2017年05月05日

そりゃ痩せるわ

新しい病院、新しいドクターに変わってから、往診とそれに纏わるシステムを作り続けた一か月。

まだまだ発展途上だ。

ハッキリ言って理想論がうざったい。特養でなくとも、病院ですら通用しないほどの理想論。

おかげで全てのことがおしている。

相手は高齢で生きている人間なんだから、そうそう自分の思う通りに行かないよ。そんな理屈で病状がよくなっていたらこの世に病気なんてない。その代りその人らしさも無くなるだろうけど。

あなたに習慣や嗜好があるように、利用者様も何十年も命を繋いで来た一人一人の個性があるのだ。、

そんなことは山積みの問題の一つに過ぎないのだけど、往診の日はがたーーっと痩せてしまう。それが毎週なのでその前後で回復するのが難しい、仕事と体力。

大御所様は、往診日の朝、出勤するなり「・・・・。今朝、とうとう鼻血出た。止まらなくてどうしようかと思った。」と。

いかん。。。最近思うのだけど眼球まで浮腫んでいらっしゃるような。

派遣ちゃんは突発性難聴になって色々と勤務交代の手筈を整えたのだけど、やっと出て来てくれた日にめちゃくちゃ顔色が悪い。大丈夫だと言っているけれど、これは気を付けて見てなくちゃいけないなと思っていたら、しゃがみ込んでいるのを見つけた。

どした?!やっぱり具合悪いのか。何で休まなかった。

人数少ないから気を使ってか?

もう午後から医務課のベッドで寝ていて貰うことにした。そしてこの日も少人数。要するに具合悪いのに出て来ても結局はこうなるので是非とも休んで欲しい。

ついでに言うとよく”急病人救護のため電車が遅れております。”というアナウンスがなるけど、頼むから電車に乗らない欲しい。

ところで、カーテン一枚の向こう側で寝ているので極力音を立てないように仕事をしようとするのだけど、つくづく大御所様の性質を知る。

悪気はないのだろうけど、大声で叫ぶように話しかけて来て、あたかも派遣さんを起こそうとしているかのよう。寂しいんだか何だか知らないけれど、そして全て無意識なのかも知れないけれど。

小さな声で「こんなFAXが来ていたけど・・・」と、ほんとに小さな小さな声で話しかけた。

そういうふうにした理由の半分は”これくらいの声にしてくれ”というアピールもあったのだけど「ええええ!!!!」とでかい声で答えてくるのでがっくし。

話しかけられてハイになったのかも知れないし、つまんなかったのかも知れない。

それの少し前に「私は何をしたら良いんでしょうか?」という必殺技の質問が出たくらいだから。

そのセリフは通常、もう一人の大御所さんが口にして私をあきれさせる言葉だったのに、ついにこちらの方も言うようになったのか。

やること、山ほどあるじゃないっすか。

「だって、(あなたが)全部やっちゃうから。。。」

全部じゃないっすよ。こんなフル回転してもまだいっぱい残ってますよ。

「どうしましょ。」

・・・・・・・・。その後鼻血は大丈夫ですか?派遣ちゃんの隣で一緒に休んで下さい。

「それなら起きて働くと言われちゃうわ。」

そ、それもそうね。

そんなこんなで仕事もプライベートも何かとイライラすることが多い数日間だった。

イライラ、イライラする。

が、カウンセリングデーにて事務所で傾聴しながら思う。

自分を見つめたり、自分の何かに気が付いて来る人々なので・・・皆さん聡明だなあ。

皮肉なことに、世の中にはカウンセリングに行く人は病んでいるという思いこみがまだまだある。

ただ、自分と向き合う気持ちがあるクライアントさんのエピソードはとても聴きやすい。

そうして思ったのだけど、皆人間だから思うよりになるはずないよ、イライラしてもしょうがないよ、自分の最低限の常識が相手の常識じゃない。・・・・・・・。で、でも、ナースでしょ?ドクターでしょ?という言葉が浮かばないでもないのだけど、この際それは横に置いておいて。

こんな風に中々うまくいかないことの中にきっと成長の伸びしろがある。

誰が成長すんの?

そりゃあ、まずは私。
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今日も最後まで読んで下さってありがとうございました。あなたにとって良い一日でありますように。

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posted by かおる at 06:00| Comment(0) | アンガーマネージメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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