2017年09月05日

素直

耐え忍んで行こうーっと昨日言っていたのだけど、ほんとに耐え忍んだ一日だった。

やることが山盛りあるし、色んな外線を繋いで来るし、しかしあまり遅くまでは残りたくないので必死にこなす。

色んな意味で耐え忍んだ。激務と会いたい人たちに会えない辛さとか。

短くて長ーーい一日だった。

けれども放棄するわけには行かないので、本当に懸命にやる。

ゲームを請け負っている暇もない。

夜勤ではなくて昼間の勤務帯にKが居る日は、いつの頃からか、ひょこひょことナースステーションへとやって来て、いつものけだるい動作で、いつの間にか手伝ってくれているのだが、今日は現れないなーと思っていた。

しかし、午後のほとんどを私が事務所で書類と向き合っていたからかと気が付く。

人は、”介護の人間が医務課に気軽に自然に入って過ごしているってのが前代未聞。信じられない。しかもKちゃんが。”と言う。

ほんとに自分が来る前のことは知ったことではないのだけど、看護と介護はなんとなく敵対するのが常らしい。

で、そのKが現れなかったのは自分が医務課で過ごすことが出来ない一日だったからかと気がついた夕暮れ。

新しい往診医の回診のための準備を一人でやっていると、ふらふらとKが入って来て、目の前に座りデスクにおでこをつけて伏している。

「あーあ。」

どした?と手を動かしながら訊くと、ぽつぽつと家庭の事情を話し出していた。顔をあげないままで。

そうか、そうなのか。頑張っているのだなあと色んな意味で思う。

「あー、それと、あなたは忙しすぎてかまってくれませんよね。あーあ。」とあーあばかり言っている。

一昨日野球行ったばかりですよね。

「飯連れてってくださいよ。」

ええ、行くとも。またそのうち行こう。今この時期は無理だけど。

「またイライラさせちゃいますけどね。またどうせ怒号されるんでしょうけどね。連れて行って下さいよ。」

イライラしてないよ。怒号しているつもりもないよ。

それはそうと、掌は大丈夫?Iちゃんのボールを受けて腫れたところ。

しかし、そこは小柄ながら介護の人間。あんなに凄い皮下出血がたった二日で消失していた。逞しいわ、やっぱ。

なんか、この界隈、毎日アスリート的だなあ。薄給な方なのに、決して仕事の手を抜かない。

で、如何にして強くなるか?ってことを無意識に考えているような。

真面目で、どこか不良で、頭も身体も心も使って生きている人々。

******

あの人もまた甘え上手。

何か知らないけど色っぽいなあ。

別の手段で心理学を学んで来た人のよう。

違うのは言語だけ。

そして、ただただ素直なだけ。

無駄なものを省くと素直になるってのと、本気だと無駄なものを持ってなど居られないという思考の原理。
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今日も最後まで読んで下さってありがとうございました。あなたにとって良い一日でありますように。

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posted by かおる at 06:00| Comment(0) | ヒューマン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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