2017年03月23日

誰とでもはやりたくないが

朝、各部署の長が集まって行われる朝礼で、まだ3〜4人しか集まっていなくて他の人たちを待っている時間。

普段無口な施設長が「・・・。今日はWBCですね。」と仰る。

ああ!そうか!そうか!と思わず声が出る。

いかん、みんなしてこちらを見ている気がする。でも止まらない。

もうこの間の試合が終了した後、「あー、22日まで待たなきゃならないのか!」って言ってたのに、いつのまにかもう22日だった!

その間に行われた強化試合だの親善試合だのってのも面白いのだけど不満足だった。

よく言葉のほんの端々に野球の例えや用語を使う度に「野球好きなの?!」と若干驚いたように訊かれる。まあ、これ、野球に限ったことじゃなくて「え?ボクシング好きなの?」とか「何?柔道好きなの?」とか訊かれると同じ様相なのだけど。

で、その「野球、好きなの?」とこの施設でも10人くらいに同じようなテンションで訊かれたとき、いずれも答えに窮する。

その心は「まあ、好きなのだけど、野球というよりもそれに纏わる哲学とか・・・ボクシングでも事務仕事でも研究でも何でもそうなのだけど、プロがやることって種目が違っても一つの結論に辿り着くから・・・」という理屈。

でも、それをいちいち説明するのも面倒だし、相手もそこまで興味がないと思うので「はい。」とだけ答える。年齢とか肩書のことを訊かれて驚かれるのと同じ頻度だな、これ。もうこのくだりが面倒で「はい。」と短く答えてしまう。

それにしても夜に放送されている試合を観るときには、家に辿り着いた頃三回の表くらいになってしまっていた。

が、こうして仕事中に放送されるとホトホト困ってしまう。

各階の利用者様が観ているTVでワーーっ!という歓声が聞こえる度に「何々?!守る側の回なのに何?」と思って、そーーっと、しかし素早く一番後方に近づくとやっとその様子が画面から分かり「あ、なるほど。ランナーを刺したわけか。。」と思ってその場を去る。

結局はかなりの頻度で覗いてしまったが、幾人かが皆そうだった。

どうでも良いのだけどTVの真ん前にいる利用者様が、私がTVの方へ顔を向けるだけで全員振り返るのは何故なのか?黙ってそちらへ視線を向けただけで全員が振り返って私の顔を見る。

何かしら圧を感じるんだろうなあ。嫌な性分のエネルギーだな。

問題は唯一一服出来る昼休み。もう8回裏くらいまで来ている。

どうしようかな?どうしようかな?

しかし入浴のIさんが来るかも知れないからと屋上で一服することを選ぶ。まあ、千賀だから鉄板だろう。

しかし、昼休みの時間帯が同じはずのIさんが一向に来ない。

15分も屋上で待っていたら冷え切ってしまったので屋内に戻ろうと思ったその時、やっとIさんが来てバッタリ。

もう冷え切っちゃったよ!待ってたんだよ!

と言っても風呂の片づけとか、あとは野球に釘付けになったりと向こうは向こうで忙しい。

大の大人が「待ってたんだよ!」とムキになって言ったせいか、ゲラゲラ笑われた。一服してキャッチボールを10分くらいした。

まだ私のグローブしかないので交代で使っていたのだけど、Iさん、「いいなあ、これ。私も新しいの買おうかな?」としきりに愛でて感触を味わっていた。

で、コントロールの悪いはずの私が、Iさんがグローブをつけると途端に良い玉を投げられるようになったので「あれ?良くなりましたね?」と言うキャッチャーの動きをするIさん。

なるほど、そうかー。相手がグローブを着けていなかったことと、それまで相手を所詮女性だと思う気持ちがあったんだ。それで迷いのある球ばかり投げていたんだ。結果、相手もキャッチしにくい。

それが、Iさんがグローブを着けた途端、迷いが消えたんだ。

それからまた一服して仕事して。

野球は負けてしまったけれど、夕方にまた会って一服して。

Iさんとの密かな楽しみだったはずなのに、割りと色んな人が知るところとなり、同時に判明したのが女子はソフトボール出身者が多いこと、男性は野球部が多いのだなということ。

仕事は滅茶苦茶ハードだったのだけど、何だか色んな人の笑顔を観れた日だった。

どうでも良いけど、私のブルーのグローブ、Iさんの方が似合っていたなあ。滅茶苦茶似合っていた。
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今日も最後まで読んで下さってありがとうございました。あなたにとって良い一日でありますように。

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posted by かおる at 06:00| Comment(0) | 格闘技とかスポーツとか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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