2017年08月13日

生命体とその他

これまたお盆故、孫もやって来た。

大分人間らしくなった。しかもますます長女くんに似ている。

長女くんはその昔神経質だった。

私の若い頃の神経質な時代にそっくりで。

それ故大病を患った私は後年どんどん色んなことを力を抜いて考えたり見るようになった。

今では力抜き過ぎてルーズ過ぎるくらいだが。

その後年の私に似ているのが次女くん。

真っ二つに分かれたなーと言う風にも見えるのだけど、引きのカメラで見るとやはり共通項が多い姉妹。

そして長女くんも大人になって働くようになってからどんどん力を抜けるようになって行き、出産してからますますおおらかになった。

ましてや里帰りなものだから赤子を奥のベッドにポーンと寝かせたまま自由に飲み食いしている。

孫は孫でこれまた手のかからない子で、一人で目をきょろきょろさせて手足をバタバタさせご機嫌にしている。

しかし、時折ワーーっと泣き出すのであやしに行くと喜んでいる。そしてベッドに戻すとまた泣く。

首が座っていない子を扱うのは久しぶりなので誰かにバトンタッチして貰うのだが、何故だか他の人が抱っこしても泣き止まない。

赤子に新生児の頃の記憶があるかどうかは知らないが、私の顔をきょとんと見てどこかでお会いしましたね?的な視線を向けて来る。

色んな人間が集まって彼を覗いているが、さすがお盆。

怖くはないが生きていない人、しかも何だか金色に輝いている人々までその輪に加わっているじゃないか。

それをリビングから普通に遠巻きに見ながら飯食ってる私も私だが。
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2016年10月09日

それを後目に感情いっぱいの手作業

うお。

PC開いたらまた画面が変わっている。そういえば切るときに更新作業を勝手に始めてたけど。

もうびっくりするからやめてー、こういうの。

しかし、今日はカテゴリーをホラー&ミステリーにするつもりもなかったのに、思い出してしまった。

昨日の夜、シーンとした静かな部屋でsiriが突然『申し訳ありません。聞き取れませんでした。』的な声を突然発したのでビックリ。

しかも、皮のカバーで閉じられているのに。

しばらく、じーーっと見つめてしまったが「あの。。生命体だけの声を拾ってくれるだけで良いです。ってか、止めて下さい。」と言ってみた。

それになまじ『はい。』と返事されると超怖いんですけど。後の祭り。

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昨日も一昨日も今日も、カウンセリング三昧と講座二つ。

その前は教育分析が固まってような気がする。

どこかリンクする人生。

泣いたり笑ったりするし、歴史を一緒に振り返ったり、何かの拍子に一緒に論理的帰結したり冗談言い合ったり。

そんな最中、昨日はある方が持参しているクリアファイルのイラストを観て思わず何、そり?!

パンダがパンダの被り物する必要ある?

するとその翌日、同氏よりラインを下さって、このムキパンダ情報を教えてくれた。

サブカル先輩ー!ありがとうー!← いくら某と書いても一部の人に分かってしまう呼称。

いや、このムキパンダ、観たときに「それ無駄じゃん!」と大笑いしていたのだけど、背景を知った後も無駄を愛さずにいられませんでしたとさ。

今の時代に不愉快な無駄とかわゆい無駄があるとしたら、断然後者が愛される。で、充分楽しいと前者は面倒なので要らないってことになる。

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それにしてもいただきものばかりしているな。

今年もいらして下さった猫カレンダーに感謝。猫枕に、そして秋らしいお弁当を二人分。

いつも思うが三時間クラスのご予約でもあっという間に時間が経つ。

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昨日、仕事の後の夫曰く、『俺、すがPにおごってもらったから、今日、おごろうと思うんだ。』。

そうですか。行ってらっしゃい。

『もう事務所下に着いて待ってる。』

・・・・・・・・・・・・。

そして猫居酒屋さんはたまたまレディスデーだった。レディスデーには何か特別メニューがあって、先週はキノコと鶏のチーズたっぷりグラタンだったけど、今秋は茄子と鶏のグラタン。

元々焼き鳥に餃子にたこ焼きその他諸々メニューがいっぱいあるのに、ある日”土曜日に何か特別なメニューにチャレンジしよう。”と言い出したマスターTちゃん。中には生まれて初めて作るものもあるらしいが。

そんなわけでどうやら土曜日が混むようになったような。

で、またある時には「そうだ。金曜日にレディーデーというのも良いな。」と始めたのは凄いけれど、この曜日にまで何かいつもはないメニューを考えて出してくれている。

”ああ、今度は何にしようかな。何を作ろうかな。どうしよう?”という悩む時間が増えたせいか、

もはやレゲエ髭の主婦状態と化していて面白い。

その合間に夫が未だにマスターとカウンセラーズの話をしている。で、話の途中で「もう、俺、12時から開けましょうか!」というのが聞こえた。

いえ、先日の15時説のときにも内心”トレーニングの会は14時からだから無理。しかも、普段でも15時になってもいろんな事情で到着できない人もポロポロいるので絶対無理。それが12時となるともはや、まだ会が発生していない。胎児くらいにもなっていない。

のだけど、まだ日があるし素面の時にみんなと話して決めてみようーっと。

で、今日は忙しいのだが、猫居酒屋さんで結成したグループラインがぽんぽん鳴っている。

ううう。きっと土曜のメニューに感動しているコメントとかだ。

いかん。見てはいかん。行けない日に観てはいかんのだ。

いかんいかんいかん。

するとsiriが『”いかん”は、行かないの”いかない”ですか?』。

怖い。。。止めて作動させていないときに動かないで。

しかも、普通こちらが尋ねたら答えるもんじゃないの。そっちから質問しないで。

ああ。PCと言い携帯と言い、最近おっかねーな。

もう怖くて都市伝説観れません。

先日、『おむつ交換とか、介護とか、将来ロペッパーくんみたいなロボットにやってほしい。』と仰っている方がいらした。そりゃ羞恥心にスポットをあてての考えなのだろうけど。

誤作動したら壊そうだわー。人間もミスをする生き物だけれど、そのシチュエーションのミスは怖すぎて想像したくない。
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2016年09月29日

話せばわかるし聴けば分かる・・・っのは分かってはいるんだけど

いつぞや、ホームのナースで仕事をしている最中のこと。

ホームのエレーベーターや出入り口は入居者さんの安全性の問題という要素のために電子ロックになっている。

四桁の暗証番号を定期的に変えていて、その度職員が新しい番号を覚えるとか。

当然自分がエレベーターを降りたら、そこを離れる前に閉じるボタンを押して扉が止まるのを見届ける。誰かが乗り降りしないための責任がどんな忙しいときにもある。

ところが、その急いでいるときに限って、エレベーターが何度も開閉する。

私は一階へ降りたところで、これからお風呂あがりの人の傷の処置やら摘便やら色んなことが待っているので焦る。

が、ものの数センチのところで何かにぶつかってはまたエレベーターが反応して開いてしまう。

くううーーーっ。なんだよ、もう、故障か?

閉まったって確認するまでその場を離れられないんだよ!

が、その閉まりかけたときに何かを挟んだ衝撃でまた開いているということに気が付いたので、「もう、いいから!早く一緒に降りて!急いでんだよ!」と誰もいないように見えるエレベーターの中に叫ぶ私。

すると、エレベーターが簡単に閉じた。

幸い周りに人はいなかったし、そのまま風呂場の仕事へダッシュした。この後、三階の仕事に戻らなければならないし。

で、休み時間のことだった。喫煙所に出る電子ロックの暗証番号もこれまた別なのだが、「ああ、やっと吸える!」と思って四桁押して外に飛び出したところ、そこに居た三人のスタッフがしんとなって後ろを観る。

わずかに閉まらないのだ。わずかに隙間を開けているかと思いきや、それが時々、もう少し広がって肩幅くらいになったり、また腕一本分くらいになったり。

私はニコチン切れ。

人さまの面前で「出るなら出る!中に戻るなら戻る!」と怒鳴った。

すると、すーーっと閉まって、電子ロックの音がかちゃり。

不思議なことに誰も何も言わなかった。

むしろ「誰だったんだろうね?」とか言っている。

私はあまりに忙しかったり他の仕事に熱中していると見えないタイプなのだが、一瞬その方々を姿の一部を観たそうだ。

それからまた時間が流れて、医務課へ戻ったとき、また、後方のドアが何かを挟んで閉まらないよ。

思わず「ちょっと、ちょっと。思い出して。あなた方になるとドアから入らんでも好きなところ行ける人、多いよ。」。

すると、耳鳴りに近いような小さな声で、多分小柄なお婆ちゃんの声だったと思う。”あ、そか。つい習慣でドアやエレベーターを使っちまう。”

っていうか、何でついて来るねん。生身の人間は走り回ると息切れするんだよ。

”いや、なんか、あんた、行く先々で面白いことがあるから。”

そ、それでついて来るのは良いけど、邪魔しないでね。あ。むしろ仕事手伝ってほしいわ。

その頃にはだいぶんお姿のシルエットも見えて来ていたのだけど。

”できんもん。”と笑っていた。

終了時間を過ぎていよいよ帰る時間。玄関の外までついて来る気配がないので良かったなあと思っていたら、問いかけてもいないのにまた声が。

”いやあ、外出て車に乗ると具合悪くて、歩いてでも杖じゃきつい。ましてやここに入れなくなったら困るし。”

自殺じゃないねえ。全うされているね。もう本当は痛くないし具合悪くないんだよ。でも、ここは多分馴染みの場所なんだよね。きっと落ち着くのかな。

とにかく、私は帰らなければならないけど、またそのうち来るね。ゆっくりしててね。

あ、なんか、仕事の下準備してくれといても良いよ。

”無理。”と言って笑う声が聞こえた。

それより何より、知らない人が見ると大丈夫か?この人の独語。と思われても仕方がない場面を数人に観られたのだけど、不思議とそれに異常なほど反応する人はいなかった。

さすが老舗のような特養だ。
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2016年07月29日

テレパシー?

某悲惨な事件が起こったとき、数年前の事件と比べられないほど大きな衝撃を受けた。

大きなものと戦えない者、あるいは自分を見つめられない人の心はドンドン病んで行き、自分より弱いと判断した存在への暴力を生み出して行く。

やつあたり程度のレベルでも許されないのに無抵抗な人間の命を奪うなんて。

しかもそんなことをしておいて自分のおかげで世の中が良い方向に変わるなんて妄想をいただいている。

恐ろしいことなのだけど、彼はある意味特別な人間ではない。普通の人の心もあまりに頑なだと思い込みや妄想癖が強くなる。

良い方に変わるどころか、もういったいどうしたら良いのか?と大泣きしている人々の涙の温度も色も人生も見えないのだろう。

前にも書いた余談ではあるのだけど、少子化の問題ですらこのあたりにある。逆の発想なんだよなあ。こんな場所に安心して子供を埋めるか?とハートが感じ取っている人もたくさんいると思う。

あと、産んで個体を増やすだけだったらGBにも出来るわ。

人間であるという意味を、何故、今、ここで・・・と考える人は、手足も頭も心も、頭の中身だって何か素敵なことのために使うと思う。決してあんなことには使わない。せっかく貰い受けたものなのだから。

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私の場合はPMS過ぎてからもしばしの間不調が続くので、これまた長いのよね。多分電解質だかホルモンだか血液の成分とか、色んなものが回復するのに少々時間を要するのだと思う。

そのせいか、朝出勤するとき、ニュースを観たり、あとは個人的些末なことでイライラしていたのだが。

仕事をやっているうちに段々気持ちが通常に戻って来るのが分かっていた。

そして、日が高い今の時期、帰ろうと思って職場を出たところ、広がる空の美しいこと。

夕焼けに変わるにはまだ少し早いかな。沈みかけている夕日が周りの雲を照らしていて壮大だった。

あまりにもびっくりして、しばし太陽を直視するというやばいことしてもうた。

で、やっと我に返って道を歩き出すと、木々の緑や道端の花が美しい。

で、フワフワの雲を観ているうちに天使の翼が連想されてきた。

しかも、おかしいな、いつもより駅が遠くに感じて翼や天使のイメージばかりが浮かんで来る。

絶対疲労度はいつもと変わらないはずなのに、いきなり背中から翼がバッ!!と広がって飛んで行ってしまえそうな感覚だった。

なんだ、これ。。。と思いつつ駅に着いてやっとこさ電車に乗ったら、名古屋のTさんからのラインで美しい夕日の映像とそれを送ってくれた理由を説明してくださっていた。

それは地域が全然違うのに同じ時間帯に同じような光と色を放った夕日だった。”雲が天使の翼みたいに見えるの。”というのを読んで、ビックリした。

ああ、そうか。同じ時間に同じものを観ていたのか。それで天使天使、翼、翼ってワードと映像が浮かんでいたんだあ。

その後、やはり電車に乗ると、あれあれ?いつもと同じくらい怠くなって疲れてきたぞ。そりゃそうだろ、仕事して来たんだから・・・と思っている頃、〆のスタンプが送られて来たのでひそかに笑っていた。

物質が人の心を作るということはないが、思念や意志が物質を作ったり願いを兼ねたりするというのは本当なのかも知れない。

どうぞ気が付きたい人は気が付いてと言わんばかりの天からのプレゼント。

Tさんの回路を通じて私にも来た。

もう今日はお互い休もうね。
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2016年07月01日

ついこの間の時代

函館の夜景を観に行った際に体が冷えたのでそれから調子が悪いんだと思い込んでいた。

でも、美しかったので良かったなーくらいに思っていた。

ところで、休憩時にYouTubeのトップページを開くと”さとうきび畑の唄”とか”白旗の少女”などの映画が出て来る。

あれって、履歴の関係上で以前に観た動画関連のものがトップに来るはずなのに、何故だか戦争関連の映画が沢山出て来ていた。

もう夏が近いからみんなそういうふうになっているのかな?とも思ったのだけど、考えてみればまだ少し早かろう。

で、しかも、硫黄島だとか沖縄関連の映画とか、全部観たことがあるし、結末の大悲劇も知っている。

だから観る必然性が全くないのに、なしてかしら、他の動画を開いても必ず次の順番にそれらの作品がやって来る。

観念して観てしまうともう涙ボロボロ。

日本は沖縄を捨てた。硫黄島を捨てた。捨て石作戦という言葉が生々しく耳に残る。

本土に居るのが人間ならそこに住まっていたいら人々も人間だったのに。

サトウキビ畑の唄は特にいかんよ。私は一部のプロの芸人さんの笑いというものにこだわる意味を知ってから、余計に心に響く。

悲しいだけで泣くのではなくて、どんな状況下でも周りを笑わせせて生きていくポリシーやら決意やらの激しさに激動に近い感動の涙。

主演が芸人さんで常日頃「演者はTVで泣くな!」楽屋裏で後輩芸人に指導しているという話、それは何故なのか?というエピソードも知っているので余計に胸が熱くなる。

そういえばM氏にいつぞや借りたDVDにも海外ものではあったが、お父さんが子供を怖がらせないために撃ち殺される直前までひょうきんな表情としぐさで曲がり角に消えていくというシーンがあった。

”かくれんぼだよ。”と言って怖がらせずに子供が生き延びるように満身創痍で尽くして死んでいった人。

はたまた白旗の少女では、まだ自分も幼いというのに、にいにい(兄)が妹を守り抜き、かくれんぼをヒントに妹を導いたが、自らがまだまだ幼いままで頭で打たれて他界する。

が、家族と離れ一人ぼっちになった少女の元へ、にいにはウサギの姿で現れて励ましてくれる。

結局この半月あまり、トップページに出てくるので結局はそれらの映画を見るはめになっていた。その戦争の恐ろしさと生々しさと愚かさと、守り合う人々を。

あるいは通常の世の中だったら決してありえないであろう、幼子に刀をふりあげる日本兵の映像を。

もう結末分かってるんだから・・・と思いつつもどうしても泣きはらしてしまう。

そして普通に会いたい人に会える日々の幸せを思う。

と、それは良いのだが、段々気が付きだした。

そうだよ・・・うちの近辺もお年寄りにお聴きしたところによると、歩行者を米軍が狙い撃ちしていた地域。

ちゅいーん!ちゅいーん!という砲弾の音が聞こえるようだ。

考えてみればこの状況ってあの施設へ勤めてから金縛りにあったり軍服姿の知らない人が現れてからだ。(落ち武者的な人も来たけど。)

何せ体がだるくておかしいな、おかしいな。。。。だったのだが、今日、次女くんに出会いがしらに「どした?」と言われる。

大抵そのテンションからそっち関連の意味だと分かるのだけど、なんとなくとぼけたくて「いやあ、寝ても寝ても疲れが取れなくてだるい。」と答えたのだが。

仕事から帰って来たてだというのに「来て。」と自室に呼びリフレを含む全身をマッサージしてくれた。レイキバリバリ流しながら。

やり始めて貰って「おわーっ。」と思うほど気持ちよかった。

何かが流れて行った。

金縛ったりしてからの一連のことを思い出す。きっとわかってほしいことが沢山あったんだろうなあ。

映像でしかないのだけど、なんとなくメッセージを受け取った気がする。

まあ、その比ではないし、種類がまったく違うのだけど、今を生きることもそれなりに大変だよ、兵隊さん。

これからもその時代のことを忘れないし感謝しているし、ご冥福をお祈りしているから、どうか今は私の仕事を頑張らせて。

の前に、だいぶんましにはなったものの、この怠さを撲滅しなきゃ。

いやいや、わかってるって。こんなのの比じゃなかったんだよね。

今の日本を守ってくれてありがとう。

全てを大切にしますよ。

それにしても、つくづく・・・・国がどたんばでやることってのは凄いな。勝ち負けにこだわるが故にいったいどれだけの悲劇が起こったことか。
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2016年06月12日

霊にも怒るし

現代には既に合わない時代遅れの諺というものが数多くあるように思う。

数え上げたらキリがないが、今日思ったのは”夫婦喧嘩は犬も食わぬ”ってやつ。

だいたいきょうびの犬や猫ってのはうまいもん、少なくとも食べられるものしか食べない。

でも、この諺だとあたかも犬はなんでも食うみたいな言い回しじゃないか。

それはさておき、今日も仕事でへとへとだった。

何で余力を残しておかないのか?!と言われればそれまでだが、人の心とか目に見えないものを扱うに至っては、もう毎日全力投球しかないのだ。それでも足りない。

じゃ、何故そんな仕事を選んじまった?本職からバイトに至るまで全部。

それは単純にやりたいからだ。やりたいことをやっておかないと後悔するからだ。

はたまたきれいごとを言って自分にウソついたり他人と比較したりポーズをとり続けるだけの人生も同じく死に際にめちゃくちゃ後悔するだろう。それどころか、周りにも迷惑。不幸な人ほど他人にずかずか入り込んで来てはああしろこうしろと言うようになってしまうから。

**********

で、今日、職場に夫が迎えに来てくれていたので、ああ、そうか、今日は土曜日。先方は休日だったのだなと気づく。

それから家に帰ってごはんを作って食べ始めたわけだが。

私の方がご飯を食べながら、時々うとうとしてしまう。そろそろ限界なわけだ。

すると、夫がテーブルの下で足を軽くぶつけて来たので、ハッと起きる。

しかし、しばらくするとまた眠くなるので足でポンとされてハッと起きる。

そんなことが三回も続き、しまいには食器をドン!と大き目の音を立ててテーブルを鳴らす夫。

途端にいらっと来た。

「あ、茶碗は俺が洗っといてやるよ。」と親切心で声をかけてくれ台所まで追いかけて来たのだけど、「ちょっと今はそばに来んでくれ。」と願う。

それでも「疲れてるんだろ、いいよいいよ。」

そんなふうにどう聞いても親切にしか聞こえないのに腹が立ったらしい私。「なんで足で蹴るんだよ!足でやんなよ!食器を乱暴に置くなよ!言葉で言えば良いじゃんか!」と大爆発。

後方のソファーに座っていたおじいちゃんにばれないように私を起こしたかったのだなということも気が付いていたので余計に激怒。

とにかく足蹴にするなら、結婚当初からそうしておいてくれ!昔はそんなことしなかった!態度や扱いを変えるな!と激怒すると当然爺ちゃんにも聞こえるわけで。

ふん、そんなこと知るか。

あと、爺も、昔もそうだったけど、今が病気だからって婆ちゃん怒鳴るのもあかんぞ!

まったく持って一人で後片付けしてプリプリして二階にあがって来た。

怒りがふつふつ、ふつふつ。

実は互いにそうだったらしく、しばし避けて無言ですれ違ったりしていたが、「ごめん。」と謝られて一日が終わった。

くっそー。足蹴にされたのに、ごめんと言われたらつられてこっちも謝っちまった。

で、突然の心霊現象。にも「やかましいわっ!おまえには関係ない!近づくと魂ごと焼き払うぞ!」と怒鳴っている私、わからない人には不可解。

しかし、霊がすごすごと出て行った。

こういう日もあるわけよ。

仕方ない。人間だから。

落ち着いた頃、”私は生前夫にDVを受けて・・・それがトラウマで。。”と許可なしに別のやつが話しかけて来たので水晶投げつけた。

トラウマを作るな、バカたれ。いや、作って勝手に持っているのは良いけど、関係ないところで急に巻き込むな。
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2016年02月13日

タイムリー過ぎてまだ詳しくは書けないが

バレンタインが近づいて来て大好きなチョコレートをいただいて食べる機会が増えたのだけど。

先日某トレーニングの会の際にAちゃんと私にある方が下さったチョコがめっちゃ可愛い。2016021201.JPG

芸術ですね。

あと、お手製の可愛い布製のバッグもお揃いで下さった。ちっとも重くなくさりげなく。

うわー、どっちも可愛いー。「どっちが良い?」とさりげなく選択を促すと、昔と違って「こっち。」ときっぱり選択するAちゃん。

歴史があるので、普通の人が見たら些細なことと思うかも知れないことにまで喜びを感じちゃう。

好きと嫌い。

どちらも好きだった場合、どちらがより好きか。

間違いなく全てのことを自分を軸にして選択していらっしゃるのだなあと思う。2016021202.JPG

それにしても甘いもの苦手な私もチョコとプリンには目がない。おまけに一月くらいから体力消耗しているので食べたくて食べたくて身体が欲しているのよねー。ナッツやドライイチジクがトッピングされたそれを食べてとても癒された。

例え市販のモノだったとしても、それが誰の手を介して来たか、どんな想いで生きている人の手を介して来たかでエネルギーが全然違うので口に入れるものや身に着けるものは馬鹿にならない。

おいしかったー。&かわいかったー。&嬉しかったー。

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で、あいかわらずやらなければならないことを溜め込んでいるきらいあり。

でも、急いで片づけたところで次が来る。終わりはない。(ありがたいことに)

ただあまり焦って走り続けていても長続きしないので、やっぱりコンディションが良いときに手をつけて行こう。

でも、ごめんね。to お待たせしている方へ愛をこめて。

***********

昨日の夜もそれなりに疲れて事務所の後片づけをしていると、夫から電話がかかって来て「疲れてる?」と。

ええ、鼻がぐずぐず言うしいつもより倍疲れますなんてことを愚痴りつつも夕飯の献立の提案をしたのだが。

「疲れてるなら、哈爾濱でささっと食べて帰って来ようよ。」と。

なるほど、そう言えば、いただいたセーターとスカートを丁度着ているし、まだお礼を言ってもいない。

それで予定通り中華の小皿料理を少々食べて、この体調ではビール一杯も残すくらいだった。

で、杏仁豆腐とかアイスクリームが何故だか食べたい。どんだけ脳が欲してるんだよ。体力的にかも知れないけど。

で、私は充分満足だったのだけど、わずか30分くらいしか経っていなくて夫はもっと飲んでいたい様子だった。

案の定「この後、あっちに行かない?」と某猫居酒屋さんの方をさしている。そりゃ行けるものなら行きたい。

ああ、凄く行きたいんだけど、明日もあるからあなただけ行って来てくれる?ごめんね。と先に帰って辿り着いた家。

するとすぐさま電話が鳴った。着信を観るとMちゃんである。あの良心的&母性的なプロヘルパーのMちゃんね。

「どこにいるのー?今日は何ですか?どこかで飲んでるんですか?今、猫居酒屋に来ているんですよ。」

えー、そうだったの?ついさっきまですぐ近くでご飯食べてたのに帰って来ちゃったのよ。でも、もうすぐうちの夫がそちらへ行くみたいよ。

「そっかー。帰っちゃったかー。くそー。もっと早く電話すれば良かった。私、かおるさんを欲っしている。(きっぱり。)」

あ、これ、ラインの電話なんだねー。私、初めて使ったよ。

すると「あたしもー。」と言っているMちゃん、既に可愛く酔っている。酔っているといつもと違うことすんだよね、人間って。

「そっか、そっかー、じゃあ、無理させちゃいけないよねー。くそー。」

・・・・・・・・・・・。今からそちら方面へ戻ります。私もMちゃん、欲っしてるので。

「はい!待ってます!」と即答。

もうお腹いっぱいだし日本酒も一杯しか飲めないよー。(飲むんかい。)でも、久しぶり過ぎて嬉しかったMちゃんとY君。

Rちゃんママが「なーんか、さっき、Mちゃん、誰に電話してるんだろ?と思ってたんだけど、かおりんにだったのね。」と笑っている。

夫も既に着いていた。

Tちゃんは「かおりん、すっごい美味い日本酒入ってるんだけど、ちょっと高いんだよね。どうする?」と。

かつてこのお店に来て初めて知ったシリーズの銘柄の金賞バージョンだったのだけど、余所だったらもっと取ってると思うんだよね、きっと。だいたい、基本余所より安く出してくれているような。

沢山飲めない私は少なく美味しく飲めてありがたい。うーん、フルーティー。

話しは戻るけど、もちろん、会えたことが嬉しかった。しかし、各自色んな話で盛り上がっていたのだけど、Y君カップルに抜き差しならぬお話を聴いたときには、ほーーーんとーーに来て良かったと思った。

とある出来事やらY君の優しさやらとある現象が重なってY君のブレスがすっかりくたびれていた。

えー、そんなことがあったの?

護り疲れてへとへとになっているブレスをすぐに回収しようと思ったのだけど、いかんいかん。今は代わりがない。

微々たるエネルギーでしばらく頑張って貰った方が何もないよりはまし。

そんなことやめてよ、考えないでよとはMちゃんも私も言わなかった。だって、Y君自身の意志じゃないんだもん。

とりあえずこの夜は、紙に塩と水晶を包んだものをお渡しして「新しいの作って来るまでこれを持ってて。」とお願いした。で、もしも包み紙が破れたりしたら、仕方ないから玄関にその塩を撒いてしばらくしたら掃き掃除して捨てちゃってね。という応急処置。

皆それぞれ好きな話を別々にしているのだけど、余所の会話がときどき耳に入って来るとちょいちょいお互いに話題に入って来たりもする。

ので、Tちゃんマスターが「俺だったら、『あっち行け!うっせーぞ!』ですますんだけどな。」と。

そうそう。私もそのタイプなんだけど、それで現象が治まったらそれはそれで一人前に怖いのよね。

だって、うるせーぞって言って黙られるってことは会話が成立してしもうとるやん。気のせいじゃなかったってことっすからね。

そんなコアな話題もあったものの、もとい、本当に久しぶりに会えて、笑えて本当に嬉しい夜だった。

とにかく無事でいてくれないと困るの。自分で思っていたより大事な仲間だと痛感した今日この頃だから。
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2015年10月25日

道案内とか勘違いとか

ある日の昼間、そう、あの、ひょんなことで事務所を出て大手スーパーに買い物に行って戻って来る帰り道。

私の事務所の方向、つまりは駅とは反対方向から若い女性が歩いて来る。

私はいつも駅から事務所へ向かうときは大抵モノレール沿いの下の歩道を歩いて来るのだけど、この時はたまたまスーパーからの帰りだったので上の歩道橋を歩いていた。

スーパーを出て正面にあるモノレールの駅を突っ切って左に曲がると横断歩道の信号待ちも一つ減るし、事務所近くのコンビニの看板も見えて来る。

後で気が付いたのだけど、この辺りは上の道も下の道も人通りが非常に多い道のはず。

それなのに、私の方から観て歩道橋が終わる地点の階段から現れてはこちらに歩いて来る若い女性お一人だけ。

これも後空思い出せばの話しだけど、自分でもちょっと変だなと思ったのかも知れない。多分無意識に後ろを振り返った。すると、遥か後方のマクドナルドのあたりまでは人がうじゃうじゃいるが、この地点はぱったりと人気が途絶えている。考えて見れば駅の出口でもあるのだからますますおかしい。

でも、まあ、頭の中は手創りナポリタンソースとそれをリメイクしたミネストローネのことでいっぱいだったので一瞬で忘れて先を急ぐ。

眼が良いのでかなり遠くから気が付いていたのだけど、特に変わったところは何もないその一人の女性がこちらをじーーっと見ながら歩いて来ている気がする。なんだろな?ガチで目があってるんだけどな。

こういった場合、病院関係の患者さんとかその家族とか。。。あるいはずっと前に一緒に働いていた同じナースとかヘルパーさんだったりすることもある。

なのだけど、近づいてくれば来るほど「やっぱ、知らない人だなあ。」と確信する。えーと、なんですかね。この少し光沢のある生地のワンピースの子。

緑色かな?とさっきは思っていたのだけど、距離が縮まるとあれ?光の加減かイエローかなあ?マジェンタにも変わった。

何か、幼少の頃に住んでいた九州では普通に”玉虫”という虫が夏の頃に居て、角度によって色んな色に変化して見えたなーなんてことを思い出す。

そんなことを思っている間にすれ違った。意識的に早めに視線を逸らしつつ。

するとすれ違ってすぐに「あの、すみません。」と声をかけられたのでビックリした。やっぱ知り合いだったのかな?と思いきや、振り返りざまに質問された言葉が「箱根ヶ崎までは遠いですか?」だったのでビックリした。

あ、やっぱ、オレンジかな?でも、ちょっとこの季節には薄い服装だなあ。いやいや、でも普通の御嬢さんだ。

ってか、ええ?箱根ヶ崎???柴崎町方面からガチで歩いて来たのにそんな地名を言う?

箱根ヶ崎は昔一緒に働いたことがある同僚が住んでいるところ。それでかろうじて位置関係は分かったのだけど、ずいぶん遠いところを仰るな。いや、電車に乗ればそんなに駅数は多くはないんだけど、多分20分や30分くらいはかかるんじゃないかな?

もう、以前外人さんに道を訊かれたときも結局携帯のMAPを取り出したのだけど、今回もこれ。

えーと、青梅線で拝島まで行って〜・・・と説明している間に「すみません。ちょっと遠くから帰って来て久しぶりなもんで。いやあ、今日はお天気、明るいですね。」と小声で上品に話しかけて来られていたのだけど、いちいち不思議。

遠くから帰って来ても立川とそこ、間違える?ガチで柴崎町から歩いて来てたよね?遠かぁーないよね?あと、遠くから帰って来たにしては軽装だし。ついでに言うと、しいて言えば曇り空でそんなにいうほど明るくはないような。

そういう不思議な台詞はぜーーんぶスルーしてiphoneの路線図を前に出して見せた。

すると「う、それは何ですか?」と。

ぎょぎょっ?何、それ?もしかして携帯自体を観て言ってる?全然ディスプレイ観てくれてる様子ないもんね。

そう言えばこの人、遠くから近づいて来る間、しょっちゅう歩道橋の下を覗いたりキョロキョロとするそぶりも見えたな。なんか、変わってるな。

でも、スルー。

あの、とにかくあそこの改札に入って、こうして、ああして・・・そうするとその駅に着きます。そこまで行けば大丈夫ですよね?(日本人ですもん。わかんなくても誰かに訊けますもんね。)

「はい。ありがとうございます。良かったあー。何だか、あっちの方向が明るかったんですよねえ。正解だったわ。」

それだけはひっかかる。何を言ってるんだろ?と思って。

あっちってどっち?と訊いたら、今ご自身が歩いて来た道の方向の遠くを指差す。

あ、あ、そうー。お疲れさまです。それではお気をつけてと、何だか慌てて事務所へ帰りたくなる私。

もう別れたので相手の距離はそれぞれの方向へと開いて行くはずなのに、ここでまた不可思議な言葉が聴こえる。なんで?もう何メートルも先に行ったよね?

「あの仏壇屋さんあたりかなと思ったんだけど。まだタマ入れしていない器が沢山並んでいるところが面白くてしばらく眺めてたんです。」

ガン無視で階段まで辿り着いたのでさりげなーく駅の方向に視線をやった。

ああ、なんだ、良かった。ちゃんと駅方向に大分進んでいるじゃない。と安心したのも束の間。

着物かいっっっ!!!さっきの女性に間違いないのに振り返ったら、何でワンピースから着物?

色んな色が入っているような着物。

なんかおかしいと思ったけど、全然ポップだったので普通に喋ってもうた。

そう言えば数年前、やはりこの同じ歩道橋の上、丁度専門学校がある前あたりで占い師さんに声をかけられたことがあった。

「あの、私、占いをやっているものなのですけど、ちょっとお顔を拝見して思うところがあったので少しお話に付き合って貰えませんか?」と。

その方は初老の女性だった。ショートカットにしていて白髪交じりで、痩せ細り、とても苦労人の印象を受けた。

ちょっと面白そうだったんだけど、これまた出勤途中で急いでいたので振り切って来てしまったのだが。。。

もしかして、後から考えるとあれも怪しい。そういうのって。。。あれくらいの年齢になると場所構えてやるよね?勝手なイメージだけどさ。誰かで練習したいのは若い年齢の方々で「練習させて下さい。」とか言っていたような。

もうとにかく映画みたいにえぐいのとかドロドロした人との遭遇なんて滅多にないから、急いでいるときとか、何か考え事しているときっては分かりにくいんだわ。

でも、たまーーーにはある。数年前は電車のドアの傍に立って本を読んでいた。読書もするけれど、時々顔をあげて外を見るのも好きなので、よくそうしてドアの端っこに外向きで立っている。

すると、その時はそういうおどろおどろしい人がビタン!と電車の窓一枚挟んだところに両手や顔を付けて来たという事件があったのだけど、あれはあれで腹が立つ。

自分で公共の交通機関を止めてそういう方法を選んだのに。しかも、それ、人様に見せる姿か?もちっと整えて綺麗にして来いや!と思うと余計腹が立って来る

ので、ノーリアクションでくるっと背中を向けて読書を続けた。しばらく位置替えしてたみたいだけど思わず「ちっ!」と舌うちしてしまった瞬間どっか行った。

どうでも良いけど、外人様も霊の方にもiphoneかい、私よ。
************

その日の午後、普通にお目当ての料理を自分で作って食べて満足。それにしても最近ほんとに食べ過ぎ。

そして無事にお客様もやって来て先ほどの小さな出来事を忘れて色んなお話を一緒にしていた。

彼女のお話の中に出て来た、とある蝶々の色合いが何だか、先ほど道案内した女性のお召し物に共通する部分もあるなあと思いながら聴いていた。ええ、もちろん違う存在だと思うけど。(多分だけど、彼女がお話して下さった一連の関係者や蝶々は道に迷っているわけじゃないから。

そう言えばそうと、事務所近くまで帰って来て仏具屋さんを覗いたときに彼女の言葉を思い出した。

”まだタマ入れしていない器が沢山並んでいるところが面白くてしばらく眺めてたんです。”

たまって・・・魂とか、言霊(ことだま)の意味するものかな。で、器って言ってたのが何だか沢山並んでいる小さ目の可愛い仏像様たちかな?

そう言えばお香でも買って行こうと思って思わず寄ってもうた。

それからもセッションが続いて、次に来て下さった方も前の方と親しい方だったので思わぬティータイムしたりと楽しい時間を過ごしたが。

また別の話しなんだけど、この日はほんの数時間の間のことだったのだけど、トイレに行く度に思わず一か所に釘づけ。ええ、静かにこっそりじっと見てしまう。

夜勤やっていた頃にはよくこのユニットバスに入ったりもしていたけど、今や物置と化しているバスタブ。そこに黄色い花柄のシャワーカーテンをかけているのだが、そのカーテンレールの高い位置にバスタブ側から黄色っぽい布がてろんと一枚下がっている。

用足し中とか手洗い中、食後の歯磨き中もついつい観てしまう。

カーテンに保護色みたいになっているけど、こんな色の布はこの事務所にないなあ。マフラーの端キレが見えているような感じだなあーとか、あと、トイレ入る度に「あー、まだ消えんか。ここの中まで来るって珍しいなあ。なめてんなあ・・・・。」とか。

一人のときだったら無造作にカーテン開けて「こら。」と言うか、相手の姿や非礼さによっては怒鳴るのだけど、お客様がいるので、黙−−−って過ごしていた。

しかし・・・・・・・。Aちゃんがお帰りになる際、その黄色いマフラーのようなスカーフのようなものが、Aちゃんの私物だと知って爆笑した。自分でもどこに置いたか忘れていたそうだ。

よかったー。あとで出て行って貰おうと思っていたけど、今度はほんとに普通に存在していなかった。いや、存在していたという方が正しいか。

寒気とかでわからんのか?と体感派の同僚に言われたこともあったのだけど、そう、あんまり、その、うすら寒い人には出会わないんだよね。

それは、むしろ生きている人間に感じることが多かったりして。

そんな話を後続の依頼人様に軽くしていたところ、この方もそういう体験なさっている方だったので「あるあるですね。」的なリアクションをいただけてほっとする今日この頃。
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2015年10月16日

ホラーではないけど素敵なミステリー

そう、それで、昨日のヒプノセラピストトレーニングの会のお話。

と言っても簡単に続きからとはならなくておそらく重複する部分も多いことだろうとこの書き初めに思っている。

何せ心理を通してのお付き合いの中では三本の指に入るほど長いお付き合いの方々。

4〜5年、5〜6年と言えば、時計時間だけを換算するとしたら、生涯のうちにごくごく短い期間とも言える。

ところが、時計時間ではないのよね。もう何十年分ものやり取りを交わして来た方々だから。

もちろん、何十年分かの進歩を一年くらいで成すような歩みや理解の速い人も居るのだが、元々はさっぱり繋がらないわーと何年もかけていた人も、ある日突然数万枚のドミノを一気に倒すかのように何かを理解することもある。

どちらにしても、出会った時期が早いとか遅いが全てではない。もちろんそれも充分重要な要素ではあるけれど。

そして、元々理解と分析が早くてスポンジのように気付きをどんどん吸収して行くタイプの人もごく少数いる。

そうなると、これはもう奇跡とも偉業とも言える歩みにも見える。

一番よろしくないのは目先の理由や思い込みで投げ出すことに違いないが。

それはともかく。

昨日の会で、最初から上手いこと端的に話そうとか、恰好をつけようなんて微塵も思っていない人が今日やりたいことの内容を、まずは手前から口に出して言葉を紡ぎだしたときの感動。

そうそう、そう。そんな感じ。その瞬間は真実を求めているし、天使のように素直なのでそのことだけに集中している。

それを四つの耳で聴いている側も微塵も漏らしたくないので協力したくなる彼女の大事な課題。

そして、おおよその目的が固まった。

さて、ここからが問題である。傾聴の訓練をきちんと摘みかねて来た人というのは、気が付けば良い傾聴者になるのと同時に素晴らしい表現者になっている。

要するに表現力と創造力が圧倒的に長けているのだ。

これが一般の方々だったらどうする?という議題も加わって来る。

一般の方々の中にも、そりゃあ表現上手な人もいますよ。しかし、数作品の作品を書いた作家さんが、何百もの草稿を書き続けて来た人には絶対叶わないのと同じ理屈。

というわけで、ここで三人で頭を突き合わせて文殊を繋いでいた作業を一旦中断して、最初の事前面談、臨床面談から実習して行く。

途中でストップもかかる。

クライアント役はMちゃんだった。そしてセラピスト役はAちゃんだった。

それで、Aちゃんなら今のエピソードに対して、数あるヒプノの技法の中で何を使って行く?と質問する。

なるほど!と思わず叫んだ。

何故ならここが面白いところでもあるのだ。非常にクリエイティブ。

もしも私がセラピストだったら、6ステップリフレーミングを使おうとするだろうなあと思ったのだが、Aちゃんが出した案がこれまた良かった。

どちらが正解とかじゃない。

こんなふうに施術者によって方法やフレームの造り方が違ってくるというところも面白ければ、そして、例え何か一つの方法で始めたとしても、決して施術者の思い通りにならないというところが面白いのだ。

「もう答えは分かっている。」と言うどんなに賢い人の中にもまた違った可能性の答えが飛び出すのだから。

ここで、術者が自分の思うように制限をかけたら、だいなしだけどね。

そんなわけで、結果的に色んな両方の複合体とも言える6ステップリフレーミングが始まった。

私は邪魔をせず、テーブルの向こう側から見ていた。二人きりという状況を作るためにも。

まだ明るい時間帯だったのだが、丁寧な誘導や、丁寧な表現が繰り返されて行くうちに、外が真っ暗になった。もちろん、それに乗じて部屋も真っ暗だった。

さまざまな自分に出会うクライアント役の挑戦者。

そして寄り添っている術者。

で、「あれ?」と思うことが起こる。

Mさんは寝転んでいる。

そしてAちゃんはその傍に座ってMちゃんを見つめながら誘導している。

しかし、そのAちゃんの隣にもう一人誰かがいるのだ。

不思議なことに全然怖くなかった。

最初はキャンドルの炎が生んだAちゃんの影か?と疑いたかったのだけど、紛れもなく、Aちゃんの向かって右隣、つまりはMさんの足元よりに、Aちゃんそっくりの人が座っているのだ。

その存在は暗闇なのにも関わらず、実物のAちゃんよりも、ほんの少し白く光っていた。

全てが終わった後に、もちろん一番大切な本題なのだけど、「誰か、そこに居たね・・・」と言ってみた。

もしかしてどちらかもわかったんじゃないか?と。

するとMさんが「え?私、先生が近くまで来てサポートしているかと思ってた。あれ、先生じゃないの?」と。

Aちゃんは、今日は始まる前にお話しして下さった例の友人じゃないか?とも仰った・

いや、それが。。。あれは紛れもなくAちゃんだった。

例えAちゃんとそのご友人の雰囲気が似ていたり、Yえさんが私とMさんの感じが似ていると言って居たり、MさんがAさんの横に居たのは先生?と思う現象もあるだろう。

知らない人が見ると、一つの物事を突き詰めている仲間というのはどこかに似て見えるものだから。

ところが、違ったの。似ているってレベルじゃない。

あの人はもしかしたら、Aちゃんのハイヤーセルフだったのじゃないかな?と思う。

何時間も見つめていたのに、触れようとか近づこうとは思わなかった。それも不思議なんだけど。

こういうこともあるじゃろうなあ・・・しかも、目撃したり感知していたのがやはり私一人ではなかった。

余談だけど、この日のワークは冒頭からして、良い意味での涙が度々流れた日でもある。

ユーモアがある。

しかし、真面目なんだよ。その真剣こそがこの人たちの答えなのだなと思った。

凄いもの見せて貰っちゃったなあ。

きっとAさんだけではなく、私たちの一人一人にそういう存在がいるのだろうけど、マックス頑張って、自らの意志で何かをやろうとするときに、ああしてハッキリと具現的に表れるのだろうなとも思った。

一人で出来ないからつるむわけでもなく、自分が何をやろうと決めている人々の間には自ずと何かが起こるものだなとつくづく思った日でもあった。

ホラーではないけど素敵なミステリー。

それは積み重ねによって起こる。

そして起こしているのは人の意志と力。
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2015年08月28日

単なる我儘&その他諸々の日々

昨日、訪問入浴の長から着信が鳴っているのは分かってはいたのだけど、忙しくて出れなかった。

セッションの中でも一番大事な局面のお話を依頼人さんから聴かせていただいていたからだった。

それでも何件か終わった後、改めてかけ直したが、留守電に繋がった。

彼もお宅周りをしている合間にかけている電話だろうから、今どこかの家を訪問&作業中なんだろうと簡単にあきらめて切った。

いつもメールで用件くれるのにいったいなんやねん。

あ!そか!来月いつ出れるか?って問い合わせか?!いやいや、それならやっぱりメールで良いやん。

と思っていたら一分も経たないうちに電話がかかって来た。

「○○営業所がクーリングオフで困ってるんです。明日は立川じゃなくて○○の方へ応援に行っていただけませんかね?」

嫌だ。と即答。勝手に口をついて出た。

「ええ?!い、嫌?!」と復唱されたので、すぐさま率直過ぎたと気が付き言い直した。

もう、もう、もうさー、忙しいねん。地元ならともかく、娘の結婚式やら爺ちゃんの具合が落ち着くとか、あと、旦那が最近四時起きだから手がかかるし、いやいや、そういうことは君には関係ない。すまない。で、一番メインはこっちの仕事がたまってるんで、明日ばかりは遠い営業所に行きたくないんだよーっと。。。

その他、まだ地元営業所に提出しなきゃならない書類があると言うのに、今月中に出すべきそれ、明日余所の営業所行ったら提出できないやん!

その他諸々行きたくない理由もあったけど、もう言わんどこう。

しかし、「いやあ、それが・・・」と泣きそうな声で言われているうちに『わーーったよ。行きますよ。』と答えてしまった。

まあ、元々私の言い分が最初から単なる我儘だし、いちおう上司の命令でもあるわけだしね。

「あーっざすっ!!もちろん明日は駅までお迎えにあがります!」

とほほ。。。と思いつつ色んな意味で緊張して寝れないかと思いきや寝れた。しかし、旦那の巻き添えで朝の4時起きだったけどね。しんどいっつうねん。

**********

私は遠くへ応援に行くとき、必ずその営業所がある街で、仕事以外の楽しみを一つ以上は作ることにしている。この仕事以外ってのが重要なんだけど。

例えば、K営業所へ行くときには、「あのカフェは100種類のコーヒー豆の種類があって、チーズサンドが絶品。ここに来たらまた寄ろう。」とか。

で、今回依頼された場所にも美味しいモーニングを出すカフェがあるのでそれも楽しみ。

世田谷の某街に行ったなら、帰りにあの店で飲むコロナが美味しいとか。まあ、こうやって書いてみると全部食いもんだわ。情けない。

というのもヘトヘトになりつつも必ず少々は現地を散歩して帰って来ているわけなので、実に色んな店や色んな景色を見つける。街の特徴とかどんなカラーの人が多いか?とかも。

そして、約一年ぶりに行って来た今日の営業所。

何と、モーニングでチーズサンド食べようと思っていた店が閉まっていてガーン!

全くそれ以外で空いているところと言えばチェーン店のカフェばかりでハッキリさほど美味しくないし私に言わせれば高い。喫煙者迫害傾向にも腹立つ。

でも、仕方ないので違う場所でコーヒーを飲み、久々のスタッフの方と会う。

満面の笑顔で迎えて下さって嬉しかった。

わざわざ車降りて挨拶なさらなくて良いんですってば。私、これから乗るんだから。そんなお辞儀しないで。

「なんか、相当嫌がっていたそうなのにすみません。でも、ありがとうございます。」

いやいや、誤解です、誤解。長はどういう言い方していたんだ。この人、てっきり自分たちが嫌がられていると思っている感じだった。

個人的な都合で我儘言ってごねていただけです。すみません。

そして、三人の旅は7件。

時間指定希望のお客様が存在するのでインターバルが空く。そのためやはり帰りは遅くなったのだけど。

出会ったばかりの頃ほとんど会話したことが無かった、しかも、今もごくたまにしか会わない方々が「尾崎さん来てくれるとホッとする。最近辛かった。」と言ってくれる。

山ほど至らないところがあるのになあ。

それでも行ったからにはなるべく楽しく楽しく回って来た。

お一方、一年ぶりに会ったどうも好きになれない方もいたのだが、そんなとき、自分の方針を曲げない。媚びへつらわない。「そういうふうに言うと私も傷つきますよ。」と半ばいじめのようなきつい言葉の連続を無視。

でも、他の言葉で面白いことがあれば笑うし、仕事上で必要なことは、御身を思ってアドバイスする。

そうすると、そのお宅を出る頃には笑顔になって、「凄く良かった。また来てね。」と言ってくれる。

でも、あの言い方、腹立つんだよね。なんか、勘違いしてるよなあーと、私も人間だから思うわけである。

そんなとき、スタッフが「他の応援ナースだと、尾崎さんの10倍くらい辛辣なことを言うんですよ。」とのこと。

あ、そか、言いにくい相手にも精一杯悪態ついていたのか。そんな努力はしなくて良いのに。

思うに、何か、どこかが上手く行っていないのだろうな。どうしても人を怒りたくなるのはそういうとき。

でも、それは、その人が選択している感情。こちらの現場に居る時も、時にはプライベートで居るときも、私はナース。

客観と優しさ(AとNP)が発動しても、ACは出さない。少なくとも変な形では。

何はともあれ、後日の筋肉痛を予想させられつつ慣れない場所での一日が終わった。

最寄の駅まで送っていただいて、また今朝よりも親しげなお二方の笑顔に感謝した。あんまり行けなくてごめんなさい。行ってもあんまり良いナースでなくてごめんなさい。

***********

先日長女くんの結婚式で着る留袖をレンタル予約しに行ったのだけど、さささっと二枚羽織っただけ。

なんだけど。。。。羽織ったものにも、他の展示されているものにも皆、何かくっついている。

仕方ないよね。ある意味、皆アンティークなのだから。ましてやそう言ったドラマの中で着る服。色んな人の色んな想いが染みついているのだろう。

けど、再三言うけどしょうがない。20150827.JPG

一旦持って帰っても良いですか?と訊いたのはその間に浄化しちゃおうかと思ってしまったから。

クリーニングごときじゃ浄化されないものがいっぱいくっついているわけだからして。

なのだけど、システム的に当然ダメ。そりゃそうだよね。その間にお着物が傷むようなことがあったら困るもんね。

その羽織っただけの着物、たった二枚。

後日、訪問入浴のときに、とある利用者様が「前の家には霊がいた。」と突然言う。私より年配の方なんだけどね、最近お引越しされて訪問入浴は続けて使って下さっているのだけど。

「この家にも居る。」とも言う。

あまりに唐突に言うので「・・・・・。要するに私の後ろに居るって言いたいんだよね?」と訊いたら、「うん。」と言ってケラケラ笑った。世間で言う障害をお持ちの方にも見える人が多いんだよね。

ケラケラじゃないですよ、もう。

そういうとますます爆笑されていたのだけど。

「大丈夫。あんたの方が強いから困ってるみたい。そのうち取れるよ。」

あ、そう。仕方ないなあ。

で、またそれから大分日にちが経ってから訪問した際には、入浴中に「霊、どこに置いて来た?」と言われた。

さあ。。。あまり気にしないことにしているんで。でも、居心地悪そうだったしねえ。。。とりあえずいつの間にか軽くなって・・・・、あ!多分この間、うちの娘と何か話して笑ってるときだ、きっと!と思い出した。

そうそう。突然軽くなって、丁度車で帰って来たばかりの夫が外から窓を見上げたとき、『なんか、窓から黒い人型のようなものが飛ぶように出て行ったような。そう!変なもん見た。二階の窓なのに。。。』と言っていた。

まあまあ、気にしないで。

「気にするよ!」

そう言っていた夫だったが、この話を翌日蒸し返して話してみたら、すっかり忘れてた。

「え?俺、そんなこと言ってた?」

人間は自分の脳で処理できないものは綺麗ーに排除する。よく出来ているような出来ていないような。
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2015年07月17日

懐かしい名前 そして繰り返し出会う存在

カウンセリングとレイキのセット3件と、ヒプノの講座1件、電話カウンセリング一件。

そんなこんなしているうちにあっという間に一日が終わってしまった。さっきまで朝だったのに。

電車の遅延状況は携帯に届かなかったけど、あまりに遅延状況が多くて大雑把な地域で「この辺一帯遅れています。」とか「運休しています。」という情報配信の仕方だったらしい。早くに出て良かったわ。

****

2件目でヒプノ講座のクライアント役をするべくAちゃんを待っていたときのこと。(私は独白ではA坊と呼んでいる。)

心中勝手に愛称つけて呼ぶことがあるのだけど、時々口をついて出てしまいばれる。

ちなみにSさんというお若い方のことも、ある日いきなり「Sむー。」と呼んでしまい「は!しまった!気分害されたかな?」と思いきや「あ、そう呼ぶ人もいます。」と言われて、ほっ。

まあ、何せ可愛くなったり親しみが湧いてしまうと勝手な愛称をつける悪い癖があるわけで。

話は逸れたが、まあ、とにかくA坊がいらっしゃる直前のこと。

「あれ?まだかな?雨降ってるからな。」と時計を見上げた。実際にはちっとも遅刻していなくて13時ピッタリにいらしたわけなのだけど。

問題は見上げた壁時計がいきなり5時ピッタリをさしたまま止まっていたので「どわあああ!」と思い、慌てて電池を換えたことである。

ちなみにA坊ちゃんはその電池を交換している途中で到着して下さり、チビの私をフォローして壁に時計をかけ直して下さった。

で、今回は前回解説が終わっているのでヒプノ実習の回であったのだが、クライアント役をする前に「あ、私、深化法、軽めにね。すぐ入っちゃうから。」とお願いするのを忘れていた。途中で気が付いたけど、まあ良いか!とスタート。

おかげさまで変性意識にどぼーーん!開始してすぐの光景しか覚えていない。

そうこうしているうちに次のクライアントさんがお見えになったのでシェアリングの時間がなかった。

次回教えてね!とお帰しするのが本当なのだけど、何だか気になって『ちょ、ちょっとだけどんなだったか教えて。』とふざけたお願いをしてみる。

すると、かすかに覚えている冒頭での台所でのシーンのあと、とある方から卵切器を貰ったという話をしたそうだ。で、その卵切器をくれた人の名前がPで始まる外人名。

思わず「誰!それ?」と口をついてしまい爆笑したのだけど「え、し、知らないです。」と返ってくる。あたりまえだ。

どうやらインナーチャイルドヒーリングが前世療法と混ざっちゃったらしい。だから深化法軽めってお願いしとけば良かったんだよ。モデルになるやる気あり過ぎるしとにかく入り過ぎ。あ、いや、その方が良いのか。

(もちろんこの方法は如何なるドロドロしたものが出て来た場合にも扱えると信頼する生徒さんにしか適応できないが。)

で、家に帰ってから「そんな名前の俳優さん居たかなあ?」と検索をかけたのだけど、出て来ない。

ほら、もしかしたらよく聴く名前がたまたま出て来ただけかも知れないじゃんって可能性も考えてね。

けれども、唯一アメリカドラマに出て来る主人公の名前がヒットした。

と言っても、ファーストネームの方ではなくて、多分苗字に相当する方だと思う。

しかも、私が思う同じ名前の人とはあきらかにイメージが違い過ぎる。

大分前の話になるけど、そのドラマでその主人公の名前を耳にしたとき、『あれ?なーーんか、妙に懐かしく感じる名前だな。』と思っていたのだけど、当然気のせいということで片づけていた。

でも、懐かしいはずなんだわ。おそらくはその時代、幾度となく呼んだ名前だったのだから。

あともう一つ。

シェアしなかったのだけど、変性意識でほぼ記憶のない状態なのに、やたらと猫の鳴き声が聴こえていた。にゃーにゃー、にゃーにゃー言っていて。鼻の頭を肉球で軽く叩かれたりもした。そちらは紛れもなく今世で出会っては他界して間もない白ちゃんの声と仕草だった。

突然頭の中で白ちゃんの絵とその名前が重なる。幼少期に初めて一緒に暮らした偶然真っ白だった犬。あれも出て来た。そしてその犬にも妙にその名前が重なる。

ああ、なるほど、そういうことか。と変な納得の仕方をした。

悲恋だよなあ。

いや、また会えるからあながち悲恋とも言えないか。

私は奉仕がしたくて、その時代は料理をツールにそれを行っていた。そこにPが大切なものをくれたわけだ。

私はその簡単な調理器具をとても大切に生涯持っていた。

決して安売りしないその人の技術とその人のとても大切なものを。

***********

もう一つ。その実習を始める前、若干教育分析をしていたときのこと。A坊がご自身の歩みと気付き、傾向についてお話して下さっていたときのこと。

背後、つまりはオーラソーマの棚から「タン!」と人間がふざけて舌を鳴らすような音がする。一度目は無視したが二度目が大きかったので思わず後ろを振り返る。

ねえ、聴こえたよね?と言いつつ。

はい。聞こえました。とA坊ちゃん。

すると、驚き。数あるボトルの中で67番のボトルだけが空になっている。

なんだ、これ!と棚から出すと、まるでルパン三世の五右衛門が袈裟切りしたかのような鮮やかな切り口。

暑さで割れるんだったらさ、他のボトルだって割れたって良いじゃん。

しかも、たった今割れたわけじゃなくて少し前に割れているみたいな感じ。いや?あれだけの日本刀で袈裟切りしたかのような鮮やかな斜め切り。結構あの瞬間に割れてだばーっと零れても不思議はないか。

あー、零れてくれたおかげで良い匂い。と棚をせっせと拭いていたのだけど次の瞬間「良い匂いじゃねーよ!ボトルもコストかかるんだよ!」と自分に突っ込みをいれる。

何とか落ち着いて、たった一本だけ妙な割れ方したボトルの解説を読んでいると何となく意味が分かった。

身を呈して彼女に伝えたいメッセージがあったのだと。

あと、さらにもう一つ。

先ほどは、あー、時計が止まった。電池換えようで終わったのだけど、後から考えてみるとおかしいじゃんか。

だって、11時のお客様が来たときに時計を見上げたら11時だったもん。

なんで、2時間後A坊が訪れたときに5時をさして止まってんだよ。ほんと、不思議だけど、考えてもわかんないからもうやめよう。

************

その後Yさんがお越しになってA坊ちゃんとすれ違い、カウンセリングの後レイキを受けて下さったのだが、彼女の日常もハードワーク。

レイキのときに少しでも眠ることが出来たそうで良かったなーと思っていた。

12ポジション、いや、正確に言うと隙間なく24ポジションくらいに分けて流し終わったあと、「はい!終わったよ!」と起こすのも心臓に悪い。数分かけてゆっくり起き上がって貰いたいものである。

それ故、ひとまずシンボルで仕上げた後の私はトイレに入ったのだが、出て来たとき、Yちゃんが起き上がっていて、マットレスベッドの上にしゃがみこみ、テーブルの下をじーーっと眺めているところだった。

ん?どうしたんだろ?

「白ちゃんの毛がまだ出現するんですねー。」というようなことを仰ったので「そうそう。今でもねー。」と答えていたのだけど、彼女が帰った後、テーブルの下にモップかけようとしてビックリした。

ちょっと落ちているくらいの騒ぎじゃなかったの。もう生前のようにいっぱい。

絶対生前の頃のようにここに寝てヒプノやレイキの様子を眺めてたでしょ?と言いたくなるくらいの量だった。

何だか私的には色んなことがあった日ではあったものの、いつものように、夜が更けた事務所を出る際挨拶をする。白ちゃんのお水を換える。

「今日もありがとうね。」と。

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2015年03月01日

そだったのですかい

とある方と電話カウンセリングをしていて、彼女の努力の成果が実り日々お仕事を続けられていると聴いて嬉しかった。

で、よくあるケースなので、ふと思うことがある。

心身共にその寿命や予定より早くどこかを患う人の気質の特徴として”完璧主義”というものがダントツにあがって来る。

でも、何せ完璧主義なのだからして、本人は決して自分のことを完璧主義だなんて思っていないし気が付けない。

何故なら自分を見つめるよりも先に他人を見つめて比較しているから。

で、世の中に完璧な人間なんて実は居ない。そう見えたとしても、何か特化して秀でているものが二つ三つと人より少し多いだけの人ならば居るけれど。

分かってはいるのだけど、某スポーツの業界のキングが、実は水泳だけが出来ないというトピックスを出して実際に泳いで見せてくれた企画にはビックリした。

あの種目では世界的に一流の選手でも苦手なことが必ずあって、50を真近に控えた昨今スイミングを習い出したのだと言ってクロールを披露してくれたのだが、これがなかなか進まない。でも、一生懸命。

はたまたとあるボクサーに苦手なことをインタビューすると「我慢。」と一言答えていたので爆笑したこともある。

我慢ができないと厳しいトレーニングをやって来れなかっただろうにと思うのだけど、その我慢も特化したことに関連するものだけにしか不可能だとか。で、そのインタビューも「もう飽きた。勘弁。」とどこかへ行ってしまったりとか。

そんな一流の方々でも苦手なことがあるのだから我々が完璧であるはずなかろうと思う。

それで思い出したのだけど、色んなことが平均的に出来ることが完璧と言っている人もいたなあ。なので自分は完璧なのだと。

ずいぶん話は逸れてしまったのだけど競争社会が生み出したトリックってのはやっかい。

完璧主義の何が弊害かと言うと、自分がそうだと子供もそうなる。

はたまた、自分が完璧主義だと企業にも他人にも完璧を求めるので終始イライラした人間になり、アドレナリン、出っ放し。そりゃあ、免疫も落ちて病気にもなりやすくなるわ。

多くの若い人々は夫婦は同じ時間に同じものを食べなければならないと言い張りそれをストレスに感じるとか。

一か所嫌いだと即離婚しなくてはいけないとか。

あと、完璧主義は熱しやすく冷めやすい。

どわーーっと感動して「私は変わった!」と号泣しては、ほんの一か月や二か月、もっと酷いと数日や数時間で鬱っぽくなったりとか。

で、何より、自分のことも他者のことも馬鹿にしがち。

自己肯定感が低過ぎるのも困るのだけど、内心相手や企業を馬鹿にしていると、必ず先方にそれが伝わる。人は馬鹿ではないからね。

非言語であっても”なんか、こいつむかつくな。”と思われ標的にされやすい。

一人からでも標的にされると、もちろん完璧主義なものだからさらに落ち込むという悪循環。

完璧主義をはずれるとだらしなくなるという極端な考え方は自分と人を振り回し続けるのだろうなあ。

*****

昨日は両肩が痛かったので次女くんのマッサージの揉み返しかな?と思っていた。

前日の肩こりと少々様相が違っていたので。

で、今日は左が若干取れて右肩が痛くて重い。

三件目のカウンセリングが、依頼人さんと一緒に求人情報を延々と眺めるという変わったスタイルだったのだけど、ほらほら、前回同様、なんとなーく目途が立つ。

色々なことを発見するのよね。インスピレーションも湧きやすくなっていらした。

すると色んなところのパズルが面白いほどはまって行く。

私は何にもしないしご本人が自分で流れを作って目途が立って行く。

そんな時間を過ごしたお相手は先日天神様のお話で「それはあの人だよ。」と教えてくれた方。

だからというわけではないが、とにかく言いやすいので、「右側のだけ取れないの。ちょっとポンポン叩いて。」とお願いする。

そうそう。途中で気が付いたのだけど、これ、なんか病院から連れて来ちゃった症状らしい。

人を心配しているああいう精神状態だと丹田ごとお留守になっちゃうことを思い出す。

左側の人は何らかの理由で振り落とされてしまったらしいのだけど、右側の人がしつこい。

何で気が付かなかったのか?というと、ものすごーーく無害で大人しく優しい人々だったかららしい。それにこういうの、久しぶり過ぎたってのもある。

なのだけど、やはり他人のエネルギーだから長いこと滞在されると重いし痛いんだわ。

すると、お願いしたこの方がレイキを充てて下さる。

ああー、気持ち良い・・・・・・・・・・と思って、”あ、ダメだ、こりゃ。”と気が付いた。

だって、一緒になって温泉に浸かったかのようにほんわかしていらっしゃるんだもん、この右肩の人。一緒に癒されてんじゃねーよ。

・・・・・・・・・・・・。ありがとう。ストップです。ポンポン!とやって。

ポンポン。

ダメだ。

この方優し過ぎる。

この方が私の右肩叩くと、小さな小さな声で嬉しそうに”なあに?”と聞こえた。

おまえじゃねーよ!しかも、呼ぶために叩いて貰ったんじゃねーよ!

しかし、あれこれ本件と無用な話題を出しても仕方がないと思い、無視しておいた。

もう、私の守護霊さん何してはるの・・・。滅多にくっつかないはずなのに何を10年ぶりくらいにサボってくれてはるの。

まあ、良いか。もうどこで振り落とされても知らないよ。私、よう動くよ。

ということで、そのままにしておいた。

病院、出たかったのね。

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2015年02月28日

むしろ親切

昨日お爺ちゃんのオペの終了を待っている間のこと。

肩がずーーっしりと重い。

ほんとに結果のわからんことを待つというのは疲れるわ。

次女くんが「お母さん、ああして”先生からお話ありますので手術室までいらして下さいー。”とか言う役割だったの?」と話しかけて来る。

いや、主にオペ室の中に居たのであまりああいう台詞を言うことは少なかったかな。

で、思ったんだけど、どちらにせよ、待たせる側の方の立場で”あー、今日のオペはあれか。長くなるなあ。あれとあれとこれを用意しなきゃ・・・。”とか、家で待っている家族のことを考えたりしていたと思う。

お婆ちゃんが”あたしたちは待っているだけやけど、こーんな長い時間立ちっぱなしで仕事しとったん?しかも、この一件や二件や無かったんやろ?うちらは一件こうして座って待っとるだけやのになあ。”とも言われた。

いいや、とんでもない。今なら分かる。待つ立場の方がよっぽど辛い。ほんとに辛い。

私はオペを待つご家族の方を案内するとき、そして中に居るとき、こんなことを考慮したことがあっただろうか?

あったとしても、この重みと比べると、何たる一瞬でごくわずかな心使いだったことか。

血を拭いて、血を拭いて・・・かしゃかしゃ機械をいじったり、病棟に戻って状態を観たり。

その間、ご家族のことをどれだけ考えていただろうか。

全然足りない。まったく足りていなかった。

ただ必死だったということは確かなのだけど、何だか悲しくなって来た。本当に申し訳ない。

ああ、肩が重い。

目がしらが熱くなって来たので喫煙所へでも行って来ようとバッグをゴソゴソしていたら、小さな紙袋が目に入った。

それは先日Aちゃんがくれた”これ、火を使わないお灸です。”という代物だった。

ああ、いいもの見つけたと思って、さっそくシールを剥がして石のような肩に貼っていたら、その様子を次女くんがジーーッと見つめ「あらま。今までで一番詰まってるねー。」と。

そう、触らなくても分かるのよね、この子。揉んでくれようとしたのだけど、いやいや、今そんな気持ちになれないから。せっかくだけどありがとう。と断った。

が、全てが終わって家に帰り着いて一緒にコーヒーを飲んでいたところ、手が伸びて来て、首の付け根のもうちょい下の方、つまりは鎖骨のとある一点をきゅっと指圧された。

いってえええええ!と声をあげてしまった。こんなの初めて。

いよいよ立ち上がって肩やら首やら頭やら、そして鎖骨のあたりやらをマッサージしてくれ始めた。

いやあ、痛い痛い。ほんと、こんなの未だかつてないほどに。

痛いのだけど気持ち良い。

私があまりに「良い。大丈夫。それどころじゃない。」とマッサージを断るせいか、座ったままの私の服の首元から手を突っ込んで来てアロマオイルを塗り出して滞りを流してくれた。

前屈と後屈、どっちが楽?と言われたので後屈と言ったのだけど、「だよね。」と言いつつ、マッサージは続く。

簡易的なのは姿勢だけで、結構がっつりやってくれた。

ありがとう、もう良いよと途中で何度も言ったのだけど「こりゃやばいね。」と続けてくれた。

おかげさまでずいぶん楽。

「普段もさあ、疲れる仕事しているけど、今回のこれ、こたえてるんだね。」と言われて、背後に居る婆ちゃんに非常に悪い気がして「いやいや、お母さんなんて何もしてないんだから。」と答えたが。

深呼吸してレイキで自己ヒーリングして、なるべくそれなりにケアをして乗り切りたい時期だなあと思った。

でも、ほんとにこんなの何でもないよ。今頃痛み止め、貰っているかな。効いているかな?とそればかり考えていたら「ああ、もう。また固くなっちゃった。せっかく流れて来たのに。何も考えないで。」と怒られながらもマッサージ。

悪いのう、母も君にやってあげたい。

***********

爺ちゃんがあんなにやせてしまったのに、なんで私、こんなに太ってるんだろ?とか、しょうもないことを考えては涙が出そうになる。非常にいかん傾向。

でも、不思議なことにカウンセリングの際にはすっかり切り替わる。

いつぞやのおみくじにも書いてあったな。”自分の仕事をせよ。”と。

*********

夢にガタイの良いおっさんが出て来た。古い恰好をしている。

その井出達から観て、この間の天神様ですか?と夢の中で訊いてしまったのだが、違うと仰っている。物凄い古語で決して現在の日本語じゃない。

リアルだったら全然意味が分からなかったことだろう。

そして、その彼の声音が先日の声とは明らかに違うので「あ、また違う人だ。」と夢の中で思って居る。

古文で何言っているか分からない口調だけど夢だから心で通じる。

「おまえがこの間間違えてたから教えに来てやったんだ。」というような意味のことを彼は言っている。

え?間違い?と聴いてギクッ!とする。夢の中でも爺ちゃんのことは頭から離れなくて、そんなこと言われると私が爺ちゃんに間違ったことしたのかな?と思ってしまうわけである。

ところが、何も言っていないのに、そのおっさんはまたしても難解な言葉で「違う。おまえのじじいのことじゃない。わしと菅原を間違えとっただろ?」。

ああー。そ、それだけ?

それだけ?じゃないわいわ、無礼者!というようなことを言われて、「で、あなたはどなたでしたっけ?」と聴いたら「くーーーー!」と2〜3回地団駄を踏むような動作をするので何ともまあ、見かけによらず可愛らしい。

「この地の地名から”こ”を取れ!皆まで言わすな。無礼なやつめ。でも、まあ良い。」

そして彼は何か和歌のような詩のような言葉を読み上げたのだ。残念ながら分からない。聞き取れない。

でも、おまえの気持ちが・・・・・なんとかかんとか・・・と優しいことを言われた気がした。何となく頑張れというニュアンスが伝わって来た。

で、”こ”を取れいっ!自分で思い出せ!名乗らせるな!”というヒントを起きてから思い出し、ああー!なるほど!思い出した次第。

でも、まさか、そんな。こんな小さな家の片隅に・・・。

だが、もしも本当だったらありがとうございます。ってか、怒られていたというのに応援されたような気がする夢を観る私はやっぱり呑気だなと思う。

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2015年02月12日

理解できるはずもないのだけど、何故だかありがたい感覚

で、今日もカウンセリング三昧。

本日の一番長いメニューはカウンセリング2時間+レイキ一時間のメニューだった。

そして色んなお話をして下さりながらも時折うちの爺ちゃんのことを気にかけて下さるクライアントさん。

コーヒーを持参して下さってこれも嬉しかった。人に淹れて貰ったコーヒーって美味いなあ。

自分の課題と向き合いながらも色々と気を使って下さるので「良いのに。」と恐縮しているのだけど、それもこの人の性質なのだ。自然に優しい。

で、昨日のブログを読んで下さっていて「菅原様いらしたんですかね。」という話をもして下さり「いや、わかんない。脳が処理できない。だって、こんな個人の家に呼ばれたからって来てくれるもんなの?すっげー、ドスの利いた声だったけど・・・。」

すると、いつぞや出会った不思議な猫のことを思い出した。

お爺ちゃんとお婆ちゃんが毎年初詣していた近所の小さな神社には幾人かの神様が祀られていて、そのうちのお一人が雷おやじのイメージ、学問の神様の菅原様。

いつぞやの夜、夫と夜道を歩いていたら、がらんがらん!と妙に響く鈴のような音が聴こえて来たので思わず二人で足を止めたことがあった。

すると、道路向こうから妙に頭部がどでかい変わった黒猫のような、それともキジトラのダークな模様なのか・・・とくにかく黒いイメージの大きな猫が横断して来たのだ。

頭とか存在感も大きいのだけど、一番目をひいたのは、何だってまあそんなにでかい鈴を首から下げているの?ということや、あと、その鈴、確かに異常にどでかいけど、それ以上に大きな音が鳴っているということ。

何?何?なんだろね?この子。

こんなにのっしのしゆっくり車が行き交う道路渡って来て。

で、割と懐っこい感じでしゃがみこんだ私の袂にいてくれたのだけど、夫曰く「どこに猫が居んだよ?でかい鈴の音が響いてるだけだけど。」と言われてぶったまげた。

夫と何メートルも離れていないのに、いくら闇夜だからって、あなた、この子が見えないの?ちょっとこっち来て撫でてみてよ。

そう言うとその猫は林の中に消えて行った。その林の向こう側がまさに例の小さな神社だったわけだけど。

今日お越し下さった方がまた不思議なことを仰る。

”天神様の御使いは、大きな鈴をさげた黒い牛なんですよ。がらんがらんって。”

あらま。と思った。

もしかしたら、今の時代だと牛がこんなところ歩いていたら目立つから猫に変化することにしたのかも知れない。

あの道路の向こう側のどこかのおうちに用事があって、何か仕事をして来られたのかも知れない。

もしかしたら、うちに起こったことと似たような用事だったのかも知れない。

いずれにしても未だ謎なのだけど、色んな方向から色んな話が繋がるので何だか不思議な感じがした。

近日、あの氏神様の元へも行ってみようと思う。

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2015年02月11日

謎だったけど

ここのところの請け負っているカウンセリングにおいて、自殺願望や希死念慮の話題が多い。

でも、もちろんケースバイケースで答えも人それぞれ。

仕事に疲れた人も居れば失恋やうまく行かなかったこと、あるいは極度の疲労でもそうなることがある。(ちなみに酒の飲み過ぎとか、逆に良いこと続きでも陥ることもある。)

けれどもそういった時期にする判断は決して明瞭でもないし、その人らしい考えでもない。

生きていると色んなことがあるものの、どんな出来事や状態でもそれは心のメッセージであり転換期でもある。

そして、この転換期。焦ってはいけない。

ゆったりと構えること。

大鷹の子雀を狙う心なり。

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昨日の明け方、私自身でも怖いと思うに夢を見て、その夢の中で非常に焦っていた。

とてもリアルな夢だった。おじいちゃんの命に、たくさんの人間が群がって、次から次へと家の中に入って来る。

もう私一人では防ぎ切れない!と夢の中でそう思った。

そのうちの霊体の一人が「私の札がすでにそのコートの後ろの壁に貼ってある。」と言って笑うので、そのおじいちゃんのコートをめくってみると、今でも覚えているのだが、”茂木◯◯”という人名が二人分書かれてあった。

割り箸に髪の毛が巻きつけられたものも一緒に貼ってあり、「これはいかん。何かすんだ、おまえら。」と必死でお札やら、不気味なものを剥がそうとしたり、ワラワラ集まっている人間を一掃しようとするのだけど、ほんと、手に負えない。どうしよう?!という状態。

その夢の中で私は何故だか誰かを召喚しなくては!と思い、その名を叫ぼうとするのだけど、喉が詰まって声がでないで格闘している。

誰の名前を叫ぼうとしているのかも分からないのがそのときだった。

しかし、朝方の四時。

私は自分の怒号で目が醒めた。

私の声帯から想像だにしない言葉が出て来たのだ。到底出るはずもないぶっとい男の声で「天神様のお通りじゃ!」と言っていた。

天神様の ・・・と言った時点ですでにビックリして目が醒めていたのだけど、口が勝手に最後まで「お通りじゃ!」と言い切ったあと、ビックリして起き上がった。

それで家の中がお札も霊体も全てを含んだいらないものが一気に弾き飛ばされて消えて行くのを感じた。

でも、ビックリした。天神様って何???

私の寝言ごときでは決して起きない夫ですらビックリして飛び起きて「こ、こえええ!何、今の?今まで色んなことあったけど、こういうのは初めてだよね!?」と。

そりゃ真横の妻からおっさん声で天神様のお通りじゃ!なんて叫び声がしたら怖いわな。

いや、私にもよく分からないんだけど、今、これこれしかじかな夢を見ていて・・・と説明していたのだが、さすが夫。皆まで聞かず寝てもうた。

思わず階下に降りると昔から早起きのおじいちゃんのが起きていたのだが、「と、利の友達でも泊まっとるのか?」と訊いて来るわけだが。

そんな事実はないってことと共に例え夫の友達が泊まっていたとしてもあんなこと叫ばないだろう。

その日、最後のカウンセリングの方にその話をしたところ天神様ってのはこの方のことですと教えて貰ったのだけど、それ聴いてもいったい何故?と思ってしまうのだが。

「いや、召喚しようと思って叫んだんだから来てくれたんじゃないですか?」とごく普通のに答えられてしまい、それでもまだ「いったい、どうして。」と不思議で仕方なかった。

ちなみにこの神様も近所の神社に祀られているわけだが。

よく分からないのだけど、お礼に行っておこう。

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2015年01月17日

猫も歩けば知り合いに当たる

昨夜の夜の事務所。

カウンセリングだの心理学的ワーク、あとヒプノを終えて、独特の疲れを抱えつつ掃除をしていたところ、「今日はK○○に連れて行くから事務所まで迎えに行くからね。」と。

・・・・・・・。いや、それがですね。わたくし、ただいまヘットヘット!のクッタクッタ!な上にもうこんな時間。

しかも明日は訪問入浴なんですわ。

「だって、昨日、Y男さんとレセプションの帰りにRで出くわして月曜日には行くって約束したんだよ。」

知らんわ、そんなの。確かにあの店の酢豚とか餃子とか焦げ目のついた五目焼きそばは魅力的だけど。

「だって昨年からあそこの料理食べたいってよく言ってじゃないか。いつもいつも混んでたけど今日は落ち着いている上に、Y男さん本人が作る日だよ!」

Y男さんというのはまだ若い青年なのだけどこの界隈に三つほど飲食店を持っている方で、何年も前からあちらこちらの飲み屋さんで私たち夫婦と出くわす方。夫の方はもっと出くわしていることだろう。

年代も職種も違う二人の共通点と言えば、呑兵衛であるということと、あと、あえて誰かと約束を交わさないというところだろう。それでも頻繁にバッタリ出会ってしまうわけだが。

で、その三店舗のうちの一軒しか私は知らないのだけど、昔から「あそこのは美味しいね。Y男さん、料理上手いなあ。」と言っていたのだが「違うよ。Y男さん本人が作っているわけないだろう。三軒も持っているオーナーなんだから。」と夫が言う。

それで先日訊いてみたところ、元々はその中華料理店でY男さんが一人で作っていて、事業拡大した今は当番制にして自分は毎週月曜日に鍋を振っているとのことだった。

それは良いんだけど、どっちにしても今日は月曜日じゃないじゃん。何言ってんの。

「この間の月曜日の祝日、とまり木さんでY男さんに会っただろ?あれ、祝日は雇っている人が作る日なのに間違えて出勤したんだって。だからあそこで飲んでたんだって。だから、その振替日が今日だって言ってたんだよ。だから、ほら、行こうよ。」

ああ、話が長くなるから今日もまた逆らうのは止めにしよう。←いつも途中で面倒になり策に乗っかっている私。それにY男さん、Y男さんって名前連呼されているうちにほんとにあそこの酢豚と焼きそばが食べたくなって来た。

お店は本当に久々にすいていた。いつも外から見て分かるほど満員御礼だったのに。と言ってもその二階の会場で宴会が開かれていたらしいのだが。

で、これまた珍しく一階のフロアの玄関口のところにY男さんが居た。いつも厨房に引っ込んでいるか、あるいは多店舗にいるか、あるいは全てを従業員に任せてその辺の飲み屋で遭遇するかというパターンが多いのに。

夫の姿を観るなり「うおっ。ほんとに来てくれた。律儀!」と笑ってらした。ええ、ほんとに約束しない二人なのだけど、たまに約束すると必ず守るのもこの二人なのだろう。

で、従業員さんが作ったものも非常に美味しかったのだけど、”ああ、今まで食べていたのは、10回中9回は従業員のコックさんの料理だったのだな”ということが一口食べて判明。

「え。何で、あんたわかんの?」

だって、美味しいじゃん、今日のやつ!いつも美味しいんだけど、稀にもっと美味しいのにあたるのがオーナー当番の日だったんだよ。

「そっか。で、この後、どこ行く?」

・・・・・・・・・。どこも行かないってば。さっきも言ったように明日は訪問・・・・。

「猫店行くか!ちょろっと行くか!」

・・・・・・・・・・・・・・・。

「ちょろっとだよ、ちょろっと猫たちとお母さんに会いたいだろ。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・。明日の私は終わった。もとい、今日帰ってからやらなければならないこともあきらめた方が良い。

***********

とまり木に行くとめでたくA君が昼間の仕事に就職してこの店を巣立って行ったという話を聴く。寂しいけれど、良かったね。A君、おめでとう。

お客さんたちがひけた後、そんな話を聴いてしんみりお母さんとマスターと四人で飲んでいた。←ほらほら、こうやって絶対長くなるじゃん。

のだけど、そこへ顔面蒼白でマスクをした顔見知りの、とっぽい、しかし、優しい青年がヨロヨロと現る。

「な、Y!おまえ、風邪ひいてんのかよ!疲れてんのかよ!そんなんでまっすぐ帰らないでうち来んのかよ!」と言うので爆笑した。

爆笑しつつ、私一人が彼を一目見た瞬間から心中思って居ることは、”わーん、Y君、肩に誰か居るよ。。。”。(でも、黙っている。そんなこと、絶対言わない。さっさと日本酒飲んで帰って風呂入って、はよ寝よ。)

「うーん。熱が無いから風邪じゃないと思うんだけど、なんか、すっげー具合悪い。でも、腹減って死にそうなんだよ、Tちゃん。うーん、でも、気持ち悪いかなあ。食えねえかなあ。」

で、人間の右脳って凄いなあと思うのは、私が何にも言っていないのに、突如として5人が怪談噺を始めてしまうところだ。

極力避けていたのだけど、リアルな話をいっぱい耳にしてしまったり。何と、滅多に加わらない夫までもが。

しかし、所詮、このメンバーである。怖い話してもどこかギャグになる。この時の話も非常に面白かったのだけど、ここでは割愛するとして。

5人でゲラゲラ笑っていて、中でもりっちゃんママがぐいぐい飲んで「わははは!」と笑ったりしていたところだった。

すると、ある瞬間、Y君が「あ、取れた。」とつぶやいたので「・・・。え?何が?」と親子&うちの夫が訊いている。

「いや、実はこっちの肩に誰かが手をかけていて重くて痛くて仕方なかったんだけど、今急に落ちた。」

女でしょ?と口がすべったのだが。

私は別の意味でぶったまげた。

自分で分かってたの?!!と思わず大声で訊いてしまった。

「怪談噺してたからついてたのかな?」

違うよ!さっき、入って来たときから居たんだよ。

「あ、風邪みたいな訳のわからんだるさも治った。」

多分、笑うのが良いんだよ。特にりっちゃんママの爆笑とバン!と肩を叩くボディタッチとかがさ。

陰気な空気のエネルギー体には居心地悪いんだわさ。

「あら、そうなの。」とママ。「このY君ね、凄く霊感がある人なのよ。寄って来やすいんだけど払い方がわからなくて困ってたのよね、きっと。」

そんな話が普通に出る頃、Y君、ガツガツ焼鳥やら海鮮ものやらを頬張っていた。

************

で、危惧していた訪問入浴。

大丈夫だった。

何で翌日に酒残らなかったのかな。まあ、今日も元気だ、頑張ろう。

先週、長のGくんが「尾崎さん、Hが飲みに行きましょうって言ってましたよ。だから、二月くらいまでにはどこか空けて下さいよ。」と言っていた。

Hさんというのは既に退職した青年で、凄い仕事をこなす人だった。しかもどんなにしんどい工程も笑ってこなす青年。

立場上、目上の新人を叱らなければならないときでも「大変ですよね。でも、僕たちはオペレーター。完璧を求められますから。目指しましょう。」とか、気を付けてモノを言う繊細さも持ち合わせ、あるときは体育会系バリバリで。でも、知力、体力共に優れた逸材だった。

昨年、最後の日に運よくこのHさんと同乗出来た。そしてHさんと同期のGくんとの三人だった。

いつも何考えているか分からんところのあるGくんだけど、この日ばかりは胸に迫るものがあったのだろう。

Gくんの思いつきで退職の数日前であるこの日、個人的にしゃぶしゃぶを食べに行ってお別れ会をしたものの、私はどちらかと言うとHさんに避けられるし嫌われているのだと思っていた。

思い当たるふしは山ほどある。一度もぶつかったことはないが、もしもぶつかったら大変面倒臭いことになるおばさんだろうとHさんは予想していたかも知れない。一例をあげるとそんなもんだけど、その他諸々。。沢山ある。

だから、その彼が退職した後にまで飲みたいって言って来るなんて珍しいことだなあと思って居た。もしかしたら、ただGが飲みたいから言っているだけじゃないのかな?とか。

その後の彼の選んだ道三通りの話も聴いた。色々頑張っているなあと思う。

まあ、タイミングがあったら飲んで面白い話でも出来ますように。

それから一週間後のこと、N美ちゃんが、私の喧嘩友達でもある自分の彼の話を車の中でしていて、わざわざむかつく伝言を下さる。あの野郎。

で、「たまには一緒に飲みましょうよ。」と。

それで気がついたんだけど、私は毎日のように誰かに『たまには一緒に飲みましょう。』と言われていて、「うん。」と返事をしている。でも、結局は夫と同じくハッキリした約束をしていないのだなあ。

あと、元々は家が大好きなのに。そして、私個人としては飲んでいる回数が、決して”たまに”じゃないというこの事実。

帰宅してから夫に訊いてみた。「なんで私以外の人間と約束しないの?何でいつも”約束は出来ないけど。”とか”タイミングがあったら”っていう感じで終わらせてるの?」と訊いてみた。

「ああ、そう言えばそうだなあ。結局仕事中心で毎日どうなるかわかんないってのと・・・せめてプライベートくらいは制約無しでプラプラ自由にしてたいからかな。」とのことだった。

しかし、最近互いにこの性質が崩れて来ている。お店とか飲み仲間とかが、二回、三回、四回と「年末年始は何してる?」とか「2月8日は何している?何してる?」と訊いて来るとき。

わからないと、当然答えるのだけど、質問している方も忘れるのだか、確信的なのだか、それはそうだか分からないが、会う度何度も同じことを訊かれる。

そして何度も訊かれると”ど、どうやら、この日はこの店に行くべきのようだ。。。”と・・・これはまるで催眠状態。

で、大抵そういう席には、例の自由人、しかし義理堅く嘘が嫌いなY男さんが、気が付くと同席しているので「うお。ここにも。」と笑いながら杯交わすことになる。

なんか、どこもかしこも愛すべき人々だなあ。

引きこもりが好きな人間がこうして流れに乗ってウロウロしているのも何か理由があってのことかも知れない。
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2014年12月31日

後半も夢ってことにしておきたいし

またしても不思議な夢を観たので更新。

昨日の訪問入浴はお一人体調が悪いヘルパーさんなども出たりして、帰宅も遅くなりそれなりに辛かったはず。

それでやりかけのことがあるというのに、夜の1時を回ったあたりから既に睡魔が襲って来た。

ああ、今日も良く眠れそう。年の瀬は迫っているけれどとりあえず寝てしまえと思ったのだが。

それからしばらくすると外から声がして「かおにゃん、かおにゃん。」と。あら?私まだ起きていないのかしら。白ちゃんの声が聴こえるってことは夢だわね。

それでベランダを開けたのだけど、白ちゃんの姿は無く、驚いたことに何と一面雪景色。

どこにいるの?

「ここだよ。」

今度は見つけた。それは良いが、何故白ちゃん、隣の家の屋根に居るの?雪、冷たくない?

黒ちゃん。この子はちゃんと生きている元気なにゃんこさんなのだけど、白ちゃんの横に居る。

ああ、大丈夫だよ。白ちゃん。三毛ちゃんはとある人のところで飼われだしたらしい。

その黒ちゃんは三毛ちゃんの兄弟らしいんだけど元気にしている。ここにはいないけどその他の三毛ちゃんと同じ血族の猫さんたちも元気だよ。

私も毎日は行けないのだけど、行く度にふくふくしているよ。ほら、しょっちゅうあの店行くとついつい日本酒飲み過ぎちゃうから。

だからご飯だけあげて帰ろうとするんだけど、道路向こうで猫と戯れている間におかみさんかTちゃんに見つかって結局飲むはめになっちゃうんもんで。

「うん、うん、わかってる。じゃあ、あれは?あれは頼めない?」と白ちゃんが問うているのはずっと向こうの方から歩いて来る鹿二頭。夢だと分かっていても目を疑った。雪道を鹿がこちらに向かって歩いて来ている。

「!!!!鹿?なんで、こんなところに。ってか、白ちゃん、私、鹿さんまでサポートできないよ。白ちゃんご紹介のにゃんこさんのところにだってそんなに行けてないんだから。」

「そうだよにゃー。いやあ、ごめんごめん。起こして。」と白ちゃんの目が波目になったところで目が覚めた。

はっ!として時計を観るとまだ午前2時前。なんたること。あんなに疲れたし眠かったのにまだ2時間も寝てないじゃん。

夫が寝ているので電気を消したままぷかりぷかり静かにタバコをふかしていた。

すると、ベランダに黒い影が見える。たった一人だけど。

ああ、あかん。今度は夢じゃない。

で、色んな患者さんで亡くなる間際の方とか、あるいは蘇って生還を果たした方々から何度か黒い人影の話を聴いた。

普通は複数の人数で来るらしい。

でも、、何だかわかんないと気持ち悪いのでベランダに向かってずいずい歩いて行ってガラッ!

「お勤めご苦労さまです。何か用?私連れてに来たの?だったら良いけど、お爺ちゃんとかお婆ちゃんとか他の家族だったらダメよ。」

ベランダを開けた途端に黒い人があとずさりしたときには思わず吹き出してしまった。

なんか、日本的な感じじゃないな。外国の系統かな?まあ、とにかく生と死の仕組みに携わっている感じがする存在。そうすると日本語は使えないかな?と思ったそのとき。

「笑わないで下さいよ。人間の方から近づいて来たのは初めてのことだったんでビックリしちゃって。追いかける専門だから追いかけられるの嫌です。」

あら、近くで観ると目鼻口、ちゃんとあるじゃないっすか。

「ええ、まじかで見られることも少ないし、こういう地味な使命なので極力目立たないように黒い姿を取っているんです。でも、そんなに照らされちゃあ見えちゃいますね。」

流暢な日本語だねえ。これも夢かな。

「今、言語で話しているわけじゃないんです。あなたと私とは。で、夢じゃありません。あと、誰かを迎えに来たわけじゃないですし。ちょっと相談したいことがあって。」

私はだまーーってベランダを閉めた。何という名称の方なのか、死神にしてはヒューマン過ぎるし、とにかくそういった方々のお役に立てることなど私にはない。

ガラスの向こう側から慌ててベランダを開けなおそうと抵抗しているみたいだけど、どうやら向こうからは開けられない仕組みになっているらしい。

もう、寝よ寝よ!と思ったその時、「あ!もしかしてお爺ちゃんと私を交換条件にしようか?とか言い出すのかも知れん!」と思って再びベランダをあけると、黒いくせに子供のようにほっとしたような嬉しそうな笑顔を見せた。段々よく見えて来る。この人々ほんとは黒くないんだな。

「だからそんなに照らされたら・・・いや、そんなことより、最近、困っていることがありまして。。。」と話している途中で「だああああ!」とイライラして叫んだ私。(するとまた後ずさりされたけど。)「もう!寒い!開けてると寒いから中に入って!部屋汚いけどさ!旦那は酔い潰れて寝てるから大丈夫。

「入って良いんですか?」

いいっすよ。その代り用事が済んだらちゃんと出てってね。ここ、お爺ちゃんが主なんだから。

「はい。私たち、通常グループで行動しているんだけど、仲間だと思って近づくと生きている人間だったりするんですよ。いや、あなたは違いますよ。でも、そういったことが仲間にも多くて困っています。」

黒いからってこと?

でも、お宅様たちは職務を遂行するために目立たないように黒子に徹しているわけで、そういった人々の黒さとは質が違うでしょ。多分、底意地悪かったり、嫉妬してたり、人の反映を祈れなかったり、色んな事情を抱えた人々のことなのだろうけど。

「いや、結局、黒ってのは一緒なんです。成分はともかく。」

何だかわかの分からない話だなあ。

「それでついつい引き寄せられて仲間にしちゃうんですよね。具体的に言うと、間違って死に到らしめたりして。」

そ、それはあかん。一時的に黒っぽくなっている人でも健康や適応や成長を願っているはず。

「それがもう、何と言うか、目先の利害だとか、人と競い合うばかりだったりとか・・もう性根までそうなっていると、そんなことは考えられません。嫉妬とか腹芸とか色々にどっぷり浸かりつつ他人を利用しようとする人とかお会いになることあるでしょ?」

分かる気もするけど、やっぱそれ、私ごときの及ぶところじゃないんですけど。

「でも、黙って傍観しているじゃないですか。それはどうやってやるのかと思って。黒の吸収力はたちまち大勢の同類を引き寄せてしまう。

・・・・・・・・・。うーん、わかんない。私、ただの人間だから。でも、お宅様たちももうちょい冷静に観てみたら?あと、傍観しているわけじゃないっすよ。物凄い心身共に労力使っている。傷つくこともありますわ。

「うん、そうですよねえ。」

ところで、ここまで経緯を覗っておいて今これを訊くのは愚問かも知れないけど、何でうちに来たの?

「あ、それは白い女の人に紹介されて。あの人も何なのか分かんないんだけど。何だかちょいちょい助言を下さる。」

途端に白ちゃんのことが浮かんだ。

「それにしてもあったかい部屋ですね。」

え?温度感じるの?元は人間?だとしたら何でそんな嫌な仕事させられてるの?

「ええ、あったかいですよ。感じますよ。でも、昔のことは覚えていません。そう言えば、白い方にもそんなことを言ったら『優しく優しく導いてあげてると、自分が誰か?ってことをいずれ思い出すよ。』と言われました。」

コーヒーは飲める?

「ああ、そういうのは飲めないんです。でも、置いてあると癒される。あれ?癒されるって言った?癒されるってなんだっけ?」

私はコーヒーを二杯淹れた。

あと2時間ほどで夜明けだね。居ても良いよ。

「え、良いんですか。」

いや、なんか分からないけどお疲れさまです。

そんな思惑とは余所にそれから約30分後に夫が何故だかがばっ!と起き上がった。

途端に黒い人は消えていた。と言っても最後の方はもう肌色でずいぶん人間ぽかったけど。

「・・・。TV観てたの?夢の中でかおちゃんがずっと誰かと座談しているみたいだったけど。」

そうそう。TV。TV観てました。

何とも不思議な体験だった。

*******

そして31日の昼間、掃除をしていると、ベランダの網戸に巨大で黒いカメムシがしがみついているのでドン引きした。

GBほど怖くはないのが私のわけのわからんところだけど。

どうしようかな。ティッシュを何枚も重ねて捕まえて外に出そうかな?とも思ったんだけど。

「こ、怖いんで出てって下さい。」と網戸を半分開けて言ってみた。

言ってはみるもんである。はっ!としたかのように動き出して見事に、あたかも出口を知っているかのように開いている方に向かって出てってくれた。

夫が階下から上がって来たので「もうちょっと早く来てくれれば良かったのに!」と思ったのだけど、彼の第一声が「ねえ、おばけとか死神っているの?」。

・・・・・・・・・・・。なんで?なんか見たの?

「いや、何にも。ただ、明け方やたら誰かと誰かが話している声が聴こえる夢観たから。あれ、そうかな?と思って。」

おばけとか死神って名称なのかもわかんないし、居るのかもわかんない。

「だよね。」

それで会話は終わったのだけど、過去そうだったように夫はこういうことすぐに忘れてしまうだろう。

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2014年12月27日

起こってしまうもんは仕方ない

今年のカウンセリングの電話カウンセリング部門が今夜終了。

面談はもうちょい頑張るのだけど、いよいよ年末なのだなあという雰囲気。

で、先ほどの電話カウンセリングでのお話を聴いていてちょっと感動してしまった。

自分の体調と相談しつつも自分に出来ることを一つ一つこなして来られた一年を思った。

自分の変化というのは通常の人には見えにくいものなのだけど、少しづつ少しづつ変化を受け入れているその人を感じた。

今年もお疲れさまでした。

********

とある方のブログを感慨深く読んでいて思い出したのだけど、カウンセラーズトレーニングの会の途中でこつんと小さな石粒が現れた。

モルダバイトの小粒だった。

「え?何、これ?」と仰る方もいらっしゃり、その中にはモルダバイトを使用したブレスをオーダーして下さり着けている人も居て、思わず自分のブレスを確認されていた。自分のブレスから落ちたのかな?と思われたのだろう。でもまあ、実際には落ちていないし、現れた場所とは若干距離が遠すぎる。

で、それがいつの間にか消えた。

誰かがAちゃんの中に吸収されたんじゃない?と言った。

そうかもと思った。

でも、あんまり驚かないのは良くも悪くも少々そういったことに慣れているから。感情のエネルギーと物質界の何かはリンクしているから。私もその辺りの理屈はうまく説明できないのだけど。

その日のあの状況でそれが起こっても不思議じゃない。しかも、あれくらいの小粒ならば結構現れる。

小さな天然石や、その他金粉やら、もうちょい大き目の金色の円形のものやらも忽然と現れてはいつの間にか消えることがある。

でも、今でも基本的にビックリしてしまうのは、どでかい石が忽然と現れたときだ。ええ、さすがにビックリしてしまう。

昨年のある日も自宅でトイレから出て来て部屋に戻ったら、直径5センチ高さ4センチくらいのでかめのアメシストがポツンと現れていたので「ちょっと!」と思わず夫に問いただしたりもした。

半分分かっているのだけど、半分は脳が処理できないのでどこかで疑っているのが私の正直な気持ち。

でも、そんなことは確実にちょいちょい起こる。

ちなみにそのアメシストだけは消えないので今でも自宅に置いてある。それにしてもでかい。

誰かとこんな話をする流れになることもあるのだけど、某宗教をバリバリに信仰している方々でさえ「そんなことはあるはずない。」と仰る。

そりゃそうだよなあ。普通嘘だと思うよな。私も逆の立場だったらそう思うかも。

けれども、特にその方が信仰していらっしゃる宗教では、水がワインに代わるだの海が割れるだの、水の上を歩くだのという逸話が伝えられている。

その流れで行くとこれくらいのこと「へー。」と受け入れてくれそうなものだけど、そこが人間の不思議なところなのだろう。

とある別の宗教に属している方の場合は、配偶者である旦那様がうちの事務所を紹介して奥さんに推してくれたそうだが、その方も、やはり奥さんから石が忽然と現れるなんて話を聴くと「それだけはない。」と仰っていたそうだ。

それにしても、小粒ではありながら、あの日、現れたモルダバイト。

エネルギーレベルがぐんぐん上がっている場所になっていた。

だからそれに比例する何か輝かしくて美しいものが現れても不思議じゃないと今の私はそう思う。
イメージは現実を作る。

そして、人が人と出会い、人が人を見つけるとき、あるいは自分の中の自分に出会うときとも比例している出来事なんじゃないか?とも思う。

小粒でもちょいと嬉しかった。

そういうこともあるってこと、同時に体験できたってことが。

そしてその反面、それは本当にあたりまえのことではなくて特別な出来事なのだと言うことも認識している。

思考やイメージや自己概念が現状を作る。

そんなことを思いながら、小さなアメシストのクラスターを直接手のひらで磨いていた夜だった。

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2014年12月03日

御使いか?それとも本体が変化して散歩してたのか?

明け方、白ちゃんの夢を観た。と言ってもしょっちゅう見ているのだが。

夢の中で数センチ開いているドアを白ちゃんがカリカリカリカリと引っ掻いているので「ああ、はいはい!」と言って開けてあげると生前同様に悠々と入って来たのだが。

そのボディが黒い・・・。黒猫になっている。最近三毛ちゃん居酒屋で出会う黒ちゃんや訪問入浴でお邪魔したお宅の黒猫を見て美しいなあーと言っていたせいなのか?先日は日が暮れての帰り道、道路に横たわって瞳だけがキラキラ光っている子も見た。

黒くても白ちゃんなのだと分かるのでドアを開けるなり普通に入って来る白ちゃんの後ろから「どしたの、それ?」と話しかけると「うん、今日は黒にしてみた。」

そ、そうか。何でも似合うね。三毛模様も似合ってたよ。

それはそうと、相当喉が渇いているらしくて器に水を灌ぐのを待てないようで、排水口に流れている水をゴクゴク飲んでいるのでビックリした。仕方がないので水道をジャージャーだしてあげるとずいぶん長いこと飲んでいた。

この夢の場面が今の事務所じゃないんだよなあ。あれ、どこなんだろう。

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で、最近不思議なもの(?)と無作為に出くわすという話を先日書いたのだけど。

夫と一緒に飲んで歩いて帰っている途中のこと。

まだ車が行き交う道路を一匹の巨大な猫が渡って来る。私は比較的夜目も利くので分かるのだけどキジトラ模様のようだ。

”危ない!”と思って、その子がこちら側に無事に渡れるかを見守っていたのだが。

車が走り去る音が無くなると、この猫から物凄く大きな鈴の音がすることに気が付いた。

シャンシャン!シャンシャン!

なんだ、この鈴!でかい音鳴るやつを飼い主さんが着けているのかな?

そう思って居るうちにこちらへと悠々と渡り切り近くに来たのでよりハッキリ見えたのだが、信じられないくらいでかい鈴を着けている。

なんだ!それ!重くない?何か、可哀そうだな!

その時にはもう猫はゆっくり歩み寄り4〜5メートルのところで話しかける私をじっと見ていて何やら「にゃん。」と一言放ったのだが。

夫が「何の音?」と言う。

いや、ほら、見て。この子の着けている鈴!こんなでかいんだよ!

「え?どの子?人間の子?」

何言ってんの、この子、この子と、いよいよ接近して指差すのだけど、夫曰く「誰もいないじゃん。」。

がーんっ!!!こんなに近くに居るのに。

こんなにフワフワでもふもふモッフルなのに。

しかし、この猫、こんなにでかい鈴着けられているのにちっとも重そうではない。猫自体が大きいせいか?いやいや、そんなことはないだろう。

考えている間にその猫は立ち上がり、「にゃん。」と私の目を見ながら一鳴きして、道の横に広がる雑木林の中に入って行った。

シャンシャン、シャンシャン!

すると夫が「あ、また聴こえる。段々小さくなって行くね。あの、あれだよ、あれ。神社でお参りするときに鳴らす鐘の音だね、きっと。」

・・・・・・・・・・・・・。猫の鈴だったんだってばさ。

「サンタのシャンシャンじゃないねえ。神社の音だ。」

だから!猫が居たんだってば!

しかし、丸々太っていて最近見る方々同様、何やらイキイキとしていて、若干光っていたような。

あれは何だったんだろう?と思いつつ、近隣に一つだけある神社を思い浮かべたのだが、別に猫が祭ってある神社じゃないのよね。

あそこは茅の輪潜りのときにも妙なことがあったのだけど天照皇大神(アマテラススメオオカミ)が祭られているとかで。

でもって、その後人に聴いた話だと

大日孁貴尊〔おおひるめむちのみこと〕
〈相殿〉
菅原道真公〔すがわらのみちざねこう〕
大山祇神〔おおやまづみのかみ〕
軻遇土神〔かぐつちのかみ〕

も祀られているとか。そんなにかいっ。

まあとにかく猫神社ではない。

ただ、あの猫が雑木林を真っ直ぐにシャンシャン突っ切って行くのをしばらく眺めていたのだが・・・あの先にあるのがその神社だ。

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今日は一般のクライアントさん二名にうちのカウンセラーさん2名。

お一人は教育分析、もうお一方は教育分析とヒプノの講座。

色々な話をした。

特にFCの笑顔や涙ぐみが沢山出ていて、何だかクリアリングされているのを感じた。

楽しんで、楽し過ぎて嬉しくて涙が出たり、頭が痛くなったり、そうして眠りに着く。

これ、考えてみれば清い子供時代の行動を良い意味で取り返してかのようにも見える。究極のインナーチャイルドヒーリングを自ら行っておられるような。

素敵なことだなあと思うのと同時に、また顔が、エネルギーが変わったなあと感じてた。

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最近毎日味噌汁の具を考えるのが楽しみで。

私はあんまり飲まないのだけど、朝夫が飲んで行く用に昆布で出汁を取っていたりする。これがかつおだったり、煮干しだったり、市販の本だしだったりすることもある。

夫も朝を抜く人なのだけど、味噌汁を一日1杯〜2杯飲むと身体に良いと聴いてから「作っておくからそれだけでも飲んでってよ。」と言ったら、それから毎日出がけに飲んで行っている。

先日はジャガイモと玉ねぎとわかめ。

その次は豆腐とジャガイモとホウレンソウ。

今朝は油揚げと豆腐とホウレンソウと玉ねぎ。

赤出汁も買って来ておこうかな。

あさりやシジミも良いし、けんちん汁やトン汁も良いなあ・・・というふうに、ネタが尽きないのが楽しい所以かも知れない。

お爺ちゃんも飲んでいるというのを知って、それがとても嬉しい。

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2014年11月29日

何をニコニコしていたのだか

まだテニスと呼べる形ではないのだけど、週一の早朝テニスに行くようになってから、まだまだ使っていない筋肉が沢山あるのだなあということを思い知る。

筋肉も神経も脳と繋がっている。

私にとって訪問入浴の現場で看護をすることは、それまでの看護とずいぶん様変わりしていて、昇ったり走ったり飛んだり、かついだり・・・と身体を駆使しつつも最後の最後まで精神力や脳がクリアでいる必要があるというそれなりにハードなものだった。

でも、テニスで毎週毎週束のようにいらっしゃる監督人に色々直されているうちに、結果、思い通りにボールが打てなくなって悔しがっている真っ最中。これもまた違う筋肉、違う精神状態でやらなければならない動きだったのね。

そして、と言うことは、脳の違う部分を使わなければならないということでもあるのだとつくづく納得するのが最近のカウンセリングの仕事中。

何と言うのか、これまでにも持っているものを全部使ってやっていたつもりなのだけど、ほんとにうまく言えないのだけど、とにかく”人間”が沁みるのだ。

その人の人生、その人の言葉、その人の慟哭、その人の強がり、臆病さも豪傑さも、全ては虹のように、前にも増して鮮やかに感じられ、そして沁み渡って行く。

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先日、また数週間ぶりに某営業所へ行って、朝一番の喫煙所で出会ったかつての長。

さっそく訊かずにはいられない。

「生まれた?」と。

「生まれましたよ。」と普段強面の顔が桜色の笑顔に染まる。

少し大きくなったお兄ちゃんと生まれたての妹ちゃんの写真を、本当に嬉しそうに見せてくれた。「もうねえ・・・、可愛いっす。」と。

それから、全行程7件のコースに出発したのだけど、この営業所はありがたい。何たってオペさんもヘルパーさんもベテラン&剛腕の男性二人だから。

結構大変な利用者様や、初めてお邪魔するお宅があったとて、さささーっと終わってしまうし、利用者様や介護者様とコミュニケーションする時間もたっぷり取れる。

介護者さんである旦那さん・・・と言っても、お爺ちゃんと呼ばれる歳の人。

そんなお爺ちゃんの横にドカっ!と、うちの青年が自分の家に居るかのように座ってスポーツ新聞を広げると、お爺ちゃんも物凄く嬉しそうに一緒に新聞を眺めるのだ。そして、二人で競馬について語り合っていたりとか。

あるおうちでは猫だらけ。それはもう大きな大きな立派な黒猫さんや茶トラさんが素敵に可愛かった。「にゃんだ?!新顔か?」という感じで寄って来る美しくて可愛くて大きくてカッコ良い猫さんたちは、どの子も柴犬ほどもある大きさだった。

しかも、御札?と思いきや、歴代の猫さんたちの戒名が書かれたお位牌がいくつも並んでいて、ここでも永遠の家族のお話をお聴きした。

そして、そんなハードでありながらも楽しい工程を進みつつ、このお二方だと毎件休憩出来てしまう。本当に早いって言うのはある意味素晴らしい。不足の事態にも備えられるし、必要なことは全部して、利用者様やご家族と楽しんで無駄なものは一つもない。

これが普通じゃないことくらい分かっているのだけど、久々に会うスタッフと一緒に一服しながら話せることも嬉しいなあ。

そんな折のこと。

何だか、不思議な感覚に襲われた。

Kさんと一緒にコンビニの灰皿で喫煙しつつ談話していたところ、自ずと私の目線はコンビニの店内に向いていた。

ところが、なーんか、コンビニの中からも自分を見ている人が居る気がしてならないのだ。

どこ?と思って見回したら、コンビニの中、ガラス越しに見える本棚とATMの機械の間に幼い男の子がいる。

三歳くらいかな?低い背丈なので見上げる形になるのだが、こちらを見てニコニコ、ニコニコ笑ってガンミ。

「あら、可愛い。」と私が言うと、Kさんも目線を落とし、その男の子を見た。「あ、ほんとだ。うちの上の子くらいの歳ですよ。うちの子もあんな感じです。」

最初はハハハ!と笑って二人で男の子を見つめていただのだけど、一分、二分、三分と経つうちに、何だか妙な感じがして来た。

その子はニコニコ笑ったり、指をくわえたりするのだけど、目線だけは私から一秒たりとも離さないからだ。

な、なに?いったいお母さんはどこに行ったの?何でこんなに長いことその場所に居るの?何でじっと私の目を見て笑っているの?

Kさんが何か話している間に5〜6分、いや、もっと時間が経った。

それでもまだガンミしている。

思わず、「あのう・・・、ねえ、この子。」とKさんの話を切ってまで訊きたくなる。

「え?」とまた男の子のことを思い出してガラス越しに視線を落とすKさん。

私は思わず訊いてしまった。「この子、Kさんにも見えてるよね?」と。

「・・・・・・・。はい、見えていると言えば見えてますよ。」

今思えばこれもまた変な答え方をされていたなあ。

ガラスが少し曇っているから透けているようなぼやけているような感じがしていたのだけど、理由はそういうことじゃないような気がした。

その時、Aさんが車に向かって行くのが見えた。

あ、もう出発しなきゃ。

で、その場を去るときに、Kさんが確かにつぶやいた。つぶやいたのはKさんだったのだけど、Kさんじゃないみたいだった。うまく言えないけど。

彼は「俺にあれくらいの子が居るから一緒に見えちゃったのかな?」とぼそりと、確かにそう言ったのだ。

え?それ、どういうこと?

なんてことを訊く閑も無いまま、ドンドンコースをこなして行く一日だったのだが。

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このベテランKさんと一緒に同乗しているAさんはKさんより数年後輩の方なのだが、公私共に友達で仲が良い。Kさんが独身の頃はしょっちゅうKさん不在であってもKさんの実家に泊まって帰るほどだったとか。

で、出会ったときから思って居たのだけど、このAさんという青年、物凄い憑依体質なのだと思う。生い立ち故か、優しい性格故か、まあ、とにかくよく誰かを連れている。考えて見れば介護職の人にこういう男性多いよなあと思う。

で、今気が付いたんだけど、仕事がちゃんと出来ていて、その上で利用者様やスタッフに優しく出来る人々のみに集約される。

あちらの方の方々もそういうの分かっちゃうのかなあ。ってか、余計分かりそうだね。

とにかく、とあるタイプの彼らは生きている人にもそうでない人にも好かれる。

Kさんもそこに分類されると言えば分類されるのだけど、あえてどこが違うか?と言えば、Kさんの方には物凄く強力なバリアがあるというところ。なんだろな、これ。守護霊が強いのかな。性格が強いから先祖以外でも強い人が集まっているのかな。

それに引き替え、Aさんの方は守護霊さんごと優しい。もうとにかく優し過ぎる。

実家が遠くて、数年前は営業所へ泊ることもあったそうだが、そこで怖い体験をしたこともあるそうで、Kさんちに泊まるようになったのはそのせいかも知れない。

そして、いよいよ残り一件となった夕暮れのこと。

さすがはこのメンバー。残り一件となっても、まだまだ外が明るい。今日は早く帰れそうだ。

そう思いつつ歩行者が物凄く多い十字路を徐行しつつ進んでいたときのことだった。

助手席に乗っているヘルパー役のAさんは歩道を突っ切る際「左、OKです!」と確認作業をして声を出す義務があるのだが。

仲が良いので息も合うせいか、二人の声掛けはほとんど「おいーーっすっ!」とか「ういっす!」とかで終わってしまう。

もちろんきちんと確認して二人とも前を向いた。

ところが、後部座席に居た私は、この明るい世界の人通りが多い街で、若い女性がこちらに駆けて来るのを目撃。

ブンブン手を振ってニコニコ笑いながらかけて来る。

あと5メートルくらいのところだったのに、徐行する必要が無くなったため、ぶーん!とアクセルを踏み込んで去ってしまったこの入浴車。

その去り際に私は見た。女の子の「あーん、間に合わなかった。」という残念そうな顔を。

視線は完全にAさんか、もしくはその横に並列に座っているKさんかのどちらかを見ていた。

それで、私は何気に「今の誰?」と訊いてしまった。

考えてみればおかしな話である。

Aさんが一旦横を見て確認しているわけだから、確実にその女性を見ているはずだ。知っている人なら必ず分かるはずだもの。

訊いてしまったあとで、”ああ、しまったな。なんで、今日はこうなんだろ。遭遇率高いな。この人たちと居るせいかな。”と口を噤んだのだけど。

思いの外、その話に二人が食いついて来るのが不思議だった。

「どんな人?どんな人でした?介護者さんかな?」

いやいや、違う。物凄く若くて茶髪で綺麗めの女の子。セミロングで紺色のコートを着てて、「ああーー!」と嬉しそうに駆けて来て、最後に残念そうにしてた。色白の子だった。

そこで話が終わってもよさそうなものなのに、二人とも色んな人の名前をあげたりラインのメンバーを覗いたり、長いこと「誰かな?誰かな?」と最後の休憩のときまで考えていたのが不思議。

「なんかわからんけど、ものすごっく気になるんすよね。」

「長いこと色んな人と仕事しているからパッと会っても分かんないことあるし、でも、ここ地元じゃないから知り合い居ないしなあ。」とか。

ほんとに長いこと何かに憑かれたように誰だったのか?を考えていたようなのだけど、ある瞬間、二人ともパタリと止めてしまった。

そうなんだよね。もしかしたら気がついちゃったかも知れない。もしかしたら私だけだったのかな?ってこと。

あんまりおどろおどろしいそれらしいのを見ることは本当に稀で、あんなふうに普通にポップに楽しそうで生き生きしている人を目にしてしまうことがあるということを。

それからずいぶん離れたところまで走ったと言うのに、信号待ちしている場所でビビった。

さっき、あんなところに居たのに徒歩でここに居るはずがない女の子が歩道からニコニコして見ている。この時は黙っていた。別に怖い人ではなかったみたいだけど。

そして、信号が変わるのと共に走り出すのを見て、また残念そうにしていた。

あれはいったい誰だったんだろ。少なくとも多分二人のどちらかに縁がある人なのだと思う。

ただただ、懐かしそうに嬉しそうに駆けて来ていた。

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