2017年08月18日

賛美

そう。

あなたと私は似たところがある。

乾いた目で世の中を見るところ。

何でもやり過ぎるところ。

夢中になったものには一時的に中毒とも言えるほどのめり込むところ。

虚しさを刺激で埋めようとするところ。

好きな相手にウソをつくところ。

そして馬鹿がつくほど真っ正直なところ。

弱いからこそ吠えるところ。

人に恐れられるところ。

合わせているのに本心を見せていないことが多いところ。

自分のタイミングで黙り込むところ。

そして違うところは。

あなたは優しい。

あなたは人の愛し方を知っている。

あなたは自分にして欲しいことを特定の人にきちんとやる。

あなたは人を辱めない。

そしてまた似ているところ。

何でも笑いに換える。

プライドが高い。

止めて欲しいことを止めてと言うところ。

相手が言った言葉や、一度交わしたやり取りを正確に覚えているところ。

そしてまた違うところ。

あなたは美しい。

傷つきやすくて素直でずるくて 美しい。

美しいからこそどんどん素直に汚れて来たんだね。
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2017年08月15日

奪われたらしい

いつもそんなに多くを語り合うわけではないが、キャッチボールをしたり映画や音楽の話をしつつタバコを吸っていると、Iちゃんと私がとても仲が良いねと言われる。

と言われているのに二人とも無言になって相手の顔を観てしまう。

多分互いに”そっちが何か言え。”と思っている瞬間なのだろう。

仲が良いという言葉自体に違和感があるから。良いとか悪いんじゃないんだよなと多分お互いに思っている。

そうして間に入って来た人は、自分の趣味の話を始めた。

何を作っているって言ったっけ?

もう忘れてしまった。

とにかくIちゃんにも私にも興味のない何かの小物作りの話だったのだろう。

あ、思い出した。ミニチュアだ。家具のミニチュア。

微に入り細に渡ってその人がそれを作る楽しさを語っているうちに昼休みが終わった。

その人が時間になって去って行ったので私もタバコを消して仕事に戻ろうとしていたとき、「前は・・・違うものだったんだよな。」とIちゃんが言う。

え?何が?

「えーと、何かアクセサリーとか作ってた。」

ああ、そうなんだ。ってか、今の人の名前なんだっけ?

「人間関係に行き詰まると何か作り始めてその話ばかりしてる。」

別に悪く言っているわけではなく事実を語っているのだろうけど、Iちゃんが他人のことを言うのは珍しい。

そうなんだ・・・と答える。

続いて立ち上がりタバコを消しているIちゃんが何かを落とした。楽器の写真かカタログか。

何、これ。

「ああ、トラぺ。」と言って立ち去るのでその背中に「トランペットのこと?トランペットもやってるの?」とやや大きめの声で問いかけた。去ってくのがはえーから。

「あたしはいちいち自分がやってること言わないよ。」

ドアが先にしまった。

でも、Iちゃんが言わんとしていることがとてもよく分かった。

夢中になること・楽しむことと、楽しく見せることは違うからな。

キャッチボールのようにミットもグローブも構えていない人にどんどんボールをぶつけて来る。いつもぶつける人を探している。ぶつけなきゃ、ボールがなきゃ自分を観て貰えないと思っているのかも知れない。

しかもIちゃん、それ、昼休みがそういったことで潰れちゃった故の不機嫌か?

それでもまた休憩があって出くわすとその時間を取り戻すかのように、自然に話したりはたまた無言で一緒に休んでいたりする。
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2017年08月14日

どんなに小さなことでも、そしてどんなに些細な出会いでも発端はちょっとした出来事に過ぎない。

でも、私はその発端をずっと覚えている。

職場で出会った快活な姉御肌の年上の女性がふとしたことで「これ見て」と自分の傷口を見せて来る。

意識はどこの病院に行ったら良いか?とか、これは何なのか?と些細な小さな質問だったと思う。

ところがはいでもゲームが始まってエンドレスになったとき、ああ、これは一筋繩ではいかないと悟った。

問題は傷じゃないんだよな。

それから忙しくしているうちに長い時間が経過してしまったが、このこととも向き合ってみることにした。

********

そしてまた別の出会い。

その人はダークな瞳をして喫煙所に座っていた。眉間にしわを寄せて。

怒っているんだろうか。落ち込んでいるんだろうか。

でも、ある瞬間、私は吹き出して笑ったとき、その人の顔は無言のまま「え?」と言わんばかりに見開いた。

そえから全ては始まった。

その頃の私はとある人とのディープなやり取りに疲れ果てていたのだけど、彼もまたそういう何かしらに疲れていたのだろう。

決して話さないまま少し充血した目を向けて、今日も私が腰かけている階段の前に座っていた。

そして本気で笑っている笑顔を見るようになるまでの歴史が作られて行った。
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2017年08月11日

よくある勘違い

先日、まあ、いつものことだけど畜生とか馬鹿野郎だとかくそっ!だとか言いながら仕事をしている介護のいかつい男性。

根っこが優しいと分かっているので聞き流しつつ自分の仕事をしているわけだが、新人のまだ弱者の人に向かっての物言いがひどすぎると、ごく稀に見かねた私が「うるさいよ。」とか「普通に言っても通じるよ。」と言うことがある。

大抵口を尖らせながらも黙ってくれるわけだが。

つい最近のこと。

女性職員にたいしてまた酷いことを言っているので聞き捨てならず「謝罪しなさい。〇ちゃんに謝れ。」と叱る事件勃発。ってか起こしているのは私か。

そのときも絶句して黙っていた。

それを観ていた内気な男性職員が泣いていた。

なんで泣くの。

「Oさんが怖くないんですか。Oさんですよ。ううっ、でも、ありがとうございます。」

・・・・・・・・・・。自分も言おうよ。良くないことは良くないと。

そして本日のこと。

ふらりと喫煙所へ行くと男性職員が二人で向かい合わせで喫煙していたのだが。

片方が時折私に怒られる人。例の。(と言っても彼の方が年上なんだけどね。)

もう一人の方はもう少し違った意味合いできつい男性なのだが、いずれにせよ何やら真剣に話していた。

私が来るなり「どうして朝あいつを怒ってくれなかった?」と言う話になった。

ちゃんと申し送るべきことを申し送らなかった朝の介護職員のことを言っているわけだが。

「ここは学校じゃねーんだよ!全員の悪いところをいちいち教えてられるか?ここは仕事場。サラリーを貰ってプロとして働いてるんでしょ?学校じゃねーんだよ。何でも怒って貰えると思うな。甘えるな。」

2対1なのに絶句。しかも、男性二人対ちっちゃなおばちゃん。

階段の上の方で笑い声がしたと思ったら、Iちゃん?Hさん?そこに居たのか。

そういう私も彼らに怒っているわけだが、そうやって物申す相手というのはあくまで成長しようとしている人に限定される。

間違っているからと言って無条件に優しく教えたりしている場合じゃないことの方が多いのが現場であり仕事だから。

Kは自分から質問してどんどん看護の仕事に入って来るしKHちゃんも・・・と良い例をあげるのだが、個人的に好きだから言っているわけじゃないよと添えたのだが。

結局は一緒なんだよね。

仕事には、その人の人間性が出るから。

そしてその人の人生がどうしても出てしまうから。

首縮めてたり絶句したりだったので伝わったかどうかは分からないけれど。
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2017年08月05日

悲しみと疑問の海

今月は人員が入れ替わったり減ったりしたこと。

そして諸事情により試練の月が始まった。

ホームでの四連勤の初日に新人の派遣さんと過ごした一日もしんどったが、その翌日、今日は大御所様もいるし何も行事がないし安泰と思っていたところに入浴場から連絡が入った。

ご老人の身体というのは色々と不思議なことが起こるものだけど、こういうことになっていると報告を受けて行ってみると、なるほど、これはまずいという状況。

これくらいの年齢の方々になるとすぐに受け入れてくれる病院が中々ないのだけど、電話でプッシュ&プッシュ。

やっと受診を取り付けたものの、さあ、どうしよう。

というのは自分が派遣だった頃、土地勘のない地で初めて誰かを連れて行く受診でこの職場の勝手も分からなくて苦労したことを思い出したから。

たった二日目で重病人を一人ぼっちで大病院へ連れて行くのはしんどかろう。

大御所様にお願いして教えながら二人で行って貰うことにした。

・・・のは、良いのだけど、またしても一人留守番。

そしてまたしてもKが「何か出来ることはありませんか。私、休み時間要りません。」と、色々手伝ってくれた。

それでもきつい。

連日こんな状態なものでたった四日目にして少々根をあげた。

頭の中には色んなことの段取りや地図や設計図があるのだけど、とりあえずは棚上げにしないと頭がショートする。身体ももたない。

IちゃんとKと三人でバッティングへ行く。

三人でご飯食べつつ話していると、出会った当初の話になった。

「怖かった。」とか、主にそういうことを言われた。

そして怖さの種類には色々あるという話とか。

もう何度目かのバッティングや飲みや食事。

Iちゃんも少しだけ饒舌になっていた。

******

色々としんどいことがあった。

そこに色んなラインが飛んで来るのだけど、必ず毎日来るライン。

勤務だけでもヘロヘロで、バッティングや食事して来て辿り着いた夜。

いつものように決まった時間に決まった内容のライン。

段々その記し方は簡略化されてはいるものの、何故それを報告する必要があるのか?とも思う。それは結構大変なことなのではないか?と思うから。

同時に、悲しかったことを思い出す。

いくつもいくつも思い出す。

だから返事を返せないときもある。また単純に疲れ過ぎて返せないこともある。気持ち的に返せないといもある。

なのにいつもそれは来る。

贈ってくれる。

何をしようとしているのかさっぱり意図がつかめないまま。

まるで今日のバッティングみたい。

速球が飛んできて、今度こそ打つぞと思っているのに、空振りばかりしてフェンスにあたる。

少し泣きたくなる。

受け止められないし打ち返せない。やったことがないから。いつも逃げて来たから。

逃げていることすら気が付かなかったから。

それはともかく寝てしまい疲れを取り、また明日から向き合えるものに向き合えるだけ向かって行こう。

泣きながらでもいいから。
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2017年07月28日

心を容れる器

前々から思っていたことで。

人を喜ばせるのが上手な人々と言うのが存在する。

長いお付き合いの依頼人さんたちや友人や配偶者や。そんな人々にもいつも感じていることだったのだけど。

昨今ナースの職場にも驚くほど心に染みる優しさや激しさを与えてくれる人たちが居たので、改めて考えた次第。

目立つことや人に見られることが嫌いな私は結局のところ自分勝手で独特の仕事や振る舞いをしているらしくすぐに誰かに目をつけられるわけだが。

一番最初の頃色々と学ばせられたのが20代の子。

情熱的に懐いて来て興味を持って細かく人の仕事や振る舞いを見つめては色んなことを言って来る。

ちょっと視線恐怖症になりそうだった。

しかし、嬉しさや可愛さもあり沢山会話をして来たのだが、肝心なところで話が噛み合わない。

やがて、”なるほど、そうか、この子は仕事を使って人と交流を持とうとしたり自尊心を満たそうとしているのだな。”と感じた。

なので、肝心な場面では仕事から逃げる。仕事から逃げる人は人間関係からも逃げる。それでも権利を主張して怒りをぶつける。

そのちぐはぐさに驚きはした。

そして私はさすがに彼と仕事の概念こそは違うものの、自分勝手な部分というのが似ているなあと気が付いた。

相手のことは考えているつもりで考えられていない。

そしてIちゃんとふとしたきっかけで親しくなり沢山遊んだ。

そこには仕事が介在しなかったが、結局は、仕事上で信頼熱きチームワークを築くことが出来ている。

何一つアピールすることのない押しつけのない優しさは水がしみるように今でも心を温かくしてくれている。

何て人を喜ばせるのが上手な人なのだろうと今でも思っている。

そして、幾つもの出会いがあって最近よく言葉を交わすようになった30代の方の相手を大切にする細かい努力に驚いた。

外側と中身のパーソナリティが全く違う。

しいて言えばIちゃんが本当に何も求めないとしたら、こちらの方は”自分はこう思っているので、あなたもこうして欲しい”という主張があるのだが、それはそれで要望を言えるのが羨ましい。

何を求めているのかすら分からなかった自分が居たから。

最初に親しくなった人の例に似ている私は、知らず知らず本気で向き合うことを忘れ、欲しいものを欲しいと言わず、その代り、傷つくことが少ないのかも知れない。何せ気が付かないのだから。

けれども、Iちゃんや後者の彼のような人はやればやった分だけ傷ついて来たのだろうなと思う。純粋に素直に繰り返して来たというだけで。

虚しさや寂しさや怒りを沢山経験して来たことだろう。どうにもならない他人という自分が愛した人を相手にして。

そして欲しいものを欲しいというそんな様子を目の当たりにして私は傷ついた。何にも出来ないのだなという自分を知って。

あるカウンセラー仲間は”愛するとは相手本意の時間を与えること”という言葉を残してくれた。

彼女は”その人はそうしたいからしているんですよ。”と小さなブーケを挟んで教えてくれた。

はたまた別のカウンセラー仲間は”私は先生にずいぶんたくさんして貰って来ているんですよ。色んなものをもらっているんですよ。私は先生にウソはつかないと決めている。”と沢山の気持ちを贈って下さった。

”愛し方が分からない?何を言っているんですか。愛の人じゃないですか。”という言葉に泣きそうになった。

そうか。そうなのか。そう感じる人も居るのかと。

私は、そんな一連の出来事の中から”心理的報酬”という言葉について学んだことを思い出した。

のだけど・・・。今日は長くなったのでまた今度。
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2017年07月27日

too much paine その2

ナースの職場の方ではカウンセラーだということを言う必要がないし、言っていないのだが色んな職種の人に「相談があるんだけど。」と深い話をされる。

あるいはあえてそういう前振りなど無かったのに知らず知らず話がコアになっていらっしゃっていたり。

そんな調子でいつものように事務所の人が「あ!居た!」と伸びあがる。

居たというか・・・、そこを速足で通り過ぎようとしているだけだった。忙しいからして。

足を止めることが出来ず顔だけ向けて「何、何?どうしました?」と答えるのだが「いや、後でで良い。あ、でもやっぱりたいした話じゃないから今。」と相手も慌てて駆け寄って来て、というか一緒に速足で歩いて何かを話そうとなさっていた。

が、こちらの顔を観るなり「あれえっ?!」と言われる。

え?何?何かついてますか?!

次に何を言われるのか?と思いきや「げ、元気がないっ?元気がないの?」。

いや、んなこたぁーないですよ!と強めに言い返したのは、内心”よくわかったな。”と思ったからだ。

私はあまりこの職種のとき感情が外に出ないのだが、分かる人には分かる。

”ああ、元気がないさ。もうボロボロさ。”

あいつに怒られてからこの数日間悲しくて悲しくて。

でも、少しほっとしているのは、これでかからなくて済むだろう、私も本気で嫌いになれるだろうと思った。

なのに、日増しに落ち込んでしまう。

何でイラついていたのか私は知っている。こちらが相手の思った反応をしないからだ。

それは分かっているのだけど相手の思うようには出来ない性質という諸事情があるからだ。

で、もしあの時の話の続きが出来たら説教を一席ぶってやると思うネタも山ほどあった。多分それはこちらが正しい。

それなのに、段々その正しい理屈がどうでも良くなって来る。

一番大事だと思っていたものが段々どうでも良くなって来る心の動きを目の当たりにして、プライドもくそも無いのだなあという状況に気が付いた。

ただただもう一度話したい。

そして今じゃなくて良い。いつかは分かって貰いたい。

人に分かって貰いたいなんて驚きなんですけど。

でも、もうダメかも知れない。

そんな折、ふとしたことで会話して、互いに誤解していたことが判明。

開通した。

そして絶対あやまらねーだろうなーと思っていた相手が「ごめんなさい」と二回も三回も言うのを目の前にしてあやうく泣きそうになった。いや、泣いた。

互いが違っていても良い。もう何でも良い。

このストーリーに続きがあるのなら今はもうそれで良い。

他人に世界をゆだねたくはない。でも、事実として私の世界は時々たった一人の人によって大きく変えられてしまう。不本意だというのに、何故だか嫌ではない。

「自分も怖かったよ。ダメかと思った。」と言われ、うん、知ってると思った。互いにそう思っていたのだと。
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2017年07月22日

ありがとうがいっぱい

そのことについて沢山経験して来たけれども、何となく苦手で避けて来た人生のとある分野がある。

過去と他人はどうしようも出来ない。

自分に出来ることだけに目を向けて来たし、他人によって何かが決定したり保留になってしまうのが耐えられなかったし馬鹿らしかったのだろう。

だから不確かなことは片っ端から切り捨てて来た。

そんなの待ったり期待したりする人の気が知れないとも思って来た。

けれども、とある人の人を愛するそのやり方やあり方を目の当たりにする今日この頃。

え?何なん?と一番最初の時から思った。

いったい何を求めているのか?そしてそれは何故なのか?とか、”どっちなんだ?”とも思った。

それとこれとは同じものじゃないだろう。どうして同時に進行させるのか?

さほど月日は流れていない。

そして未だに全然分からない。

けれども、そんな中で既に伝わって来るものが増えて行く。

ただ、ただ、素直で懸命だった。

沢山人を愛して来たのだろうな。何をすれば喜ぶのか分かるほどに。

*******

とある酷暑の日に、講座の後で、カウンセリンラーの友人と雑談している折、そんなことを話して見た。

愛するのが下手だなあーという自己概念。

ところが彼女は「いや、愛いっぱいの人だよ。何を言うのかな。」と言ってくれた。

「もちろん喜ばせたくてやるってもあるだろうけど、その人はそうしたいからしているんじゃないかな?」

そんなことを聴かせてくれるテーブルに、今月も小さなブーケが存在していて、染みた。目と心に染みこんで来た。

また愛されている。

あ。正確に言うと、愛せないというよりは、表現方法が未発達なのか。

と、色んなことに気が付かせて貰って、改めて思う。さすがカウンセラーだなー。(彼女)
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2017年07月16日

歴史 / むかつくことはむかつくけれど

カウンセリングと教育分析とで四時間ばかり共に過ごした依頼人さんとはもう長い付き合いになる。

前のそのまた前の事務所が初めての出会いだったので。

それからお互い環境や状況が変わって行ったので思い出深いことが色々とある。

変わったなあーと思う。

そして今日は互いの相違点を面白がっていた。

それぞれの学び方、成長の仕方があるもので。

互いにやって来なかったこととやって来たこととが両極端。

照らし合わせてみると面白いもので、全く違うと思っていたことの話をしていたのに共通点が沢山見つかる。

実は地続きだったのね。

これからもよろしく。

*******

くそ真面目で仕事のことばかり24時間365日考えているようなKが初めてキャッチボールに参加したとき、整った顔に黒縁眼鏡ーという印象のK。

私もIちゃんもKもそれぞれ違ったタイプの無表情女だと思っていたのだが、少し大きめの声と笑顔で「やばい。楽しいです!」と言った。

介護職とは休憩時間が違うのであれから一緒に出来たのはほんの2〜3回。三か月ほど前のこと。(それを思うと入浴チームのIちゃんと看護の休憩時間が同じで良かったなあ。)

オールスターを観ている最中のKからラインがぽんぽん飛んで来る。

私はまだカウンセリング帰りの電車の中だったのだが。

他愛のない野球の話をしているが、こんなにしょっちゅう接する相手になるとは思っていなかったなーと思う。

もう会話を止めようと思っていたら”またキャッチボールしたい。バッティング、行きたいです。その間、私でも何も余計なこと考えないんですよ。”と飛んで来た。

そりゃそうだよね。特にあのキャッチボールを思い浮かべる。

私らの趣味は集中していないと怪我することばかりだもの。

バランスが良いんでないの?

一生懸命働いたり人生考えたり、笑ったり煮詰まったり、そして一生懸命遊ぶ。

固い仕事を一緒にやったり、子供のように遊んだりしているのを幸せに思う今日この頃。

昨日、道すがら、Kがまたむかつくことを、さらにむかつく言い方で言って来るので喧嘩になったのだが。

後ろから自転車を引っ張りつつ歩いているIちゃんが「仲、いいな。」と言った。

そしてそれぞれの場所で眠ろう。

辛い日も楽しい日も、違う場所でも同じ夜の下。
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2017年07月07日

マジなこと

上司不在の折、ハプニングが二つ三つと起こる。

名前を呼ばれることの連続。

インカムで応答中に固定電話の外線が入るので優先させていると、その固定電話で話している最中にピッチが鳴る。

口頭で何か言おうと順番待ちのスタッフの顔を見ながらそれらに対応しているわけだが。

インカムにピッチに電話に口頭に、入り口がそんなに幾つあっても応答する脳は一つしかないわけですから意味無いっすよ。

「どうしましょ?」と言われるので、えーと、あーしてこうして、あれをこうすれば良いと思うの・・・と言っている時間が惜しいので現場まで歩いて自分がやっている。その方が早いから。

それでもやろうと思っていたことがまた先延ばしになっている。

ダメだなあー、キリがないから今日は帰るかーと、とある利用者さんの熱を測りつつ、ぼーっと思う一日の終わり。

それにしても、今日は以前にもちらほら感じていたことを色濃く感じた。

「これこれしかじかだってよ。もう聴いた?」と介護の主任に訊く私は多少早口でてんぱっていると思う。

が、「はい。聴きましたよ。」という彼の口調はいつもと変わらない。目も泳がない。こんな状況なのに。

その彼のさらに上司の介護の課長も表情一つ変えない。

そう言えば、いつも慌てない。

職種が違っていて着眼点が違っているとか、看護サイドの人間として何が怖いかということを知っているからだ・・・というふうに思っていたのだが。

ちょっと違うみたいだ。

さすがにそこまではやっていないけれど、まるで両手を頭の後ろで組んでプラプラ歩いているような気楽さ。

けれどもやることは成されている。

とある科のドクターが来て物品の場所を尋ねられたので初めてインカム使って名指しで彼の名前を呼ぶと「はいーっ。●○です。」と返って来る。

〇〇先生がいらしているのだけど、〇〇はどこに置いてありますか?!と訊くと「今持って行きます!」

いや、持って来なくて良い。今先生がそっちに降りて来るから。そこで使うものだから。と、これもまたてんぱってしまったのだが。

「はーい。了解です。」と落ち着いた返事。

それからしばらくして、今度はこちらが名指しで呼ばれたので「何?!」と応答すると「今ナースステーションに居るんですけど、これこれしかじかを僕が持って降ります。(ついでだから。)」と聴こえる。

え?う、それ、こちらの仕事なのに。

てんぱっているのが分かるのね。

でも、”ありがとう。助かります。”と返事した後に、チェック前の物品だったことに気が付いて結局は彼らの介護ステーションに降りて行くという何という要領の悪さ。

案の定揃って無かったし。

が、余裕があって、しかもこちらを助けようとしてくれているその空気に少し目を覚まされた。

何か、器が大きいのね。ごめん。あほなのか?なんて思っていた時期があった。実は、慌てずともどうにか出来るという構えだったのか。

これは若さとか性別の差じゃないな。脳の差なんだろうな。

傾向的に看護の課長と私はいつもどこかカッカッしていて、介護の課長と主任である彼らは一定のペースで落ちついている。(ええ、色んな意味で何があっても。)

で、看護の課長と私はどちらかがキレていると客観的に自分を見るかのような気がして押さえに回っているような。

そして彼らは無条件に互いを尊重し合っている。

別にどちらも悪くはないがエッセンスは貰いたい。

どうにかしようと思うと本気で考えるものだ。そして変わって行くものだ。

出来ないとき、人は何かを考える。

******

それとは別に私の頭を占める比率が高いことがあって。

それは強烈なインパクトを持っていて。

とかく、そのことだけに心を奪われがちでどうしようもない。

けれども、それだけではないなあとうっすら分かっている。徐々に。

かと言って頭から離れるわけではないが。

今日も噛み合わないメッセージのやり取りで、最初のイメージと私の中身が違うことに違和感を感じらているんじゃないかなと思った。

かと言って合わせられないんだよね。

合わせたところでそんなメッキは長続きしない。

それはとても悲しいことだけど、変えられるものと変えられないものがあるんだよね。

自分であるということは、リアルな哀しみだ。

変えられない。

全てを捨てて好かれよう、期待に応えようと、なりふり構わずなれたなら、それはさぞかし可愛い人間だろうに。

残念。

風呂入ろ。
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2017年07月04日

素直

今まで関心がなかった・・・というよりも、むしろ毛嫌いしていた世界で、素直というものの素敵さを思い知る。

何でこの人はこういう物言いをするのかなあ。何でそんなことが言えるのかなあ?と思っていたものの、そうか、正直なだけなのかということがじわじわ伝わって来る。

そうなのか。強いのか。恐れないのか。

人にどう思われようとかまないし怖いのは一つだけだから、後は怖いもんなしだなあと思っていたけれど、とある人の言葉を聴く度、読む度、行動で示される度、自分が如何に怖がりだったのかということを思い知る。

そしてその人の怖さを知る。

疲れた目を見る。

そりゃそんなに本気でぶつかったらそういう目になるでしょう?あたりまえでしょう。

なのに、どうして、そんな。

背負っているリスクよりも気持ちに正直なのか。

私はなかなかそうはなれない。

ただ思うのは、生きるために生きているのではないということ。

気持ちや心というものは魂から出ている枝のようなもの。

どうやら伐採してはいけないらしい。生きたまま屍のようになってしまうだけらしい。それを切ってしまっては。

そう思いつつもついつい習慣で盆栽のようにカットしてしまうこともあるのだけど、少なからず触発されて伸びて行く。空と地に向かって。

********

夕方、いつも豪快な女子が不安を訴える。

まだその話しているのか?!と驚いたのは朝からずっとそうだったから。

いくら大丈夫なのだということを論理的に説明してもずっと目が泳ぎっぱなし。聴く耳を持たずきょどっている。

論理が通用しないのなら仕方ない。

その場に二人しかいなかったのでレイキをかける。と言っても掌にアメシストのタンブルを載せて手の平だけにかけた。

充分だった。

呼吸が1分で落ち着いた。

ビックリした彼女が「何、これ?!」と仰るので外気功ですよと普通に答えた。

二つ上の姉さんは、いつもの元気な姉さんに戻って行った。

その人らしく。

この場で意識的にレイキを使ったのは初めてだなあ。最も全身から嫌でも出ているのだろうけど。

恐れが消えたわけではない。ただレイキのセンタリングはホルモンにも勝つのだなあと軽く嬉しい喜び。

気持ちが分からないわけじゃない。むしろ誰より知っている。その不安、その恐怖。

だからこそ、ある人の強さを痛感する。

*****

その後、いや、その前からか。あの人も恐れていることがあるのだと知っている。

だから、その心配はないのだとそっと伝えた。

嬉しさが伝わって来る。

これで互いに眠れるだろう。
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2017年07月01日

タフ

ごく私的な感情表現で、言わなくとも態度で察して欲しいと思うことがある。

そういったことって日本人には多いのだろうけど、個人的にはあるプライベートな分野で多々ある。

例えポジティブなことでも言うのが恥ずかしかったり照れてしまったり。

そういう人間なのでいつも、その分野に関してだけだけど、相手に努力させてしまっていることが多いなー。

そうしなければこいつは何もしないだろうし続かないとある種のタイプ・・・いや、かなり多くの人が貴重な手を貸してくれているのだろうと思う。

そんな中で、どうしても私の方に素直な気持ちを言わせようとする人が現れる。

どうしても言葉にさせようと同じ質問をして来る。

ごく稀にそういう人が居ないでもないのだけど、私の反応が薄く見えてあきらめてくれるという状況になっていたのに。

何だか精神的にタフな人だなあと思う。

「こうでいいんですね?こうしたいんですね?」と、言え、言え、言葉にしろと、向かって来る。

思い切りへこむ人の素直さに以前ビックリしたことがあるのだけど、全くへこまない人のタフさに唖然とする。時にはドキドキ。

いや、もしかしたらへこんでいるのかも知れないが立ち上がるのが早いのだろうな。こちらから見ると一瞬にも満たないスピードで立ち上がっているんだろうな。

通常だったら少しでもこんな傾向の人が居ると、うざいと思ったり怒りがわいて来たり、気持ちが悪いと思ったりするのに、何故だかこの人にだけは感動してしまう。

そして、いつの間にかストーリーに乗せられているかのような。

温度が高い。

その温度の高さがやがてこちら側の心身までもを温め尽くして行く。

生きるって凄いことだなあと思い出す。

******

カウンセリングという現場で出会った方々のある種の人が人生にどんどん目覚めて行くのを見て来た。

それはまさに段々血が通って来て生きることに目覚めていくかのようなペース。

もうこれ以上は・・・と思ってもそこから先は季節の到来と共にさらにどんどん目覚めて行く。

それはカウンセリングという現場が日常を凝縮したものだから分かりやすいというだけで。

普通の日々の中にもそれは普通に起こり得るのだなと思う。

極端な人々の個性にビックリしたり面白いと感じたり、戸惑ったり。

そして中でもあの人の裸の心に。

思い込みを現実に換えて行ってしまうほどのパワーに。
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2017年06月25日

グレーの翼

晴れているのに低気圧の中に居るような体調。

そんな中でもやることが沢山あるし。

カウンセリングの方もそうなのだけど、まあホームの方も片付かない、片付かない。

そんな中、同じ階でKが早朝から夜遅くまで働いて居る。

関連する仕事なので合間合間にちょいちょい喋ってはいたものの、夜になると「おい。」となる。

いつまで居るの。いつまで働くの。数時間前にとっくにあがる勤務帯でしょうが。

「いいんですよ。分かってますよ。」

そしてこの日は何だか毒舌が少ない。あと、喋り方が朦朧としている。

ああ、そうか。この曜日は子供たちをお迎えに行かない日なのだな。

気が抜けて疲れがどっと出ているのか。でも、悪くない顔をしている。

とうとう私が終わる時間になってロッカーで着替えていると、やっと上がって来たようで、私の数秒後すぐにロッカーに入って来た。

そして私が着替え終わると「大変ですね。これからK市まで帰るんですよね?」と。その口調に毒舌の片鱗が若干戻って来ていた。

そうですよ。田舎に帰りますよ。Kもあんまり根詰めないでご飯食べてしっかり寝てね。

そうして互いにお疲れ様ーと言い合って別れたのだが、それから大分経ってバスの中で電話が鳴る。

てっきりホームの介護職員さんからのオンコールかと思いきや、Kからの電話。初めてだな。でも、それにしてもさっき別れたばかりなのに。

どした?と出ると「あー・・・。この音は電車の中ですね。あーあ・・。」。

いや、まだ駅に向かうバスの中だよ。どしたの?

「このまま帰ると何も食べないで寝ちゃいそうなんですよ。あの、それで・・・。」

ご飯食べる?

「私、あの、・・・」

ご飯食べて帰るか?駅で待ってるよ。

「いいんですか。」

で、バスが駅に着いたので降りると、真正面からKが歩いて来るのでビックリした。

Kは後から職場を後にして、しかも自転車なのに。すげー飛ばして来たんだろうな。

どこに入る?私、あんまりこの辺のごはん屋さん知らないんだけど・・・。

「食べるものは何でもいいんです。」

???ああ、あそこなら知っている。一軒だけだけど。

と指さすと「ああ、あそこはママ友に会うかも。」と嫌な顔をする。

じゃあ、どこよ。

するとKが希望したのは、つい先日IちゃんとHさんと四人で飲んだ居酒屋さんだった。

ご飯じゃないんかいーー。それにさっき”K市まで帰るの大変ですね。”と言ってたのに凄い矛盾。

「私も明日、また朝早くから仕事ですから。」

言ってた、言ってた。私の研修の前の日もそんな言って飲みに誘って来てた。

でも、嫌ではない。

それで互いに体力の温存ゼロの状態でさしで飲んだ。

仕事のこと、プライベートのこと、色々と話してくれたし、まあ、色々訊いて来る。

誰にも言っていないことですら話してくれた。

仕事のことで言えば、先日何年かに渡って改善されなかった問題に対して即日動いたときのこと。

珍しくしおらしく礼を言って来る。

そんなもんで予想外に夜が遅くなって翌日の今日は今日で「あのこと、皆守ってくれています。感動しました。ありがとうございます。」と仕事の合間に言って来る。

で、ロッカーにはいたずらではなくて良いものが貼ってあった。

どしたんだ、K。気持ち悪いぞ。

でも、そんなふうに思っていること。あれもこれも。

あなたがかすかに表現したことを全部受け止めよう。

*****

何もかもが同時進行なのだけど、思わぬ時間帯に「ええーー?」と言う出来事があった。

やられた。

ほんとにもう叶わない。

どの人もこの人も皆激しいなあ。

かっこつけるとか、そういうのが無い。

で、本当に悪いわ。

悪っ。

でも、いちいち熱い。

私はただただ、タジタジしている。

でも、嫌じゃない。

その素直なパワーに圧倒されて無理だと思ったことをもしかしたら乗り切れるかも知れない。
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2017年06月22日

渇望している何か

ジャンキーという言葉がある。

元々はヘロインの中毒者をさす言葉だけど、日本語で『 ジャンキー』と言う場合にはおおよそ全ての違法薬物の中毒者を指したりする。

そこから”ジャンキーな食べ物”とか”ジャンクフード”というような言葉も生まれたのだろうけど、意味としては”ガラクタみたいな食べ物、意味のない食べ物などと言うことらしい。

要するに意味のないことをする人はガラクタだと暗に表現されていたり。

でも、ふと思う。

何かに夢中になれる全ての人とジャンキーの原理は根本的に同じようなもの。

例えば野球ばかり、サッカーばかりやっていて後々プロになった人々とか。

気が遠くなるような練習を毎日毎日続けたり勝つ瞬間の喜びが忘れられなかったりと色々な要素がある。

ランニングが好きな人は走っている途中で何も考えなくなるし、数学が好きな人は夢中で何時間も数式と向き合っていたりする。

よく不思議に思うのは、幼い頃から好きなことをすると「それをして何になるの?」とか「いったい何のために?」と言われること。

本当は生まれた瞬間から何かのためにこれをやろうなんて思った人なんていない。最初はそれが面白かったしその人にとって興味深かったからいつのまにか集中していたのだと思う。

どんな色やどんな動きに笑うのか?ということは生まれつき決まっているから。

なので、先に「●○になりたいのでこれをやる。」という目的がくっついていると大抵はおかしなことになる。

そっちが最初だとよく分からない挫折感や絶望がセットでくっついて来るのだろう。

で、私は良い意味でも悪い意味でもジャンキー要素がある人々が好きなのだと思う。

KJ法のように目的や出世欲などが先なのではなくて、今やりたいことを大事にしてからの未来をくぐる人たち。

ただし、悪い意味でのジャンキーを全く抜け出そうとしないのはただのだらしない人なので嫌い。

けれども一番好きなのはそこから自分を立て直して来た人だろう。自分の弱さを知っているから。

本当は意味のないことなんて何一つありはしない。

それが分かるのはすぐかも知れないし、場合によってはずっと先のことかも知れないが。

激しさや極端さや何かを渇望する人、人間的で優しい人が大好きだ。

そんな人々は、優しさ故に、少々悪い。悪くて素直なのだ。

真面目であることと、陰気で暗いことは全く違うということを知る人々。

そう言えば固い仕事をしている職場での昼休み。

キャッチボールについて「いったい何のためにやってるの。」と言われることがある。

面白いからだよ。

「チームでも作るの?」

これをやっているからと言って、必ずしもチームを作るためとは限らない。だから、面白いから、好きだからやっているだけだって。

非常に愚問だなあと思う。

何かのため、誰かのためになることしかやってはいけないという考え方は全てのストレスを生む。

そんな単純なこと。

やりたくないこともやらなければならない世の中だから、それ以外はやりたいことをやればいい。

薬だのお酒だのたばこだのギャンブルだの、恋愛依存症だのと有名どころの依存症は数多くあるけれど。

ああ、そうだ。カラカラッの心を恋愛依存症という形で満たそうと仕事中にまで思っている異性がうっとおしい。

けれども、ふと思う。パーソナルスペースに侵入されたとき、怒りや不快感を覚える相手と、逆に心地よいとか嬉しいと感じる相手が存在するのは何故なんだろう。人類の不思議。あるいは男女の不思議。

それは多分、自分も相手を同じ程度に渇望しているときなのだろうか。

けれども、それ以外はきちんと鍵を閉める。

私は開きっぱなしの人が嫌いなのだと思う。

他人で自分の心を満たそうとする人は、鍵を開けるどころか、網をかけたりロープで足を引っかけたりしてでも引き入れようと頑張る。

でも、見えすぎてすぐに飽きてしまうか、もしくは入るまでもないと思われてしまう。

それでも、逆に自分で自分を満たせる人が渇望していたとしたらどうだろう。誰かや何かの対象に価値があるとみなしたのなら、それは本当に価値がある何かなのだろう。

私はと言うと、自分一人では自分を満たせない人間の一人でもある。
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2017年06月19日

暖かな手

昨日は看取りの研修会へ行って、今日はカウンセリング。

どんな話題であってもそこに心理学が介在するので、看護の一分野、いや、総決算とも言える看取りと心理学とを照らし合わせる。

結局その人らしく、自分らしくエンドステージを迎えるというのは、今日を自分らしく生きるということだな。

最後の最後になって修復しようとしても多分間に合わないことだろう。

その修復やら、とにかく悔恨を残さないように最後を迎えるために介入するのが看護や介護でもあるのだろうけど、なるべくそののりしろを自分でまかないたいものじゃないっすか。

自分らしく生きていないと最後はそういったスタッフの人々に心労をかけてしまうから。

私は今日を自分らしく生きられたかな?今を自分らしく過ごしているかな?

100パーセントそうではなかったけれど、この問いかけに対しての答えは”できる範囲でそうした。”という答えだった。

そうだな。出来る限りのことをやったな。

そして人に教えられたな。

*****

願いとは、一人ではかなわないものでもある。

ふとしたメッセージで心が報われる。

ある人のことを思う。

この人はなんだってまた約束を増やすのだろう。

でも、その約束に救われ、素敵な思い出を振り返り、血が通っている自分が居る。

暖かい手を思い出す。

ブルハの”夕暮れ”という曲が流れている。

夕暮れ

作曲:甲本ヒロト
作詞:甲本ヒロト
はっきりさせなくてもいい あやふやなまんまでいい
僕達はなんとなく幸せになるんだ

何年たってもいい 遠く離れてもいい
独りぼっちじゃないぜウィンクするぜ

夕暮れが僕のドアをノックする頃に
あなたを"ギュッ"と抱きたくなってる

幻なんかじゃない 人生は夢じゃない
僕達ははっきりと生きてるんだ

夕焼け空は赤い 炎のように赤い
この星の半分を真っ赤に染めた

それよりももっと赤い血が
体中を流れてるんだぜ

夕暮れが僕のドアをノックする頃に
あなたを"ギュッ"と抱きたくなってる

幻なんかじゃない 人生は夢じゃない
僕達ははっきりと生きてるんだ

夕焼け空は赤い 炎のように赤い
この星の半分を真っ赤に染めた

それよりももっと赤い血が
体中を流れてるんだぜ


タフに人生を生き抜いて来た人の暖かな手だった。
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2017年06月17日

唐突なことのようで決められている何か

頭がパンパンに膨らんではいるものの、せっせと仕事に励んでいる日、入浴場に降りて行くとIさんとHさんというレギュラー+Kが介助に入っていた。

Kは上機嫌だった。

「何がそんなにおかしいんだ。」とHさんが言うとIさんが「嬉しいんじゃない?」とあいかわらずクールに言いつつKに愛情を注いでいる。

何度か処置のために降りていると、午後の始まりの頃だったか、Kが「今日、この4人で軽く飲みに行きません?」と言う。

私、明日研修で朝早いんだよと言うと「あたしだって早出ですよ!だから軽くって言ってるじゃないっすか。」と言う。

そう言われると返す言葉もなく、それ以上に好きなメンバーだったので最寄り駅で少しの間杯を交わす。

毒舌が続く中、Kが「このままじゃ誰か倒れてしまうんですけど。」と介護の体制について嘆きだした。

Iちゃんはそういう話になればなるほど一切聞かず私にプロ野球の話をふって来る。

嫌いなんだよね、Iちゃんはこういうの。例えどんな真っ当なことでも愚痴とみなせば聞かない。

私はKの話を真面目に聴きつつ、Iちゃんと同じプロ野球のアプリを広げっぱなしにしている。

大丈夫、大丈夫だって。そういうことなら改善して行けるから!とKに真面目に答えつつ、ふと思いついて言う。

あのさ。Kは家に帰ってからもずっと仕事のこと考えているの。例えばそういうこと。

「考えますよ。」

私もそういうところが往々にしてあるから気持ちは凄く分かるんだけど、止めた方が良いよ。

私がそういうと、一切聞いていなかったかのように見えたIちゃんが突然「うん。そうだよ。」とアプリに目を落としたままで言う。

でも次の瞬間、「逆転しましたね!」と私に言う。

そうですね!

幾つかの是正案をKに対して真面目に述べた後でもあるのだけど、さすがにKも仕事の話から逸れて行ってゲラゲラ笑いだす。

Hさんが飲み物を注文していると「なんで自分の分だけ頼むんですか?!」と言っていてHさんが「自己中だから。」とケロッと答えている。

自己中で、こちらも気が楽です。私も自己中だからと答える。

ほんの短い間にIちゃんはプロ野球を見つつどんぶり飯を三杯も食べていたので圧巻。

楽しかった。

約束した是正案を出来る限り実行して行かなくては。

これからまた色々変わって行く。

そうして思う。

私はKに切り替えろと言いつつ、同じような性質を持ち、知らず知らず何かを背負っている。

そしてIちゃんは何も背負わない。見事なほどに。

その差は良いも悪いもない。

ただ、現実は心の世界までもを表す。

****

先日、思わぬ一日を過ごした人とすれ違う。

話す暇は一日のどこにも無かった。

寂しさをそのままに送って来るラインのメッセージ。

独特だなあと思う。

皆独特過ぎる人が多い場所だけど、色んな要素が付随して、特にこの人は独特。

どうなるんだろうね。

と、一人の頭で考えたところで。

全てのことは最初から決まっているので流れに任せるしかない。

ただその小さな流れを作るのは自分自身の小さな小さな言動からだ。
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2017年06月16日

猫カフェとか井之頭公園とか

ある日、思いもよらない一日となる。

それが急遽決まったのが前日の夜。

だいたいのところ、人というのは仕事のやり方で中身が見える。

というよりも、仕事の現場というもの自体が最も中身が出やすいと言うべきなのか。

だから、だいたいのところの好き嫌いが分かる。合うか合わないかも。

それは必ずしも真面目にやっていれば良いのかというとそれだけではダメで。

どこでストレスを逃がしているのかとか、馴れ合いに流されない部分とか、それでいて他者のことを考えられるところとか。

プライベートが自ずと浮彫になるので、たまたまその日一日を一緒に過ごす機会に恵まれた経過でも、それはハズレではないなあーと思っていた。

ただ、予想を超えるものがあった。

私も悪かったけれど、そこまでじゃなかったなとか。私も負けず嫌いだったけれど、そこまでだったんだとか。

そしてその強さを全くひけらかさず、かと言って失うわけでもなくずっと内側に秘めて飄々としていたのかーとか。

そしてそれよりスケールは小さいものの、結果的に私たちは似ているところがあるなということ。

それ以外のほとんどは大きく異なっているのだけど、心のずっと奥の方、芯の部分が同じ考えなのだあと。

聴いていて、まるで自分のセリフを聴いているようで驚いてしまった。

多分ずっと話すことはないだろうと思っていた人とふとしたきっかけでこんな一日を過ごしたのが不思議でならない。

心理学の話をしてしまった。

ごく少ないもう一つの世界を知る人の一人として選んでしまった。

人というのは、肩書だの資格だのキャリアがあろうがなかろうが、最後の最後は一対一だ。

丸裸になる。

そんな時にそういったものの話題抜きで自分のことを語れる人、素直になれる人というのは今日日少ない。

大きく見せず、かと言って卑下するでもなく自分の中身を話すその人と過ごして「こんなところは仕事では出てなかったなあ。」と思いつつ、思い返してみればちゃんと片鱗が見えていたことを思い出す。

「あの時さ。」と話してくれる職場でのやり取り。

ああ、そんなことを感じていたんだ・・と分かることが出来て嬉しかった。

子供になれる人とほど大人な人はいない。
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2017年06月11日

何も投げないけれど受け取る時期

ホームナースでの仕事中、時折新しい職員さんに出くわす。

時には喫煙所で。

初日に「●○です。隣接の施設に先日から勤務しております。看護師さんですか?」と挨拶された。

ああ、隣には喫煙所がないからわざわざこちらに吸いに来ている方々のお一人か。

それから4〜5回くらい遭遇することがあったが、まだ入職なさってから1〜2か月しか経っていない。

それでも初めての遅番や初めての夜勤の様子をほんの数分の間に話して下さっていた。

やはりきついようだ。体格良くて力もありそうだけど、神経的にきついもんね。職種が違ってもよく分かる介護職員の苦労。

「もうダメだなあ・・・と思って・・・。夜勤の回数は減らして貰おうと思っているんです。あーあ、あと数日で連休取れるから野球でも観に行って来ます。」

あ、野球好きなんですね。

という会話から始まったのだけど「見えないー。野球好きなんですか?」と訊き返される。たまたま胸ポケットにあったのがこれまたIちゃんがある日ロッカーに貼っておいてくれた丸選手のカード。

「カープ女子ですか?!」

いえ、そうじゃないんです。これこれしかじかで野球そのものが好きなんです。と分かってくれそうな人にだけにする説明をする。

彼女はカープ女子とのことでキャンプまで観に行く人らしい。

出たよ と笑うと彼女も爆笑していた。

そして昨日、昼休みが終わる10分前、Iちゃんと三階まで昇るべく一階のエレベーターの前で待っていると、相談員のSさんが向こうの方から「尾崎さーん、また転ばなかった?」と笑いながら早歩きですれ違ったかと思うと、一旦事務所に戻りすぐにこちらへ戻って来た。

「いつも疲れてるから、これ、飲んで。」と何かを渡して去って行った。

見るとそれはアサイーベリーで作られた健美酢というものだった。わざわざ綺麗に包装してある。

彼女とは互いの苦労が分かる故よく共感したり苦笑いしている。

独立職でそれぞれ違う立場でありながらも同じメンバーに関わる苦労の質が理解し合えているのでしばしばこんなことがある。

目を合わせただけとか、廊下をすれ違っただけで互いの疲れた様子や表情を観て吹き出し笑いを同時にしつつ「お疲れさまです。」とすれ違ったり。

きちんとお礼を言わないうちに去ってしまわれたのだが、それを横で見ていたIちゃんが「何、それ。」と言う。

「え?」

な、何か気に入らないんですか?

瓶ごと手渡しつつ「スーパーフードのアサイーが入っている御酢みたいだよ。多分水やお酒で希釈して飲めるやつ。」。

Iちゃんは一瞬手にとって眺めたが「けっ。女子が飲むものだ。」と投げるように返して来た。

あなたも女子でしょうがっ!
それに、人がプレゼントされたものをばっちいものに触れたかのように返すとは何事か。

まったくこの人と話していると、私はついつい声を大きくしてしまうことが多い。

そこを課長が通りかかって「あー、疲れた。今こそチョコラBB飲むわ!」と笑いかけて去って行く。

エレベーターを待っているほんの2〜3分の間だったのだけど、色んな人と色んな話をするというよくある場面。

お、思い出したのだけど、そのうちの最もくだらない数秒は、kyoneが通りかかり私を見ながら「ちっちぇーなー。ずいぶんちっちゃい看護師だな!」と去って行く場面。

なっ!

同じ身長のくせに!一まわり以上年下のくせに!しかも、私があんたに何をした?と反論する間もなく去ってしまわれるし、次の瞬間には他の人から別のストロークが飛んで来たり。

エレベーターがやっと空いてIちゃんと屋上で昼休みの最後の一服をするために乗り込んだわけだが。

その様子を不自然なほど至近距離で立ち止まって観ている人が居た。

急いでいる人々と短い間に色んな言葉を交わした故に、その人と一言も話せなかった。それが例のカープ女子だった。

誰がどこで何をしているか把握しているという魚眼な職業病なのでその人のこともずっと気が付いていたのだが。

最初はジャージ姿のIちゃんと私がグローブの袋を下げて二人でエレベーターを待っているのを不思議そうに見ていた。「何、この人たち。何で職場で汗かいてるの?同じ袋引っ提げて。どんな取り合わせ?」という感じでガンミ。
目は口ほどにものを言う。

本当は挨拶したかったし、「あ、これはね・・・」とか、実はキャッチボールをやっていてね・・・等、一瞬目が合った際に話したかったのだけど、先述のように慌ただしくて話せなかった。

エレベーターが開いても何故だか一緒に乗り込んで来なかったので「???」と不思議に思っていたが。

翌日である今日、喫煙所で会った。

そう言えば前日のその時、目の下に隈が出来てるな、元気ないなあとそれも気が付いていたのだが。

「夜勤はもうやめようかと思って。正社員を止めさせてもらえればしなくて済むかな。あたし、病んでるんですよ。」とタバコをくゆらせながら未だかつてないほど気落ちした様子で話す。

そして病院にかかって以前にもかかったことがある心の病が再発したことや仕事をセーブする話、親御さんの話をしてくれた。

考えてみればしっかり聞けば5分くらいでこんなにたくさんのことを聴けるのだなあと思う。もちろんそれは、この人の心を開く能力に寄るところが大きいのだけど。

私は、その対処の仕方や判断に「知識があって素晴らしい。良い判断が出来ていて偉いと思います。」と称賛を送った。

残り5分で内服薬についての話もしてくれて、それについても「良いと思います。命が大事。」と伝えることが出来た。

そして、必ず良くなるということ。

「うっ。」と声がもれていらした。

物凄く頑張っていらしたんだ。

弱いんじゃないよ。誰でもどこかが病気になることがある。その上で良い判断をなさった。

もっと早く話せれば良かったのだけど、何分仕事中も休み時間もこの喧噪。

ただ、出会ってからの逢瀬の時間を合計したとしても30分にも満たないこの短い間に、「話しても良い人間」と判断してくれたことが助かったし、自分自身も知ることが出来て良かったと思った。

今は何も言わないけれど。

そのうち治って来たら、キャッチボールしましょう。

今はこちらからはふらないけれど、あなたの気分が乗ったとき、また野球の話をしましょうよ。
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2017年06月10日

夢つくり

Iちゃんに野球のチケットは二枚で良いの?誰か誘いたい?と訊くとkyoneの名前が出たので「来月のこの日、野球に観に行く?」と訊いたところ、「あ、Iさんに聞いた。」と。

で、「行くのか、行かねーのか?!」とkyoneに言うと「行くに決まってるじゃないですか。」と例の口を尖らせる表情。

野球のチケットが郵送されて来たときには、とある危惧が。

私、こういうの、失くしそうじゃん。。。と思っていた頃、エレベーターの中でkyoneと遭遇したので「失くすかも知れないから・・・」と言った途端「私はもっと確実に失くすタイプ!ダメ!」と。はやっ!まだ何も言ってないのに。

これから頼もうと思っていたのに。

それじゃIちゃんに頼もうと意見が一致したのですれ違いざまに渡したのだが、後程会うと「ファールボールが取れるかも知れないよ!」と珍しく表情豊かに言っている。

そか。グローブ持ってってまうか。

「いやあ、哲人のボールは取れないだろうなあ。反対側に飛んでいくことの方が多い。」とか互いに違う方向に行きつつも話が尽きない。

まあ、とにかくIちゃんは封を開けて席順を想像して機嫌が良くなったらしい。

どうでも良いけど、またしてもkyoneが人のロッカーにいたずらをしていた。いったい何のコミュニケーションなんだ。いったい何のために。

********

ショートステイの利用者様の傷だらけの身体。

「風呂からあがりました」という報告を受けて処置に降りるわけだが、身体中の皮下出血がいたましい。傷も痛々しい。

この人が自宅でどうしているのか?ということにまでは介入できない。

ただ、「全部治してやるかんね。」と耳うちをした。

何も分からないと思われがちだけど、確かにその人には通じていた。

ふと見ると、Iちゃんは無言でその人の紙の毛を撫でていた。いつまでもいつまでも撫で撫でと。
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2017年06月08日

君の名は

とあるカウンセラーさんの教育分析をしている際に常日頃思っていることが言葉になった。

野球選手を始めとするアスリートの成長の仕方や生き方と、カウンセラーなど心理学をやっている人のそれは酷似しているなあ。。。と。

野球を見たり語り合ったりしていると、心理学に携わっている人々のことを思い出すし、逆にカウンセラーの教育分析をやっていると「この人やY選手タイプだな。似てるな。」と思ったりとか。

全然違うじゃんって知らない人は思うだろうけど、そっくりなのよね。

山田も金子もすらりと細くて野球選手らしからぬ。(まあ遠目にしか見えないのであくまで印象だけど。)

で、どちらも勝つためにとことん分析している。

怪我をすれば痛いから考えるし、怪我をしないで成長して行くにはどうしたら良いか?を考える。

目の前の人も何度も心の怪我をして同じ傾向や癖を自分の中に見つけ出してはそこを脱しようとする。

時にはある選手のように何か月も怪我の治癒に時間がかかることもあるのと同じで、この世界の人々も起き上がれるまで時間がかかることもある。

そう言えば、先日のカウンセラーズトレーニングの会で感極まった一人のカウンセラーさんが泣きじゃくりながら言っていた。

例えたエピソードを私が話している途中からその涙がポロポロこぼれていたのだけど。

「K選手はたまたま有名人だけど、ここに居る人たちも凄いんだよ。」と。

そうなの、私、それが言いたかったの。

誇り高き人々は、時に自信が無くなったり挫折したり、

しかし、それより何より大切なことを次のシーズンや次の場面で取り戻す。

凄いなあと思う、

この界隈は、すあ
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