2017年09月17日

若干修羅場

もう一週間経ったのか。

ということで新内科往診二回目。

前回同様約半数の利用者様を一気に診察していただく。

でないと今まで飲んでいた薬を出してくれないと仰るので。

それは良いのだけど、世間でいう連休前なんですよ。

何十枚もの処方箋を夕方5時過ぎにファックス出来たとて、初めての先生だから絶対処方箋の内容を間違うでしょう。mg数とか薬剤の名前自体とか、もっと極端だと誰かのが丸々抜けているとか・・・。

これだけの人数なので入浴やレクなど動きを止めてじっと往診を待たせておくことは出来ないので、先週同様先生を連れまわして対称を見つけてはその場で診察。

お、終わらない。しかも相方が派遣さんなので一人ぼっちでやらなければならない。

結局夜の20時くらいだったろうか。

通常の業務に加えて往診の後処理がだいたい終わるのが。

それは良いのだけど、普通だとナースが何やっているかなんて介護の人々には分からないと思うのだけど、夜勤入りのKから何回もラインが入る。

「記録するものなら夜勤帯に残しておいて。暇になるから。その時打ち込んでおくから。」

休養中の課長に報告するためにラインをひろげっぱなしにしていたので何度もKがそんなメッセージをよこしているのがリアルタイムで分かる。

そんなこと考えなくて良いのに。

どうでも良いけど頭がパニックのまま何とか終わらせた後はそれなりの充実感。システムに課題は残されてはいるものの。

そして電車に乗った頃、夜勤入りの子からライン。

「まだ施設に居るって聞いたから早めに出て来ました。どこにいます?」

がーん。手伝おうと思って夜勤を2時間も前に出勤しようとしている。

お、終わったので電車に乗りました。

それでも「がーん!早く出勤しちゃったよ。」と言いつつ「早かったのね。」と良かった的に言ってくれる。

よかねーよ。はやかねーよ。

でも、最近はこちらも介護の勤務内容とか状況とか把握して来たのだけど、それ以上に介護も看護というよりも私の状況を理解してくれている。

良いような申し訳ないような。

しかし、再び作り出した新しいシステム。

早く通常に戻りたい。

そして一晩眠った後。

すべきことをそれなりにしたり、人の愛に触れた後、不思議だな。それなりに疲れが取れている。
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2017年09月10日

十字架

どうしてもやり遂げたいことがあったとして。

例えばそれが誰か個人や集団を守り切ろうとすることだったりしたとして。

それが出来なかったことを悔しがっていた今朝。

大抵の物理的不可能は可能にして来たので余計にガッカリ。

しかし、特に自分は意図せずとも周りが全状況を分かっていたりして「それは失敗とは言いませんよ。誰も失敗と思ってませんよ。無理しないで下さい。皆心配しています。」と方々から言われる。

「ほんとに凄いと思いますよ。でも、無理なこともあります。」

どこに行っても怒られないキャラがここでも炸裂している。

でも、私は何故だかそうして優しくされる方が辛い。

「あなたも人間なんですから!」と今度は思いもよらぬ人からも言われて絶句。
しかも皆非難するわけでもなく迷惑がっているわけでもなく心から労ってくれている。

人間なんだからってワードを聞いて「いやあ、超人になりたかったな。」と言うと何故だか色んな人に大笑いされた。
こっちは真面目だったんだけど。

そうなのよね。自分で言っていて思った。そういう意識だったのか。

どうかすると普通の人がやっていることすら出来ないのに。(仕事以外は)

結論として、特に語調を強くしてこの件に口を出して来るkにだけは「分かった。kにだけは細かいことまで説明することにする。今のところ、後先考えずにすぐに飛び出して行って上に改善しろと騒ぐのはあんただけだから。」と言うことにした。

「人を鉄砲玉みたいに言わないで下さい。誰のためだと思っているんですか。」

そう言いつつもkの顔が笑っていた。

私は人間だ。分かってはいるけれど。

頑張るところは頑張って、時には人にも頼って行こうか。

難しいな。

私にとっては。
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2017年09月09日

初日の修羅場

何はともあれ。

今日はよう頑張った。

としか言いようがない。

往診医が変わることによってシステムを最初から作り出さなくていけなくて、課長不在故に私に何度もかかって来る電話。

沢山先生と話した。意気込みが強すぎててんぱっていらっしゃる様子。

「私にはこういうポリシーがあるから。」

これ、よく聞く言葉なのよね。

でもポリシーは実は誰でも持っているので、むしろそこを主張されても邪魔なのよね。

これだけ多い人数の利用者様を4グループに分けて毎週1グループづつ処方して貰うとしても相当な人数だ。

「大変だ。大変だ。周り切れない。でも、診察しない人に薬を出すわけには行かない。特にこの薬は今まで何にの病名で飲んでいたのか?とか・・・あと・・・」

この会話は今日が来るまで何度も交わして来た会話だったので「はい。全員診察して下さい。お顔を是非見て下さい。」ときっぱり言った。

音楽療法だの入浴だのおやつだのと色んな理由で散らばっていてどこにいるか分からない人を一人一人迅速に探しあて先生を連れまわした。

その後をぞろぞろと薬剤師さんが付いて来る。

提携している二か所の薬局の方々なのだが、今日は初日ということでいらして下さっていた。

私一人で回しているのだが回診車とカルテワゴンとを押さなくはならくて、いつの間にかそれを薬局の人や介護の人まで手伝ってくれていた。

途中で先生が根をあげる。

「お、終わらない。」

そうですね。でも、終わらせましょう。先日もさっきも言ってたじゃないですか。顔を観ないと薬は出せないって。

「・・・・。」

はい、次の方はあちらです。

さらにナースを一人連れて来てみえていてかなりの人数の採血をするつもりだったらしいのだが。

先生の大名行列を進める背後で何度も採血を失敗したらしき声が聞こえる。

そうです。これが90、100歳の人々の血管です。皮膚です。

だから色々やってみなきゃ分からないって言ったじゃないですか。

しかし、全てを終えたあと、自分も廃人になっていた。
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2017年08月27日

雄たけび

課長ーーーーー!早く帰って来てぇええー!


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

でも、ゆっくり休んで。
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2017年08月17日

我ながら

ナースの方の4連勤進行中。

病院に居た頃は10連勤くらいざらにあったのに、何故に今たったの4連勤が驚異なのかと言うと、完全に業務内容が違うことと、もう一つは走っても走っても物理的に不可能な仕事量だからだ。

派遣さんも新しい方なので大きくは求めない。

それでも派遣さんも根をあげている。

ごめんなさいね。少しでも手伝ってくれて助かっているのです。

それにしてもKを始め介護の方々が何でこんなに手伝ってくれるのか。

全然違う職種なのによく観ていて前回の連勤のときも「4連勤お疲れさまです。」とか「ほぼ一人でお疲れ様です。」と言いながら信じられないほど手伝ってくれている。

中には施設長に「何でも尾崎さんじゃかわいそうじゃないですか!」と言いに行った猛者までいる。

それでいて私のことを助けている間に自分の仕事が出来なくて残業して帰るっていうんだから、びっくり。いったいどこまでやってくれるの。いったい何故。

夕方、朦朧としてPCカルテに記録をしていると施設長が直々にやって来て「A課長が具合が悪くて明日休むんだって。」と。

・・・・・・・。明日はこれに代行の仕事も加わるわけか。

あまり寝ていない。

我ながらよく続いている。

さらにショックなことを聴いた。こちらはプライベートな方で。

まあ、あなたと私は似たところがある。

でも。。。。それでは満たされないんだよ。

この先どうなるのか分からないけれど、今は流れに任せるしかない部分もある。

ああ、今日もお疲れさまでした。
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2017年08月03日

灰になるまでの話

ナースの仕事。

今日から新しい派遣さんが入って来た。

派遣さんと言ってもベテランで目上の方。

前日、やっとの人員補給と勤務表作成の後、課長が言ってくれることには「明日は私が看護のリーダーをやるから、新人指導に専念して。」と。

これまで請け負っていた新人さんの指導は途中から大御所様たちが入り込んで来るので途中でバトンタッチすることばかりだった。

どうしても同じことをやりたがるので、私が教えなければ貝のように口を閉ざしてしまうが、教えようとすると横からワーワーなので、そのワーワーとなったところでバトンタッチして来た。

そんなわけで今日は朝一番で指導していたのだが、課長さんは本来出来るナースさんなのだが、いかんせん、何年も現場を離れて頭の痛いデスクワークと政治を取り仕切っていたので「わかんない。どうしたらいいの?私、何やれば良いの?」と可愛いことを言う。

そりゃ無理もないんですわ。好きなことをしていて下さい。

というわけで教えながら一人でやるという一人留守番のときよりも悲惨な状況になってしまった。

全然終わらない。

そんなとき、介護のKが「今休み時間だから何か私に出来ることをやらせて下さい。」と言ってくれる。

とは言うものの、看護じゃないとやってはいけないことばかりなのでどうしたものか?と思ったが「何でも良いです。やらせて下さい。」と手伝う気満々なので、結局下の階へ一緒に薬のワゴンを置きに行ったりとか。

まあ一人で出来ることなのだけど精神的にありがたい。

ナースが押して歩いている種のワゴンをKが押して歩いいて、しかも、それがKの管轄外のフロアなものだから、皆、「どした?どした?」となる。

Kはくそ真面目で毒舌だけれど自分がある。

それ故に変な迫力もある。

それが「手伝いたいから手伝わせて貰っている。」と言うものだから、それを観た他の介護の方々も色んなことを申し出てくれる。

いや・・・だから、これ、一人でやらなきゃいけないことだってば・・・。

とは思うものの、お気持ちの宝石がキラキラしていて嬉しかった。

夏だというのに暗くなるまでかかって・・・結局Kは自分の仕事が終わっていなくて残業していたり。

帰り際「週末、生きてたらバッティング行きましょうよ。」と言うので「よし、生きてたら行こう♪」と返事をして、その後Iちゃんにも話をふった。

悲惨な一日だった。

けれどもやっぱり色んなことがあった素晴らしい一日で。

とりあえずは燃え尽きた。
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2017年07月31日

払うのではなくて貰えるセミナー

「大丈夫ですか?」と課長の顔を観る度訊いてします。

ほんとに気丈に動いていて介護のシフトまで作っている。

というのは、介護の課長もいっぱいっぱいだから。

課長は切れ者で仕事が出来てしまうので余計に働いてしまう。

「いや、ずっと頭痛い。」と答えてくれている。

「明日、出勤じゃないけど面接があるから出て来なくちゃ。シフト、明日出来たらラインで送るね。ほんとにすみません。」

いや、まじ、いいんですよ。

私一人のことではないので良くはないのだけど、課長が倒れるよりまし。

*****

31日は前々からの約束があった。

何でそんな先の約束するのだろう?と思ったのだが、その人とはさらにまだ先の約束がある。

「いや、その頃どうしているか分からないって。」と言っていた私。

でも、本当に約束が果たされそう。

課長の体調が思わしくなくて、何とか休ませてあげたいのだけど、この月末の一日について「施設長も居ないし、看護の面接は看護師にしか判断できないと思う。識別するのには看護師でないと・・・」と言われたので思わず”暗に私が面接しろと言ってるのかな?そうしてあげたいな?”とも思ったのだけど。

約束した人の顔が浮かぶ。”言ったでしょ?”とか、あの、力が抜けたような喋り方だけど、絶対的なルールを感じさせる口調の”どーーするんですか?”という声も聞こえて来るようで。

ごめん、課長。私は自分の希望を選ぶ。

どっちにしても待たせているカウンセリングや心理学関連の方々には迷惑をかけてしまう。アクセサリーも作れるコンディションじゃない。

ただ、一つ言えるのは、この時期私は何か大切なことを学んでいるには違いないということ。

自分本位。そして相手本意に生きること。

仕事とはなんぞや。

それは自分のため。そして誰かのために自分の力を発揮すること。
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2017年07月19日

向かったり 待ったり

ナースの日にしろカウンセリングの日にしろ、最近座椅子に座ったまま寝てしまうことがある。

そんなつもりはないのだけど、いつの間にかPCの前で。

これでは疲れが取れないと慌ててベッドへ行って2時間ほど平になって2時間ほどで朝を迎えるとか。

で、座椅子に寝ているときですら寝相というものがあるらしく、自分では全く覚えていないのだが、足を前に出してピッタリ前屈していたりブリッジ的な姿勢でいたりするらしい。

「か、身体が柔らかいんだなあ・・・と思ったよ。」とよく夫に言われるのだが「なんで起こさなかった?!」と切れたところ、途中で起こすと凶暴らしい。

寝ているときまで好きにしないと気が済まないのか。困ったなあ。

******

今週の往診日は異例の速さで終わった。

権威の訪問者はすっかり大人しくなってしまわれた。

大御所様の行動や言葉に私がピキッ!となると、最初の頃厳格だった先方のナースさんがこらえていたらしい笑いを爆発させるようになった。

これ、笑うところ?と少々驚くのだけど、笑うと可愛いやん。

そんな折、そのナースさんがミスをしたわけだけど、こちらサイドのナースも悪いところがあるのでさらりと流したところ、驚きの表情で見つめられる。

「何か?」と訊くと、訊くこと自体に驚かれたようで「え?!」と珍しく大きめの声。

いや、じっと見てらっしゃるので。

「いえ、あの、私がこちらの施設のことを責めて強めに言ったことあるのに・・・」

多分その続きは何故怒らないの?なんでやり返さないの?というところなのだろう。

ミス=怒る じゃないですよね。人間はミスしますよね。で、怒ってミスが無くなるかというとそうじゃないですよね。と強くもなく弱くもなく軽めに意思表示だけしておいた。

何だか大分雰囲気が変わって来たなあ。

すんなりいったものの疲れるには疲れたので、廃人になって夜は爆睡。
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2017年07月14日

時間

溜め込んでいるすべきことが沢山あって、カウンセリングもナースの仕事も同じ。
でも、ひとつひとつ片付けて行くしか無いのよね。

今日もやっと各分野一つづつ片付いた。

いい加減にしないとな!と思いいつもの最低限の仕事を終わらせて取り組んでいるとワード何枚分にもなっていた。

そこへ久々の課長登場。

わー!課長!久しぶりです!

そう、彼女が4日、5日と留守だったので、代行する仕事も多くて余計に忙しかったのよね。

居て貰えると助かるなー。やっぱ。

課長がPCを覗き込み「何書いてるの?」と言うので先月の研修のレポートです。すみません、遅くなっちゃって。と答えたのだけど。

じーっとそれを眺めたあとで「こんなにきちんと書いてる人は初めてだよ。」と言う。皆さん2〜3行くらいしか書かないんだよねと言われて驚愕。

あんなに時間とお金を費やして2、3行で収まるものしか持って帰って来ないのかよ。

会社の勤務時間と会社が出してくれるお金なせいか?

そりゃあ自分にも会社にも損失でしかないなあ。

とかく普段、心とか看護のこととなると時間がかかる自分が嫌になるが、今日のところは良しとしよう。

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2017年07月03日

大事な何か

忙しい日々が続く最中、色んな事件があって疲労困憊しているのは私一人じゃなくて。

何せナースがストレスに負けて体調を崩して行く。

私よりも一まわり以上若い課長は「ナースがこんなことが続いたくらいで体調崩してどうする?!」と怒っているのだけど、実はこの方も色んなところに不調が出ているのだ。

つまりは私以外の全員が持病が悪化したり新しい症状に現れたりして来ている。

そんな最中、先日大病が発覚した大御所様ではない方の大御所様が湿った咳を連発していた本日。

その音を聴いただけで「ん?!風邪ですね。やられましたね!」と声をかける。

呼吸音があきらかに普通じゃないもん。

「そう言えば昨日38度まで出たんだわ。」

そう言えばじゃないよ。

「ダメかな?と思ってたら今日になって下がったんだわ。」

いや、熱だけの問題じゃないし。しかも薬も飲んでないで民間療法に頼っていると言うし。

何か薬飲んじゃいけない宗教にでも入っていますか?

「いや。。。そんなことはないけど。」

それを確認した時点で頓用コーナーの箱をひっくり返す。

「いや、ただでさえ今の往診医は薬出してくれなくて不足しているんだから良いわよ。」と言いつつコンコン言っている。

「先方にこの間私が尋ねたでしょ?臨時で出す薬は4種類のみだったでしょ?だから他のやつ取っておいても仕方ないんですよ!」

それで総合感冒薬と抗生剤と去痰剤と咳止め、あと上がったときのための鎮痛解熱剤を二日分セットして渡す。

さっき「今日を頑張れば二連休だから。」と言っていたからとりあえず二日分にしたわけだった。

一人暮らしだから余計に心配。二日も一人でいるのだから。

それから数時間一緒に仕事をしているとまた酷い咳が始まったので「・・・・。間違ってたらすみません。私が飲めと言った薬、全部は飲んでないでしょ?おそらくは抗生剤だけ飲んだでしょ?」と問いかけてみた。

普段はスイッチ入りっぱなしで人殺しの目をした勢いで怒鳴ったり走ったりして仕事をしている方なのだが、「どしてわかるの?」ときょどっている。

わかるわいっ!!宗教かっ??!宗教なのか?!

「はいーー!飲みます!今飲みます!ほんとに飲みます!」

ってか、帰れば?それか寝てて!私一人で何とかするから。(もう慣れてるから、一人修羅場。)

「いや、薬飲んで働かせて下さい。大丈夫ですから。」

そうして一日が終わる頃、大御所様が今まで見たことがない表情で「優しいんですね。あたしは具合が悪い人にそんなふうにしたことがないですわ。ほんとに今日はありがとうございます。」と仰る。

いや、普通のことだから。それにまた大きな態度に出てしまったのに優しいだなんて。どうかしている。

早く治していつものSさんに戻って下さい。そんで避けられないときは対等にバトりましょう。

何やかんや言って頑張って下さったので思ったより遅くならずに済んだし、結果、ありがとうございますなのだった。

しかし、こんなにしんどいのに私は何故倒れない。おかしいな。へとへとなのに。

で、この疲れなんて自分にしか分からないと独自作業をしているとよく思うのだが・・・、皆もそれぞれ頑張っていて、意外にも想像力を持って理解してくれているのだなあという場面が多々あり。

でも、無理せず早く寝よう。

ああ、恐怖の往診日まであと二日。

いや、いいからとりあえず今日は早く寝よう。少しでも。

倒れたら一緒に倒れてしまうものも沢山あるので頑張るのではなくて休もう。

というメリハリ。
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2017年06月21日

絶対に比例する要素

往診時に椅子に腰かけ出したのは私が初めてだそうだ。

最も、座って相対して見れば極めて自然。時間かかるし。

するりと課長もお隣に自然に座った。

権威ある方は課長が居ると口数が少なくなる。

が、課長が他所に呼ばれて席をはずすとああして欲しい、こうして欲しいと言い出す。

これ以上変えるんかい。今の状況でミスが無くなってからにしてくれと思うのだが。

仕事以外の何かの感情が入っているらしくその時の表情が、何と言って良いのか、変な興奮状態になっている。

後から周りの人が「聴いちゃうからだよ。」と言うのだけど、まずは聴かないことには始まらないのよね。この世の全てのことは。

でも、聴くばかりだと私以外、特に利用者様患者様に良くないことになってしまうので、時折「それは、これをちゃんとしていただいてからの話ですね。」とポツリと言うと余計にむっとするようだが、これもまた仕方ない。

真正面に居るのは私なのだけど、行き場のない怒りを大御所様にぶつけだす権威ある来客者。

私がここに居るよ。他に逸れないでください。

どちらかというとこいつも面倒臭い、実は思い通りにならないんだということを悟って下さった表情も見受けられる。そうなんですよ。実は年よりなんですよ。

とは言うものの、今週のこの日も疲れた、疲れた。

大分流れに乗って来たし、若干気楽にやる場面を作る術もつかめて来たものの、まだまだだ。

で、最終的に交渉ごとの要求を呑むのは分かっている。

また新しく作り替えなければならないものが増えた。

******

同じ職種、同じ課ですら分からないであろう苦労が外の職種から見えるはずがないと思うのだが。

案外分かってくれているものだなと思う場面が多々あり。

一部の人のみかも知れないが本当によく観ている。

キョンが些細なことで突っ込みを入れて来る。

最近、他所の系列ホームから異動して来た介護の主任の前で人をいじって来るので返り討ちにするのだが。

新しい人の前でやめろ。皆真面目だから本気にすると言うと、新しい主任もゲラゲラ笑って参加して来つつ最後に「でも、お二人はなんていうか、佇まいというか、容姿というか、雰囲気が似ていますね。」と。

それは酷い!と否定したものの、実は嬉しかった。

そうだなあ、、、一まわり以上年下のこのシングルマザーは私の若い頃に少し似ているかも知れない。

最も、正直にしか生きられないところは今でも変わらないけれど。

少し前にこの主任さんが喫煙所で「・・・。何だか、ここは真面目な人が多いですね。」と疲れたというジェスチャーをして見せたことがあった。それは私は違うという一つの表現だったのかも知れないが。

応えて「そうでもないんですよ。あなたと同じ。皆くそ真面目だけど、ふざけるときは本気でふざけるから。色んな人と話して見て下さい。面白いですよ。」と言った。

それから一か月経っていないのだけど、キョンが立ち去ったその後で「どうですか?少しは面白くなって来たでしょ?」と訊くと「はい。」とその青年は笑った。

これからもっともっと面白くなるよ。そしてさらに真面目になることでしょう。
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2017年06月20日

全てが繋がっている

先日、杯交わした際、Kが言っていた問題についての是正案を実行して行こうと思ったのだが、朝一番に会った仕事相手が”ああ、話が通らないな。”という相手だったのでとりあえずその場は保留。何故ならば、余計に遠回りになるからだ。
そして違うことに利用される。

そうそう、急がば回れ。保留、保留。

医務課では研修で居なかった間に起こった事態をノートに長文で書かれてあったり、メモがペタペタ貼ってあったり。

加えて、よかれと思ってのことだろうけど、口頭でも同じ内容の報告を受ける。

やることが山積みなのだけど、とりあえず明日が頭の痛い往診日なので急ぎのFAXを送りに階段を下りていくと、夜勤明けの青年が「あ、●○さんがですね!昨日・・」と追いかけるように叫んで来た。

うん。転倒したのね。

「・・・・・・。はやっ。」

そうなんです。まだ出勤して何十分も経っていないけどその情報だけでも3人ほどの口から聴いた。それもこれも、皆が教えてくれるが故のこと。

そうするとボディチェックしたり家族に電話したり経過をみたり受診の手配したりと色々あるわけだが。

看取りの委員会の方は委員長ではないが、とあることを引き受けていてその締め切りが三日後に迫っている。

さらに今日は自分が委員長の褥瘡委員会も開かなければならなかったり。

ああ。。。これ、Kが言っていた問題に対してアプローチする暇がないなー・・・、どうしよう。

とにかく今日は無理だなーと思っていたのもつかの間。

自分が開く委員会でそれを広める機会に恵まれたのだ。

若干強引に議題に出したのだが、たまたま頼もしいメンバーが存在してくれていて、瞬く間に周知のこととなる。

わあ、凄いな。私がやらなくてもいいんだ。やってくれちゃうんだ。

力持ちの、外国人の彼女も「いーよー。ナース。二階にはあたしが広めとくよ。」と綺麗な歯並びの笑顔で言ってくれる。目が綺麗だ。精神も綺麗だ。

まだまだこれからのこともあるけれど、一つ一つ進んで行く。

ただ、口に出すというそれだけで。

*****

昼休み、IちゃんとK姉さんとの三角キャッチボールを事務室の窓から顔を出して看護課長がニコニコして観ていた。いつの間にか写真を撮られたりして。

始めてから二か月くらい経つけれど毎週出来るとは限らない。けれども集中してやるので三人ともレベルアップ。私が一番出来ていないけどね。

そのキャッチボールを見た人が皆「・・・・。ガチだね。」と言って無言になったり、はたまた嬉しそうに笑ったり。

そんな最中、K姉さんの剛速球がイレギュラーして地面にあたりIちゃんの身体を直撃。

ああ。それは痛い。

そう思った次の瞬間、Iちゃんはグローブをはずしては地面にバン!と叩きつけてはK姉さんに向かってダッシュしていく。

あ、乱闘シーンだ。

凄く早い動きでド迫力で、知らない人が見たら本気で怒ってると思うのだろうけど、もうふざけているのが分かる。慣れちゃったからね。

あー、この試合を警告試合とします!と叫んで止めた。

あいかわらず本気で遊んでくれるなあ。

この仕事とのギャップ。

やってる方も見る方も皆、逞しい女ばかりである。
*****

帰り際、疲れた様子で食事介助をしているKに「この間のあれ、通ったよ。一階と三階は〇さんと△さんがやってくれる。二階はPちゃんが広めてくれる。」と伝えた。

スプーンを持ったままKが「え?褥瘡委員会で?」と言ってきょとんとしている。

あるんだよ。そのことと褥瘡は。

それ話すと長いから今は言わないけど、とにかく一歩進んだからね。

研修の前夜に聴いてから初の出勤日の一歩。

「ありがとうございます。」とKが言う。

でも、こちらこそがありがとうなのだった。
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2017年06月06日

怠惰が重すぎる

精神科や内科の往診が立て込んでいて一日刻み。

でも、特に内科の方で診察依頼したい方々がいるのでその病院のドクターとナース二人のチームにいらしていただけるのが楽しみかつ助かる。

診察と薬の処方だけでも手ぇいっぱいなのに、短い間に色々な書類を書いて貰わなければならないことが悩みの種。

あと、細々とした習わしのようなものがあって、どう考えても不要な書類もあったりする。

新しいシステムになってから全く往診作業に加わって来ない一番年配の方の大御所様の方がこの習わしにこだわる。

不思議なことに人命に関わる作業をしているときほど「前からこの書類を書いて欲しいって言っているのに誰も先生に言ってくれないんですもの。あと、あの消毒薬の請求をしないともう残り少ないし、あの太さの吸引チューブの請求も誰もしてくれないし・・・etc」

何で自分でやらないんだろ?誰にも教えずやって来られたことなのでもうお一人の大御所様も知らないらしいことが多い。

それに吸引チューブは請求したけれど、細い号数のものだけを注文したのよね。誰があんなふっといチューブを使うねん。鼻血出るわ。自分があれで吸引されてみろ。

とは言うものの、いちいちやってちょうだいと言うのも面倒なのでやり方を教わろうとするのだが、どんなに耳を傾けても何を言っているのか分からない。

もう一人の大御所様が何も覚えられなかった理由がよく分かる。話があっちこっちに飛んでしまうし、長すぎる上に結論が出ない。

傾聴しない人の口上というのは、かくも混乱して分かりにくいものなのか。

何せいっそがしいもので、しかも、転倒して頭を打った人の受診先を探すべくあちらこちらに電話をかけていたときだったもので「ちょっと待って。ちょっと待っててください。」と繰り返す。

それが終わったからと言って暇なわけではないし次の仕事がつかえているのだが、いい加減ブツブツ言われているのが困るので一枚の紙を用意して、「はい。聴きます。じゃ、まずはその書類について。それはどこから発行されてここに来ますか?いつ何のために来て、どこへ提出されるものですか?そこを押さえてから、誰がどのページを書くとか順を追って教えて下さい。」

が、途中で愚痴やら昔話に流れてしまうので「それで、どこから来るんですか?対象者は?」と話しを何度も戻した。

やっと話を聴くことが出来て不明なことは多々あれど、大まかなことは分かった。で、こんな調子だからやり方を知る人が誰もいないので一両日中にマニュアルを作っておこう。

もうとにかく終始そんな感じ。

あとは、少しでも暇が出来れば要介護度やら既往歴やら様々なことが書いてある名簿を修正するようにしていたところ、本当に意味不明な記載があるので「なんで、ここにこんなことが書いてあるんですか?この時の状況ってどんなだったんですか?」と訊いてみると「知らないのよ。それ、沖縄から来た派遣さんにやって貰ったものだから。」

こんな調子で結局何十年も人様にやらせ続け、「わからない。やってくれていない。」を繰り返しているのだなあ。でも、いばりたいのね。

しかし、このままではいくら時を費やしても利用者様の傍へ行けないので、やっぱり自分の中での優先順位を決めて行こう。

一番大事なのは利用者様。そしてその具合や安全。

書類じゃないんだよな。

それを押さえつつ、面倒な書類の方も手をつけて行こう。

二度と無意味なゲームに時間を費やさなくても済むように。

しかし、それやっているからこういう人は自分の仕事が無くなるんだけどな。

仕事がないと言っている人の大半は依存度の大きさに比例する。

そうして気づいた張りぼての塔はどんなに去勢を張ってもグラグラしている。

周りで何がどう崩れても芯を大切にして行こう。

昔は、そんなふうに自らの塔を倒して、他人様が居る方向に崩れようとする人のそれをわざわざ支えようとしていたんだな。

疲れていたはずだ。

いちいち受け止めないと冷たい人扱いされるわけだが、人に覆いかぶさろうとする人、つまりは被害者の脚本を持った人ほど凶暴なことはない。

いやいや、あなたが一番凶暴で冷酷ですよ。

あなたが大事にしている体裁やプライド。私にとっては、それ、要りません。
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2017年05月29日

重心

身体というものの中に心がある。

なので、ほとんどの人々がどこかの不調で病になり最後を迎える。

それは加齢によるものだったり遺伝によるものだったり避けられない要素で、病気=心も病気というわけではない。

ただそれを早めてしまうのが心だと思う。

こういうことを言うと誤解されてしまうのだけど、病気がいけないということではない。身体があるから段々故障したり不具合が出るのは自然なこと。

好きな生き方をしている途上でそういったこともあるだろう。

でも、一つだけ。

そうなった場合に悔いが残るのだとしたら、それは自分がやりたくないことや不満に思うことに心身を費やしたときなのだろうと思う。

そういった典型的な心から来る身体の不調は沢山観て来たのですぐに分かる。

そしておおよその不満の内容も検討がついたりする。

私に何ができるのか?ということを考えた場合、その人を寝かせて帰らせることしかなかった。

後遺症が残るよ。大丈夫だから帰りなさいと。

結果、午後から一人勤務。

「尾崎さん、今、一人?」と介護の人から訊かれて「そうです。」とだけ答える。あとは彼女のプライバシーに関わるかなという思いと、もう一つは介護サイドに大変だと思わせたくないと思ったので。

上司に報告すると「出て来ようか」と仰って下さるものの、彼女も約一週間ぶりのお休み。あと、何とか一人でも乗り切れそうだし。

予測通り無事に終わったものの、帰りの電車の中でまたしても爆睡。

よく頑張った。途中で帰った人よ。施設の皆さん、そして、私。

やることを出来るだけやっていると不満や文句で淀まない。

バッティングの際右に重心を残すよう、軸が自分にあるから。

多分私はいつ何があっても後悔ないなあ。

そりゃもっと色んな人に良く出来たらという思いはあるものの、いつも精一杯だった。心も身体も含めて。
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2017年05月25日

心の筋トレの成果

本気で困らせられる人々の中に肩書癖というものがありまして。

でも、出来ることならそのプライドを立ててあげたいとは思う。出来ることなら言いたくない。

「もう、あたしったら恥ずかしいわ!」というのが口癖の年配のナースさん。

でも、恥ずかしがるポイントが全然違うんだよ。それは恥ずかしくない。人はチャレンジするだけ失敗する確率が上がるのだから。

本当に恥ずかしいのは人の話を聴けない、教えを乞うことが出来ない、学ばないけれどポーズを取りたいというその性根。

人は人生の分岐点で何度も自分の美学の修正を迫られるときがある。「あれ?私、間違っていた?」という感覚。そして、どうすればよくなるか?と普通に考えられる素直さ。

時に、往診医のドクターの長所が大分見え始めて来た今日この頃。

とある処置を依頼してそのベッドサイドについたのだが。

話を戻すとその日の朝にさかのぼる。

ずっとずっと言わないでいようと思っていたことを往診の朝に伝える。ここで一番長いナースさんに。

仕事から逃げるし特に彼女が感じる大きなもの、例えば往診医とか上司とかからも逃げるのだが。

そういった権威が立ち去った後になって「あれはどうなっていますの?この人はどういうふうにしていく方針ですか?」と強い口調で訊いてもどうしようもないことを言う日々が続いていた。

こういった時私は寡黙に緊急の仕事を処理していて、もう一人の大御所さんが説明しているのだが。

この日は、いつも往診でサブをやって下さるそのもう一人の大御所様がお休みで派遣さんと一番偉いナースさんのみだったので、”仕方ない。言うしかない。”と朝一番でお願いをする。

派遣ちゃんには往診の間、これこれしかじかをチェックしていてとお願いしたのだが、案の定大御所様は上の空。他人事みたいにしているので「それから、Nさん。」と声をかける。

「え?」と緊張なさる。

これまでの状況がどうだったのか?ということと、往診や何かの処置や話し合いの間は耳を澄まして目を開いてその場で把握できるように努力して欲しいと。

分からないことがある度に席をはずしては介護に何かを衝動的に命令して歩くのは止めて欲しいと。

もしも分かるように努めないのだとしたら、全てが終わったあとに「どうなっていますの?」と無意味に取り締まろうとしたりするのは時間のロスだから止めて下さいと。ほんと、その頃はいつも後処理に必死なのだが、人が分からないことで忙しくしていると割って入るために「報告してちょうだい」ってのが出るので困る。

”そんなことを言われるのは初めてだ、すみません”という口上を繰り返されていたのだが、私もこういうこと言うの初めてっすよ。

結果、逃げてしまうのは習慣として続いていたがいつもよりは邪魔しないでいてくれた。

とある処置の前にも始まる直前でどこかへ行ってしまおうとなさるので、この時ばかりは困って「介助に入って下さい。」とお願いするとしぶしぶ入ってくれたものの、先方のドクターに「これはこうして、ああして。前の先生はこうしてましたのよ。」と口を出し出した。

最近この先生が優しくなって来たのでそういう態度になったのだろうけど。

ドクターが「今はそのやり方は意味がないですから。」と答えている。

しかし「でも、こういうふうにして確認しないと。」とここでのやり方をさらにドクターに言っている。

同じやり取りが数回されるとおそらくは私と同じくらい面倒臭がり屋でせっかちの先生が「分かった。意味がないけどやれば良いんでしょ。」と言いなりになろうとした。

特に外部の人の前ではこの状況を知られたくない、恥ずかしいなあと思っていたのだが、この時ばかりは口を開いた。

止めて下さい。すみません。やらなくても大丈夫です。理由もちゃんと説明して下さったのだからと。

先生がほっとして手をひっこめたのだけど「でも、どうやって確認しますの?前の先生は・・・」と大御所様が後に続けようとしたので、初めてさえぎった。

止めて。理由も説明してくれているのに何故聞かないんですか。同じ会話を何回も何回も。(それ、全て自分のこだわりでしょうよ。)

その日一日で先方のナースさんにもドクターにも事情が分かってしまったと思う。

何せ耐え切れなくなって、同じ会話をするなと言ってしまったわけだから。

ところが不思議なことに、それまで冷ややかだった先方のナースさん二人も先生も凄く気さくになって色んなことを質問して下さるようになった。

「特養ってさ。。。」とか、「こういう場合はどういうふうにしてるんですか?」とか、「あれは何の音?」とか、この場所やシステムについての質問を沢山して下さったのは初めてのことだった。

それまではむしろ「こんなところ興味ないわ。」という雰囲気だったのに。

笑顔が見られた。

なんでかな。この出来事の直後から心を開いて下さっている。普通あんな殺伐とした場面を観たあとじゃ逆の反応になると思うんだけど。

何だか分からないけど、まあ、いいか。

こちらは大分怪我しているけれど、利用者様にとっては良いチームに近づいているようだ。

大御所様も怪我したんじゃないか?怪我を負わさせたんじゃないか?と通常は心配するものの、もしもそういう普通の概念の持ち主だったからこんな苦労は無いし、この日のようなことは言わなくて済んだんだよな。

大御所様がその後皆に訴えたのはただ「自分はいじめられている。あの人は怖い人だ。」ということだけだったから。

そしてもしも仮に大御所様のプライドに傷が入ったり、私がぐったりと疲れて罪悪感にさいなまされたとしても、それらは優先順位のずっと後ろの方なんだよな。

自分自分の人は、人一倍悩むし疲れるのだろう。

そりゃ仕事は自分のためでもるのだけど、その大前提に利用者様ってのが来るわけだから、それとかみ合わない価値観を持っている人は勝手に騒いで摩耗して、最後はやはり人のせいにしている。

でも私も出来ないことが沢山あるのだから、できれば今日のようなことはあって欲しくないなあ。

あ・・・。ということは、やはり嫌がらずに普段から伝え続ける必要があるということ。1いうと100の言い訳が返って来る口上だったとしても。

あまり考え過ぎず、気を使い過ぎず、球が飛んで来たらとりあえず振るか。
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2017年05月15日

あなたの仕事です

ベテランナースの方々はやはりここでの業務をこなすのが速い。それがとても助かる。

・・・・・。が、一方で、慣れたドクターが換わるとか、元々はややこしく無駄なやり方をシンプルにするとか、その他諸々の変化になると弱い。

弱いだけなら良いのだが、努力皆無でてんぱってしまう。

ここでのやり方オンリーだったら非常に頼もしいのに。

半年弱見て来たのでいい加減分かるようになって来た。代々ここのナース業務は介護職員や相談員にお膳立てされてこそ成り立っていたのだと。
ナースというのは偉い人種なのでそれくらいして貰ってあたりまえと思いこんでいらっしゃるらしい。

それではお膳立てされていることをやる代わりに専門知識を駆使すべく脳を使うのかと思いきや、往診先のドクターやナースからの指示に対して「え?これ、使い方わかりません。」と怒鳴るので、ずいっと前に出て先方に「大丈夫です。分かります。後程説明しておきます。」と言うしかない。

「そんなの分かりません。」と言われてギョッとした同業者である往診先のスタッフだが、私がそういうとホッとした表情で「よかった・・・(ですよね?分かりますよね。)」と仰る。

薬局から薬剤師さんがわざわざ来て下さって往診について下さったのは先生がどんな処方の仕方をするのか?を調べに来て下さってからであって、うちのナースに使われるためじゃない。

なのに新しい薬が届けられて、それがちょっと変わった投薬の仕方、例えば粘膜に貼り付けて使うタイプのものが出ると「知りませんよ!そんなやり方!」と仰るので薬剤師さんがビックリして「あ、ああ、じゃあ、後程説明書をファックスします。」と仰って下さるのだが、これも恥ずかしい故「送らなくて大丈夫です。後で教えておきます。」と間に入る。

私がここに来るよりもずっと以前から何度も何度もショートステイに来ている利用者様を受けて下さった際には、後ほど相談員に会った際に「ねえ・・・。もう何回も来ている人なのにSさんったら”こんなにいっぱい薬剤持って来て多すぎる!どこをどう処置して、何をどこに使ったら良いのか分からないわよ!”って言われたんだけど。。。」と訴える相談員。「大丈夫でしょうか?」

それは丁度その利用者様の処置の最中に話しかけられたのだけど、思わず手を止めて「分からないはずない。」と答えた。

相談員の方はかつてクラークさんだったそうで大御所様二人の特徴を知っているし、私が何に困っているのかも知っている故、ブッ!と吹き出して「ですよね。」と答えた。困るけれど二人で笑いに換えている場面がよくある。

相談員は相談員で鬼忙しいのに「薬をセットして来て。」とか文字通りギャーギャー言うという話を聴いても容易に想像がつく。

さすがに昨今私には遠慮してものを言うようになってくれたものの根本は変わらないので強気を助け弱気をくじこうとする。

そんな折、課長と介護の方々が他の会で会議を開いている最中に大御所様が乗り込んで来て途方もない量の補助食品をドーンと置いて行こうとしたとのこと。

介護の課長の青年が「まだあります。困ります。」と言い、我ら看護の課長は「この方は一日一本の処方のはずなのに何でこんなに届けられたの?!」ととがめたそうだが、途端に逆切れして「そんなことまでナースがやらなきゃならないんですか?!」と怒鳴って去って行ってしまったそうだ。後ろに派遣ナースをお共に連れて。

その直後看護課長からのピッチが鳴って事の次第を知らされた私は他の階でせっせと働いていた。だって、大御所様と派遣さんとで同じ仕事しているので。

課長は非常に迫力がある人で激高しやすい人でもあるのだが、デリケートなところもあって、こういうとき、非常に辛そうな怒り声になる。まるで泣いているかのように。そりゃ病気にもなるよなあ、この状況で二年半もやって来たんじゃ。

大御所様としては、朝から業務が多くて、そして新しいことばかりで、しかも新しいことと言うのは誰もお膳立てしてくれない状態から自分で考えなければならないことなので、イライラ、イライラしていたようだ。

課長も私も恐れられているようだけど、切れる相手としては私の前ではずっと朝から我慢して課長の方を対象として選んだらしい。

”こんなことまでナースがやらなきゃならないんですか?”と言うのを半年間聴いて来たが、結論から言うと「そうですよ。」と言うしかないことばかり。それどころか、それらをやっても、まだまだ到底看護と言える域に達していないのが現実。

これだから同じ場所でずっとやって来て甘んじて、しかも勉強して来ていないというのは恐ろしい。

介護の課長からもピッチが鳴って「あのう、今実は。。。」と言うので「聴きました、聴きました。」と答えるのだが、あれ?看護課長とミーティングしていたので同じ場所にいるはずなのに・・・?と思って現場に行ってみると、やはり二人とも同じ場所にいた。

で、何故わざわざ介護課長の方も電話をかけて来たのか?と言うと看護課長に「こういうときは誰に報告するの?」と睨みつつ質問されて「・・・。お、おざきさん。」と答えたところ、看護課長に「正解。じゃ、はい、報告する!」と言われて立て続けに電話をかけたらしい。

その他主任陣も見ているし、まあ、ちょっとした騒ぎだった。

医務課に戻ると大御所様が「今ですね!」と言うので、「聴きました。」とキッパリ即答すると、それっきり黙ってしまわれた。

そんなことがあってからカウンセリングのために休みに入り本日出勤したところ、申し送っていた介護スタッフの口上が止まる。

「あれ?確か昨日、ナースの方から○○さんの別席対応を解除するように課長が言われていたんですけど、まだ隔離されていますね。」と言う。

前々から困っていることの一つに、大御所様は介護のテリトリーをぶらついては衝動的に指示を出すというのがあった。

例えばこうして熱のある人が他の人に感冒を移さないために離れた席で過ごすようにしている際に「もう良いわよ。」と命令するとか。

抗生剤投与がやっと今日で終わるし熱が下がりかけたばかりなのにそれはあり得ない。他のことでも多々そんな場面があるのだが、今回は大御所様がそう指示を出しても実行はされていなかった。

看護課長が泣くように怒っている最中に介護の課長や主任も居たので説明せずとも状況を把握して貰えたらしい。

「動かすのはおざきさんが出て来てからね。」ということにしておいてくれたらしい。た、助かった。高齢者は風邪がうつるという単純な出来事でも重篤なことになり得るから。

以前にも言ったことがあるけれど覚えていてくれたのね。

それでも、課長が「てんぱっているだけで、後で考え直すなら少しは許せるけど。。。本気であんな意識で働いているのだとしたらもう切るよ。」と腹に据えかねて言うとき。

「てんぱっているだけだと思います。」とついついかばってしまう。

何故なら人は変わるから。変わることが出来るはずだから。

何の仕事を誰のために何のためにしているのか?ということに気がつきさえすればいつからでも変われる。

ただ・・・・気が付くには傾聴力が必要なんだよな。とほほ。

私もがんばろ。
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2017年05月10日

あともう少し・・・という負荷

高齢の方というのは、認知症がある人はもちろんなのだけど比較的はっきりした方でもどこがどう悪いのか、痛いのか?苦しいのか?というのが分かりにくい。

往診でせっかくドクターが来てくれているので色んな人を見て貰った。

そんなことしているとまた昼飯が食べられなくなるのだが、ここはどうしても時間が要るところ。

しかし、先生の診察でも判明しなかった人もあり。

肺炎危惧の人から腎不全危惧など重篤な人も居れば、小さな口角炎に至るまで診て貰った。そりゃ先生がハアハア言ってしまうほどなのだけど仕方ない。

大御所様は昨日「次はリーダーやっていただけるんですか?」と帰り際に仰る。しんどそうだったので数日前、「次回は私がやりますよ。」と言ったときには、「いえいえ、どうせ私を立ててもあなたに助けて貰えるので。結局は色々やって貰えるので良いです。」と仰っていたのだが。

疲労と緊迫感に加えていよいよ明日となると「あの、やっていただけます?」となるわけだ。しんどいもんね。

蓋を開けてみれば想像通りしんどいのだが、何だか、段々この先生の良さも見えて来た。

押せばどんどん力を発揮して下さるわけで、食い下がれば本当に真剣に診て下さる。

”大事なんですよ。この人、物凄く大事な方なんですよ。”というのをアピールしていると先生も往診に着いて来た先方のナースさんも大事に思ってくれるようになる。

ちとやり過ぎたかな?と思うのは、小さな口角炎の方に四種類もの薬を処方して下さったとき。

「不安なとき、(この方は)叫んじゃうんですよ。分からないように見えるかも知れないですけど、色んなことを分かっているんです。だから、不安になったり不穏になったりします。それで大声を出すと治りかけの口角炎がまたピッと裂けちゃって痛いんです。かわいそうなんです。でも、ごはんを一生懸命食べるんです。」と訴え過ぎた結果。

手厚いわー。

でも、それくらいで大丈夫。何もアピールしたり利用者様の代弁をしないと、全く真逆に無関心になられてしまうことが多々ありだから。

それにしても、色んなことを一生懸命感じて下さって嬉しいなあ。

もう一点やり過ぎたか・・・と思ったのは、先月いっぱい、つまりは4〜5回の往診の結果、私の要望やら質問やら突っ込みが口頭でもFAXでも多すぎたのだと思う。

初回は2時間も遅刻したこのチームが2回目、3回目と回を重ねるごとに少しづつ危機感を感じ取ってくれて終いには最初の契約の時間、約束を守るように訪問してくれるようになった。

こだわりは沢山お持ちなのだけど、こちらにも最低限のこだわりがある。とりあえず適切で間違いない処方とか。

そうすると最初は色々と理論を述べて手を動かしてくれなかった先生も「早く行かないと帰れない。。。(あの女に帰して貰えない。)」と気が付いてくれるようになった。

さらに言うと、今日にいたっては、何と、たかだか施設の往診のためにナースを二人も連れていらした。

新しく加わったナースさんはうちの課長ナースと同じく貫禄がある人だった。

時間通りに来るとは思っていなかったうちの方のナース二人は処置に回っていたが、私はこの時間に来ると思っていたので医務課を動かないでいた。

到着して下さってからずっと3対1でやっていたので途中他のナースが帰って際、「あ!何?すみません!」とビックリしていたくらいで。

誰も呼ばなかった。課長もストレスがいっぱい。「行かなくても良いかな・・・?」とピッチが鳴ったので大丈夫ですよと答える。まじで具合悪くなるもんね。トップが倒れては大変。

大丈夫ですよと言えば、先方もナース二人連れて来なくても大丈夫ですよという話。まあ、心強いし早く終わるのでしょうけど。

しかし、段々大切に扱ってくれるようになった。私はどんどん嫌なやつだと思われていると思うけど。

******

往診の間にも解明しなかった利用者様の症状があって、先生が帰った後の1日の後半で色々状態を見ていたのだけど、結果、1日で二人も入院することになってしまった。

足が痛いと言っていた人に実は胸水が溜まっていたり、心臓の既往歴がある人が唸っているので当然心臓を疑ったりはたまた古い骨折部位を疑っていたのだけど、こちらはただの排便前だったりとか。まったくずっこけたり驚いたり。

しんどいけど受診に行って貰うことを決断して良かったという結果オーライ。

受診に連れて行く側もしんどいと思うので「今回は私が連れて行きますね」と声をかけたのだけど、リーダーを引き継ぐ方が何倍も嫌らしい。「大丈夫、行きます。」と出張ってくれる大御所様にも感謝。

ああ、色々なことがあったなあ。

もうちょっと、あともうちょっと・・・という頑張りで人命が繋がる。

結局はそんな仕事なのだからしんどくてあたりまえなのだろう。そうするとまずは自分の人命を繋がなくてはならないので今日も食べて寝る。
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2017年05月09日

とにかく笑えれば♪最後に笑えれば♪

予測していたものの、世間での連休明けは想像を超える忙しさだった。

朝のスタートに時点から「なんだ、これ。。。」という感じ。

その何だこれが一日中続いた。

全方位から何かがやって来る。

なーんか、こういう日の自分は鬼のようで好きじゃないなあ。

こなして利用者さんを守ることが優先だから仕方がないのだけど。

帰りの電車のホームで同じくぐったりとしている課長と会ったので一緒に帰った。

数か月前の状態も面白かった。それは互いに無言でずっと携帯のゲームしつつ帰ったり、ある時は座席が空いたという理由で別々の席に座って二人ともグーグー寝ていたり。

が、今日は携帯を出さないし起きていらっしゃる。

なんか、開いている。
そして座席が空いても一人が座り一人が前に立って話し続けるという姿勢。

いいですよ、座って下さい。私は立って話しますからと言うと「いいの?」とすんなり座ってくれて少しばかり早く着く私が降りる駅までずっと話してはゲラゲラ笑っていた。

笑うばかりでなく、この先の展望の話とか、あとはどうにかしなければならないこととか。

私がつまらないことで切れてしまったエピソードを話すと課長はゲラゲラ笑っていた。「分かるよ、分かる。いい、いい。そんなときは仕方ない。」と涙浮かべるほど笑っていらした。

いつか言われたのだけど、私が理不尽なことに切れかかっている場面で、普段は気性が激しい課長は一生懸命フォローに回っていることがあった。

後から「あんな優しいこと言っちゃって。」と私が言うと「うん。だって、私が切れてるとき尾崎さんがフォローに回ってくれているから。」と。

なるほど。役割か。

これ、万が一二人同時に切れたら大変なことになるんだろうな。気を付けよう。

ずっと事務所にデスクを持ち医務課とは離れたところで仕事をし続けて来たこの若い課長。ストレス溜めて来たことだろうと思う。

それがいつぞや「いいなあ。楽しそうだなあ。」と私に仰った。

そう、フロアで仕事をしていても独立職種で、例え色んな人と関わっても独特の役割があるので孤独は孤独なのだけど、確かに色んなことを介護の方々と話し合い色んな工夫をして来た。

そして課長が「私も医務課へあがる。」という考えを最近話してくれた。これまで半分は相談員や事務的なことをやりつつの看護管理だったのを、看護に専念するということだ。

それ以外の業務をやって貰うために新しい人を雇うらしい。

私が入りたての頃からごく最近まで大御所様や派遣さんたちが『課長は全然上にあがって来ない。何にもしない。』と言っていて、そうなのかな?と思っていたけれど、蓋を開けてみれば大御所さんたちの空気に課長を寄せ付けないものがあったのだと気が付く。

課長も大御所様も強いのだけど、まともにやっていたら両方とも病気になってしまうような食い違いと激しさ。

そこにまた違う妙な強さを持った私が入って来たものだからまた空気の流れが変わった。

私はアホなので空気を換える。そんなつもりはないのだけど、いつも間違った強さを打ち砕いてしまう。そういう鬼なときの自分が好きじゃない。けれども周りはそれで助かるという。

よく分からないけれど変われない部分でこれが自分なので流れに任せよう。

課長も介護も笑っていた。大御所様も変わって行く。特に大御所様たち、変わるのはしんどいだろうに、今までやらなかったことを私がやると最初は不服そうにしながらも、自分たちもやるようになって下さった。

これはもう良い方向に変えて行くしかない。

それはともかく疲れた。

と思っているうちに明日は往診日。

とりあえずは休もう。

確かにそうだよね、ヒロトさん。楽しいことは楽じゃないね。楽しいことをしたかったら楽でいてはダメらしい。

色んな意味で学ばなければという話らしい。そしてその学びとは暗記とか試験ではない。笑いながら楽しんで、例え苦しいことに向き合っているときも、脳の回路を繋げて常に楽しむ才能を伸ばしていくことだ。

そうするといつの間にか周りも笑っている。
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2017年05月02日

深呼吸

カウンセリング2時間とレイキをお申込みして下さった方。今月も小さな可愛いブーケを持って来て下さって。

この小さくて大きな心尽くしを、私は毎月二回も三回もいただいている。幸せなことだなあと思う。

目に刻み付ける。そして心にとっておく。

よく食べてよく動いている人の心身はレイキの通りが良かった。まあ、色々悩みはあるけれど、誰だって悩んでいないわけじゃないから。

それはともかく終了した後に「かおるさんにもレイキを流して良いですか?」と言って下さる。この方、以前にも何度もそう言ってレイキを返して下さった。何てありがたいことなんだろ。

しかし、この日は時間がなかった。

目をキラキラさせて(見返り頂戴のギラギラではなく、あくまで純粋なキラキラである)前のめりのエネルギーだったのでお断りする雰囲気ではなかった。

では、時間がないので少し肩をもんでいただいても良いでしょうか?とお願いすると、「揉むのは慣れていない。」と言いつつ一生懸命揉んで下さった。

「なんでこんなに凄いんですか。」という肩こり。

それは仕事で昔からこうって言うのもあるが、最近は究極のキャッチボールしたり素振りしたりもしているので、もはや何の硬さか分からなくなっている。

凝りつつ鍛えられているのは確か。

5分くらいだったけれど、優しさが身に染みた。

********

余談だけど、ホームでは自分が居ないところで名前を出されて笑われているらしい。

四方八方から「○○さんもこう言ってましたよ。」と聴くので結果的に誰と誰と誰が集まって何を言っていたのか?ということが分かる。

仕事上「お伺いしたいんですけど。」とか「どうしたら良いでしょうか?」と真面目な質問して来る人々なのだけど、仕事以外では滅茶苦茶私に突っ込みを入れて来たり、ちょっとでも暇になると毒舌でからかって来たりする。

自分も毒舌だと思って来たしそう言われて来たが、あまりにも色んな人からふいうちで来られるので咄嗟に返せない。

「○○さんもこう言ってましたよ。」と笑いながら、「みんな、尾崎さんが好きですね。」と言う子。

馬鹿にされてんなー。でもフォローされているし意見は真面目に聴いてくれる。

きついし誰も分かってくれないなと思うことが多々あれど、しばしば「これをこうしておきました!」と介護の方々からの助けが入ると、「ああ、そうか。結構見ていてくれるのだな。」と感動してしまう。

ナースと介護が繋がるなんてあたりまえのことだと思うのだけど、色んなところでも同様に「こういう雰囲気、初めてなのよ。こんなことってなかったのよ。」と言われる。

それが嬉しい。

******

いつも皮膚の処置をする利用者様の閉めきったカーテンの内側。

点眼をしつつ「大丈夫?今日はお風呂の日でもないから疲れるイベントはもう無いね。大丈夫?休めている?」と訊くと、その人が言った。

「一度尾崎さんに悩みを聴いて貰いたいの。今日でなくても良いから。それに誰にでも悩みがあるってのは分かっているんだけど・・・」と布団の端を掴んで言うその人。

そうですね。確かに誰にでも悩みはあるけれど、○○さんはお身体が痛くて他の人たちより発散しにくいですよね。近日絶対に時間を作って話しに来ますよ。処置とか介助でもなく純粋に聴きに来れる時間を頑張って作るからね。

そう答えたら、その人の目から涙がこぼれて「まだ話してもいないのに泣けて来ちゃった。悪いけど、お言葉に甘えます。よろしくお願いしますね。ここにいらして下さいね。」としゃくりあげる声。

去り難いのだけどこのベッドサイドから去らなければならない。

大変な処置をすることよりも重い。

やらなければならないこと というよりも、やりたいと思うことが沢山ある。

こんなときこど大きく深呼吸しつつレイキを流す。
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2017年04月30日

ダラダラではなくのびのびと

一昨日だったか。

大御所ナースさんに依頼して具合が悪い利用者様を大きな病院へ連れて行って貰った。

本当は自分が行きたいけれどリーダー業務なので留守に出来ない。

この日は大御所様と1人と私。+課長。

つまりは計三人で課長は課長で私の何倍も大きな総括をしているので医務課は私一人になる。

文字通り大変な一日だったのだけど、介護の方々の思わぬ助けで一日を終えることが出来た。

そしてその翌日。

とある方を皮膚科受診へ連れて行って貰った。

というか、この皮膚科受診が気に入らない。褥瘡委員会の委員長もしている故、段階を追って事細かに看ていたところにいつの間にか皮膚科受診が入れられていたので、どうして?そして、いつ受診することになったの?予約は私が取るはずなのにな。

ここで薬剤を変えられたらせっかくの治癒プロセスがだいなし。

要するに定期受診じゃないので皮膚科の先生も「悪くなっています。」と付き添いのナースに言われれば簡単に「はい、じゃあ、この薬。」となるわけで。

せっかく皮膚が形成されていたのに。

すると、私が2連休を取っている間に予約を入れたと聴いてげんなり。

前の状態を見るべくまめに足を運んでいるわけでもないのに「あ、なんだか悪くなっている気がする。」という思いつきで寝たきりの利用者様の体力を使わせるなんて。

以前から状況を事細かに説明して来たのだけど聴く耳がない相手には通用しない。

とは言うものの、気を取り直してやることをやる。この日は一人が受診に出かけても二人ナースが居る日だったし。

ところが・・・派遣ちゃんが昼頃、気になることを言う。

「・・・。数日前から耳に入る声がエコーみたいに響くし気持ちが悪いんです。」

そう言えばいつぞや、あと30分で彼女の勤務が終わろうとする頃「おざきさーん・・・何だか気持ちが悪い。」と言って来たことがあった。

以前から肩こりを訴えていたので数十分肩をもんであげてその時は治ったのだけど、耳の中にエコーが・・・と言われると、そりゃ突発性難聴の症状の一つのような気がして。

「でも、難聴というより音が響くんですよ。聞こえないわけじゃなくて・・・」

彼女の勤務が終わるまであと一時間半の時点だった。そして、しかも週末。

彼女が住んでいるところの最寄り駅を聴いて耳鼻科を検索して電話をかけると土曜日でもやっているとのこと。

だから、明日は行くと良いよ・・・と言っている途中でその顔をじっと見ていると「あかん。今行って貰いたい。」という気がしてならない。

もう一度電話をかけて「新規なのですが、本日の受付は何時までですか?」と訊いて見た。

すると、今すぐ帰ればギリで間に合う時間だった。

帰るんだ。今すぐ帰るんだ。で、すぐここへ行って。と言いつつ地図をプリントアウト。課長に許可も貰った。

「いや・・・でも・・・今日、(尾崎さん一人で)仕事終わります?あの・・・。」

いいから行って!

青い顔をして「はい。」と耳鼻科へ向かうべく帰ってくれた。

思うに。。。激務だし特養独特の制限や困難はあるし、大御所様たちとやり取りしたり、私は私で強引な仕事のやり方しているし、彼女もナースなのに、ちょっと介護の人に質問されて答えを渋ると「もういい。あとで尾崎さんに訊くから。」と言われてばかりでショックを受けたという話もよく聞くし。

非常にストレスフルなのだと思う。申し訳ない。

耳は消耗品ではないので、耳だけの話ではないので、明日も休んで欲しい。課長にも報告したことだし。

それにしても・・・。結局またしても身体一つで地獄の留守番勤務となったわけで。

それでも一日の業務の終わりにゴールイン。一時間オーバーしたけれど。

色んなことがあるなあ。

気楽に行きたいのだけど、油断すると滅茶苦茶変なことが起こるし、説明しても、意見を聴いても話が二転三転する先輩もいる。

比較的にの話だけど、年齢がやや近い私でもきついのだから、若いナースさんや介護の子たちはもっとしんどいだろうな。

今私に必要なのは、冷静な心でスタッフや利用者様を守れる強さ。

そして、心からの笑顔で過ごせる強さ。

せっかく良い介護をしている人々だから、のびのびとやっていただきたい。

そのために私ものびのびと考え、動いて行こう。休みを取りつつ、一日一日をきちんと切りながら。
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今日も最後まで読んで下さってありがとうございました。あなたにとって良い一日でありますように。

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posted by かおる at 06:00| Comment(0) | 看護 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする