2017年03月22日

青いグローブ

世間では休日の日、夫がカウンセリングの事務所まで送ってくれると言う。

が、私はグローブを仕事前に購入したかった。

事務所の道路向こうの斜め前くらいにマニアックな野球専門店は出来たのはそんなに前のことじゃない。

最近は駅ビルに必ず置いてあるわけでもなく町のスポーツ用品店もどんどん潰れて行く世の中。

なので、その野球専門店を思い出した際「やった!すぐ近くにあったわ、そう言えば!」と喜んだ。

夫は「え?なんでグローブ?」

とビックリしているのだけど、訳を話すと長くなるので手短に話した。あと、昔買った自宅のグローブが二つとも古くてボロボロになっていることも。

「それは良いけど、あんなところで買うと高いよ。ドン〇にしなよ!」と夫は言うのだけど、残念ながら私、そのディスカウントストアが苦手。めちゃくちゃ物が積み上げられた汚部屋みたいで。

ちょっとした日用品や電化製品なら観に行かないでもないけれど、グローブとか大事なものを買うとなると話は別なわけで。

それを説明したものの、「でも、ああいうところは高いって!」と店の前に着いても、山ほどのグローブを私が観ている間もずっと横でワーワー言っていた。

そんな状況なのにシンとした心でもくもくとグローブを選ぶ私。本当は千賀と同じモデルだとか金子と同じモデルだとか、ダルちゃんのやつとか・・・ポスターを見るとワクワクするものの、そこは黙って妥協してあきらめる。それこそマジ高いかんね。

子供の頃、そして自分の子供が子供の頃にグローブを買うときには、もちろんアホみたいに安いものしか選べず。しかも、買ったものをそのまま使っていた。サイズが合わなくても嬉しかった。

が、こういうところで買ったのが初めてだったので知ったのだけど、その場で皮をガンガン叩いてなめして、紐も調節して実に柔らかく使いやすくしてくれるのね。感動した。

で、ボールを買おうとしたところ、「硬式ボールはどこだ?あ、これ軟球かー。え?!軟球ってこんなに硬かったっけ?」と小声でブツブツ言っていたら店員の兄さんが「あ、そうです。軟式です。でも、今は硬球使えるところなんて滅多にないんで軟球にしておいた方が良いですよ。」とアドバイスをくれつつ硬球も持たせてくれた。

なるほど。ありがとう。じゃあ、軟球と硬球と両方下さい。時と場合によって使いわけるから。そりゃ硬球の方が受けたとき気持ちが良いけれど。

「は、はい。」と言いながら吹き出している店員さん。なんで笑うの?

その様子を見ながら夫がついに黙った。

そして捻りだした言葉は「あいかわらず、誰の言うこともきかないね。。。」ということだった。

そういうつもりはないのだけど、大事なことにおいては仰る通り。

一緒にキャッチボールをするIさんの「硬球でやりたいっすよね。」という笑顔が浮かぶ。

彼女の場合はキャッチャーミットも持っているそうで。

私はというと久しぶりで鈍すぎる故、夜な夜な、仕事の合間にグローブを着けてならしてみたのだが、既に手首が痛い。

グローブ一つ支えて動かす程度の筋肉も自分で作らなきゃダメなわけだ。

「どこ行っても楽しそうだな。」と夫が言う。

いや。。。どこ行ってもめっちゃきついことの方が多いのですが。

とりあえずは皮の香りにワクワクする。
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今日も最後まで読んで下さってありがとうございました。あなたにとって良い一日でありますように。

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posted by かおる at 06:00| Comment(0) | 恋愛・友情・仲間とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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