2017年07月17日

ギータに学ぶレイキ

仕事はハードで流動的。

行きつく暇もなく変化し続ける。

プライベートもまた同じ。

それでいて疲れているとき、焦っているとき、恐れているときというのは何かと考え過ぎる。

でも、そういったときに考えることというのは、後から考えてみるとまるで役に立たないことだったりする。

そんな折、オールスターが連日盛り上がっている。

きちんと見れる時間には帰って来れないのでダイジェストで見たりアプリを覗いたりしているわけだが。

選手たちが実に幸せそうな笑顔でプレーしているところが良い。

普段は眉間にしわ寄せて考えたり、寝る前にイメトレして眠れなくなったり、毎日毎日練習や試合なのだろう。

こんなに笑うんだ、この人。と言うくらいの笑顔を見せる人も居た。

けれども、そんな中、このオールスターでも、普段の試合でも笑顔の人が居る。

そりゃ皆野球が好きだからその世界にいるのだろうけど、好きでも苦しいわけで。

けれども、その人は打率の秘訣を訊かれると「エンジョイ ベースボール♪です」と答えるし、はたまたある時は、「穏やかな心で打席に立つことです。」と答えている。

この”穏やかな心で”というところに「なるほど、そうか。」と感心してしまった。

外見が日本人離れしていて豪快なプレーをするし、はっちゃけるときは物凄くはっちゃけるのに。

そうか、基本は”穏やかな心”なのか。

そういえば私たちは、”いつかこれが片付いたら”とか”あれが叶ったら”とか”もっと頑張ったら”と言いがちだ。

その日が来れば穏やかな心になれるけどと思いがち。

でも、穏やかな心というのは、今すぐ出来ることなのだ。今この瞬間。

仕事での帰り道、思わぬ人が待っていてくれて、自転車を引っ張りつつ反対方向のバス停まで一緒に歩いてくれて、バスが来るまで話していてくれた。

姿が見えた瞬間、ギクッとして、慌てて笑顔を作り「お疲れさまです」と真っすぐ歩こうとしたのだが。

「しれーーと帰ろうとしてるよ。」と言って並んで歩いてくれた。

あれこれ、あれこれ考えようとする。

でも、今この瞬間は二度と来ないので、ひたすら顔を見つめ言葉を聴き、嬉しさを伝えた。

穏やかな心で。

幸せだった。

なのでさらに深呼吸して力を抜こう。今この夜に。
**********

そう言えば臼井レイキの基本中の基本だった。

この”心配すな”という極意。
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2017年07月11日

球団に執着はないが子供の頃や成人してからの若かりし頃はヤクルトファンだった。

なので、Iちゃんが持って来てくれたヤクルトのユニフォームを着ることには抵抗なくすんなりと。

IちゃんがグリーンでKがオリーブグリーン、私はロイヤルブルー。サイズ的にそうなった。

で、選手の練習からビールを飲みつつ観ていると、ふいにIちゃんが「そう言えばかおるさんは、どちらかというとカープファンだからなあ・・・」と言い出した。

ぎくっ。何を言っているんですか。止めて下さい、その細い目は。

良いプレーをする選手が好きなので常日頃、菊池や丸の話をしているせいだ。

でも、今日はヤクルトを応援しますし。

そのうち菊池の打席が回って来た。

「いいんですよ。応援して。」

いやいやいや・・・。

内心興奮しているのだけど、この席のどんちゃん騒ぎと肩触れ合うIちゃんが真隣という状況でそれは無理。殺される。

そしてホームラン。見事だったのだが、Iちゃんが爪噛んで貧乏ゆすりしている。

反対隣のKは、菊池を見るのが初めてだったので、その守備やホームランに歓声をあげている。今まで私のロッカーのプロ野球カードにとことんイタズラしてたくせに。

「何!あの人!凄い!」

いや・・・やめとけ。Iちゃんを見ろ。空気読め。

そして次は丸の打順。これがまたいつも打つんだよな。

頼む、丸、今日は止めてくれ・・・と、これは大丈夫だった。

しかし、その後も菊池が打つ打つ打つ。

「きゃー、いったい何点入れるの、あの人!」

黙れ、K。

ああ、それまでめっちゃ仲良くしていたのに、Iちゃんが前のめりになって壁を作っている。

しかし、8回頃になると「ふーっ」と息を吐いたIちゃんは「月が綺麗ですね。」と。

あ、ああ、綺麗だね。

「また来ましょうね。」

いや、まだ8回じゃないですか。

「いいんですよ、もう。」

しかし、その一連の真っ正直な感情の揺れを目の当たりにしていて、おっもしろいなあと思った。

怒ったり開き直ったり。でも、我に返ったり。

それから少し散歩して帰りの駅までプラプラ歩く。

「また行きましょうね。」とIちゃんが再び言う。

行きましょう。素で行きましょう。

「今ね。毎晩ちゃんとギターに触っているんですよ。自分で自分の課題を作ってね。」と色んな話をしてくれる。

私の電池が切れたから気を使ってくれているのだろうか。饒舌だ。

握力68娘のMちゃんとと、Iちゃんの次に強い介護の子とを腕相撲させたら、何と握力68娘が勝った話とか。

それは観たかったですねーと夜の車窓を眺めながら返事をする。

「そろそろ、あたしも左手挑戦するか。Mちゃんに左手、負けちゃったからな。」と笑っている。

何故だかKは真ん中に座っているIちゃんを通り越して私の顔をじっと見ている。

何か言いたいのかな。何か珍しいのかな。それとも限りなく素に近づいて最小限の会話しかしない私が気を使わせているのかな。

色んなことがあった日だった。

それでも月が綺麗だった。
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2017年07月09日

ヤクルトVSカープ戦

久々に遊びに行った。しかも野球観戦なんて2年ぶりくらい。

駅のホームで落ち合って、外苑の周りを散歩してバッティングセンターで打ったりしている間に夕暮れ時が近づいて来た。

ほどよく涼しくなって来た。

野球選手が球場に入って行くのも目撃出来たりして。

ビール買って、そしてIちゃんが楽しそうに何度も言うのが「ソーセージ盛り買おう♪ソーセージ盛り♪」。

カープ戦なので余計に球場は盛り上がっていた。

全て指定席の本日、満員御礼。ヤクルト側のスタンドでユニフォームを着てバットを叩いて。

すぐそこに居る野球選手のスーパーなプレーを見て。

たまたまセカンドの選手がよく観える場所で山田が守っているときも菊池が守っているときもその守備が良く見える。

しかし、子供から大人までこれだけの人たちが野球好きなんだなあ。

今まで何度も観戦したことがあるのに、この日は色濃く思った。

で、カープのユニフォーム来た人が「今日も負けませんよ。」と話しかけて来たり、同じくヤクルトのユニフォームを着ている人が「がんばりましょう!」と言って来たり。

試合運びや作戦に心理学を見る。

これはあくまでプロの戦いなのだなあということが垣間見えるシーンがいくつもあった。

色々と面白いことがあった。

でも、とりあえず仕事に言って来よう。
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2017年06月24日

フルスイング

どわーーっ。期限があるものばかりなのに何一つ片付かない。

しかも夕方になって拍車をかけるお知らせあり。

大御所様のお一人がご入院予定とのこと。

そりゃ入院するんだわ。。。。

おかしいな。確か、ナースはアスリートではなかったはず。

しかしあたかもアスリートのように日々を繋ぎ余裕のプレーをしようと形作っている毎日。

どうにもならないこともある。

けれども何とかなることもある。

どちらか一つということはあり得ない。

それでどっちを見るか?ということ。

忙しいなあ。。。

ってところで、シャットダウン。

コンピューターも人間も熱を持ちっぱなしだと焼き切れるから。

また明日存分に燃やそう。
*****

ニュースのハイライト。

柳田も丸も菊池も凄い。

順番通りに言えば、フルスイング、タイミングを合わせて小さく無駄なく振るスウイング、そして菊池もフルスイング。

人それぞれなのだけど、バッターの打ち方も毎回変化している。

同じやり方では通用しないから進化するしかないってことが多々ある。
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2017年06月13日

一見意味のないことがスーパープレー

入浴係のIさんとHさんが午後入浴する人のバイタルを取って報告しに来てくれた時、医務課にナースが一人も居なかった。

あれこれ飛び回りつつ、そろそろ来る頃だと分かっているのだけど中々医務課に戻れない。

もしかしたら他のナースがバイタル表を受け取って指示を出しておいてくれているだろうけど、とりあえず急いで戻る。

すると、ガラスの向こう、医務課の内側にIさんとHさんの姿が見えたのだが、二人とも非常にリラックスしている。まあ、それはナースが一人もいない二人だけの世界だからだろうけど。

Hさんは両手をプラプラさせながら室内をうろうろしていて、少し離れたところでIちゃんは何故だかポケットに手を突っ込んで、じーーっと天井を見上げている。

私が医務課に駆け込むまでのほんの数秒だったのだけど、その光景を見て「????」となる。

まだHさんのウロウロの方は分かるんだけど、Iちゃんは何で上を見上げてるんだろ?

なのでドアを開けた時、”遅くなってすみません”と言う予定だったのに口をついて出た言葉が「何見てんの?」だった。

「天井。」

それは分かるけど、何で?何か居るの?

「いや、届くかな?と思って。」

はっ?!

あいかわらず短い言葉で答えているけれど、両手を上に伸ばしている見せるので「え?飛んだら届くかな?」ってこと?と理解した。

「そ。」

そんなん無理だよ。私とそーーんなには身長変わらないし、いくらIちゃんでも無・・・・・・と言いかけた途端、表情が変わった。

で、次の瞬間、助走も無しで垂直飛びをして天井を指先で叩いてしまった。

げっ!すげーなー!

着地した顔が非常にニコニコ顔。どうだ!という感じ。

人様が見たらそれやって何になる?と思うかも知れないけれど、私としてはいちいち大事件。

そりゃあ、天井に届いちゃうってのも充分過ぎるほどの驚異だけど、それ以上に驚いたのはあまり仕事中にそんなふうにフリーチャイルドなところを見せてくれることは無いから。少なくとも私には。

そんなことがあった先週。

久々に会ってキャッチボールをしているときも、喫煙所で出くわすときも、何だか終始ニコニコ顔だった。

特にキャッチボールをしている際、こちらのプレイを見て若干嬉しそうにしている。

ああ、今、私がちゃんと出来ているってことなんだろうなあー、少しは成長しているってことなんだろうなーと、自分一人では分からないことを悟る。

そんなニコニコも、出くわしたときのニヤッととした笑いも、「あれ?何か機嫌良い。」と嬉しくなる。

******

別に誰かに認めて貰いたくて仕事をするわけではないが、はたまた見て貰いたくてやるわけでもないが。

見てないようでいて観ている人が沢山居る。

感じていないようで何かを感じてくれる人が沢山居る。

私が沢山のことを感じるのと同じくらい、もしくはそれ以上に。

それを思うといつものように淡々と時には休みつつ、仕事力の筋肉、心の筋肉も平行してつけて行きたい。

それはまず向かって行くという小さな始まりから。

何かやると失敗する確率は上がるもの。そうして学んで行く。

ナースしていてもカウンセラーしていても、プライベートでも、大事な何かを育むときでも、それはいつでも同じ。
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2017年06月09日

真っすぐさ

とあるスター球団のとあるスター選手が好きじゃなかった。

打ち損じてもへらへらしていていつも笑っているような顔を崩さないイメージ。

エリートで苦労知らずという勝手な印象があったのよね。才能や体格や運にも恵まれて。

ホームには野球好きが多いのだけど、その中でご意見番の中年男性はその典型的なその球団のファン。

口うるさい方なのでてっきりああいう態度は嫌いな年代だろうと思いきや「いつも彼はあんな感じですよ。でも、良いんですよ。」とほめている。

その球団だからか?とその時は思っていた。

が、ある時昨年のVTRを偶然目にしたことをきっかけにその選手のちょっとした歴史を知った。

それまでその球団にもその選手にも全く興味がなかったのでおそらくは多くの人が知っているであろうその歴史を私は知らなかった。

すると恐ろしいほどの泥臭い努力と負けん気の強さが垣間見えた。

そしてスランプを抜けたり、記録を達成したときの涙。

その年代には優秀な人々が固まっているのだが、皆自分の自信と戦っている。

「私なんて」というのが美徳だとされていた時代の気質はもはや醜いなあと思えるくらいに。

調子が良くてうまく行っている最中でさえ変わろうとする彼ら。

その理由をインタビュアーが尋ねた。「どうしてそんなに熱心に先輩方に質問するんですか?どうしてトップレベルの技術なのにフォームを変えるんですか?」

そう訊くのも無理もない。何か一つ変えると、今まで出来ていたことが全部崩れて途端に出来なくなってしまうものだから。

それは野球以外の世界にも言える。

その時、この若い選手はニコニコして「自信がないからです。自信があったら人の話なんて聞かないんでしょうけどね。」と言った。

衝撃だった。

まずは単純にその選手が自信満々の人にしか見えなかったからビックリしたということ。

そして、自信がないのに人の話を聴かない人間の方が多いから。

さらに言うと、苦労したり切磋琢磨したりすることと、笑顔でいることはまた別の話なのだなと理解した。

ニコニコして楽しんで、それでも努力は出来る。

出来ない自分と向かい合うことは出来る。

「私には何もない。」
「私なんかダメだ。」

そんなことを言えば優しい人たちが『そんなことないよ。』と言ってわざわざ時間と労力を費やして褒めてくれるよね。

自分で自分を支えないって一見とても楽なことのように思える。人に支えて貰い褒めて貰って自分を保つ技術ばかりをじっとりと育てて来た人種が多すぎる。

私も時には無意識にやってしまうのだろう。

でも、問題を自分に据えて自分を見つめ、自分を変えて行く人が結果を出すのだろう。

それはちっとも「いいなあ。」なんて思われる筋合いのない誰も知らない本人だけの戦い。

でもそれが積み重なるとやがてそれは内側から溢れ出て多くの人に分かる輝きになるのだろう。

「絶対泣くもんか」と空を見上げて涙を零さないようにして切り替えるシーンが本物だった。

多分彼は決して人に見せるための涙は流さない。

人に見せるための涙なんて存在するんだろうか?と人によっては思うのだけど、時と場所、相手を変えてそんなことをする人は確かにこの世に存在する。

とあるカウンセラーさんの教育分析で色んな話をしたのだけど、私はよく彼女たちの本当の涙を観る。

自分で立とうとしている人の涙と、人の気を引く涙では、同じ涙でもずいぶんと成分が違うのだなあと思う。

自分を裏切る人は人を裏切ることを繰り返す。

けれども他人は自分を裏切るな、本当の愛が欲しいと言う。

それは無理な話だよな。
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2017年06月02日

アホだった

6月の空き枠、左サイドバーに書きました。

遅くなってすみません。

しかも今月は勉強会や研修に行くため、いつもよりさらに少ないです。

ご迷惑おかけしますがどうぞよろしくお願いします。

*****

ホームでも事務所でも固い仕事をさらに固く続けている。

その甲斐あってか、段々利用者様も落ち着いて来たし大雑把なシステムは出来上がりつつある。まだ出来上がってはいないけれど少し先が見えて来た。

心理学関連は誰でもというわけにはいかないが、ある意味的が絞れて来た。

全体的に自分の役目やら使命やらが少しづつ見えて来た。

”つもり”というのではなくて、人々の反応や現実がそれを教えてくれる。短所も長所もここにある。

****

そんな固い仕事の合間にも時々楽しいことがあって、それが真剣に遊ぶ昼休みとか。

Iちゃんは自分のいつもの身体能力が発揮できない日にはあいかわらず自分の右手に怒っている。でも、それが可愛い。

毒舌だけど決して人には怒らないんだよなあ。毒舌吐いているときもどこか寛容で許している。

で、そんなIちゃんに褒められると嬉しい。

「ナイスボール!凄く良くなった。それに引き換え!」と右手を叩いているのだけどIちゃんの絶不調で私が絶好調の時ですら叶わない。

そんな折、K姉さんの暴投をジャンプしてキャッチしようとしたのだが、車の輪留めに躓いて転んだ。

し、素面なのに転んだ。しかもアスファルトの上で。

後から聴いたところによると、二人から見て私は飛んで消えてしまったそうだ。まるでバイクの事故かのように。

肘と膝を強打してめっちゃ痛い。

Iちゃんですら「だ、大丈夫?」と真剣な顔になっていた。K姉さんは「上にあがろう。もうやめよう。」

いや、やると言いつつ時計を見ると55分だった。ジャストですか。転んだところで終わりですか。

それから一日が経過。

どうなることかと思ったがもはや治りつつある。

Iちゃんが午後の仕事の途中、エレーベーターの前で「膝。」と言う。

ああ、膝を観てみたか?ということね。

大丈夫。肘と同じくらいの擦過傷だったよ。

「ふっ。」と吹き出し、笑って去って行った。

そうですか。面白かったですか。不可抗力だけど何か面白かったならそれで良いですよ。

真面目に仕事している最中「どしたの!?」と肘を観た人が叫ぶことがあったが、理由を聴くと「ええっ!?キャッチボールで?」とこれまた叫んでそれっきり「・・・・。」。

いいんですよ。仕方ないんですよ。お婆ちゃんになったというのにあいかわらずですよ。

でも、今度から上ばかりじゃなく足元にも気を付けよう。
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2017年05月27日

名コーチは時にすっ転ぶ

今週は往診やら急変やらで昼休みがつぶれて嘆いていたり、せっかくIさんが出勤する日は自分が休みだったりとか。

で、やっと今日出来るかと思いきや、朝から雨。あーダメだ。キャッチボール始めて以来、初めての一週間丸々出来ない週となった。

基本仕事中は話しかけないのだけど、入浴場で一緒の作業にかち合った際「ちきしょう。雨のやつめ。」と言ったら「やらないんですか?」と返って来た。

・・・・・。そりゃ私は濡れてでもやりたいくらいだけど、そんな人が私の他にもいるの?

「軒下でもやれますよ。」

え?じゃ、今後雨の日でも出来るってこと?

「やらないんですか?」と今度は少し笑った。下を向いたままで。

笑ってるー。しかも出来るんだ。やった。仕事のことで出来ないのは仕方ないけど天候には左右されないんだ。

嬉しいなあ。元気出た。

するとまたいつもの調子で「良かった。」と返って来る。

結局昼休みの間だけ雨があがって、いつものスペースで出来た。何だか凄く久しぶり。

「あのさ。」とIさんが言う。

「肘から下を鞭のようにして観て。」

しかし、まあ、2〜3回に一回は新しいことを一つづつ教えてくれる。

言われた通りにやってみると、私が投げたボールをキャッチしたIさんが「お。」と言った。

滅多に人を褒めない、仮に褒めても呟くようにぼそりとしか言わないIさんが「ボールが重くなったよ。」と言う。

一方で、元々巧みな人独特の調子の悪さがIさんに現れた。ときどーき、そういうときがあるのだけど、肩だか肘だかがロックしているみたいに投げて来るボールが地面に叩きつけられたリ極端に左右に行ってしまったり。それでもかっこいいフォームなんだけどね。

おかげでこちらはかえって練習になる。色んなところのボールを取ってすぐ投げる。

するとIさんが「菊池みたい。」と言った。

今、何て言いました???Iさんが私にそんなこと言ってくれるのか。

しかし多少コントロールが悪くなってもIさんのボールは強く速くずばーーん!と来るので「いやあ、やっぱ凄いな。」と声が出てしまう。K姉さんがいなくて二人きりだったから余計に浮彫になる。

すると「いや、尾崎さんの重くなったよ。」とボールが飛んできて、それをジャンプして投げる返すと「おお、ほんとに菊池みたい。」と。

二回も言われた!しかもIさんに!本当のことしか言わない人に。

それともからかわれているのだろうか。

そう思っていたら、Iさんが「ああああっっ!!」と叫んだ。珍しいことだ。「それに引き換え、自分の右手が腹ただしい!言うことを聞かない!」と。

お、怒ってんの?

と、ビックリした後、爆笑した。初めてみたもん。怒っているところ。

人には怒らないのに自分には怒るんだ。

あの・・・右手さんに怒らないでいて下さい。怒っても人は成長しませんよ。桑田さんも”野球やその他のスポーツに虐待は一切必要ない。”と言ってるじゃないですか。

すると、今度は右手を叩く真似をして見せて来る。もちろん冗談っぽくふざけてだけど。

今日は無邪気だなあ。何もかも初めて見るIさん。

児相に通報しますよ。

「自分の右手だ。何が悪いって言ってやる。」

そう言ったかと思うと濡れている路面の上でスリップして綺麗にこけた。

なっ、何?Iさんっ!

はしゃいでいても冷静でも可愛いし、かっこいいなあ。
ころんでもかっこいい。

我慢が多い一週間の週末だったが、本当に楽しい30分だった。

反動故か。

真面目で硬い仕事、そしてハードな業務がはかどった午後だった。
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2017年05月26日

腕にすら表れる

カウンセリング終盤、エピソードも落ち着きかけた頃、ふとお付き合いの長いクライアントさんの腕を観て「それにしても良い腕してるなー。」と言ってしまう。

あはは!と笑っていらした。

主婦の人や子育てして来た人ってのは案外筋肉がついているわけだが、介護職を経験なさっているので余計に良い仕上がりになっている。

「太いでしょ。」と笑っていらっしゃるのだが、太いわけじゃないのよね。あと単に筋肉がついているというわけでもない。むしろ細いのだけど必要なものが出来上がっているというか。

特に介護職の人々は女性でも男性でも野球やってた人みたいなつき方をする。(プロでちゃんとやって来た人に限るけど)

それは理に適っているわけよね。人間一人をトランスする際に握力もいるし、横の動きも必要だし上腕、肩、腰にも力を要らなければならない。てこの原理も必要だし、そのてこの原理を使うに足りる筋肉。

極め付けはバランスだ。どんな体制でも軸がしっかりしているには筋肉が必要。(まあ、心も同じだけど)

野球選手のトレーニングにも介護とよく似た動きをするものが多い。咄嗟のことに反射する神経も必要なのでそこも似ている。

よく変なところに感心しますねと言われるのだけど、そういった付け焼刃や人真似では作れないものに歴史や価値を感じるのよね。良いもの持ってますねってことで。

そういう強さを持っている人っては皆一様に美しいんだよね。

******

例の握力68を自慢した後Iさんと対戦していた介護の女の子もしかり。

後日二人で入所して来た方のケアをしている際に、つくづく良い腕してんね、改めて・・・とこれも口をついて出る。

「えー、だって嫌じゃないですか。女の子ですよ。尾崎さん、細くて良いなあ。」

そうね、職種が違うので確かにそういう付き方しないのよね。でも、羨ましいよ、ほんと。

でも、油断していると一番最初のときみたいに私にも腕相撲負けるよ。

「あ!それで思い出した!昨日、Iさんにめっちゃ腕を殴られたんですよ!何回も!」

ああ、弱らせておいて両腕ともきちんと圧勝しようとしているのかな。

そういう驚くべき行動も相手がIさんなら納得がいく。

そう言っているMちゃんも何故だか嬉しそうに笑ってるし。

「よくあんな凶暴な人と仲良くしてますね。腕、殴られません?」

残念ながら私には優しいんだよなあ。絶対そういうことしない。なので、それも羨ましいな、ちきしょ。

「・・・・。腕とか鍛えられていた方が良い?何を目指してるんですか。せっかくか弱く見えるのに。」

馬鹿だなあ。心も身体も、生物は強い方が美しいんだよ。

守られること、何かして貰うことばかり求めている心が自分を弱くさせて庇護して貰おう、可愛がってもらおうなんて、そんなに醜く滑稽なこともない。結局はこうしてくれない、ああなってくれないと不満で膨らんでいたりとか。

自分でやろうとしない人の弱さは弱いというよりふてぶてしさが出る。どんな外見の人でも。

そう望むのだけど本当の意味で私は弱い。

というか、新しい何かに取り組んだり、新しい出会いがあって自分を振り返らせられる人に会うと余計にそれが浮き彫りになるわけで。

唯一良かったのは流れが淀んだ場所で井の中の蛙にならずに済んでいるということ。

私はいつも正しくはない。いつもどこかが間違っている。

だから、考える。故に成長する。
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2017年05月21日

静かな太陽

昨夜は気が付かなかったのだけど。

”野球観に行きましょう”に”行こう行こう♪”と返した後、嬉しい気持ちでPCの中の仕事をしていた。

SさんとかK姉さんと4人で行くのかな?とか、ほんのちょっとでもラインで会話が続いて嬉しかったなとか色んなことを喜んで就寝。

すると今朝気が付いたのだけどその2時間後くらいに「行こうね」と入っていた。念押し的なことも、ため口きいてくれたことも、全てが珍しいなあ。

カウンセリングへ出勤する前、夫に頼んでキャッチボールの相手をして貰う。

最後に、そして初めて教えてくれたボールの握りを忘れないうちに試したくて。ツーシームにフォーシーム。

齢54になった夫はさすがにもう50肩で全盛期のように行かない。

男だし野球少年だった過去もあるのでもちろん上手いのだが時々「いてて!」と投げた後にわめいている。

口をついて出たのが「上から投げないで内野手みたいに投げなよ。身体の横で肘を使ってさ。」。

そう言えばこれもIさんに教わったことだなと気が付く。

「あ、ほんとだ。」と夫が言うので笑ってしまった。

昔の野球の教えにはいくつかの迷信がある。ボールは上から投げろだとか、バッティングは上からたたきつけるように打てとか、両手でキャッチしろとか。

全部間違いだそうだ。理由を聴いたらよく分かった。

それとは別に夫がIさんと同じ取り方をしていることに気が付く。

でも、Iさんの方がある意味凄い。

昨日もとあるキャッチグシーンを観て「なっ!かっこいいなあ!もう!おしゃれだなあ!」と叫んだらK姉さんも「ほんとだよ。」と笑っている。私は嬉しい反面、半分悔しい。叶わないなあと思う。

”まあね。”と呟くIさん。

でも、夫は同じことが出来るねんなあ。

口惜しさはともかく、シャワーを浴びてカウンセリングへ出勤。

傾聴の世界に入ってから10年は経ったかな。

元々心理学を通して本当の傾聴を学び、そのあたりから人との交流が変わって行ったが、今はその逆に新しい交流が生まれたことでより人の話を食い入るように聴くようになった気がする。

良いものは全部うつる。

受け止め方。投げ方。

そして、あの優しさも。さりげなさも。

ほんのエッセンスだけでもここにうつっている。

遊び心と仕事に対する真面目さは比例するものなのかも知れない。

そしてどちらにも痛みと哀しみ、悦びと寂しさが混在している。

それならば強さと優しさに換えて行きたい。

行こうね。
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2017年05月20日

遊びにすらならなかったゲームを踏み越えて

珍しいことに二日連続派遣の若い子と二人きり。

大御所様たち、二連休が取れたんだ。良かったですね。ほんと。

疲労がたまって来ると小さなことにこだわって騒いでしまい、しかも他人を巻き込まないとすまないという性質の人々から解放されているのは良いのだけど、まだまだここでの業務においては新人だなあ、私。精神科に歯科にショートステイに入浴処置に諸々のFAXとか、他院に受診に出すとか。。。どうやってこなすんだ、これ。

とは言うものの、何とか終わる。色んな人々に助けられて。

派遣さんが受診に連れて行っている間の一人留守番の時間が二日間とも長かったので一人で色んなところから呼ばれてこなさなければならない業務。

終わったのは良いのだけど、そして誰も何も言わないのだけど、色々なことが私的に雑だなあーと思う。

それでも貴重な昼休み。Iさんが居る日なのでキャッチボールをする。

あのさ。昨日の朝、カードに気が付かなかったんですよ。帰りに気が付いたの。ありがとうねとボールを投げつつお礼を言うと「気が付かなかったか。」と言われた。

そして、私が一回一回投げる前に自分のグローブの中を覗きながら握りを確認しつつ投げていると何か空気が変わった。

確認しているのはほんの1〜2秒のことなのだけど、今まで私がしなかったこと。

そうして投げるとあきらかにボールが変わった。

のは良いのだけど・・・Iさんはちょっとしたことでも気が付く。

何?めっちゃ観てるけど。。。

それは仕事中、二人で利用者さんの背中の処置をしていたときの目と似ている。

その時、派遣さんが入浴場に入って来ただけなのだけど、私と一緒に利用者さんを挟んで下を観ていたIさんの目がきらっと光ってパッと人が入って来た方を見たときの目。

まだ慣れていない人とか、違和感を感じるとほんの一瞬だけど警戒するんだよね。ほんと野生動物に近い。

そんなわけで、私がいつもと違うことしているから異変を感じて目が鋭くなっているのかな?とボールを放りながら思った。Iさんはいつもやっていることなのに私が握りを確認するとダメなのか?何を警戒しているんだろ?

すると、いつもの通り静かな小さな、でも不思議と通る声で口を開いてくれた。そう、低いトーンなのに歌い出すと通るIさんの歌のような。

「握り方、教えて貰ったの?」

????

どういうことだろ?誰に教えて貰うというんだろ?

あと、やっぱり1〜2秒のさりげない確認でもわかったんだ。

いや、誰にも教わってないよ。昨日動画を観たんだよ。ひーーとりで。

そういうとIさんの顔が一瞬きょとんとなって、「・・・。動画!動画かあ。」と言って笑った。

あ、笑った。なんでか分からないけど笑ってくれた。

それはともかく後からK姉さんもやって来て、いつも二人に押されてばかりの私の投球にも少し進化が見られた頃。

よく誰かが通りかかるとこの三人を観て嬉しそうに笑ったり驚いたりするのだが。特に男性陣が。

今日は笑うばかりでなく「結構本格的なんだね。」と言われた。

そうなのよ。動くばかりじゃダメで頭も使わないと二人について行けないのよね。たかがキャッチボール。されどキャッチボール。基本中の基本。

「すごい筋肉ついたね。何かやってる?」とK姉さんが言うのであきれた。キャッチボールだよ!今やってるこれですよ!

「私はそんなにつかないよ。筋肉。」

それそれ。元々、K姉さんもIさんも素でこれくらいの剛速球キャッチボールが軽くできるのだ。元々の身体能力で。
だから新たに筋肉は必要ない。だから出来ない。

でも私は全身使ってキャッチしたり投げたりしないと張り合えないわけですよ。

そもそも、筋肉とは。

身体がビックリしたときにつくものだと思う。”わー、対処しなくちゃ!”と身体が慌てたとき。

それと同じで知恵とか思考ってのも、多少の負荷がかからなければ立ち働かないのだと思う。だって負荷がなければどちらも必要のないものだもの。

まったり楽にぶくぶくしていれば良い。

”何もしないから何も変わらない。”

それはあたりまえの話なんだわ。

そんなヒントを照らし合わせて、また仕事のことなど考える午後。何とかしなければな。そうでなければ何ともならないのはあたりまえだから。

*****

夜晩御飯を食べつつ野球を観ていたらIさんからライン。どこかに出かけたわけでもないのに珍しいなと思って見たら「いぇーい。バレンティンホームラン」。

・・・・・・。”いぇーい” だって。可愛いな。珍しいな。

”爽快ですね。”と返事を打ちつつ、多分私が一昨日観戦中にラインしたものだから、同じだけ返してくれてるのかなと思い嬉しくなる。

そしてそれから10分後くらいしてから「勝ちましたよ」と一言来た。

・・・。分かってますよ。。。と思ったので”はい。”と返した。

先方も言葉少なだけど、私も咄嗟の反応はこんなもんなんだよなあ。

すると2〜3分後に「野球見に行きましょう」と来た。

だいたいこうしてほんのちょっとだけでもラリーが続くこと自体初めてなので、ただでさえ嬉しかったのに。

思わず”行こう行こう♪”とウキウキして返したが。

・・・・・・・・。で、どうすんの?

ここでまた自分の人生振り返ってまう。

だいいち私はこの年になるまで野球の観戦からライブやら観劇やら全てのことにおいて・・・人が御膳立てしてくれて誘ってくれたものしか行ったことがないじゃないか。そうか、野球のチケット一つ取ったことがないのかと自分にあきれる。

誰も何も言わなかったらじーーーっとしてたのか?・・・・・・・・。してたかったんだよな、きっと。

汗だくになった昼休みの後、「教えて貰ったんじゃなくて動画で握り方を学んだんだよね?」とエレベーターの前で改めて訊いてたIさん。だから、誰に?誰に教わるんだよ。そうです。動画です。

すると、いつになくボールの握り方について詳しく教えてくれた。いつもグローブの中で見えない握りを空中で見せてくれた。

「これがツーシーム。」

あ、はい。

「あと、ここをひっかける。で、最後に指で押して、なるべく直前までボールに指が残るようにする。」

なるほど・・・。今度一緒に出来た日にやってみます。

てな具合に惜しみなく教えて貰った。

回りの人は「なんでそんなことすんの?何目指してんの?」と言いつつもゲラゲラ笑っていることがしばしばある。

何してんの?とか、なんでするの?と言われると「真剣に遊んでるんだよ。」としか言いようがないし、何の役に立つの?」と言われれば・・・、役に立つんだなあ、これが。今すぐに、今日からでも。そして未来にも。
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2017年05月11日

ナイスボール&ナイスキャッチ

ホームと契約して5ヶ月が経った。無我夢中だった。

PCの中は電カル開いても看護関連の様々なリストを開いても直さなければならないことがいっぱい。そしてそれは現実の業務や意識のあり方にも比例している。

まるでゴミ屋敷のようでキリがない。

自分の部屋は散らかしたり放置していたりすることが多い私だが、公共の場をこんなふうにしていることが信じられる。というのは人間という生き物相手の仕事なのにというところがあるからなおさらだった。

それをいちいち言うよりもとにかく片付けて行かなければと思うのだが、よくもこんなに古いものを溜め込んでいたものだと、捨てる作業もまた多し。

使わないものを溜め込んでは「掃除、掃除。掃除は大切。」とどったんばったんしている現実の様と同じ。

傾聴力ゼロって恐ろしい。

これでも大分良くなったそうで、私が来る前の2年半、いくら貫禄があっても若い女性課長が苦労して来たそうだ。そりゃ血圧あがるし喘息も起こすわ。

段々近しくなっていく介護の方々の一人に「疲れてますね。」と言われる日々。

そりゃ疲れるんだわ。

が、段々と少しづつ力を抜くことが出来て来た。

それは業務が楽になったわけでも、楽になるほど片付いて来たからでもない。

単に、”向かって行ったら見えてきた。明瞭になって来た。”からという理由に過ぎない。

私は分からないことを誤魔化して暗闇を「怖い、怖い。」と逃げ回ることほど怖いことはないと思う。明瞭にするということが浄化。

そして浄化がゴールなのじゃなくて、浄化してゼロの地点になってから初めて自分の役割や使命が始まるわけで。

誤魔化しと空っぽのプライドで占められた人の話を懸命に傾聴しようとして来たが、うーん、分野にもよるし相手にもよるが、特に仕事内容に関しては聴くばかりでは拉致があかない。

話を聴く気がない人の話は、どこまで聴いても、いくら時間と体力を使っても同じ話だ。

元々は小デブの私がうっかり痩せすぎた。

*********

よそよそしく見えるほどそれぞれの仕事をしていたK姉さんとIさんと私。経理と入浴と看護。

昼休みにキャッチボールをしつつ爆笑している際にはため口になる。

それにしても、最初のうちいつも肩慣らしのために至近距離でのキャッチボールから始めるのだが、こんな短い距離でも伸びて来たり横揺れしたりする剛速球を軽く投げるIさん。

そして三角形の一番長い距離にある位置からやはり剛速球を投げて来るK姉さん。

パーン!という音がして掌が痺れる度に「ナイスボール!」と思わず笑ってしまうのだけど。

「キャッチが上手いんだよ。」と言う。

違うんだな、これが。

違うんですよ。

これをやっている位置が丁度事務所の窓の近くなので課長が窓がひょっこり顔を出す。

「車停まっている中でよく出来るね。大丈夫?」

大丈夫なんだな、これが。

「バトミントンとかにしたら?」

違うんですよ、それもまた。

ラケットが登場するとかえって危ないの。車に当たるわ、ほんと。

それにIさんが加わってのキャッチボールは絶対そういう事故が起こらないんだわ。硬球に変えてやっても大丈夫なくらいで。

ところが、私とK姉さんと二人きりがやると若干危ない。

はたまた私とkyoneちゃんとがやるときにはもっと危ない。

自分より上手な人とやると引っ張られて自分も上手になる。

が、下手な人とやると、これまた引っ張られてへたくそになってしまう。

これって何でもそうなのだと思う。

ところで世の中には優越感を感じたいがために自分より優れたものを持っている人を嫌ったり避けたりする人がいる。そういう人はかわいそうな人(と自分が勝手に思っている人なのだろうけど)が大好きだ。

それが過ぎると、誰かと親しくなりたいときに無理やり相手の困ったところや弱いところ、劣っているところを探し出そうとするようなおかしな自称優しい人になることだろう。

それが見つからないと怒りに任せて叩いてみたり批判してみたりで始末が悪い。

そういうタイプの人の場合は相手が弱い方がのびのびと出来るのだろう。

私はというと怖いくらい上手な剛速球やカーブの球ならかえって怖がらずに取れる。要するに投げるのが上手な人。強くても厳しくても思いやりがある。

その逆にくそボールは取れない。よく落としたりしてしまうくらいで。

はたまた例え取れたとしても、くそボールを投げて来る人に本気で自分の球を投げることも出来ない。

投げ方にも受け方にもその人が表れるというわけだ。

会話や人との交流はよくキャッチボールに例えられるけれど、まさにその通り。はたまた心理学、そして人生の法則に似ている。

やってこなかったことはへたくそに決まっている。そして投げ方や受け方を変えようとか、成長しようとか思わない限りは何も変わるはずがない。

年月が経つほどその累計には開きが出てあたりまえ。

やっぱりそんなへなちょこ球は取れないし、その人に思い切り投げることも出来ない。

信頼と不信感。それはとても単純な法則なのだろう。
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2017年04月03日

観てました

ホームでナースをやっている土曜日。

「あ!そうか!今日は土曜日だから、野球、デイゲームか!」と気が付く。

とは言うものの、いつもの通り喧噪の最中なので普通に仕事をしているのだが、野球好きの利用者様がいつもと変りなくデイルームへと車椅子を漕いで移動しているのを見て「ねえ、高校野球、面白いね。でも、Kさん、プロ野球と高校野球、どっちが好き?」と廊下で大声で訊いてしまう。

デイルームで高校野球が放映されていた。で、私も高校野球流しているのはほんとに嫌いじゃない。

でも、プロ野球ってのは、ほんとに稀に見る負けず嫌いの集団だから特別なの。

Kさんは麻痺の後遺症が残る声で「りょーほーーーー。」と答えた。

「・・・・・・・・。」まあ、そうだよねー。

しかしそのやり取りが全部聞こえている故か、後程いつの間にかプロ野球の局に変えられていた。誰か知らないけれどありがとう。

慌てて仕事を終わらせて、重要な部分だけを片付けて、いつもはいないフロアででTVを観ていると「あ、ほら、さぼってる。」という幾人かの声。早いなー。

さぼってるんじゃないー。全部終わったんだもん。

あと見てないー。

考え事してるだけー。

「・・・・。めっちゃ見てるやん!」

・・・・・。すみません。
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2017年04月01日

キャッチボールの成立か一方通行か

いつぞやおニューのグローブをIさんに見せた屋上での昼休みのこと。

Iさんがそのグローブをはめて、拳をボールに見立ててパンパン両手で鳴らせながら「いいなー。あたしも新しいの、欲しいな。今のやつボロボロだもんなー。」と目を輝かせていた。

でも、その私の青いグローブは私よりもずっとIさんに似合っていた。

Iさんは隔日出勤で土日も居ない。

互いに何も知らないのだが、どうやら話を聴いていると休みの日は他の仕事をやっているらしい。

一緒にバッティングセンターへ行こうと約束して日取りを決めようとしていたので、私の方も休日は他のことをやっているということだけ告げた。

互いに深く訊かないがそれで成り立つしそれで楽しいし何かが通じ合っている。

それじゃ、今度の水曜日は会えるね、昼休み、キャッチボールしようねと自分で言った私だったが、何と、その日はカウンセリングの日だった。馬鹿だね、あんな約束して。

そして待ちに待った金曜日。

職種の違うもの同志でそれぞれ忙しくしているのだけど、朝一番にまず接点がある。

入浴する人々の血圧だの熱だの色んな状態をIさんたちが朝一番で調べて回り、それを報告してくれたところで私が許可を出すというプロセス。

すると、その作業が終わって立ち去る際にIさんの方から「今日、やります?」と言う。

出来たらやりましょう♪と返事をしてやっとかなった。

その前日に事務方の姉さんと中庭でやったのだけど、この姉さんもやる気満々

しまいにはあまり車が通らない道路に出てやり始めたのだけど、結構ハードだった。

事務方のKさんの投げ方にIさんが指導を入れていた。「腕だけで投げてるよ。変だよ。もっと、こう。」

それを観ていて羨ましいなあと思い「私にも指導入れて下さいよ。」と言うのだが「・・・・。」

Iさん!

「いや、特に問題ない。」

何だろ、今の間は。

職種や立場が違うから遠慮しているのだろうか。

いや、それだったらK姉さんの方が年上だしお偉いさんだしなあ。

「ふ。」と笑ってボールを投げて来るばかりだった。なんか、せつないなあ。なんでハッキリ言って貰えないのだろう。

どうでも良いけど見習いたいあのテンション。

午後、キャッチボールをするかのように一つ一つの仕事を丁寧に受け止めて丁寧に投げた。

インプットとアウトプット。

そんな一日にふと思い出した。

私が自分の出来事を話した直後、すぐに自分の職場の話をし始めた人の変なテンション。

ああ、受け止めない様子をちょいちょい見るので違和感を感じたのだなと思い起こす。

受け止めなければ結局同じボールを共有できない。

だから人をつまらなくさせてしまうという現象。

多分本人もつまらなくなってしまう。自分にあきたり嫌になって、余計に人にボールを求めすぎてしまう。

基本は一球のキャッチボールなのだけど、投げっぱなしの人、受け止めないのにボールが欲しいボールが欲しい、寂しい、どんどん投げてくれと言いつつ自分の話をする人への違和感を。
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2017年03月23日

誰とでもはやりたくないが

朝、各部署の長が集まって行われる朝礼で、まだ3〜4人しか集まっていなくて他の人たちを待っている時間。

普段無口な施設長が「・・・。今日はWBCですね。」と仰る。

ああ!そうか!そうか!と思わず声が出る。

いかん、みんなしてこちらを見ている気がする。でも止まらない。

もうこの間の試合が終了した後、「あー、22日まで待たなきゃならないのか!」って言ってたのに、いつのまにかもう22日だった!

その間に行われた強化試合だの親善試合だのってのも面白いのだけど不満足だった。

よく言葉のほんの端々に野球の例えや用語を使う度に「野球好きなの?!」と若干驚いたように訊かれる。まあ、これ、野球に限ったことじゃなくて「え?ボクシング好きなの?」とか「何?柔道好きなの?」とか訊かれると同じ様相なのだけど。

で、その「野球、好きなの?」とこの施設でも10人くらいに同じようなテンションで訊かれたとき、いずれも答えに窮する。

その心は「まあ、好きなのだけど、野球というよりもそれに纏わる哲学とか・・・ボクシングでも事務仕事でも研究でも何でもそうなのだけど、プロがやることって種目が違っても一つの結論に辿り着くから・・・」という理屈。

でも、それをいちいち説明するのも面倒だし、相手もそこまで興味がないと思うので「はい。」とだけ答える。年齢とか肩書のことを訊かれて驚かれるのと同じ頻度だな、これ。もうこのくだりが面倒で「はい。」と短く答えてしまう。

それにしても夜に放送されている試合を観るときには、家に辿り着いた頃三回の表くらいになってしまっていた。

が、こうして仕事中に放送されるとホトホト困ってしまう。

各階の利用者様が観ているTVでワーーっ!という歓声が聞こえる度に「何々?!守る側の回なのに何?」と思って、そーーっと、しかし素早く一番後方に近づくとやっとその様子が画面から分かり「あ、なるほど。ランナーを刺したわけか。。」と思ってその場を去る。

結局はかなりの頻度で覗いてしまったが、幾人かが皆そうだった。

どうでも良いのだけどTVの真ん前にいる利用者様が、私がTVの方へ顔を向けるだけで全員振り返るのは何故なのか?黙ってそちらへ視線を向けただけで全員が振り返って私の顔を見る。

何かしら圧を感じるんだろうなあ。嫌な性分のエネルギーだな。

問題は唯一一服出来る昼休み。もう8回裏くらいまで来ている。

どうしようかな?どうしようかな?

しかし入浴のIさんが来るかも知れないからと屋上で一服することを選ぶ。まあ、千賀だから鉄板だろう。

しかし、昼休みの時間帯が同じはずのIさんが一向に来ない。

15分も屋上で待っていたら冷え切ってしまったので屋内に戻ろうと思ったその時、やっとIさんが来てバッタリ。

もう冷え切っちゃったよ!待ってたんだよ!

と言っても風呂の片づけとか、あとは野球に釘付けになったりと向こうは向こうで忙しい。

大の大人が「待ってたんだよ!」とムキになって言ったせいか、ゲラゲラ笑われた。一服してキャッチボールを10分くらいした。

まだ私のグローブしかないので交代で使っていたのだけど、Iさん、「いいなあ、これ。私も新しいの買おうかな?」としきりに愛でて感触を味わっていた。

で、コントロールの悪いはずの私が、Iさんがグローブをつけると途端に良い玉を投げられるようになったので「あれ?良くなりましたね?」と言うキャッチャーの動きをするIさん。

なるほど、そうかー。相手がグローブを着けていなかったことと、それまで相手を所詮女性だと思う気持ちがあったんだ。それで迷いのある球ばかり投げていたんだ。結果、相手もキャッチしにくい。

それが、Iさんがグローブを着けた途端、迷いが消えたんだ。

それからまた一服して仕事して。

野球は負けてしまったけれど、夕方にまた会って一服して。

Iさんとの密かな楽しみだったはずなのに、割りと色んな人が知るところとなり、同時に判明したのが女子はソフトボール出身者が多いこと、男性は野球部が多いのだなということ。

仕事は滅茶苦茶ハードだったのだけど、何だか色んな人の笑顔を観れた日だった。

どうでも良いけど、私のブルーのグローブ、Iさんの方が似合っていたなあ。滅茶苦茶似合っていた。
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2016年11月18日

一つの赤いボール

先日、日曜日の日本対オランダ戦。はい、野球の方です。

ある場面でプロの人々も唖然と見上げた打球。そうそう、プロ陣が唖然と口を開いて上を観ていた。

そして、ドームの天井へと消えてしまった。

過去わずか数人の人が天井にかすったり届いたりしたけれど、消えてしまったのは初めて。

VTRで確認されたところ、天井のわずかな溝、裏側にはまったらしい。なんちゅう奇跡なんだろ。さすが超人。

ボールの軌跡で行けばホームランかも知れないでかさ。あの角度で急下降して来ることは考えにくいから。

でかい。デカすぎる。届くだけじゃなくて誰も取れないところにはまってしまうところが凄い。ルール上は2ベースだけど相手だけでなくて味方の度肝も抜いた。

で、この選手、超人なのに調子こかないところがまた凄い。涼しい顔してプレー続行しちゃう。

日本って、スポーツ好きのスポーツを見る目が厳しいとよく聴くのだけど、中年のおやじが隣でネガティブなコメントばかりをブツブツ言っているのを聴くと、つくづく一億総監督の意味が分かる。

試合が七回くらいに達しても2対8と大差がついて負けている時点で、夫が「ダメだな、こりゃ。終わったわ。」と言うので、いつものことだから無視しようと思ったのだけど、「あの手この手で流れを変えるのが得意な選手がいっぱい居るんだからわかんないってば。」と口をついて出る。

そこにこの大谷の打球だったので盛り上がった。

で、その後、山田さんが打席に立ったときのこと。

もちろんプロ野球までこぎつけている人は全員一流の負けず嫌いだと思うのだけど、この人の負けず嫌いさ加減が中でも目立つなと思って。

スタイル上の負けず嫌いで金色のものをじゃらじゃらつけたりいかつく見せたりする種の負けず嫌いではなくて、本当に実力で勝負する人の目独特のギラギラ感とシーンとした冷静さを感じるから。

盗塁も得意が若い彼に向けてベテランピッチャーが「この野郎、走ってみろ。」と結構な回数のけん制球を投げた試合が過去にあったのだけど、怖いもの知らずだけではない負けず嫌い&実力派の彼は、あれだけのけん制を投げられた後にまんまと盗塁しちゃったのよね。あのシーンが忘れられない。

その時、夫が「フライで終わって、ハイ、アウト!」と言った。

・・・・・・・。

フライだと思うの?と訊くと「絶対そうだよ。」と言うので「私はヒットだと思うよ。あなた、フライね。かけようか?」と言ったところ「あたりまえだよ。望むところだ。」という答えが返って来た。しかも「一万円ね。」と言うので、こちらも「おっけー。」と。

結果は、ヒットで打球が抜けたので大騒ぎ。

その後もいろんな人の数々の名プレーが出て、観始めたときは2対8だったのに、しまいには逆転勝ち。

気持ち良かったのだけど、途中からちょっと気になることが。

それは、何人ものピッチャーが交代で出て来たのだけど、しばしば「おーーっと、ワイルドピッチ!」という解説がされていたところ。

何に違和感を感じたのか?というと、そんな、ワイルドピッチというほどの投球じゃなかったのに。。。ということ。

それで気が付いたのだけど、「ああーー・・・・⤵。そっかあ・・・⤵。こんなにピッチャーが居るのに、キャッチャーがいないんだ!」ということ。

これがついつい口をついて出て来たとき、マスターが「そうなんですよ!」と言った。

しかし、こんなつぶやきするのだから私も夫のことは言えない。

キャッチャーはあきらかに居るのだけど、居ないとまで思ってしまうあたりが。

それは、この試合を解説していた古田さんとか、ジャイアンツの阿部さんとか、もっと昔をあげればキリがないのだけど、凄いキャッチャーが居た時代を覚えているから。

もちろん、これは色んな球団の選手が集っているので、どうしても同チームでバッテリーを組んだり長いことお互いの特徴を観て来たチームメイト同士じゃないから、投球を取りそこなう不慣れなところも出て来るだろう。ええ、いくらプロでも。

ただ、おそらく好きだったキャッチャーの方々がプロの中でも恐ろしく秀でていて、こんな場面でも、どんな球でも普通のことのようにキャッチしていたということだけなのだろう。

なんだか、キャッチャーというよりゴールキーパーみたいだったもんね、彼ら。

で、キャッチャーなので、何かがダメだったら、すぐに頭を切り替えて次の展開をパッと閃かせるところなんかも。

それを普通に見せるほどのプロだったのでいつの間にかそれが普通のように感じさせれていたというあのさりげなさ。

なんでそういうところに着目するのか?というと、考えてみればキャッチャーというのは、受容と共感のプロだから。

受け止めるほど難しいことはない。それなのに予測して受け止めるし咄嗟のボールの軌道変更にも対応する。

しかもなのだけど、ピッチャーの肩の良し悪しについては最も注目されているけれど、それを受け止めるキャッチャーはそれと同等、もしくはその何倍も肩が強い。なのに受容にまわる。もっともそうでなければ受容ってできないのだろうけど。

慌てて「い、居ないわ言い過ぎだわ。。。」と呟いたのだけど、それに対しても「いやいや、言いたいこと、わかるよ。居ないよね。ピッチャー、いっぱい居るけどね。」とそこの店のマスターが言う。

なんでそれに違和感を持ったり、無意識に着目したり気が付いたりするのか?というと、カウンセリングに通じることだから。

会話はよくキャッチボールに例えられるけど、ピッチャーとキャッチャーのそれも間に打者が存在するというだけで、キャッチボールには違いないから。

現実の生活に例えれば、キャッチボールをしているときに、間に「こっちにもボールちょうだい!ちょうだい!」と入って来る人が居れば「いや、今は二人でやっとるやん!」と邪魔に思われるだろう。

はたまた誰かと誰かがキャッチボール的に会話しているときに、大声を張り上げたり、横から剛速球を投げてそのキャッチボールを壊そうとする人が居れば「・・・。場所変えようか。(この人が居ないところに行こうか。)」と思われるだろう。

ましてや受け止めて欲しいと思うのならばその行動は逆効果どころか迷惑でしかない。そういった順番を守れなかったりするので入ってくんなやとまで思われてしまう。

そして、例え先述したプロ中のプロであるキャッチャーの方々がどんなにゴールキーパーで大抵のワイルドピッチは、あたかもワイルドピッチでなかったかのようにしてくれる技量があったとしても。

あまりに違うところに投げられたリ、あまりにサインを無視して矢継ぎ早に投げられたリ、逆方向に投げられたリ、あるいは物凄く古い過去のボールで「何、それ。知らない。」というほどおかしなものを投げられたら受け止められないに決まっている。

妙なものを妙な投げ方をしておきながら、「なんで受け止めてくれなかったの。あんたのせいでワイルドピッチになっちゃったじゃないの。」と言われても論外。それは最初から本当のワイルドピッチだから。

何でもそうなのだけど、それは基本的なことの練習の積み重ねに応用が加わったものだと思う。その上で個人独特の技が生まれたりもするのだろうけど、基本の時点の積み重ねから逃げる人には永遠にキャッチボールすらできない。

個人のリレーションが出来ない人は大勢とのリレーションもできない。

そう言えば、過去のあれほどのプロの選手だって、あまりに酷いところに投げたりデッドボールだったりしたら、「バカ野郎!」って言ってたよな。

変に自分が無理して体を痛めるような追い方は決してしなかった。

スポーツや格闘技、いや、どこの世界でもそうなのかも知れないけれど、とかく先述した世界は物凄く凝縮された形でシンプルさを教えてくれる。
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2016年10月30日

ひ、ひっくり返った

はい、そして29日の夜が来た。

まだやっとるよ、日本シリーズ。

へとへとで、すぐにでも寝たいという状態だったのだけどキノコや白菜にもやし、鶏肉や豆腐にワンタンなどを入れた鍋を夫と陣取りどうしても観たい。せっかく遅くまで観れるのだもの。

ビール飲みながら鍋挟んで、腕組したり「おおーー!」とか言っているのを回想すると、夫婦というよりも、もはや昭和のおっさんが二人TVを観ているだけという状態に近い。ほんとに今年は盛り上がっている感あり。

先日ぶちかまして寿司を握るジェスチャーしていた異国の方もエラーをして影ができたり。

片や中継ぎ投手かと思いきやそのまま抑えまで行けそうな某球団のドイツ人みたいな名前の投手。いけてるなあ。真剣さが日本人みたい。全然チャラチャラしていなくて考えるバッター&考えるピッチャーと化している。←みんな観ているだろうからすぐ分かるのにわざわざ某をつけることに意味があるのか。まあ、いいか。

ここは10年ぶりくらいのチームに優勝して欲しいなとちらちら思うものの、どちらもただでは引かないし、好プレーが多い。化け物が多い。

それより何より、超人チームなのに、必死で打球を追う姿が目に染みる。某金持ちの一流球団の選手ほど怪我を気にするのか何だか知らないけど、あんなにしつこくは知らないのよね。

ところがこの試合、あまりに必死に追うあまり、フェンスの向こう側に頭から落ちていく選手を観て大感動。ありゃりゃ、ひっくり返っちゃったよ。で、その後笑顔か。素晴らしいぞ。一瞬一瞬をさぼらないのだな。

しかも、敵方の方々が皆で「よいっしょ!」という感じで、ひっくり返った選手を球場に戻してくれているので、世界一真剣で世界一暖かいコントのようだ。

カメラが上空から休場を移すとき、観客が気持ち悪いほどぎっしり居るのを観ていると、寒い気温も曇った夜の陰気さも吹っ飛ぶわ。

今年はオールスターが観れなかったのだけど、忙しったということと過去沢村賞を取った某大好きな投手が出ていなかったし。

その分日本シリーズがこんなに盛り上がっているので良かった、良かった。

息とめるの止めて気軽に観ようよと互いに言うのだが、気が付くと同じように腕組みして箸を置いては画面を見つめて騒いでいる二人だった。

いやあ、何事もドキュメンタリーって凄い。
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2016年10月29日

日本シリーズ

これを書いていたのは26日の夜半。

最近TVでは日本シリーズで盛り上がっている。

ええなあーと思うのは、仕事で遅くなるので中々観たいTVは観れないものの、今年の日本シリーズは長い。

やっと夕飯を作れるとか囲めるかの頃に、まだ8回とか9回のクライマックスシーンがタイムリーに観れる日々。

プロ野球というだけでもデイリーに凄いなーと思うものの、勝ち抜いて来た日本1・2を争う段階なので、超人の中の超人をぎゅっと凝縮して観れる季節。そりゃ技術も凄いけど「持ってるなあー・・・」と思わせる強運の人々でもある。

勝ち残った選手がトークしているのを聴いていてよく出て来るエピソードに共通項がある。

それを聴いて思うのは、勝負師なので非常に験を担ぐ人々が多いなというということ。

努力はマックスするので、あとは、どれだけ勝ちたいかという精神力とバイオリズム、そして運にかかって来るので日常の小さな儀式を大切にする人がよくいらっしゃるしお守りを持ったりパワーストーンをつけている方もいる。

しかも、そのパワーストーンのつけ方が、堂々と人にも見えるようにつけている人が多いので面白い。

そういったものの後押しも大切にするし、心を勝負時までに整える面でもプロなのだなあと思う。

そんなわけで今日も「す、すげっ。。。」と思うプレーを沢山見ることが出来た。

少し解説のゲストが邪魔なくらい。(笑)人気選手が出て来る度にダメ出しするのは”俺の時代なんてもっとこうしてたのに”という気持ちが見え隠れするのだけど、あまりにダメダメ言っているのを聴くと年寄りの冷や水的に聞こえるのよね。

ただ主軸の解説者が中継のためにばさーーっと無視してくれるし、多分だけど選手たちもそれどころじゃないので気にしないだろうな。

サイドスローの投球、久しぶりに長時間観た。手元が見えなくて打ちにくいだろうなと思いきや、打つと決めた人は打つ。

でも、さすがに一塁分しか進めないのね・・・と思いきや、その一歩一歩がある意味ホームランでぐさーっとやられたときよりしんどいのよね。油断しているとあっという間に押し出されそうになる。

取れないと思った玉をキャッチする外野手やそれを観て安心する投手や、打ちかました後に寿司を握る真似をする普段は真顔の外国人選手がひょうきんさを見せるとき。

緊迫した雰囲気の中にもお祭りの要素があるこの季節。

夫と私はほとんど会話をかわさず時々「お?」とか「うわーー!」とか言いつつのけぞったりしている。

時に、スポーツを観ていると、いずれもクライアントさんやカウンセラー陣のことを思い出す。一歩一歩固めていくその歩みに偉業を見せてくれる点、できないときやスランプだと思うときでさえ、そこに歴史やドラマを作ってくれる様に。

試合終了。

明日の試合がますますドキドキする結果となる。

他の場所で人々が未来を作っていく様を見るときと同じように。
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2016年10月24日

持ち味

やや昔の時代、プロ野球ではとある選手が好きだった。

監督兼選手を勤めあげた某名捕手。

昔からその球団自体も好きだった。

もちろん、圧倒的にすごいピッチャーなどパワー系もそれはそれは凄いなあと思うものの。

その時代には分からなかったのだけど、熱い血が通っているコンピューターみたいに情熱もあるが頭も使うタイプというところに惹かれていたのだと思う。

そんなことを思い出したのはいつぞや、ここ数年好きな投手が出ている番組を見たときに思い出したから。

彼は野球選手としては細い。身長はそこそこなのだけど、パワー系ではない。

ちょっと野球好きの人ならすぐに分かってしまうと思うのだけど、七色の投球をしていたあの選手だ。

彼が語ってくれたのは彼の言う「田舎」では一番の選手だったのに、先の名キャッチャーを産出した社会人野球の団体に入ったらレベルが一番下で愕然としたという体験。

それからこの時代にも怪我をいっぱいしたし、プロに入ってからもあちらこちらを痛めたとか。

ついていけない。皆についていけない。そんな体験は物凄く辛かったと思う。でも、小さなコミュニティの何等かのカーストで頂点に立っていた人ならば誰もが経験するそれよりずっと大きな世界に入ったときのカルチャーショック。

「田舎者だったので簡単にプロになれると思っていました。」とも言ったし、「続けて来れたのはやっぱり野球が好きだったから。」とも言っていた。

ところで、何に感心&感動したのか?というと、その世界に居る一流選手の彼でさえ、自分自身を知ることの大切さを述べていたところ。

「ダ○○投手や○○投手のようは技術もパワーもあって打者に充分な威圧感を与えるけれど、僕はそんなふうに見える投手ではありません。そこで打ち取ってしまって「あれ?」と思われるような投球を目指しています。」とか、

「僕は三振には、ほとんど興味がないんです。目標は27球で終わることと思っているので。三振を取ろうとするととても球数が多くなってしまいますし、体に負担をかけるということはそれだけ怪我の確率も高まりますから。」

もちろん野球選手であれだけの活躍をしているのだから間違いなく超人だし天才的だなあと思う。で、当然体力も凄くあると思う。

でも、戦っていく相手、一人一人の凄さも知っているし、自分自身の限界もよく分析して予想しているので得意じゃない方向へは頑張らないという理論。

「怪我をしなければもっとやれたんじゃないか?と思うことがある。でも、よく考えてみたら、怪我をしたから考えるようになって今の僕がここにいるんだと気づきました。」

あたかも少年野球や部活などでやっていたような全員がみんな同じ練習を足並みそろえてやるとか、皆が体格がよくてパワーがある選手のやり方を目指さなければならないという風習がうっすら植え付けられていたかも知れない。
でも、彼の言葉をたどっていくと、怪我やその他数々の困難をきっかけに自分を知って行くうちに「変わろう。」と思われたのかも知れなということを思う。

その代り、彼は全く同じ腕の振りから七色の変化球を投げる練習をしたみたい。

自分を知ること、相手を知ること、状況を知ること。

そんな客観性の世界はAの視点だけど、その果てにFCの笑顔が生まれる。

本当の笑顔。

若い頃は自分を知らな過ぎて無茶をする。変な戦い方をしたり変な分野違いの嫉妬をしたり。

でも、自分見つめをして自分を知るとき、そんなちゃちな輪廻から抜け出し、自分の仕事をするようになる。

そんなふうにシンプルになってからでさえ、人生は忙しく、喜怒哀楽がある。

スポーツの世界とか芸人さんの世界とか、色んなところの人々が同じことを言っているなあと思う今日この頃。

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2016年10月03日

拝啓 モンスター様

昔大好きだったボクサーが癌だと今頃知って衝撃を受けた。

日本人はまだまだ世界の平均的には身体が小さいので、彼がかつて取ったその階級での世界タイトルは史上初だったし、多分まだそれ以上の人は出て来ていないと思う。

ということは、階級を無視するとしたら彼は日本一強い人のまま。

体重が重ければ重いほどその階級には殺人的に強くて怖い人が増えるわけだから、彼のチャレンジは凄いなと今でも思う。例えボクシングという道を歩まなかったとしても強かったんだろうな。何せ減量の必要がない世界での彼の怖さは計り知れない。

でも、こうして書いていて思うのだけど、多分私は彼に限らずボクサーは皆好きで、そしてさらに言うとボクサーに限らず何かにチャレンジしている人々が皆好きなのだと思う。

彼の試合のどこが面白かったのか?というと古いタイプのファイター、昔の不良っぽいところ。でも、一人で闘い自分を信じていたところ。実際に居たら・・・多分この方が一番怖いと思う。

またその逆に某大御所。連勝記録を持つ通称冠鷲と呼ばれていたボクサーの方の「いや、痛いの嫌だもん。怖いから早く倒してただけよ、僕。減量を合格した後のアイスクリームが一番大好きだったんだもん。」と言っているスタイルも好き。正直だなあと思う。

多分未だこの連勝記録も破られていないけれど、近年出て来た少年が破るのかな。

で、この少年がもの凄いモンスター。あんな軽量級の人類があんな重いパンチを打ったり、KOしたり。まるでヘビー級の人がやるような勝ち方をするのだもの。

けれども、歴代のモンスターたちは生まれつきモンスターだったわけじゃない。もちろん資質はあったのだろうけれど、モンスターだって「またか、またか。またこれか。」というほど同じ練習をして強くなった。

冒頭で書いたボクサーの方は精神力が強いという面が分かりやすい方だったのだけど、病を宣告された際、「もうだめだ。病気には勝てない。」と絶望したそうだ。

けれどもその後抗がん剤の治療をして、同じ病名や同じステージでの平均的な生存率を物凄く上回るほど回復して、一先ず治療を終えたという。

さすがだなあと思う。

けれども、身近にも凄い人が。

あんな強大な世界チャンピオンでも、さすがに恐れたりくじけてしまった病気を三回も宣告されたうちのお爺ちゃん。

これはまた別の強さで「そうか。わしは死ぬのか。分かった。先生、よろしく頼む。」と言って三回もの大きな手術を乗り切った。が、それ以前に、一回目に宣告されたとき、すぐに、さっさと遺書を書いて身辺整理をした。「じゃ、婆さんをよろしく頼むな。」と夫と二人きりになった車の中で軽く言ったそうだし。

これは覚悟した方の人の強さなのか、今では日本酒飲んでソファーでご機嫌に寝ている。そしてほんとによくニコニコしている。まるで”死ぬことと見つけたり”という小説を思い出せるかのような。

世の中には色んな強さがあるのだなと思う。絶対死んでたまるかというのも強さだし、「まあ、自分に出来ることをやるしかないな。あとは頼む。」と言い切れるのも強さだし。

爺ちゃんを含む歴代の方々は皆口々に「みんなのおかげ」的なことを言う。

この共通点があるから次々と頭の中で人物像が繋がって行く。

要するに一人で立とうとしている人や立っている人ほど「みんなのおかげ」という感性が理解できている人たちなのだろう。

私も強くなりたいな。

喜怒哀楽があっても良い。ただ、おうちの中にいる偉大なモンスターも含めて、そんな強い人たちを見習って生きたいなと思う。

そういう人ほど”応援してます”と言われると「いらん。(心の中で思っててくれるのは自由だけど。)」とあきれそう。だって、精一杯やってることを知っている人はあんまり言わないだろうから。

その人の努力を感じ取っていたとしたら、その総量と比べれば、それは走っている人に寝転んだままで「頑張れ。」と言っているようなものだから。

特に爺ちゃんに言うと「おまえが頑張れ。人を”応援してますアピール”するくらいならおまえがおまえを応援しろ。」と言われそう。
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