2016年12月23日

底知れぬ何かの運河のプロセスを楽しむ

凄く惹きつけられる劇団があって、それを知ったのは、たまたまその劇団の一員の方が訪問入浴で同じナースをやっていたからだった。海外でも公演をして来たらしい。

確かにパリとかうけるんだろうな。凄く芸術的だもの。

そして、是非来て下さいねと仰って下さってからますます行く気満々だった今年の暮れ。

しかも、再三に渡ってラインを下さってチャンスが幾つかあったのに行けなかった。

ラインにも「行くね。」とすぐに返事をしたかったのだけど、こうなることを予想していたから軽々しく言えなかったのよね。

「もし来てくれたらあそこのところにお名前書いておいてね。」と言われてから無事に名前を書き残して来たいなーと思ったのだけど、ほんと、あれもこれもは出来ないね。かなり優先順位上の方だったのに体は一つ。

いつか黙−−って観に行って、ひそかに名前を残して来よう。

いくら劇団が存在しているからと言って、それは生ものだし、その瞬間は一つしかない。彼女も一人しかいない。そう思うと本当に惜しいことをしたと思うのだけど。

今一番観たいものはそれ。

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昨年の夏の終わりころだったか。玉置浩二さんのライブにこれも流れで大人数で行くこととなり、その会場で見つけた印象的なポスター。あれは”人間になりたかった猫”。

そして昨年も終盤になってから「行くんでしょ?あれ。行こうね。今からチケット取るね。プレゼントしよう。」と夫が言うまで忘れていたが、それを言い出したのが確か公演する月、12月に入ってからだったような。

無理だよ。今からなんて。だって劇団四季だよ。

「え?そんなものなのか?」と言う夫には笑えたが本当に必死で電話をかけていた。

結果取れず、次に言い出したことが「そうだ。四月のチケットなら取れるそうだから、ピザの会の上級コースの皆さんをご招待しよう。」ということだった。

その理由を聴くと、「だって、皆さんあんたより凄い人ばかりなんでしょ?凄いことを達成したんでしょ?それなのにトロフィーとか勲章とかないんでしょ?」と。

いや。。。おそらくは心に一つ本物を持った人はトロフィーだの勲章だの資格だのって欲しがらないと思うのですが・・・。それに皆も忙しいし、トレーニングの会とは別に集まって貰えないか?っていうのもどうかなー?

「いちおう話してみてよ。何かしたいじゃん。だって凄いでしょ、それ。目に見えないものだって言うなら目に見えないものを贈れば大丈夫でしょ?あ、見えるか。劇だもんね。でも、ずっと残る手編みどっさりとかでもないし金品でもないし・・・、重くないだろ、失礼にならんだろ、多分。」

あまりに熱く言ってくれるのを聴いて、意外だな、分かっていたんだということと、とても嬉しい気持ちを感じた。

そして上級の皆さんに話したら本当に行けることになった。

そんなわけですれすれ12月の公演はもちろんあきらめていたのだが、何とその話をK社長さんが聴いていてひそかに「俺が何とかしてやろう。」と思ったそうだ。(いやいやいや、いいのに。)その時は出来るかどうか分からないから黙っていたそうだけど。

そして数日後に何と12月すれすれの日付のチケットを二枚取ったからプレゼントすると仰る。えええ?と驚いてお気持ちが嬉しくて、でも断固としてお代すら受け取って下さらなかった。

私、あれを二回も観れるの?嬉しすぎる。劇って同じストーリーでも観る度に違うのだもの。

そんなわけで昨年内はMさんに付き合っていただき、翌年の春には皆で四季の世界へと旅立った。

12月の公演の帰りにMさんと猫居酒屋さんに寄れたことも、春の公演では、皆で美味しいオイスターバーで色んなメニューをワイワイ言いながら食べたことも夢のように楽しかった。

当初、そのお出かけの直後にとあるカウンセラーさんが記していたブログが印象に残っている。

その方はヒプノ、前世療法に携わり始めた方で、ふと思ったそうだ。もしも来世に前世療法をやって貰ったら今日の日のことを思い出すのだろうって。

とても気持ちが分かる気がした。何だか、深い心の旅を共にして来た人々なだけに、キラキラ、キラキラしている時間だった。

それから一年後、先日はトレーニングの会の皆で行けた忘年会。いざ、猫居酒屋へ。

地元感いっぱいの佇まいを観ただけで「わー、ここ?ここ?わー。」と言ってくれる方がいて、その表情から「あ、わかるんだ。物凄く普通だけど、物凄く素敵な昭和感というか・・。私はこれ、好きだけど、人にもわかるんだ。」と思った。

そして昨日読んだブログにこれまたとあるカウンセラーさんが記していらした。”もう、何度でも反芻できる。”と。

それも分かるーー。私もこの日のことを何度でも思い出したい。

いつもトレーニングの会など勉強の世界にいる数時間でさえ、色んな楽しいこと、感動することが小刻みに起こるメンバーなのだけど、それが忘年会でしかもいつも倍近く過ごせたものだから、色んな意味で濃かったんだよね。

私もそうなのだけど、昨年も今年も皆、激動の年だった。もう幾つもの山を越え、幾つもの河を渡ったんじゃないだろうか。

そんな中で通過して行く景色を一緒に観れたこの時期を本当にありがたく思う。
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今日も最後まで読んで下さってありがとうございました。あなたにとって良い一日でありますように。


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posted by かおる at 06:00| Comment(0) | 恋愛・友情・仲間とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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