2016年12月20日

八百万神

仕事や忘年会など気忙しくしている年末の夜。

遠く西の空から素敵なお手紙が届いて涙する。

それはたまたまカウンセリングという現場で出会った一人の友達。

でも、もしもナースをやっていなかったら、もしもある時期の職場を退職して次の職場に移っていなかったら会えない人だったかも知れない。

その新しい病院へ移ったり、引っ越ししたりする間の一か月。ウェブにページを作らなかったら。

そのホームページに掲示板を設置しなかったら。ある時からそこで日記を書き始めなかったら。

色んな出来事があり心理学を始めなかったら。

そしてカウンセラーになる道を選ばなかったら、自分の事務所を持たなかったら、臆病になって人を受け入れなかったら・・・・と、数々の分岐点。

おそらくはそれと同じくらい彼女の方にも”もしも”の歴史が存在するのだろう。

とある本を開いたら”過去を祝福する”というアフォメーションが記されていた。

そう、決して祝福できるように思えなかったことも、嫌な出来事も、すべてに感謝をしたいなあと思う。

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今はもう一緒に働いていないメンバーなのに忘年会で楽しく過ごすことが出来る人たち。

「今度は何やってるの?」と訊かれる度に違うことを言うと突っ込まれた。

とは言っても、10年単位で何かを続けていて、その傍らに、キャリア的にひよこな仕事や勉強を選んでいるだけなのだけど。

ざっくり言うと職種が二つ。でも、その二つは繋がっている。それを飲みの場で説明する気はないのだけど、訊いてくれるので答える。

そして、何かを続けていると、その一つ一つの狭いはずの世界の奥に想像以上に広い世界や多くの出会いがあることも。

盛り上がっている最中、心配なことが。

でも、久しぶりに会った仲間が「もう昔ほど飲めなくて。」と言うのを聴いて内心ほっとしたりして。

あの頃みたいに飲めてたらどうしようかと思ったよ。もっと飲めとか言われなくて良かった良かった。

皆ほろ酔いで近況の合間に昔話をして爆笑する。

そんな楽しいひとときではあるものの、休みなしの狭間だったので疲れた。でも、本当に楽しかった。

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一通の手紙。

もしも、もしもあなたと一緒に働いていたら。

そんなふうにもしもがいくらでも出て来るのだけど。

本当はもしかしたら、そのすべてのもしもを取り外しても、きっとどこかで会っていた気がする。

日々を丁寧に重ねる敬愛すべき人。

色んな体験をしてきっと優しく熟成されてますます素敵になって行く人。

今はゆっくりして欲しい。

来年は私もゆっくりレターセットでも選びに行きたいな。

誠実で美しい文字だった。

”手紙って、手で書く、手から生まれた神様って意味なんだよ。ほら、すべてのものには神様が宿るって聞いたことあるだろう?手神。”

昔そういった患者さんが居たな。可愛いお婆ちゃんだった。

クリスマスという行事が生まれる宗教も素敵だけれど、”メリークリスマス”って言葉も素敵だけれど、一年中この国の八百万神(やおろずのかみ)にも挨拶したい。感謝したい。

一年中毎日、ありがとうと。
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今日も最後まで読んで下さってありがとうございました。あなたにとって良い一日でありますように。


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posted by かおる at 06:00| Comment(0) | 恋愛・友情・仲間とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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