2017年10月11日

内緒だよ とよく言われる

心理ではなく、看護の職場の方で私はよく一対一でスタッフと会話することがある。

喫煙所でたまたま一緒になった人もあれば、一人の利用者さんについて指示を求められたリ、その利用者さんを二人で一緒に眺めつつ考えたりするときなど、その他諸々。

あるいは記録している傍らに来て何かを話し始めてくれる人とか。

そういうときの人は、複数で居るときとどこか何かが違う。素は知らないけれど少なくとも素の一部を出してくれている。

そしてその素に近い何かを仲間と一緒にいるときには微塵も見せず共に働いている人がほとんどだ。

この職場に来て後の方になって親しくなった数人の人も例外ではなく、よく知っているようでいて互いのことを知らない。

「あの人ってどうしてこれこれしかじかなんですか?!大嫌い。」と一人の介護職の女の子が言っているのは何年も共に働いて来た同じ介護職の青年のことだった。

はたまたある時は言われている男性の方が「あの人は真面目過ぎる。だからキレやすいんですよね。」と言う。

でも、あなたがた二人はとてもよく似ている。

人に合わせることが得意だけれど中々人に心を開かないところや秘密主義なところ。声を張らないところ。寂しがり屋なところ。
静かだけれど、何か計り知れないものを持っていて人を恐れさせるところや、それなのに子供のようなところ。

真面目なところもガチだけど、性根がやんちゃで思い切りが良い。

冷静でやきもち焼き。大人で我慢強くそうそう弱音を吐かず一人で静かに耐えるところ。

そう言えば誕生日も凄く近いんだよな。

同じく声を張らずいつも冷静で、でもやんちゃな人物像に近い位置にIちゃんという人も居るが。

ああ、そう言えばIちゃんも誕生日が近い。

そのせいか、三人ともどこか似ている。かといって交わることはないのだけど。

三者三様、心理学やって来たわけでもないのに、心理学的なことをよく口にしている。

沢山のことを考え、でも、人に押し付けず、一人で結論を出す。

話せば良いのに。今私に話してくれていることを。

表現が違うだけで同じことを言っているよ。二人だけのときだけだけど。

それも余計なお世話なわけなのだけど、これだけ強くて優しいと、もはや群れる必要もないのか、あるいは無意識に同種の匂いを感じているのか、この三人が交流しているところをほとんど見たことがない。

たまたま休憩中に狭いスペースで出くわすとそれぞれ別種の獣が集まったかのようにしんとして。しかし、同じ空間でタバコを吸っている。

あまりもの重厚な沈黙に何か話したいなと思ったのだけど、誰に話しかけようにも、どれもプライバシーの侵害になってしまうので戸惑ったが。

何となく口を開いて野球の話なんぞをしてみたところ、お一方が乗ってくれて、その後、沈黙の天敵みたいな関係同士が「どこ出身?じゃあ、広島ファン?」と質問を投げかけて、「いや、違います。自分はどちらかと言うと・・・etc」と語り合い出した。

私がここに来るずっと以前から居た仲間同士だろうに、出身地や野球の好みなど、今かい!というような話題が続いたが。

それがきっかけで他の話もぽつりぽつりとこぼれて来る。

私は個人的にも特に好きな人々なので何でもないこんな出来事が嬉しかった。

好きな人々どころか男女問わず親密になり過ぎてんじゃないのか?ってほどの付き合いにもなっている。どう表現したら良いのか分からないのだけど。
相手も私も沢山のことを話す。
休憩時間など短い時間や、たまに外で杯交わすこれも短い時間だけど何か月も経つ間にそうなった。

と、ここまで、私だけが知っているその人って話ってニュアンスの話だったが。

やがてそれぞれが「案外ぬけてるの、この人。この間なんかね・・・」と私の話を持ち寄り出した。

「私のときなんかこういうことがあったよ。」とか最終的にさらしものにされていたが。

笑いの中でそれぞれ自分が知っている私の話は結局三人とも「知ってる!」と一致していたようだった。

大ボケというところで共感されて心外だったが、私以外の三人がまんざらでもなさそうに親しく話しているのがただただ嬉しかった。
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今日も最後まで読んで下さってありがとうございました。あなたにとって良い一日でありますように。

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posted by かおる at 06:00| Comment(0) | 交流分析 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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