2016年12月25日

35年

夫の同窓会というのが二つあって、一つは高校時代一緒に遊んでいた個人的に仲が良い5人組。

18の歳から毎年集って今年35年目だと言う。

もう一つは最近になって始まった大人数の同級生なら誰でもという同窓会。

車でここら辺三つくらいの市を走っていても「ここ、○○のうち。」と言うことが多い。いったい同級生、どれだけいるんだろ。

身に覚えがある方もいらっしゃるかも知れないが、40、50を過ぎても小学校の頃から高校くらいまでの小さな何てことはない思い出を覚えていることってある。

朝礼のとき、自分がトイレに行くのを我慢していてもうダメだと思ったとき、クラスの他の子がいきなりばたっ!と倒れたとか。「まったく、〇〇のやつ。」という他愛のない話を聴いて何度笑ったことか。

そして先の夫の親しい友人の小忘年会に毎回誘われるのだけど、夫の分まで行かんでも良いだろということとスケジュール的にも無理ということで滅多に行けないが。

結婚してから長くなると、気が付けば納涼会だの新年会だの、間が空いても結構な回数お会いすることになっている。

皆年を取り、私も年を取ったのだなあと実感する。

今回も行かないつもりでいたのだけど、やはり寸前までラインが来るので立川の近所のパブへ仕事帰りに寄った次第。

このパブにも35年通っているそうで、聴いていると毎回同じ話をしているなーと思う。

このパブのマスターもママさんも初めてお会いした頃と比べて歳を重ねているものの、何だか依然としてキュートなんだよね。

頼んでいないのにいつも軽食の後にイチゴやスナックを出してくれて、結構広いのに少しでもテーブルが汚れたらさりげなく拭いてくれたり氷を絶やさなかったり。
IMG_1292.JPG



驚くべきは、35年もこの良い場所柄でこの規模で、お店が存在しているということだ。

夫らおっさんたちも「もういい加減どこも無くなっちゃうんだから。存在してくれて嬉しいよ、ママ。」と励ましている。いや、励ますというよりは、心から感謝していて、それが知らず知らず応援になっているのか。

思い出の場所が無くなってしまうと寂しいものね。寂しいのだけど、無くなっても仕方ないと思い知らされているところへ来てガンとして存在してくれているので凄いの。

ママにしてみれば、おっちゃんたちが10代の頃から見ているわけだから「もう、皆、偉くなっちゃって。」とわが子を見るような目で50代の男たちを観ている。何だか素敵だ。

「あと20年頑張ってよ、ママ!」

「えええ?そんなん、いい加減この世に居ないわ!」

いや、居て欲しいねえ。奇跡に近いと知りつつも存在して欲しいわ。

で、私に限っては年に1〜2回くらいしか来ないこのお店。凄く事務所と近所なのにね。カラオケを歌っている人がプロ級の人ばかり。いつ来たときもそうだった。

年齢層も高い。

若い人が居るとすれば会社の偉い人に連れて来られた坊ちゃんやお嬢ちゃんたちくらいだと思う。

きっとうちのグループ以外のテーブルの人々も長年通っている人ばかりなんだろうなあ。

そして、たまに来るこの会にもう一つの楽しみがある。それは、夫の親友のSさんの奥様に会えることだ。

若い頃のSさんを覚えている。夫共々やんちゃで凄い髪型していた。奥様にお会いできるようになったのはほんのここ数年で、何だか私は好きになってしまった。

夫とその同級生の方々が私より4つ先輩なので、奥様もだいたいそれくらいだろう。

三人のお子さんを育てあげ、今尚、綺麗にお化粧しているしおしゃれ。そりゃあ皆歳は取るとは思うんだけど、「まだ帰らない!だって、この日のために髪の毛も綺麗にして来たんだもん!かーくん!(ダンナさんのこと)一緒にあれ歌おうよ!」とはしゃいでいてすごく可愛かった。

で、外見が元ヤンですねー、姐さん!というくらいなのだけど、長く生きて、元々優しかったところに来てさらに体験を積み重ね、優しく可愛くなったーっという感じ。

私もメイク好きだけど、もっと丁寧にしている。しかもカラコン。いくつになってもおしゃれが好きで、いけいけだった空気は残っているけれどはにかみやさん。

「かおるちゃん!」と会うなり片手をあげてくれた姿が、ほろ酔い加減。姐さん、相変わらずとても可愛かった。

おなごり惜しいけど、今年はもうちょい仕事を頑張らなくてはならない。

そんなわけで退散。改札で別れを惜しむのは何年振りか。
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今日も最後まで読んで下さってありがとうございました。あなたにとって良い一日でありますように。


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