2019年04月11日

脳の作り

新しい若いボスがいらして二日目だか三日目だった。

Kが帰って来るなり「今日さ・・・。〇〇さんのことをボスがずっとフロアで見守りしてくれてたの。」

○○さんというのは、よく歩く利用者様なのだが転倒の危険があるので毎日皆ひやひやしている人のこと。

目を離しちゃいけないと分かっていても、人手が足りないのが介護職の悩みだ。

え?と固まる私。

フロアにいらしたの?ずっと?

「うん・・・・・。フロアに座って利用者様たちの中で書き物とか出来る仕事はやってたみたい。」

・・・・・・・・・・・。こえーな、やっぱり。

Kにはこれがすぐに通じる。

「うん。要するに私たちの仕事ぶりもずっと観ていた。観られていた。」

やっぱりただものじゃないなあと思う。

課長職ですらなかなか現場に行けないし、目が届かない。

それなのに彼は施設長でありながら利用者様の見守りをしたり、利用者様と会話したり、と見せかけて本来の目的である、まだよく知らないここの職員の仕事ぶりをチェックしつつパソコン仕事をやっていたというわけだ。

おそるべし。

以前にも○○ホームの施設長は介護課長も兼任して看護の会議にも出席するということを噂に聞いてビビっていた。だから今回はそんなにビックリはしなかったのだけど、もはや時間がないとか忙しいなどという言い訳は一切できない。

今までだってそれを言い訳に何かをさぼったことはない私たちなのだが、リアルにそういう人を観ると肌に迫る危機感を感じる。

とは言うものの、遊んで来たわけではない。

優れた人の優れたる由縁をご教授願い、これまでのことを生かして頑張るしかないなあと、二人、ある意味震えた夜だった。

笑えるほどに出来る人。
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今日も最後まで読んで下さってありがとうございました。あなたにとって良い一日でありますように。
posted by かおる at 06:00| Comment(0) | ヒューマン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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