2017年04月01日

キャッチボールの成立か一方通行か

いつぞやおニューのグローブをIさんに見せた屋上での昼休みのこと。

Iさんがそのグローブをはめて、拳をボールに見立ててパンパン両手で鳴らせながら「いいなー。あたしも新しいの、欲しいな。今のやつボロボロだもんなー。」と目を輝かせていた。

でも、その私の青いグローブは私よりもずっとIさんに似合っていた。

Iさんは隔日出勤で土日も居ない。

互いに何も知らないのだが、どうやら話を聴いていると休みの日は他の仕事をやっているらしい。

一緒にバッティングセンターへ行こうと約束して日取りを決めようとしていたので、私の方も休日は他のことをやっているということだけ告げた。

互いに深く訊かないがそれで成り立つしそれで楽しいし何かが通じ合っている。

それじゃ、今度の水曜日は会えるね、昼休み、キャッチボールしようねと自分で言った私だったが、何と、その日はカウンセリングの日だった。馬鹿だね、あんな約束して。

そして待ちに待った金曜日。

職種の違うもの同志でそれぞれ忙しくしているのだけど、朝一番にまず接点がある。

入浴する人々の血圧だの熱だの色んな状態をIさんたちが朝一番で調べて回り、それを報告してくれたところで私が許可を出すというプロセス。

すると、その作業が終わって立ち去る際にIさんの方から「今日、やります?」と言う。

出来たらやりましょう♪と返事をしてやっとかなった。

その前日に事務方の姉さんと中庭でやったのだけど、この姉さんもやる気満々

しまいにはあまり車が通らない道路に出てやり始めたのだけど、結構ハードだった。

事務方のKさんの投げ方にIさんが指導を入れていた。「腕だけで投げてるよ。変だよ。もっと、こう。」

それを観ていて羨ましいなあと思い「私にも指導入れて下さいよ。」と言うのだが「・・・・。」

Iさん!

「いや、特に問題ない。」

何だろ、今の間は。

職種や立場が違うから遠慮しているのだろうか。

いや、それだったらK姉さんの方が年上だしお偉いさんだしなあ。

「ふ。」と笑ってボールを投げて来るばかりだった。なんか、せつないなあ。なんでハッキリ言って貰えないのだろう。

どうでも良いけど見習いたいあのテンション。

午後、キャッチボールをするかのように一つ一つの仕事を丁寧に受け止めて丁寧に投げた。

インプットとアウトプット。

そんな一日にふと思い出した。

私が自分の出来事を話した直後、すぐに自分の職場の話をし始めた人の変なテンション。

ああ、受け止めない様子をちょいちょい見るので違和感を感じたのだなと思い起こす。

受け止めなければ結局同じボールを共有できない。

だから人をつまらなくさせてしまうという現象。

多分本人もつまらなくなってしまう。自分にあきたり嫌になって、余計に人にボールを求めすぎてしまう。

基本は一球のキャッチボールなのだけど、投げっぱなしの人、受け止めないのにボールが欲しいボールが欲しい、寂しい、どんどん投げてくれと言いつつ自分の話をする人への違和感を。
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posted by かおる at 06:00| Comment(0) | 格闘技とかスポーツとか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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