2017年04月11日

大地を踏み空を見上げ河を愛でて光を抱く人

ある人からとある状況を聴いて最初は見当違いな危惧をした。

それから少しだけ経った時、「ああ、こうかも知れない。」と思った。

思うよりもずっと自然なことだったのかも知れない。

何が原因とかそういうことじゃなくて、いや、それを考えるのはもちろん大事なことなのだけど、その人の研ぎ澄まされた人生に余計なものは要らないのだなということ。

必要なことを必要なだけ。そして必要な場所に必要なだけ行き、会う事は必要な人に必要なだけ会うということが大切なのだろう。

どうやって研磨されたのか?というと、その人が背負って来た環境や人生そのものでもあるが、それだけではない。

彼女がそれらときちんと向き合って来たからこそ出来た今の心身なのだ。

心や頭が分からないときには身体がサインをくれるのだろうし、身体だけが走り出したとしても、心が嫌な場合は必ず余計なことを余分な分だけ止めてくれるのだろう。

そんな折、とある日の教育分析でスーパーバイズ的な相談を受けて、興味深く彼女のセッション内容について一緒に考えた。必要な体験をなさってしっかり考えていらした。

「そうだよね。そうなんだよね。」と自分も体験したことがあるパターンや、その時に感じた自分の思いなどもあり、”ああ、こういう話が出来るようになって嬉しいなあ。互いに分かる部分、重なる部分が増えて嬉しいなあ。”と静かな感激すら感じた。

沢山話して、そしてとあることを待っていたが、「そうかあ、言い出さないかあ・・・」と思ってしばらく待つことにしたのだけど。

終盤になって、”いや、これ以上何かしらの気遣いをさせてしまうことになってはいかんなあ。”と思った。

多分だけど、お互い何かをハッキリさせたいタイプだし、逆に気を使い出したらキリがないタイプだと思うから。

なのでこちらから切り出してみた。

誤解されないように気を付けつつ思いを伝えてみた。

その研磨された輝きに憂いは似合わないから。

すると応えてくれたように感じたお返事。

一つのお付き合いのスタイルが終わった。

そして、これからもうんと自由でいて欲しい。

感覚というのは心身共に正直だ。

そして一つの時代を共に成長出来た時代の、例えばタイトルや方法が変わるだけ。

がしがしと歩いて、きちんと休んで。そんな彼女を信頼できることの喜びが全てに勝った。

ありがとう。

全てのことに。

大地を踏み空を見上げ河を愛でて光を抱く人。

自由で良いのだと知り、私にもその自由を教えてくれた人でもある。
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今日も最後まで読んで下さってありがとうございました。あなたにとって良い一日でありますように。

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posted by かおる at 06:00| Comment(0) | 恋愛・友情・仲間とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

時代

種別で言えば猫と呼ばれる生き物が他界してしばらく後、傷心のその人と出会った。

それは一つの命。あまりに大切な存在だったことだろう。

その人を立川の事務所近くに連れて来たのはうちの次女だった。

初対面でいきなりうちの家族と焼き鳥を食べに行って、押しつけがましいうちの家族が薦める嫌いなレバーを食べて「初めて克服した。」と言っていたけれど。

思えば事務所近くの道っぱたで紹介されて同じ車にのりこんで杯交わして「私も心理学をやりたいんです。」って言ってこちらも「どうぞ、どうぞ。」とスタートするなんて不思議な縁だなと思う。

そして初めて事務所に来てくれた日、白ちゃんを見て「抱っこしても良いですか?」と。

私も白ちゃんについてはよく分からないことが沢山あった時期だったけれど「どうやら、抱っこは好きみたいですよ。」とお返事した。まだまだ野良色の濃い当時の白ちゃんはこれまた初対面でその人に抱っこされて心地よさそうだった。

それから色んなことがあった。喜怒哀楽いっぱいの旅。

とても素敵な歴史となった。

それはそれは人間らしい旅。

後から考えると何故分かったのだろう?何故そうしようと思ったのだろう?ということは沢山あるが、しょっぱなからゲシュタルトを使った。

まだまだ未熟だったけれど、緊急性を要することなのだろうと何故分かったのか。

それはその人の発信力によるところが大きかった。

まだまだ私もその人も白ちゃんも表現が発達していなかったが、多分同時に育って来た数年間だった。

そう、私もその人に育てられた。

時折・・、そう、季節柄、その歴史がこちらにとっても如何に大切なものか?というのをその人に忘れさせてしまうような穴にはまってしまうこともある。

積み重ねられた信頼。

そうか、そうか。と最近の場面を思い出す。

同じくカウンセラー仲間のBちゃんが、彼女もまた育ち切った感がある昨今だというのに、「怒っている。そんなことは思わなくて良い。」ということを表現したのだけど。

それは信頼に関連することだったのかも知れない。

そうか、そうか。

色んなことが起こって、皆育って来た。

新しい景色を見た。

景色が移り変わっていくというのもあるし、自分たちが位置を変えるというのもある。

とても人間臭い歴史で、とても面白いと思うのだけど、こうして思い返してみると、それは万華鏡を覗いているかのように美しい。

万華鏡の中でも複雑な作りで二度と同じ模様を作ることはないはずの代物だけど、あら、不思議。時折かなりの確率でまた同じ絵柄が現れる。

これからもそれは回り続ける。大きな笑い声と共に。

「〇〇△●×□・・・下さい!」と真隣で発言したその人の魂を、そしてそれに投影を起こして共感して絶句し感動した人々のあの時の表情もずっと忘れないことだろう。

人は自分をさらけ出したときが一番かっこいい。一番可愛い。

何故だかかっこよくあろうとか、可愛く見られよう思っている人とは裏腹に。

そんな日の夕方。

昔と同じくリフレやマッサージをして貰った。

暖かな手だった。レイキと共に。心と共に。
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