってしまうから、もう金輪際希望休は一か所だけ。

とは言うもののプライベートでの付き合いがないとつまんないから、たまに入れたとしてもせいぜい月三か所くらいだろう。

「リーダーできないの?それどころか休みなの?」と尚も訊かれるのだけど、「ええ、しかも毎月です。多分。」と答える。

「どうして?習い事?」

うーん、まあ、だいたいそんな感じ。(習い事でもあり教え事でもあるけど。)

*******

で、本題のトレーニングの会だけど、まあ、ほんとに濃かったこと。

いつも濃くなるし、私としてはそんなに過酷なことは求めたくない故、最近はほとんどワークを取り入れて来なかった。

ワークなしのシェアリングだけで終わっても充分各自内なるワークを引き起こして何かを持って帰ってくれるから。

ところが、ワークをする流れが生じた。

それはとある方のスピーチから始まった。

教育分析のテーマにあげていらしたので私は個人的に内容を知ってはいたものの、いつも本人が関連事項を話すまでは複数の前では黙して語らず。

ところが、近年、この方がエピソードを発表する際、しょっちゅう思うのだが、”おお、そうか、そうか。そこまでアサーションするか。いいね、いいね。”ということ。

二人だけの時と寸分たがわず自己開示する様は圧巻。

それはとても素晴らしいことなのだけど、私の場合は立場が少々違うので感心ばかりして終わるわけには行かない。

アサーションされた方の人がどんなふうになっているか?この場所をどういうふうにして行くか?ということで、全ての機会を逃すわけには行かない。場を保ち、機会を大切にし、せっかく内側から出て来てくれた子を放置したり出来ないわけで。

とは言うものの、それはある意味厳しく感じるケアになってしまうのだよな。でも、こればかりは逃げるわけには行かない。役割に、チャンスに、その子に向かって行かなければ。

受容というものの本質はその言葉のイメージとは裏腹に物凄く積極的なものなのだ。面倒臭がりの私も起こっていることに対して腰をあげなければならない。

それが出来るということは、逆にしないでいるということも出来るということ。

だから、好きになったり愛したり大事にしたりすることはとても骨の折れることだよ。奪うでもなく与えるでもなく、待ちつつも見つめ、思い切りつつも、また待って。

その子はとてもよくお話ししてくれた。

とても素直に話してくれた。

だからそれに対して感謝した。

同時に起こっている皆の心の中の痛みや嵐やせつなさや共感や。

後半は、共通の何かを持ってはいるものの、異質な人々であるこの集まりの中で、つくづく「人って違うんだね。」という話題になった。

感じ方も受け取り方も。

だからこそ、会話する、傾聴する、キャッチボールする。

違うことを面白いと言っている人々の中にいて、私もその興味深さを感じていた。

三月から四月にかけては皆にとって、とても長い一月でした。

そして今日のこの数時間も、とても短いはずなのに、長い長い大切な一日でした。

あとは何かがしみ込んで行く。
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2017年04月25日

スモーク&ウォーター

ある日曜日、聞きなれないメロディーコールがどこからか聞こえていて、最初は下のフロアからの音かと思っていた。

よく吹き抜けから階下のナースコールが聞えて来て混同してしまうからだ。

ホームで言うナースコールが呼ぶのはナースではなく、ほとんどが介護職員の方々を呼んでいる音だ。トイレが終わったよとか、椅子から立ち上がったよとか、その他諸々。

何十年もナースコールに反応して来た身としては落ち着かないのだが、それらを無視するという状況にある。何故ならば行っても役に立たないことが多いし、長いこと介護している人々こそが熟知している一人一人の身体の癖や習慣があるから。

でも、その音を聴いたとき、何故だか行かなくちゃ。どこから鳴っているのか見つけなくちゃ。と、そういう思いにかられてフロア中を探し回った。

私が探し出すと他のナースさんたちも探し始めた。

そしてほどなくどこから鳴っているのかが分かった。

第一発見者は私。何せ探そうと思って動き回ったから。

”あの人が探しているから一緒に探さなきゃ”じゃないわけで。

すると、少々体格の良い方がトイレが終わった後狭い壁と壁の間の床に座り込んでいた。

あ、大変だ!と動揺したものの、すぐには手が出ない。下半身が著しく浮腫んでいる上に衣服を身に着けていない。それに狭い。

どうやったら、痛みを感じさせずに持ち上げられるのだろう?助けられるのだろう?と躊躇したのが数秒間。

意を決して抱え上げようと手を出そうとしたその時、私とその人の間にスッと腕が入って来た。

え?

一瞬のことだったけれど、どうやら私とそうそう変わらない身長の女性の影。

入浴係のIさんがたまたまそこを通りかかったらしいのだけど、無言で腕を出し、片手でその人を持ち上げて便器に戻した。

片手?しかも黙って。あと、早すぎる。

かなり汚染しているのに手袋一つせず、散歩の途中で通りかかったからついでにと言う雰囲気で終始無言で。

あ、ありがとう。。。と言うのと同時にビックリした。

その行動と動きがほとんど本能的で、全く予備動作もなく、全く考えることもなく自然だったから。

よく傍から見て「動じない」とか「何でも速い。」と言われて来たけれど、その時の自分が非常に考え過ぎるのろまな生き物のように思えた。

しかも、何、あの力。

そのまま去って行こうとするのはその後バイタルを測るのも何もかも、”それは自分の仕事じゃない”と分かっているからなのだろうけど、何事もなかったようにスタスタ行ってしまうので「ありがとう!あの!ちょっと!ありがとう!」と声を大にする。

わずかに片手があがって、うんうんと頷くのが見えた。

*******

昼休み、少々仕事が食い込んだ。いつもよりちょっと遅めに屋上へ行く。喫煙所兼待ち合わせ場所。

タバコをくゆらせていたIさんと一階に降りる、グローブを持って。

今日はK姉さんもいるし、何と、外でAちゃんが待っていた。ブラックのグローブをつけて。

あ。。。ほんとに持って来たんだ。離婚相手のところから。

わざわざ取りに行ったんだ、本当だったんだ。面白い子だなあ。

どうでも良いのだけど、初めてAちゃんが参加した前回同様、ボールがとんでもないところへ行く。

前回も「もう!Aちゃんのせいでキャッチボール禁止になっちゃうじゃんか!」と怒っていたのだけど、今回はこれまた到底取れない場所にボールが行ってしまった。

全員「・・・・・・・。」。

まあ、私たちも久しぶりにやったときはそんなもんだったし。。。そして今は短い昼休みだからボール探しに時間を割いている暇はない。だから、後程取りに行くとして・・・・。

軟球一個と硬球一個しか持っていない私。要するにこれが私たち四人が保持するボールの全て。

その軟球が取れなくなってしまったので自ずと硬球でやることに。

さすがにAちゃんも慎重になった。

それは良いのだけど、剛速球のK姉さんに向かってIさんがもっと凄い剛速球を投げる。

K姉さんが取る度に「いったーーい!」とグローブをはずして掌を確認している。遠目に見ても分かるほど、真っ赤になっている。

その様子がおかしくて・・・というか、凄くて。

しかも、Iさんが事務の要のK姉さんにボールを投げつける際「午後、パソコン使えないようにしてやる。」とぼそりと言いつつニヤッと笑いつつ投げている。

「なにーー?」と爆笑しつつ、そして痛がりつつキャッチするK姉さん。

でも、Iさんは私に投げるときには、気がつかれない程度に弱く優しく投げている。

痛くない。そして自然に投げ分けているのであからさまなひいきには見えない。

それが少し嬉しいのだけど、かなり悔しい。

道を歩くときにも、Iさんは絶対に私を内側に入れて自分は車道側を歩く。多分無意識なのだろうけど、場所をずれようとしても自然に内側に格納されてしまう。

何だか弱きものとして扱われているのが悔しい。

けれども、おそらくは客観的、そして無意識に判断して黙って施される優しさに未だ度々ビックリする日々。

ロッカーに菊池のカードを貼ってくれていたのが嬉しかったので、私も引き当てたIさんが若干好きな選手を貼ろうとしていたら、横から「おはようございます。」と現れるので貼る前に見つかってしまいロッカーに手を伸ばした姿で硬直。

ほんとに、トイレで利用者さんを抱えようとした時と同様に横殴りのように現れる。

あ、う、これ、今貼ろうと思って。。。という一日の始まりだったのが、それから9時間後だか10時間後、帰りの電車の中でIさんからライン。

「カード、ありがとうございますね。」

何か重要なことでもない限りラインなんて一切送らないだろうなと、いかにもそう見える人なのだけど。

富士山のビューと言い、今回の目まぐるしい一日のほんの始まりの一つの出来事への「ありがとう」と言い、いちいち心に染みる。

本当に全てが異質なのだなあと思う。

その違いを大切にしたい。

ので、自分のことを頑張ろう。

あちらの世界とこちらの世界のキャッチボールが対等に出来るように。

********

その人は無表情で、いつも静かにつぶやきながら私を笑わせる。

まるで腕の振りだけ見ると軽く投げているようにしか見えないボールが伸びて剛速球になるかのように。

一方、Iさんほどではないが冷静かつ表情少なきAちゃんも、逆に表情豊かで声が大きいK姉さんも「楽しい!尾崎さん、面白い!」と言ってくれる。(どこが面白いのかはサッパリ分からないけど。)

あとは、少なからず言葉に出していたり、はたまた、人づてに「あなたと接してると楽しいって言ってたよ。」と伝わって来たり。

が、Iさんは楽しいのか?

「はい、はい。」と仕方なく付き合っているわけではないのか?

そんなことをふと思っていたとき、横でZippoがかちんと鳴った。

水を飲みつつタバコの煙を吐きつつ、Iさんが言った。

あたかも巻きタバコの煙が静かに吐き出されるのと同じテンションで。あるいは水を飲むかのようにあたりまえのように。

「バーベキューも行かなきゃいけませんね。」

・・・・・・・・・。

今、二人しか居ないよね?

行かなきゃいけないって・・・・・。あと、ほんとに行きたいのか・・・?

突っ込みどころ満載の表情とテンションとセリフだったが、絶句したまま、こちらも無言でうんうんと頷くばかりだった。

とりあえず、こちらも、水と煙。
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2017年04月24日

内なる出会い

昨日の教育分析で、うちの心理学全行程を三分の一ほど修了したカウンセラーさんの言葉。

「どんだけ寂しいんだよ、私。」

とても素になっているときの想いが言葉になっているなあと思う。

正直でありのままで何一つ取り繕うことがない。

そんなときは理想としている自分や、自分の理想を投影している大好きな他者と対比してしまって、何だか心細いやら情けない気持ちになるかも知れない。少なくとも私はそうだ。

けれども、そんなふうに素に戻れる瞬間が多ければ多いほど人は成長するのだろうなと感じる。

別に成長したくなければしなくても良いのだけど、成長したい人だけがそんなふうに素の自分と付き合っていくのだろうなと思う。

その先に本当の強さや自分らしさがあるから。

どんな段階の人間も未熟で、そして同時にパーフェクトなのだなと思う。

人は皆孤独なところがあるし、誰かに自分を分かって貰いたい。

でも、その対象があまりに多すぎると身がもたないのよね。

私も予想外に複数の人々に分かって貰いたがる自分に気が付くことがあるのだけど、分かる分からないは相手の自由だ。

その上で自分はどうするか?というのが考える価値があることなのかなと思う。

逆に大勢が分かっていて自分が自分を分かっていないって怖いこと。

自分から逃げ続けるとそういう事態もあり得るのだろう。

胸がつきんつきん痛む日も、はたまた少しづつ立て直していく日々にも、自分が欲しているものって何なのかな?ということと向き合っていく。結果、それが他者のためでもあるのだろう。そう、あくまで結果的にという話だけれど。

先が見えている同じ道をもう通りたくはない。

そんな思いを垣間見たような気がした。

あなたの心からの願いが叶いますように。
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2017年04月23日

楽しくもハードな缶詰デー

ヒプノセラピー、カウンセリング、心理学、教育分析。長丁場だけど仕方がない。看護も合わせて好きなことをやっているわけだから。

そしてこちらの心理の世界も始まってみれば新しい発見の連続でガチで楽しい。

真剣勝負だなあと思う。その真剣って言う意味がその文字そのもの。

竹刀や木刀でもなくて、真剣なのだ。

かちんこちんの緊張状態で脳の動きが鈍くなっていると怪我をする。しかし、力を抜き過ぎてももちろん怪我をする。スパッと切れてしまうのだ。

それで先日ヒプノのクライアント役をやらせていただいたとき、あの掛け軸の文字を思い出したのか。

大鷹の小雀を狙う心なりってやつ。

もちろんこれは私の記憶の中の映像が浮かんだので多少違った言葉だった可能性もあるけれど。

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長くやっていると段々「もう5年ぶりです。」とか「10年前に一度・・・」と言って訪れる方もちらほらいらっしゃる。

それだけの月日が流れれば先方の雰囲気なども変わっていると思うし、ましてや一度や二度のセッションをやったきりとなれば忘れていそうなものだけど。

不思議なことに玄関を開けてお顔を見れば「ああ。」と思い出す。

そしてエピソードを聴いているうちに段々ところどころのパズルが繋がってさらに思い出す。解けていく謎も多し。

そんな10年ぶりの方とのヒプノセラピー。

人の心は深い。

そして自分一人では分からなかったことや思い込みや誤解も解けていくことも多い。

特に今日は一つの誤解と解釈について明かして下さったので面白かった。

人は自分の欲する方向に交流を運んでおきながら傷つくことがある。傷つく方向へ持って行ってしまっているというのか。

けれども、その無意識の交流が実はありのままの自分らしくない場合、真実を知りたいと願う側の心が再び引き合わせてくれる。

心の作業はとても疲れることだろう。でも、何かが分かり進むこともある。

*******

一件、急なことでキャンセルが出たとき、それはそれで互いにある意味好都合な状況だった。何も心配なさる必要はない。

むしろ、その空いた2時間、カーペットに転がってグーグー寝てしまったほどで。

そして一日の終わりの夕方、カウンセラーさんの教育分析にて一緒に吸う巻きタバコ。

浄化の雨が降り始めていた。
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2017年04月22日

チキン&タイガー

思い通りにならずコテンパンな一日を過ごした翌日。

どうせ今日もコテンパンなのだろう。やることやってダメならなるようになれ。あと、調子が悪いときもあるさと昨日よりは力を抜いて動いた一日。

が、自分で課した制限の中から抜けられない。とても自由じゃない。

誰にも分からないけれど恐れていることがある。避けていることがある。

だからそこにぶち当たらないように動き、ぶちあたりそうな場所を避け、時間帯を避け、しかもそれがまかり通る立場に居ることが余計に辛い。

やることが山ほどあるので避けても充分それに充当する仕事がある。誰も逃げていることに気が付かない。知っているのは自分だけ。

やれば出来るのに嫌だから置いておけば他の二人がやっておいてくれる。

それが気持ち悪く自分らしくないので打ち破ろうとするのだけど、やっぱりこのことに関してはチキンになる。

そしてチキンであることが気取られず、しかも許される。

というような一日を終えて思う。

許そう。とりあえず今は許そう。チキンなのならしょうがないじゃないか。そういうところ、あるよねという話。

******

一昨日、富士山の写真がラインで送られて来た。お休みの日のIさんからだった。

唯一自分とのチキン戦争から抜け出せる昼休みのキャッチボールのとき、お礼を言って、Iさんが行って来た旅先の話を聴く。

それは良いのだけど、どうしたの、ボールの切れが一段と良くなって来ている。受け止めると左手が痺れるくらい強く速い。あんなに軽く投げているのに剛速球でとても良い音がする。

「ネットである人の投げ方を見てイメトレしたんだ。人って成長するんだね。(幾つになっても)」と言う。

で、そのイメトレしてから練習したの?確か最後に一緒にキャッチボールしたのはほんの三日前くらいだけど。

「してないよ。イメトレだけ。指でこういうふうに押す。指を最後までボールから離さない。」と説明しつつもばしーーん!というボールを投げて来る。

イメトレだけでこんなに変わるなんて凄い。

その速球だけに限ったことじゃないが、「Iさん、強くて良いね。私も強くなりたいよ。あと、背中が逆三角形なんすけど。私もそんなふうになりたいよ。」と到底無理なことを口にしてみる。

そんな話をしている間キャッチボールを終えるタイミングが来て一緒にエレベーターで三階にあがり、それぞれの場所に背を向けている頃だったのだけど。

去り際にIさんが振り返って強めに言った。

「逆三角形になんてならなくて良い!まったくネガティブなんだかポジティブなんだかわかんない人だな。」と。

ネガティブなんですよ。とブツブツ言いつつ医務課のドアを開けて、その頃にはもう大分互いの背中は離れていたが、ぽつんと聞こえた。「ネガティブってハッキリしているなら良いんだけど、ほんとにわからん。」

バタン!とドアが閉まる音がした。

ネガティブだってば。

そして騒がしい。

でもまあ、これが自分か。

見捨てないでいよう。
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2017年04月21日

こんな今日も思い出になっていく

何だか今日はいまいちな日だった。

というのはやっぱり仕事がらみになってしまうのだが。

自分がやらなければならないと思うことについて半分も出来ていなかった。

誰も気が付かないかも知れないし誰も何も言わないのだろうけど自分が見ているので非常に居心地が悪い。

また自分らしくない自分勃発。

もちろん思い通りになる自分が必ずしも自分らしいのだとは思わないし、このダメっぷりも私らしいのだろうけど。

それでも、何だか違うなあと違和感を感じる。

今のこの感じってどんな意味があるのだろう。

何だかたゆみなく続けて来た何かを失っているような気もするが、そこまで考えてまた新たな発見。

また奥底の自分を発見したのだろう。

上澄みだけのペラペラな安っぽいかっこつけじゃなくて、自分をよく見せようとするのでもなくて、不格好だけれど生身の自分が出て来ている。

じゃあ、どうするのか?というと、これまたやって来たことを続けて行くしかないなと思う。

何故新しいものはこれまでの積み重ねがあって初めて生まれるのだから。
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2017年04月20日

青嵐

今朝カウンセリングへ出勤するために身支度をしていると、非常に暑い。

ベランダを開けて見ても今日はずいぶん暑いのだなあと思った。

もちろん事務所へ向かう際も電車の中も暑かった。

ところが、夕方になるにしたがってどんどん涼しく肌寒くなって来た。

一般の方々もホームの利用者様たちも具合いが悪い人が多いのだけど、無理もないか、この気温差では。

*********

もう何年ものお付き合いになる方がクライアントさん。と言ってもこの数年間はあっという間に過ぎて、彼女も激変して来た。

それでも今でも尚初めてここに来た日のことを度々回想しては話して下さる。

「この椅子に座れるようになって嬉しい。」と。

そうだよね。初対面からベッド広げるパターンだったもんね。それくらい弱っていた。

今日の本題はそれとはまったく違う人間関係のことだったし、とても重要なことだったのだけど、やっぱり懐かしい回想はセットでついて来る。

同時に悪夢を見たという話しも聴いた。

人は安全になってから過去対決不可能だったことに関しての夢を見る。

悪夢は嫌なものだけれど、もう表出して良いよと無意識が言っているのだろう。

この場所で何度目かの青嵐吹く季節がやって来たね。

もっともっと望んでいいんだよ。

あなたらしく。そして私らしくも大切に。
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2017年04月19日

言葉が空に溶けて行った

ある人と一緒に居ると、これまでとはまた違った意味で自分自身を振り返ってしまう。

ニュートラルな人、ナチュラルな人と接していると、余計に自分のおかしなところが浮き彫りになるからなのだろう。

それが自分なのだから仕方がないのだが。

人に静かだ、落ち着いている、クールだと言われることが多いけれど、その人に比べれば私は物凄くおしゃべりだ。

自分の発言がぺちゃくちゃぺちゃくちゃ喋っているように感じられたのは初めてかも知れない。

もちろん比較論に過ぎないのだけど、その人がそういう私を引き出す。引き出される。

それは悪いことばかりではないのだけど、どこか何かを失ったかのようにも感じる。

もったいなくて大事で、おいそれとは喋れないようなことをどんどん手放して汚して行ってしまったいるような気がするのだ。下手するとその人の世界まで。

多分これは考える価値があること。

一人の自分を色んな意味で感じる。

ところで、「これやって見て。こういうふうなやつ。」と、とある指示動作を提示された。

左足を前に出したまま屈伸した姿勢から簡単に立てる。でも、右足を前に出して左足を軸にすると立てなかった。

「それでも片方出来るだけでも凄いよ。」と近辺の人は言うけれど、あの人は両方とも同じようなテンションで普通に立てる。

剣道の理屈と行くと左足の方が強かったはずなのに、いつの間にこんなに軸がずれたのだろう。

現実的な身体の足と同様、心理的にも両足で立ちたい。片方づつでも自分を支えられるようになりたいと思った。

******

Aちゃんが「グローブ、持って来ようと思ったらなかったんです。買おうかな。」と隣の介護のステーションから声をかけて来る。

うちに昔のやつがあるけどそれでよければ持って来ようか?とこちらも少し遠くの彼女に声をかける。

すると「あの、知ってるかも知れないけど、うち、離婚してるんですよ。」とかるーーく言って来る。

・・・・・・・・・。いや、知らないし。しかも、今の会話の流れと関係ある?(たじたじ)職場だし、結構離れたところで声張って喋ってんのに、良いの?そんなプライバシーに関わること。

「いや、ちょっと我慢して離婚相手のところにグローブ取りに行こうかな?」って話ですよ。

・・・・・・・・・・・・・・・。なるほど。

時に、Iさんと一緒に居る時の自分のしゃべくり加減に嫌気がさすと言うのに、何故にAちゃんが訊いてもいないことを喋るのは小気味よく可愛いのだろう?

まあ、それは・・・多分あんまり自分が好きなわけじゃないからだろう。あいかわらずね。

けれども、だからこそ考えるし成長出来る。
*****

今朝、私のロッカーの扉、しかも私の身長での顔の位置に菊池選手のカードが貼ってあったので笑った。よく彼の物まねをするので大ファンだと言うのがありありだったのだろう。Iさんだろう。

昼休みに会った際「いつ貼ってくれたの?昨日は無かったのに!」と嬉しくて訊いたら。

「今朝。」と一言。

・・・・・・・・・・。終わりかい。

持ち歩くのと貼っておくのとでもう一枚頂戴。

「菊池はなかなか当たらないんだよ。」

????何?くじ?

「プロ野球チップス。」

どうやらお菓子らしい。

・・・・・・・・・・。また終わりかいっ。

まあ、いいやと勝手にしゃべている間に気が付けばまたキャッチボールしていた。

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2017年04月18日

こうなるのか

介護職員のkyoneちゃんの苗字は非常に硬い音をしている。小説家の苗字みたい。

小柄で細いのだけど職業柄筋肉質。

私が初めてこの職場に派遣で来た当初、まあ、凄く可愛い顔をしている素敵な子だけど・・・無表情な子だな、きつい子だなあと思っていた。

真面目で発言が非常に厳しいからかな。

多分互いにむっとすることもあった。要するに私も傍から見ると負けず劣らず毒舌に思われるからだろう。

しかし、勤めて1〜2か月経ったあたりから「あの。ご相談があるんですけど。」としょっちゅう話しかけて来るようになった。相変わらず単調な声音だったけれど、その相談内容というのが毎回興味津々なことばかり。

「○○さんの背中の褥瘡についてなんですけど、こういったものを作りたいと思うんですけどどうでしょうか?」とか、「介護ではこの時間に起こして、この人の場合はこの時間に排泄に入っているんですけど、この時間帯にもう一回増やした方が良いでしょうか?」とか「●●さんの臀部がこんなふうになっているんですが・・」とか。

それまでの看護業務を覚えるのも必死だったのだけど、覚えれば覚えるほど、ここは間違っている、ここはこうして行かなければならない・・・と課題が山ほど出て来ていた時期で、実際今もそれは続いているのだが、その傍らでkyoneちゃんはその周辺の介護職員数人の情報提供が無かったら、もっと状況が分からなかったことだろう。

しかも、訊いてくれることが、まさしくこれまでの経験や知識、またある時は新しいアイディアを生かさせてくれる内容ばかりだった。

そして月日が流れた。

今も私は私でkyoneちゃんはkyoneちゃんだが互いに突っ込み合って笑うことが多くなった。「はじめは優しかったし礼儀正しかったのに、なんでそういうひどいこと言うようになったの。」と。

そして後から分かったことだけど、うちの娘たちくらいかそれよりもう少し上なのかな?と思っていたのだが、30代後半で既に子育て中だったということ。

なんだよ、言うこときいて損したよ。と言うのも、私は若い女の子でちょっと毒舌な子を見るとすぐに娘たちを投影してしまって、気が付いたら笑顔にしようとしてしまうし期待に応ようとしてしまうから。

しかし結局年齢が分かった今でも挨拶しているときの表情一つで「何、何、どうした?何が不満なの?」となってしまう。

時にIさんとキャッチボールをやるようになってから発覚したことだったのだけど、皆口々にソフトボールをやっていたとか野球をやっていたとか。kyoneちゃんもそのうちの一人だった。

細っこいのに。。。そうは見えないね。

「尾崎さんこそ。」

いや、私はそういう部活はやったことないですよ。遊びでやっていただけ。

「その割にはなかなかだけど。」

そんな軽口を叩いている折、kyoneちゃんが昼休みに外に出て来た。体調不良のK姉さんのグローブを借りて。

おお、来たか。

午前中に入浴場でIさんに会った際「この間はどうも。」なんて話をしていて「あの翌日にバットを買いましたよ。でも、重いやつを売ってくれなかった。だから重りでも買うか。」と言うといつも静かなIさんが珍しく爆笑していて。

「尾崎さん、あたしは通販でこういうバッティングの器械を買おうかと思って昨日必死で探していました。」と言う。

すると、常日頃、何事にも無関心という感じのkyoneちゃんがカーテンの向こうから入浴介助用のエプロンをつけたまま出て来て「二人で何話してるんですか?!」と言う。お、居たのか。今日はお風呂係だったのか。

その会話を聴いていた後、私が看護業務に戻った後、Iさんから詳細を聴いて「あたしも昼休み、キャッチボール行く。」ということでやって来てくれたらしい。

もっとも職種が違うので昼休みの重なり具合が少ししかないのだが。

その少しの時間で「やばい。楽しい。」と無表情でつぶやきつつキャッチボールをしていたkyoneちゃん。

それから忙しく仕事をしていての夕方頃、後ろから「尾崎さん!」と声がする。

あ、kyoneちゃん。お風呂、全員入れ終わったんだ。

「あたしもグローブ持って来ますよ。」

忙しくて、ハハハと笑うだけで振り返って表情を見る暇もなかったのだけど。

意外だなあ、楽しいなあと思った。

Iさんは「明日居ます?それとも休み?」と訊いて来る。「あたし、今週だけ、明後日が休みで明日が出なんですよ。だから、明日できますかね?(キャッチボール)」。

ああ・・・明日は恐怖の往診日第三回目なのだ。昼休みが取れそうにない。

なんて悲しいんだ。

でも良いだろう。また今度出来る日まで体力を温存して仕事をきちんと終わらせるようにしておこう。

人というのは不思議だ。

出会い立ての頃、一番不愛想だった者同志がキャッチボールなんてしながら真面目に深い話をするようになったり、互いに毒をはいて突っ込みをいれるようになっている。

何にも知らないしあえて訊かないのに気が付いたらぽつりぽつりと自分の話をしたり、自然に互いを知るようになっている。

考えてみればいつもそうか。

出会い立ての頃、ぐいぐいずかずか色々訊いて来たり、訊いても居ないことを説明して来たり、ペラペラ喋りかけて来る人よりも、そして、何もしなくともそういう人たちとの縁が深くなる。

そういう人たちの方が相手や周りをよく観ているせいかも知れない。言葉よりも行動を見て何かを互いに感じ取っているらしい。

見る人が見ないと分からないKちゃんの「やばい。楽しい。」というかすかにウキウキとした顔やIさんの機嫌の良い静かな笑いや。

相反してパン!と音がする強い球。

これは確かにやばいわ。

仕事のメリハリにもつながっている。

取り損ねた球をすぐに取りに走るような、あきらめない心に通じている。
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2017年04月17日

桜の花びらとギターのピック

事務のK姉さんが「三人でバッティングセンター行こうよ。」と言った時、私とIさんは「そ、そうですね。」と生返事だった。

おそらく私と同じくIさんもそういうの大好きなのだけど、いったいいつ行けるんだ?という気持ちや、つい最近親しくなったばかりの相手とプライベートの時間を過ごすのか?という思いなどがあったんじゃないかな。

しかし、その生返事に対して日にちをおいて3プッシュ、4プッシュとされるうちにIさんが「じゃ、行こうか?」となった。

その上、三者三様の職種が違う上での勤務表を照らし合わせ、K姉さんが「尾崎さんはここでの仕事の日は疲れるから飲みにも行きたくないって言ってたよね?じゃ、尾崎さんが休みの日にしよう。」と仰り、Iさんは、「O駅にあるバッティングセンターに行こうと思ったけど、立川にも店舗があるから立川に行こう。」と仰る。

何と言う気遣いの人たち。O駅ならバスで10分くらいなのに。

勤務の日でも行くし、O駅の方でも大丈夫だと主張したのだけど、心配そうになさるので「じゃ、両方行きましょう。まずは近隣のO駅の方で!」ということで話が決まった。

しかし、「楽しみだわ!」とK姉さんが一番喜んでくださっていたのに、何と当日になって発熱と体調不良で休んでいらっしゃったので、あららら!

心配は心配なのだけど、Iさんと笑ってしまったのだ。あのはしゃぎぶりと寝込むという対比。

そして、わずか数十分とは言えキャッチボールがハード過ぎて弱ってしまったんじゃないか?という予想。

今度から「はい、休んで。」とマネージメントしなきゃね。と笑うのだけど、私もIさんも取りやめにする気が全く無くて二人で仕事帰りに行くことになった。無言だけど。

自転車で通勤なさっているIさんに「私、バスで追いかけますから先に行っていて下さいよ。」と言ったのだけど「O駅までブラブラ歩いて行きませんか?嫌なら良いけど。」と言われる。

嫌なものか。

それで自転車を引っ張っているIさんと桜絨毯の住宅街をゆっくり歩いてO駅まで散歩した。

何だか、「歩くの、早くありませんか?早かったら言って下さいね。」とぽつんと一言言ったり、必ず車道側を歩いたりと、何だか凄く優しい。ってか、それ、女の優しさとちと違うような。

駅についてお薦めの巻きタバコの材料と巻く器械を買って、「巻紙はプレゼントする。持って来たから買わなくて良い。」と言ってくれたり。

それから目的のバッティングセンターに行ってIさんのスゥイングを見て、やっぱすげーなーと思う。

しかし、二人とも何十年かぶりだったのですぐに手が痛くなる。一番遅い80キロの球より100キロの方がよく当たった。

いい加減疲れたあと、エアー何とかというゲームがあったので「懐かしい!これやろうよ。」ということで興じる。めっちゃ怖いほどムキになっていたけれど、唯一Iさんに勝てたゲームとなった。

ベンチに座って「いててて。」と手を押さえる私たちだったが、「・・・・。もう1ゲーム振ろうか。」ということでまたバッティング。

それから少し夜の街をふらふらして飲み屋さんに入って三杯ほど飲みつつ色々な話をした。

この駅まで来る途中歩きながら「休みの日は何やってるんですか?」と言われたので自然に「心理カウンセラーなんですよ。あんまり休まないんです、私。」と話していたのだけど、そのせいか、Iさんが珍しくホーム以外での仕事の話を饒舌に語ってくれた。

そしてかつて夢見ていたことが叶わなかったことや、それでもそれを福祉に生かしている話や。

好きな音楽や映画は不思議とシンクロして盛り上がった。

おもむろにギターのピックを「これ、あげるよ。」と下さった。

「わー、これ、Iさんが使っていたやつ?」と訊いたら「いや、新しいやつ。」と言われたので「使ったやつを下さい。」とずうずうしく言ったところ、少し笑って「じゃあ、はい。使い古したやつ。」と言って二つともくれた。お気に入りのやつだったろうに。

飲んでいるときから駅までの帰り道、Iさんがホーム以外で接している方々の話を聴いた。

「皆、あの方々のことを何も分からないとか言葉を持たないって言っているけど、言葉を持っているんです。誰も信じてくれないけど。」と私の掌を引き寄せて指文字を書いてくれた。「こうやって、ちゃんと意志を伝えているの。でも、誰にでもは言わない。分かって欲しいけど、誰にでもは言わない。信じてくれる人はいないけど。」

夜の街を歩きながら思わず泣きそうになった。信じるも何も絶対そうだもの。

もったいなくてべらべらは喋れないからいつも寡黙なのか。

大切なライブの日時を教えてくれて、そして大切な本をくれると言ってくれた。

それと同時進行でバッティングやキャッチボールについて「課題が浮き彫りになりましたね。」と笑い合っていた。

「私には心理カウンセリングとか分からない世界だなあ。」

全然良いですよ。分からなくて。私もIさんの世界に感動するけれど、自分には出来ないことだもの。

とは言いつつも、自分では使うことも出来ないピック二枚を大切な宝物だと感じて握りしめた。
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2017年04月16日

青空

事務所まで夫が送ってくれる道すがら少し寄り道をしたのだが。

寄り道と言っても偶然その道を歩いて出くわしただけ。

車内からフロントガラスに映る街の光景を目にしていたときから思っていたのだけど、ピンク色の雪のように無数に降りしきる桜の花びらが美しくて美しくて。

そして至るところのアスファルトに敷き詰められた桜の花びらの絨毯が美しくて美しくて。

少し強めの風が吹けば地面から渦を作って舞い上がり、そしてまたひらひらと落ちて行く。

今年は結果的に桜が咲いている時期が長くなった。

実はこの葉桜になりかけの光景が一番好きだったりする。

柔らかに太陽が照らしているこの世界はまるで地上の天国みたいに美しくてため息が出るほどだったので写真か動画に収めようとしたのだけど。

ダメだね。肉眼で見るのと全然違う。

だから心に写し込むことにした。

*******

メールカウンセリングを返信できないうちに電話カウンセリングを受けることになって申し訳ないなあと思いつつのセッション。

またある人などは返信できていないうちに面談を三回も四回もやっていたりとか。

なのだけど崩せない順番。そして少々の息抜き。

力を入れると余計に遅くなってしまのでコツコツと行こう。

******

先日のヒプノトレーニングの会も今日の電話カウンセリングにおいてもふと考えさせられる。自己肯定感と独りよがりの差。

あくまであらゆる文献やマニュアルに目を通したりそれに触れたりしてみた後の話だけれど。

知識を入れたら、さっと捨てるか取っ払うことも大事。

そして直に口に出した言葉は「私はあんまり自分のこと好きじゃねーなー。」ということ。

ごく自然に見つめていると、「へー、こんなところでこんな感じ方をするんだ。」とか「こういうことが嫌いでこういうことが好きなんだ。」と普通に見える。

変わったやつだなあと思うこともある。

こういうところは凄く単純でこういうところが凄く複雑なのかあ・・・と知れば知るほど発見がある。

よくものの本には”自分を好きになりなさい。”と書いてある。

それはもちろんここに書いてあるような意味で書かれたわけじゃないものがあると思うが、やみくもにその言葉を繰り返す世の風潮には落とし穴があるなと現実の臨床では思う。

ある意味、鬱やその他のメンタル的不調をきたす人の多くは自分のことが大好きだから。

自分が好きだからやり方をあれこれ理由をつけて崩そうとはしないし、あらゆる人に意見を求めたり説明してアドバイスを受けたとしても「それは分かっているけど」と”はいでもゲーム”を続けている。

自分が好きだから、自分が関心があることや気にしていることを他人が気にしないと激しい孤独や怒りを覚える。

自分が興味のないものに惹かれている人を見ればけなす。

あまり他人のことは考えない。気にするのが他人にどう思われているかどうかということくらい。

その場合は、この世に自分と他人しか存在しないという思いこみが出来上がっている。一言で他の人と言っても何億もいるのだけど、自分対大勢という雑な見方しかしない。

その人が丁寧に関心を持つのはあくまで自分だけだから。

それは心理学でいう自分を見つめるという作業とはずいぶん違う気がする。

そこで思いやりという概念が登場する。

もしも他者も自分と同じように色んなことを恐れ、色んなことに悩み、それでも生きているのだとしたら?

そんなのそうに決まっているじゃないか、人間なんだから・・・と通常は思うものだけど、何故だかその人たちは違う。「いや、あの人はこれこれしかじかだから恵まれている。自分とは違う。」という見方をするんだよね。

自分は唯一無二のものだと思うが、他者もそうだろう。逆に言うとどんなに優れた人でも自分一人では何もできない。幸せにも不幸にもなることが出来ない。

だから他者のご機嫌を窺うのではなくて、他者から学ぶというのはキラキラしたギフトなのだと思う。

人は人と関わるときが一番手っ取り早く成長する。

なんてことを葉桜の季節に思う。
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2017年04月15日

彼女が寡黙な理由を知った夜

屋上での昼休み、柔らかいおもちゃのボールでIさんとキャッチボールを気ままにやったのは一度切り。

グローブを持って来るようになってからもそのまま屋上でやろうと思っていた。

何せIさんが上手いので相手がどんなに下手でも取り損じることがない。それはキャッチャーという名のゴールキーパーと言った方が良いほどで。

そこに事務のK姉さんが参加することになった際「屋上では怖いから無理。地上で、施設の駐車場でやろう。」と。

確かに屋上よりずっと広いし良いかも。

と思ったが昼ごはんを食べたあと、何せ喫煙所も兼ねている屋上でとりあえずIさんと一服している際「かったりーなー。」とIさんが言った。

あれ?!と思った。

私もそう少々そう思っていた。屋上から地上に降りて喫煙できない場所へ行くのが。

K姉さんはまだIさんのキャッチボールを見たことがないから屋上が怖いんだろうな、大丈夫なのになあーとかツラツラ思っていたのだが、それは言ってはいけないことだと思っていた。

それをあんまり簡単に言うものだからビックリしてしまった。

でも、まあ、広いところも楽しいでしょうから行きましょうということで半分は車の通りが少ない道路、もう半分くらいのスペースは施設の敷地内という状況で三人で始まったキャッチボール。

結果、屋上よりも怖かった。

K姉さんはパワフルで肩が強いがコントロールが。。。。

だが、やがて、そのK姉さんのその剛速球とコントロールの無さが私たちを鍛えることとなった。

最近はゲッツーの練習が始まったりしている。

とは言うものの、K姉さんは気を使っているのか本当に疲れてしまうのか分からないがすぐに休憩する。

そこがまたK姉さんの面白いところ。

で、結果、Iさんと私とで二人でやることが最も多い。

身体が出来上がっているはずのIさんが「なんか、私たち基本を固めてうまくなってるよね。さすがにここが痛いわ。」と言う。

確かに。基本ね、基本。

オペ室ナースで言うと盲腸のオペを何度もやっているみたい。

最初の2回目くらいは身体を動かした後の独特な筋肉痛があったが今はもうほとんど無いし、気が付けば筋肉がついている。

たかだか数十分のキャッチボールでそんなになるもんかと思いきや、始めてから一か月も経っていないうちに身体に変化が。

仕事での変な身体の痛みは依然としてあるけどね。

Iさんの出勤日が隔日なもんで、結果48時間ごとにやっているってのが良いんじゃない?と言いつつボールを投げると「そうだね。」と返って来る。

仕事中は互いに敬語なのにこの時間だけは互いにため口。

それどころか、回を重ねるごとに仕事中の敬語がなおさら丁寧さを増した敬語になっていっていることに気が付いた。

相手はどうだか知らないけれど、私の方はおそらく知れば知るほどその凄さが分かって尊敬してしまうからおのずとそうなってしまっているらしい。

仕事中よそよそしいのにいつもグローブの袋をさげて昼休みの終わりに一緒のエレベーターで三階へあがり、屋上への階段を一緒に登り、そしてそこまで色々しゃべくって、一服した後にはそれぞれの部署へ帰る。

その様子がいつの間にか色んな人の目につくようになったせいか「Iさんと仲良いね。メールやラインでも話すの?」と訊かれたのだけど、「メルアドも電話番号も知らないし、ラインやっているかどうかも知らない。」と答える。

相手が不思議そうに色々尋ねて来るのだけど「それも知らない。何にも知らない。」と答える。

けれども、ある日、とある計画にて一緒にバッドを振り回した夜、ラインを交換することになった。

その日の夜は色んなことがあった。

色んなものを見て、色んなことに出会った。

街は桜のじゅうたんが至るところに積もっていた。
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2017年04月14日

仕事も遊びも真剣だし

週の初めの方の内科往診。というか週の初めに変わった新しいシステムの往診二回目。

先週の初回よりはましに終わった。

というのも、先週第一回目が終了した後の一週間が地獄で。

当日だけで疲れている場合ではなかった。

処方箋の訂正願いを山ほどファックスして分かって貰うべく勤めた。嫌われるけどね。

リーダーは嫌がるけれど横から何か叫びたくなる大御所様のお一人にも一週間通して昨日やっと真意が伝わった。

これこれしかじかで、こういう方法で行くつもりなんです、こうでもしなければ何も変わらないのだということを直接的な表現ではないけれど、触りだけ伝えた際、一瞬の「ああ、そうつもりなのか。そういうふうに考えていたのか。」という表情を見て”よし、伝わった。”と確信。

電話の横にはいつ折り返しの外線がかかって来て問い合わせられても良いようにファックス送信済みのコピーの山を置きっぱにしておいた。”これはここにあるものです。片づけないでください。”というメモを残して。

案の定問い合わせが何十回となくかかって来たのだけど必死で取った。

やがては私にしか分からないと思われて敬遠されていたことも一人二人と理解してくれるようになった。

そんな流れでの二週目だったせいか、来て下さったドクターも時間をほぼほぼ守って遅刻しないでくれたし、耳も開いていたし、その後処方箋の訂正も半分くらいに減った。

先の大御所様が「先週よりましだけど、まだ道半ばですね。」と呟くのを聴いたとき、「そう!」と心の中で叫んだ。そうなんです。そういう状況です。分かって貰えて嬉しい。道半ばってことが分かるということはどんな状況を目指しているのか?ということが分かるということだから。

いやあ、また痩せてもうた。

*********

週の初めの往診が終わっての翌日。Iさんの出勤日。

久々にきっちり取れる昼休み。

Iさんと誰かが屋上の上の方で話していて、私と大御所様は階段の下の方で一服しつつ談話していた。

するとIさんの相棒がタバコを消して立ち去った瞬間のこと。

「今日はやらないんですか?」とIさん。

私はいつでもやりたいですよ。でも、毎回やると決めるとIさんがうざいんじゃないか?と思って。(何せへたくそだからな。退屈させてしまう。)

「そんなのは全然気にしなくて良いです。」とキッパリ言われた。

じゃあ、外へ行こうということで久しぶりにキャッチボール。グローブも大分柔らかくなって来た。

「コントロール、またよくなりましたね。」

いつもいつも冷静で静かな声の調子を崩さず褒めてくれた。

バン!シュッ!バン!という音だけが響く中。距離が離れているのに、時々聞こえる静かな、ささやくほど静かな「ナイスボール。」という声。私のボールを取った瞬間に表情一つ変えないIさんがかすかに言うときがあるのだが、私はそれが嬉しくて。

そしてある瞬間、ボールを止めてグローブを自分の顔くらいの位置にあげてこちらへ向けて言うことには、「○○選手がPL学院に居た頃、後輩に投げさせるとき”俺はここに来たボールしか取らないよ。”って言ったんだって。」。

それだけ言ってグローブをその位置から動かさない。

「!!!!それはまるで私に必ずそこに投げろと言っているようなもの。いや、他ならない。」という気がしてビビった。

滅多に何かが怖いっていうのは無いが。凄い圧だった。

ところが何度投げてもちゃんとそこに行く。

投げる度にIさんが「すごい。ボールが吸い込まれるようにここに来る!!」とIさん的にはハイテンション気味になっている。

「すごい。見て、ほら!凄い!」と繰り返すのだが・・・・Iさんは私にヒプノをかけたことに自分で気が付いていない。

よく笑った昼休みだった。
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2017年04月13日

結局は何をしているのか?

一般のクライアントさんでも心理学を学んだカウンセラーさんでも共通するのは、しばしば他者との交流パターンについての話題。

もっとも、そこに辿り着くには、一般の方々でもカウンセラーであってもある程度自分の内面を見つめた人に限ってだけれど。

ただ一つ言えるのは、自分を見つめることを避けたりそこから逃げ続けている人ほど後味の悪いゲームに陥りやすい。

大抵の人はそのゲームに乗るので自分も他者も同様に嫌ーーな気分に浸ることの繰り返し。

嫌な気分を味わいたちのなら一人で味わっていれば良いのだけど、いかんせん自分を幸せに出来ないものだから、無意識レベルで他者にも嫌な気分を味わせたがる。まるで匂いのする泥をなすりつけるような交流で散らかりっぱなし。

やがては、ゲームそのものが交流の手段になってしまう。これまた無意識レベルで被害を広げる。

それを止めたいと思う人だけが自分からここへやって来る。

自分を見つめることはつらいことなのだと思い込んでいるので、そこを避けて来たのだろうけれど、実は自分を見つめないことの方が何万倍も辛いのに。ただただ散らかし続け傷つけ合い続けるだけなのに。

そこを何らかの方法で抜け出した人がこの世には沢山いるので、相手のやっていることが見えてしまう。だから、その沢山の人はゲームという泥を避ける。冷たいというよりはごく自然で健全なこと。

何故ならゲームをし続けてどんどん腐っていく人ストップの一助にもなることだから。”自分が”という思い上がりもないので、その一助が何万分の一だったらいいな。何千分の一だったらもっと嬉しいなと思うのがゲームを回避する人々。

表向きに理由、大義名分は人それぞれいくらでも出て来る。

でも、自分が今何をしているのか?

それを見つめることに時間を割くのは、とても価値あることなのだと思う。

”思考に気をつけなさい

それはいつか言葉になるから

言葉に気をつけなさい

それはいつか行動になるから

行動に気をつけなさい

それはいつか習慣になるから

習慣に気をつけなさい
それはいつか性格になるから

性格に気をつけなさい

それはいつか運命になるから”

マザーテレサ


全ては自分が作っている。
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2017年04月11日

大地を踏み空を見上げ河を愛でて光を抱く人

ある人からとある状況を聴いて最初は見当違いな危惧をした。

それから少しだけ経った時、「ああ、こうかも知れない。」と思った。

思うよりもずっと自然なことだったのかも知れない。

何が原因とかそういうことじゃなくて、いや、それを考えるのはもちろん大事なことなのだけど、その人の研ぎ澄まされた人生に余計なものは要らないのだなということ。

必要なことを必要なだけ。そして必要な場所に必要なだけ行き、会う事は必要な人に必要なだけ会うということが大切なのだろう。

どうやって研磨されたのか?というと、その人が背負って来た環境や人生そのものでもあるが、それだけではない。

彼女がそれらときちんと向き合って来たからこそ出来た今の心身なのだ。

心や頭が分からないときには身体がサインをくれるのだろうし、身体だけが走り出したとしても、心が嫌な場合は必ず余計なことを余分な分だけ止めてくれるのだろう。

そんな折、とある日の教育分析でスーパーバイズ的な相談を受けて、興味深く彼女のセッション内容について一緒に考えた。必要な体験をなさってしっかり考えていらした。

「そうだよね。そうなんだよね。」と自分も体験したことがあるパターンや、その時に感じた自分の思いなどもあり、”ああ、こういう話が出来るようになって嬉しいなあ。互いに分かる部分、重なる部分が増えて嬉しいなあ。”と静かな感激すら感じた。

沢山話して、そしてとあることを待っていたが、「そうかあ、言い出さないかあ・・・」と思ってしばらく待つことにしたのだけど。

終盤になって、”いや、これ以上何かしらの気遣いをさせてしまうことになってはいかんなあ。”と思った。

多分だけど、お互い何かをハッキリさせたいタイプだし、逆に気を使い出したらキリがないタイプだと思うから。

なのでこちらから切り出してみた。

誤解されないように気を付けつつ思いを伝えてみた。

その研磨された輝きに憂いは似合わないから。

すると応えてくれたように感じたお返事。

一つのお付き合いのスタイルが終わった。

そして、これからもうんと自由でいて欲しい。

感覚というのは心身共に正直だ。

そして一つの時代を共に成長出来た時代の、例えばタイトルや方法が変わるだけ。

がしがしと歩いて、きちんと休んで。そんな彼女を信頼できることの喜びが全てに勝った。

ありがとう。

全てのことに。

大地を踏み空を見上げ河を愛でて光を抱く人。

自由で良いのだと知り、私にもその自由を教えてくれた人でもある。
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時代

種別で言えば猫と呼ばれる生き物が他界してしばらく後、傷心のその人と出会った。

それは一つの命。あまりに大切な存在だったことだろう。

その人を立川の事務所近くに連れて来たのはうちの次女だった。

初対面でいきなりうちの家族と焼き鳥を食べに行って、押しつけがましいうちの家族が薦める嫌いなレバーを食べて「初めて克服した。」と言っていたけれど。

思えば事務所近くの道っぱたで紹介されて同じ車にのりこんで杯交わして「私も心理学をやりたいんです。」って言ってこちらも「どうぞ、どうぞ。」とスタートするなんて不思議な縁だなと思う。

そして初めて事務所に来てくれた日、白ちゃんを見て「抱っこしても良いですか?」と。

私も白ちゃんについてはよく分からないことが沢山あった時期だったけれど「どうやら、抱っこは好きみたいですよ。」とお返事した。まだまだ野良色の濃い当時の白ちゃんはこれまた初対面でその人に抱っこされて心地よさそうだった。

それから色んなことがあった。喜怒哀楽いっぱいの旅。

とても素敵な歴史となった。

それはそれは人間らしい旅。

後から考えると何故分かったのだろう?何故そうしようと思ったのだろう?ということは沢山あるが、しょっぱなからゲシュタルトを使った。

まだまだ未熟だったけれど、緊急性を要することなのだろうと何故分かったのか。

それはその人の発信力によるところが大きかった。

まだまだ私もその人も白ちゃんも表現が発達していなかったが、多分同時に育って来た数年間だった。

そう、私もその人に育てられた。

時折・・、そう、季節柄、その歴史がこちらにとっても如何に大切なものか?というのをその人に忘れさせてしまうような穴にはまってしまうこともある。

積み重ねられた信頼。

そうか、そうか。と最近の場面を思い出す。

同じくカウンセラー仲間のBちゃんが、彼女もまた育ち切った感がある昨今だというのに、「怒っている。そんなことは思わなくて良い。」ということを表現したのだけど。

それは信頼に関連することだったのかも知れない。

そうか、そうか。

色んなことが起こって、皆育って来た。

新しい景色を見た。

景色が移り変わっていくというのもあるし、自分たちが位置を変えるというのもある。

とても人間臭い歴史で、とても面白いと思うのだけど、こうして思い返してみると、それは万華鏡を覗いているかのように美しい。

万華鏡の中でも複雑な作りで二度と同じ模様を作ることはないはずの代物だけど、あら、不思議。時折かなりの確率でまた同じ絵柄が現れる。

これからもそれは回り続ける。大きな笑い声と共に。

「〇〇△●×□・・・下さい!」と真隣で発言したその人の魂を、そしてそれに投影を起こして共感して絶句し感動した人々のあの時の表情もずっと忘れないことだろう。

人は自分をさらけ出したときが一番かっこいい。一番可愛い。

何故だかかっこよくあろうとか、可愛く見られよう思っている人とは裏腹に。

そんな日の夕方。

昔と同じくリフレやマッサージをして貰った。

暖かな手だった。レイキと共に。心と共に。
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2017年04月10日

ナチュラルがそれか

ヒプノセラピスト養成講座のロールプレイ。

ここ数回そうであるように今回も被験者。というよりも本物のクライアント役をさせていただく。

事前面談・臨床面談で出すエピソードは本題と深く関係があるけれど本セッションをやるとまた違った要素が多分に見えて来るもので。

これも彼女の力量なのだけど、ずっと忘れていた光景が見えて来た。瞼の裏側なのか脳の中なのか、とにかく3D状態で広がった。

それはシンと静かな、誰も居ない剣道場だった。

かと言って、そこはまったく無機質な場所ではなく、防具や竹刀が数多く並べられていて一着一着に人の闘志や迷いや恐れや涙や笑いや喜びが染みついている。

当時は「臭いなあ、夏は特に!」と思っていたのに、美しい場所だなあと目の前で見ている。

そう、誰も居ないのではなく、手入れされた道具も、ピカピカに磨かれた床も、全てに人が宿っている。

そしてあの掛け軸が見える。毛筆で”大鷹の小雀を狙う心かな”と書かれてある。久しぶりに思い出したというよりは、久しぶりに観たなあという感じ。

自分は強いのだと信じる大鷹のように、けれども小雀をなめておごったりしない注意深さや敬意や。

逆に小雀が大鷹を真剣に交わすことも同じ意味。

その時、目の前に白い道着に完璧な防具を付けた人が現れた。明らかに正眼の構えで竹刀を前に向けている。

背が高い。

誰だろう?

戦いたくなってワクワクするのと同時に見つめていたくもなった。この人は強い。

考えようとしているうちに次の誘導が来た。

私は、その質問に対してお母さんは要らない。会わない。そう答えている。

じゃあ、誰に会いたい?〇さんに会いたい?と訊かれたとき、”うーん、会いたいような、会いたくないような。分からない。”と答えて次の場面に行く。

長い長い時間が経ったようで、短い時間だった。

この時、先の覚醒時に出したエピソードと全く違う出来事だけど、ああ、なるほど、同じなんだとヒントがつかめた気がした。

唐突な覚醒。

今ここに戻る。

というよりは、無意識の中に落ちていたときにも、それはあきらかに今ここの出来事だったのだけど。

良いものを見せていただいたなーと思う。

そこは(剣道場は)恐ろしく騒がしくもなる。でも、いつも静かで、しかし、イキイキとした凛とした静寂に戻る。

整えて次の段階に行く。

そこは象徴に過ぎない。ただし、象徴に使われる場所や人物や光景や匂い。一つの象徴の中に全てがある。

分からないことも多々あり、現実も訳の分からない部分も沢山ある。これはいったいどこに、どうやって終着するのだろう?ということも。

そんな時には、やるべきことをやって、後は流れに任せる。

あたかもそこで正座・・・いや、あぐらだな。あぐらをかいて瞑想しているかのように。

そのロールプレイから覚めた直後、カウンセラー役の彼女が私の様子を観て「いやあ、なんか、憮然としていた。生き物だなあ。思い通りにならないね。」と。

私ももうちょっと可愛いインナーチャイルドの一人や二人が出て来るのかと思っていたので意外。わけが分からない。

でも、それを施す側によって、かなりの奥のものが引き出されるのは確か。

本当に良い体験だった。ありがとうね。
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2017年04月09日

歴史

なんか、また記事がアップされてなかったみたいーー。ごめんなさい。お知らせありがとうございます。

*******

で、昨日だったかな。ウェブメールが開けないわ、初期化されませんでした!等のメッセージが来るけど、放っておこう!と言っていた話。

良かった。やることやってからだけど、放置していたら今日治っていた。

******

7年くらい前かな。その人に出会ったのは。

短いような長い年月。

あっという間だったけれど、やはり密度の濃い時代を過ごして来たのだと思う。

一番最初はレイキヒーリングも込みだったのだと思う。色々話しつつ手を当てていた。

そしてその人は「いつか心理学を学びたい」とか「カウンセラーになりたい」とか仰っていた。

いくらプライベートなお話しを先に聴かせて貰った後とは言え、まだまだ何も知らないはずなのに「いいね。」と答えた。

原石は最初から原石であったり、でも、時々「いや、違うんじゃないかな?」と思う人がコースの最中にガラッと化けることもあるので何とも言えないが。

「私、カウンセラーになれって言われるんです。得意なんです。向いているんです。」と嬉しそうに言う人の大半は歪んだ思い込みにはまっていて、大抵喋るだけの人・人の時間を奪う人に過ぎなかったりするのだけど、そんな人々もやがては色んな形で悟っていく。

それはさておき、その人は多分原石だった。そして今も研磨中。

一番最初の頃に依存症のことやトラウマのことなどを話されていて、私はそのまーんまに受け取るのみの傾向が強い時代だったので「そうなのね。」と思っていたのだけど、何度も聴いて来た数年間の後、「違うんじゃん?ただ、普通の人間が持つ感情を持っていただけ。」と言うことが分かった。

ただ教育や環境によって普通のことでさえ禁止令の一部になってしまうと抑圧作業で圧縮されて、一部の思いや興味が強くなってしまっていたというだけで。

その方がその先へ進みたいという決意と共に新しいバイトの話をしてくれた。(ちなみにこの日他のカウンセラーさんも新しいお仕事のことを話してくれた。)

皆ワクワクだなあと思う。

辛いことも嬉しいこともある。

何をやっていてもある。

そんな中で自分が好きだなーと思うことが出来るのが一番だと思う。

もちろん好きなだけじゃダメなときもあるけれど、好きなことをやってみるってやっぱり素敵なこと。

人は自分の中の子供の声に従うと、不思議なことに成長して大人になる。
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2017年04月07日

良い話と悪い話

数年前、たった一人のお馬鹿な人のために長年使っていた便利なメールソフトが使えなくなった。

もしかしたらその人がお馬鹿なのではなくてその人を操作している方がお馬鹿な支配をしているせいかも知れなかったが。

でも、ニコニコ笑って言う通りにしている方も支配している方も両方お馬鹿なのか。

それはそれでいいかとそれを機にWebメールを使うようになっていたのだけど、今日突然画面が起動しなくなって、どうやらキャッシュをクリアすれば良いとのことらしい。

それでインターネットオプションから叱るべき方法をとって削除をクリックしたのだけど、それでもやはり表示されない。それどころかPCを再起動させても「削除できませんでした」というメッセージが出て来る。とほほ。

メールカウンセリング進めようと思ったのになー。

自分が何か変わったことをやらなくても外部が何かを変えてしまうことがある。

そういったことは本当に面倒だなあと思う。

何だか情報や時間のスピードが速くなるごとに、効率を悪くする出来事もふりかかって来るというこのジレンマ。

こんなときは。。。。ええ、やることやったのでしばらく放っておこう。ジタバタせずに。

******

一日中カウンセリングや教育分析やヒプノ講座をして過ごした一日。

やっぱり事務所で出会う人々は一人一人、星の一粒一粒が濃いなあー。

色んなことが起こった。

そして、全部真実だった。

ふるふると心が震える人の勇気。強さ。

胸がいっぱい、頭もいっぱい。

丁寧に受け入れて行きたい。

一日は、そして人生は、その時々で無意味に振り回されているような気がする出来事と、その真逆に自分にとってとても意味のある出来事や人々と、その両方で出来ている。
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今日も最後まで読んで下さってありがとうございました。あなたにとって良い一日でありますように。

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posted by かおる at 06:00| Comment(0) | アンガーマネージメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする