2017年06月06日

怠惰が重すぎる

精神科や内科の往診が立て込んでいて一日刻み。

でも、特に内科の方で診察依頼したい方々がいるのでその病院のドクターとナース二人のチームにいらしていただけるのが楽しみかつ助かる。

診察と薬の処方だけでも手ぇいっぱいなのに、短い間に色々な書類を書いて貰わなければならないことが悩みの種。

あと、細々とした習わしのようなものがあって、どう考えても不要な書類もあったりする。

新しいシステムになってから全く往診作業に加わって来ない一番年配の方の大御所様の方がこの習わしにこだわる。

不思議なことに人命に関わる作業をしているときほど「前からこの書類を書いて欲しいって言っているのに誰も先生に言ってくれないんですもの。あと、あの消毒薬の請求をしないともう残り少ないし、あの太さの吸引チューブの請求も誰もしてくれないし・・・etc」

何で自分でやらないんだろ?誰にも教えずやって来られたことなのでもうお一人の大御所様も知らないらしいことが多い。

それに吸引チューブは請求したけれど、細い号数のものだけを注文したのよね。誰があんなふっといチューブを使うねん。鼻血出るわ。自分があれで吸引されてみろ。

とは言うものの、いちいちやってちょうだいと言うのも面倒なのでやり方を教わろうとするのだが、どんなに耳を傾けても何を言っているのか分からない。

もう一人の大御所様が何も覚えられなかった理由がよく分かる。話があっちこっちに飛んでしまうし、長すぎる上に結論が出ない。

傾聴しない人の口上というのは、かくも混乱して分かりにくいものなのか。

何せいっそがしいもので、しかも、転倒して頭を打った人の受診先を探すべくあちらこちらに電話をかけていたときだったもので「ちょっと待って。ちょっと待っててください。」と繰り返す。

それが終わったからと言って暇なわけではないし次の仕事がつかえているのだが、いい加減ブツブツ言われているのが困るので一枚の紙を用意して、「はい。聴きます。じゃ、まずはその書類について。それはどこから発行されてここに来ますか?いつ何のために来て、どこへ提出されるものですか?そこを押さえてから、誰がどのページを書くとか順を追って教えて下さい。」

が、途中で愚痴やら昔話に流れてしまうので「それで、どこから来るんですか?対象者は?」と話しを何度も戻した。

やっと話を聴くことが出来て不明なことは多々あれど、大まかなことは分かった。で、こんな調子だからやり方を知る人が誰もいないので一両日中にマニュアルを作っておこう。

もうとにかく終始そんな感じ。

あとは、少しでも暇が出来れば要介護度やら既往歴やら様々なことが書いてある名簿を修正するようにしていたところ、本当に意味不明な記載があるので「なんで、ここにこんなことが書いてあるんですか?この時の状況ってどんなだったんですか?」と訊いてみると「知らないのよ。それ、沖縄から来た派遣さんにやって貰ったものだから。」

こんな調子で結局何十年も人様にやらせ続け、「わからない。やってくれていない。」を繰り返しているのだなあ。でも、いばりたいのね。

しかし、このままではいくら時を費やしても利用者様の傍へ行けないので、やっぱり自分の中での優先順位を決めて行こう。

一番大事なのは利用者様。そしてその具合や安全。

書類じゃないんだよな。

それを押さえつつ、面倒な書類の方も手をつけて行こう。

二度と無意味なゲームに時間を費やさなくても済むように。

しかし、それやっているからこういう人は自分の仕事が無くなるんだけどな。

仕事がないと言っている人の大半は依存度の大きさに比例する。

そうして気づいた張りぼての塔はどんなに去勢を張ってもグラグラしている。

周りで何がどう崩れても芯を大切にして行こう。

昔は、そんなふうに自らの塔を倒して、他人様が居る方向に崩れようとする人のそれをわざわざ支えようとしていたんだな。

疲れていたはずだ。

いちいち受け止めないと冷たい人扱いされるわけだが、人に覆いかぶさろうとする人、つまりは被害者の脚本を持った人ほど凶暴なことはない。

いやいや、あなたが一番凶暴で冷酷ですよ。

あなたが大事にしている体裁やプライド。私にとっては、それ、要りません。
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今日も最後まで読んで下さってありがとうございました。あなたにとって良い一日でありますように。

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posted by かおる at 06:00| Comment(0) | 看護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする