2017年05月03日

間違ってますよ

出会い立ての頃はつつましく可愛く敬語で話しかけていたKちゃんが今やすれ違い様に「元ヤンですよね。」と言って来るので「ちげーよ。ってか、仕事中に何それ?!」と反応したことがあり。

彼女と仲が良い介護仲間の一人である男の子に「ひでーなー、Kちゃん。こんなことを唐突に言って来るんだよ。」と共感を求めたところ「元ヤン?そんなの皆思ってますよ。何でわざわざ口に出すんですかね?」と冷静に言われたので絶句。

ひどっ!ふざけるな!真面目で大人しい子供だったかも知れないじゃないか!見たんか?そもそもあなたに至ってはその頃生まれてもないくせに!

しかし、その後会う人会う人に「●●ちゃんもそうだって言ってましたよ。違いないだって。」とか言われていてげんなり。

で、元ヤン、もといヤンキーに何故反応してしまうのか?ということを考えてみたら、自分の中のヤンキーという定義が、仲間とつるむことで気が大きくなっている人たちということになっていたからだと気が付いた。

そうすると、皆一緒がお好きな多くの普通と呼ばれている人たちの方がよっぽどヤンキーじゃないか。

「ああ、なるほど。じゃ、一匹オオカミなんですね。」

オオカミをつけなくていい!

そもそもこんなに怖がられなくて突っ込みをいれまくられたり絡まれたり馬鹿にされるヤンキーがどこにいますか。

「いいや、怖いですよ。」と言う人、皆の顔が本気で笑っている。

もうあんまり反応しないでおこう。嫌だって言ってるのにどんどん皆を調子に乗せてしまうようだから。

*****

そんなことを思った後、一つ下のフロアで普通に仕事をしていた。とある利用者さんの貼るタイプの薬剤を交換してあげていたら、Mちゃんがめっちゃ至近距離に来た。座っている利用者さんを挟んで、ほとんど顔すれすれに。

何?とビックリしたのは、これまでさほど話したこともない娘さんだったからだ。

体系はスポーツやってました!という感じのスレンダーな子なのだけど、無駄口叩かずいつも真面目に仕事をしている人。でも、どこか明るくて快活。

その仕事以外はほとんど喋ったことのないMさんが顔を近づけて来たかと思ったら「昨日、スポッチャ行って来てめっちゃ筋肉痛なんですよ。」と言う。

あ、ああ、そうなん。(自分のことを話して来るのって珍しいなあ。)

で、にやりと笑って「で、そこで握力を測ったら、68もあったんですよ。」と得意そうに言う。

・・・・・・・・。何故に今?で、でも凄いね。68って。多分私なんて30も行かない。でも、何で今?

突っ込みどころ満載なのだけど、後から「あれ?威嚇されたのか。」と思った。お外の世界でもこのホームでも頻繁にあることだから。

しかし、あんな大人しい子にまで何故威嚇されるのか。

その階の介護ステーションに立ち寄るとMちゃんが椅子に座って、せっせっと書類を書いていたのだが、思わず斜め前に座って「どれ。68の感触だけでも味合わせて貰って良いっすか?どうせ負けるけど。」と腕相撲の姿勢で腕を出すと私の二倍くらいある筋肉の腕が出て来た。

それでも細い。痩せているというよりはしまっているという感じ。私が貧弱するぎるのだ。

それで腕相撲をしたら、私の外観によって激しく油断していたせいか、私が勝った。

「え?!何?あーー、そうかあーー。やっぱりな。ずっと前利用者さんを二人で抱えたときにも『あれ?』って思ったんですよ。ああ、そうかー。ちっ!もう一回!」

え?もう一回?

なんでだよと思ったのだけど二回目は瞬殺されて私の負け。

はいはい、わかりました。あなたは強いです。

そうして立ち去ってしばらくした後の休憩時間。

喫煙所でIさんと一緒になったので、握力68自慢事件と腕相撲事件のことを話した。まさかのIさんの強敵がいましたよと。

するとIさんと隣にいたHさんも『Mさんって、あのMさん?!あのおとなしい?』と何度も訊き返して来る。

そりゃ無理もないんだわ。その一連の言動が全然イメージじゃないから。

何で私、皆に威嚇されるのかしら。元ヤンだと誤解されてるから挑戦して来るのかな?

するとIさんがマジな顔で「・・・・・。誤解?」と言う。

・・・・・・・。もう良いです。皆、いくら言っても分からないんだから。

そしてその後、事態はちょっと面白い展開になった。

ここの女子はほんとに皆負けず嫌いだなあーと改めて思った出来事が。

でも、長くなったのでまた今度。
*****
今日も最後まで読んで下さってありがとうございました。あなたにとって良い一日でありますように。

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posted by かおる at 06:00| Comment(0) | 恋愛・友情・仲間とか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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