2017年07月25日

今度やいつかが今日になる

ああ、まだ夏は続くのだな。

初夏の頃、いや、あれはまだ梅雨に入る前だったか。

出勤したての靴箱あたりで挨拶した人と朝の屋上で会った。

「今日の恰好、夏ーーって感じでしたね。」

だって、もう暑くないですか?と答えるとただ笑っていた。

どうしてまあこう色んなことが短期間に変わって行くのだろう。

距離を置いていい感じで笑い合っていた人がいつの間にか至近距離にいる。あの人もこの人も。

そうかと思うとピリッと緊迫して同じ極同士がぶつかった磁石のように離れたり。

皆、誰もが傷つく心を持っているし怖がりなんだなあ。

そしてまた恐る恐る近づいたり。

私は時々そういったことに酷く疲れる。

何を怖がっているのか人を見てびくっとしたり。

多分誰も傷つけ合いたくはないのだろう。

傷つきたくも傷つけたくもないのだろう。

でも、そのモノの言い方、ちょっと・・・いや、ちょっとどころか大分違うよと思うとがっつりノーを示す。

それ、要らない。

ありのままを受け入れて欲しいなんて他人様に求めることじゃない。

けれども、時々、その人のありのままを受け入れたくもなる。受け入れたいと思ってしまう。

そんなことは出来ないと分かってはいながら。

*******

先々週だったか、IちゃんとKと野球観戦に行ってしばらく後のこと。

ある日Kが「明日バッティングですね。」と言うので「???」となっていると、「ははは。誘われてないんだ。」と毒舌Kが笑った。

まあ、職種も違うし「尾崎さんは忙しいですよね?」などと言われ、そういうことはよくあると思った。

なので、二人で楽しんで来てねーと言っていたのだが、当日の昼休み、Iちゃんとキャッチボールをしたりタバコ吸ったりして過ごしている最中に「今晩、バッティング行けます?」と訊かれた。

あれ?いいの?二人で何か話があるんじゃないの?と質問しつつ、Iちゃんの顔を観ていたら突然思い出した。

二か月ほど前のバッティングへ行った日。

当日の昼休み、やはり同じようなシチュエーションでIちゃんと二人話していたところ、私が言ったのだった。

”なんか、私、前もって約束しているってのがあんまり好きじゃなくてね。変な話だけどね。当日そんな気分じゃないかも知れないでしょ?だから、今日行く?ってノリが好きなんだよね。”

でも、それでは公のことにしろプライベートのことにしろ、人との交流が上手くいかない故仕方ないけれど。

そんな話をしていたところIちゃんが「じゃ、今日行きましょうよ。」と言ったので、その日突如二人出かけたのだった。

大分前のそんな会話を思い出して、それでIちゃんは今回当日まで誘わなかったんだと気が付いた。

あんなささやかなつぶやきを覚えていてくれたんだ。

気軽な雑談の一言を覚えていてくれて、当日にわざわざ・・・

何だか嬉しいなと思いつつその夜も遊んだのだけど。

それからまたしばらくの日数が経ち。

今日も仕事中、ハードだったし嫌なこともあったのだが、Iちゃんからのラインを自宅で見てほっこりする。

お好み焼きの写真に「うまかった。」とだけ。

大きなお好み焼きが三枚ほどいっぺんに焼かれている様子。

美味しそうですね。と返信すると「今度バッティングとセットでこの店も行きましょうよ。」と返って来た。

それから「腹が爆発しそうです。」と。

笑っていたら、”いこか?”と飛んで来る。

そりゃあ行くよ。

今度。

でも、確実に実現する。それは”今度”。

言葉短かな優しさと、黙って記憶して黙って気遣ってくれる。

それを感じ取る。

Iちゃんには何一つ話していない。生々しい感情を特定の人にぶつけられて疲れたことも。

それなのに何故だか、そんなラインが来るのはいつもそんな時だ。

こちらが何かを感じ取るようにIちゃんには分かってしまうのかも知れない。
*****
今日も最後まで読んで下さってありがとうございました。あなたにとって良い一日でありますように。

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posted by かおる at 06:00| Comment(0) | 交流分析 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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