2017年05月11日

ナイスボール&ナイスキャッチ

ホームと契約して5ヶ月が経った。無我夢中だった。

PCの中は電カル開いても看護関連の様々なリストを開いても直さなければならないことがいっぱい。そしてそれは現実の業務や意識のあり方にも比例している。

まるでゴミ屋敷のようでキリがない。

自分の部屋は散らかしたり放置していたりすることが多い私だが、公共の場をこんなふうにしていることが信じられる。というのは人間という生き物相手の仕事なのにというところがあるからなおさらだった。

それをいちいち言うよりもとにかく片付けて行かなければと思うのだが、よくもこんなに古いものを溜め込んでいたものだと、捨てる作業もまた多し。

使わないものを溜め込んでは「掃除、掃除。掃除は大切。」とどったんばったんしている現実の様と同じ。

傾聴力ゼロって恐ろしい。

これでも大分良くなったそうで、私が来る前の2年半、いくら貫禄があっても若い女性課長が苦労して来たそうだ。そりゃ血圧あがるし喘息も起こすわ。

段々近しくなっていく介護の方々の一人に「疲れてますね。」と言われる日々。

そりゃ疲れるんだわ。

が、段々と少しづつ力を抜くことが出来て来た。

それは業務が楽になったわけでも、楽になるほど片付いて来たからでもない。

単に、”向かって行ったら見えてきた。明瞭になって来た。”からという理由に過ぎない。

私は分からないことを誤魔化して暗闇を「怖い、怖い。」と逃げ回ることほど怖いことはないと思う。明瞭にするということが浄化。

そして浄化がゴールなのじゃなくて、浄化してゼロの地点になってから初めて自分の役割や使命が始まるわけで。

誤魔化しと空っぽのプライドで占められた人の話を懸命に傾聴しようとして来たが、うーん、分野にもよるし相手にもよるが、特に仕事内容に関しては聴くばかりでは拉致があかない。

話を聴く気がない人の話は、どこまで聴いても、いくら時間と体力を使っても同じ話だ。

元々は小デブの私がうっかり痩せすぎた。

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よそよそしく見えるほどそれぞれの仕事をしていたK姉さんとIさんと私。経理と入浴と看護。

昼休みにキャッチボールをしつつ爆笑している際にはため口になる。

それにしても、最初のうちいつも肩慣らしのために至近距離でのキャッチボールから始めるのだが、こんな短い距離でも伸びて来たり横揺れしたりする剛速球を軽く投げるIさん。

そして三角形の一番長い距離にある位置からやはり剛速球を投げて来るK姉さん。

パーン!という音がして掌が痺れる度に「ナイスボール!」と思わず笑ってしまうのだけど。

「キャッチが上手いんだよ。」と言う。

違うんだな、これが。

違うんですよ。

これをやっている位置が丁度事務所の窓の近くなので課長が窓がひょっこり顔を出す。

「車停まっている中でよく出来るね。大丈夫?」

大丈夫なんだな、これが。

「バトミントンとかにしたら?」

違うんですよ、それもまた。

ラケットが登場するとかえって危ないの。車に当たるわ、ほんと。

それにIさんが加わってのキャッチボールは絶対そういう事故が起こらないんだわ。硬球に変えてやっても大丈夫なくらいで。

ところが、私とK姉さんと二人きりがやると若干危ない。

はたまた私とkyoneちゃんとがやるときにはもっと危ない。

自分より上手な人とやると引っ張られて自分も上手になる。

が、下手な人とやると、これまた引っ張られてへたくそになってしまう。

これって何でもそうなのだと思う。

ところで世の中には優越感を感じたいがために自分より優れたものを持っている人を嫌ったり避けたりする人がいる。そういう人はかわいそうな人(と自分が勝手に思っている人なのだろうけど)が大好きだ。

それが過ぎると、誰かと親しくなりたいときに無理やり相手の困ったところや弱いところ、劣っているところを探し出そうとするようなおかしな自称優しい人になることだろう。

それが見つからないと怒りに任せて叩いてみたり批判してみたりで始末が悪い。

そういうタイプの人の場合は相手が弱い方がのびのびと出来るのだろう。

私はというと怖いくらい上手な剛速球やカーブの球ならかえって怖がらずに取れる。要するに投げるのが上手な人。強くても厳しくても思いやりがある。

その逆にくそボールは取れない。よく落としたりしてしまうくらいで。

はたまた例え取れたとしても、くそボールを投げて来る人に本気で自分の球を投げることも出来ない。

投げ方にも受け方にもその人が表れるというわけだ。

会話や人との交流はよくキャッチボールに例えられるけれど、まさにその通り。はたまた心理学、そして人生の法則に似ている。

やってこなかったことはへたくそに決まっている。そして投げ方や受け方を変えようとか、成長しようとか思わない限りは何も変わるはずがない。

年月が経つほどその累計には開きが出てあたりまえ。

やっぱりそんなへなちょこ球は取れないし、その人に思い切り投げることも出来ない。

信頼と不信感。それはとても単純な法則なのだろう。
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今日も最後まで読んで下さってありがとうございました。あなたにとって良い一日でありますように。

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posted by かおる at 06:00| Comment(0) | 格闘技とかスポーツとか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする