2017年06月27日

何の意味があるのか?

思わぬお知らせが舞い込んだ。

先輩ナース、大御所様のお一人が大きな手術をするために長期お休みを取るとのこと。

人事も兼ねている課長が血相を変えて三階へあがって来て知らせてくれた。

本当はもう少し前に分かっていたことらしいのだけどご本人が課長に報告したのがつい数十分前だったと言う。

試験開腹で”開けて見なければ分からない”とご本人から聴いたそうなのだけど、もちろん病状の心配が一番なのだけど、来月の勤務表が出来たばかりで作り直すばかりでなくこの欠員でどう勤務を回すのか?大勢の利用者様の命をどう守って行くか?という問題。

ナースが一日に三人居たとしても一階から三階までを看るとなると毎日ヘトヘトだった。

二人しか居ない日が居たものの、その分を三人居る日に頑張って帳尻を合わせて何とか回している日々だったのに。

今居る派遣さんが今月いっぱいで終わり、前々から課長が「上にあがって来たい。1ナースとして勤務したい。」という希望がやっとかなう予定だった昨今。

それではもう一人派遣ナースを下さいという話なのだが、諸事情故に長が渋っているそうだ。

いやあ、それは困る。頑張って出来る範囲のことではないので・・・とお願いした次第。

結果、何とか派遣さんを手配することになったものの、1スタッフとして急に動ける戦力になるはずはないので依然として苦しい。

うー。。。と考えてもなるようにしかならないですよ、今日は帰りましょう!と課長に言ったのがその日の終わりの出来事。

で、個人的に思うには、派遣さんが来るまで、あるいは派遣さんが慣れるまでカウンセリングが出来る日数が減るという危惧。少なくとも来月いっぱいは。

が、大御所様の病気を純粋に心配していたいのに、勤務を回すことに必死になってしまうことに罪悪感。

が、その時、介護の青年が言った。

「Nさんも前から分かっていたなら何故もっと早く言ってくれてなかったんだろ。」

ああ、そうなんだよね。でも、そういうふうに思うし口に出来る人も居るんだ。仕事している人ならやはりそう感じても仕方がないことだよなあ。

で、落ち着いたところで思い切り自分のことを考えてみると、やはりカウンセリング日数が減るのは痛い。

状況が変わること、未来が分からないことについてはもう受け入れられている。流れに乗る以外無いということも。

ただそれを踏まえてアファメーションしたのが”大御所様の病気がよくなりますように。例え退職したとしても!”ということと、”日数減るのはせめて一か月程度です。ありがとうございます。”ということ。

何か、願いに制限がかかっているなーと、自分から出た言霊を見て思う。

もっと都合の良いことをアファメーションしてシンボルを切ろう。

そして今日は寝る。

代わりに考えても何一つ良くならないから。
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2017年06月15日

多分ほんとの天使はふてくされている

今週は運良くタイミングが合って週に三回もIちゃんとキャッチボールが出来た。

短い昼休みのほんの20分くらい。後は膨大な量の頭が痛い仕事の山。

で、今日のどこからか分からないけれど、「なして、どこで機嫌が悪くなった?」という感じ。

悪口でも心配でも、とにかく二人しかいないときに、ここにいない誰かの話をするとどうも機嫌が悪くなるらしい。

と言っても多分私にしか分からない微妙な変化だけど。

「Hさん、大丈夫かな・・・?」

「本人に訊けばいいじゃん。あ、ほら、来たよ。訊けば?」

音楽の話になっても、あれ?いつの間にか怒っている。セミプロだからか?

バッティングのときに「素人がそんな無理なことするもんじゃない。」と言っていたのと同じくらいの感覚なのか?

あと、極め付け、自己卑下寄りの発言を私がしたときも機嫌が悪くなる。

肩の調子がふるわない日のIちゃんが一人で怒っているときに「まあ、でも、私の一番調子が良いときとIちゃんの絶不調なときが同じくらいだよ。」と言ったときも。

「・・・・・。」

あれ?

と思ったら「そんなことないんだよ。」と声音が変わった。

その後仕事中にすれ違う際「はい。」と呟くような声。

これ、聞いたことあるなあ。他の人、とある男性職員が何かで怒っているらしきときの「はい。」という声音と表情。「はい、はい。」という感じ。

何がむかつくんだろうなー。

Iちゃんやらそういう若干仲が良くなった職員も謎だけど、私はそういうときの自分のことも謎に思う。

気にはしているのに、何故機嫌を取ろうとしないのか;

気が付いているし、これだけ分かっているのに、一切機嫌を取ろうとしない。

何故だか分からないけれど、それが正しいと思っている。

出来れば好かれたいが、何だか尊いような貴重なもののような気がして触ろうとはしない人の感情。怒りや不機嫌や喜びや悲しみも含めて。

とは言うものの、言葉にならない言葉を拾っている。

そして、なるほどーと分かるときもある。

ふと思い出した。

クールなのにIちゃんたちの間ではいじられキャラにされているKちゃんが、自分がされたことを私のロッカーにしているとき。

”なんで無抵抗なのにいたずらを続ける?!”とすれ違う度に文句を言っていたら、いつもはケラケラと笑うのに、ある日、とても疲れた仕草で「だって、尾崎さんにいたずらでもしないと何のために生きてるのか分かんなくなるじゃん。」と言う。

・・・・・・・・・・。な、何のために生きているか分かんなくなるだと?私にいたずらしないと?!

全くわからない。そんならもう死んでしまえ。

それを聴いてたIちゃんが「リアクションが嬉しいんだよ。」と言う。

は?

「ちゃんと反応するから、嬉しいんだよ。あと、Kは皆にされると『やめてよ』って言いながら喜んでるんだよ。」

あいかわらず淡々と言う。

・・・。ああ、そうか。そう言えば私も自分がされて面白がっているところがある。怒っているけれど嬉しがってるのかも知れない。

・・・・・・・。ただのさびしんぼうじゃん。Kも、私も。似たもの同士じゃん。

Iちゃんがあたかも爪でも噛んでいるような表情。

「あたしもそういう小学生みたいなことKにしているけどね。」

という事は?

そこで昼休みが終わった。

Iちゃんは無言でドアの向こうへ行った。

何かまた気に障ったか。

*****

人が寂しがり屋だと知っている人が居る。

自分の寂しさも知っていて、その上でそれを引き受け支えている人が居る。

純粋で優しくて、でも、何だか、とても悪い。そして正しい。

何故だか分からないけれど親しく過ごす時間が長くなるにつれ、そんなことしていないのに、爪を噛んでいるかのような、チッと舌打ちしているような顔を見る比率が高くなっている。

まあ、それも自由か。

例え笑顔でも例え不機嫌でも。
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2017年05月17日

ノンバーバル過ぎ

その日の少し前、多分1〜2週間前だったか。

K姉さんが「Aさんもキャッチボールに参加させてだって♪」とウキウキしていた。

そのAさんというのがお若いながら管理職の方なのだがバリバリ野球部に所属していた方。

まあ見るからにそういうタイプの男性なのだろうなーと言うのは分かった。

私は”ああ、そうですか。良いですよ。”と答えていただのだがIさんが無反応。

K姉さんは「ねえねえ、良い?良い?」と無邪気にIさんに何度も言うのだが私はその表情を見ていて”もうやめとけ。嫌がってる。”と思った。ほとんどブレがない人で顔に出さない人なのだが付き合ううちに段々分かるようになって来たのだ。それが嫌なことなのか、好ましいことなのか。

もっとも、何がどんな理由で嫌だとか好きだとか言う価値観はまるで分からないけれど。

週に1回、たまたま勤務が合えば3回出来るキャッチボール。その前のときは、かけっこするようにボールを取り合いIさんですら分かりやすい笑顔だったし、その日も二人でやっているときまでは何のかんの会話しながら機嫌が良さそうだった。

ところが後からK姉さんがやって来て「いよいよAさんが来るって。教えてくれるってよ。」と言ってから、空気がズーーンと沈んだ。

え?何?と思うのだが、おそらくほとんどの人には、この”ずーん・・・”という沈みが分からない。

Iさんはボールを投げながら「(勝手に)教わって下さい。」と呟いた。

しかしK姉さんは気が付かない。

やがてガタイがよろしいAさんがやって来ると、IさんはグローブをはずしAさんに渡しつつ「どうぞ。」と言って自分は地面に座り込んだ。

まあ、グローブが無いからだろうとしか思っていないK姉さんは普通に三人でキャッチボールを始めたが、私は気になって仕方ない。

あたりまえに彼は上手だったし、これぞ野球という感じの投げ方だった。

しかし、皆そうなのだけど、K姉さんはびしっと投げるのに私に投げるときは優しくひょいとしか投げないな。見かねたK姉さんが「尾崎さんを見かけで判断しないで。本気で投げても何でも取るよ。」と言ったのだが優しく優しく投げて来るので少しいらっとする。2対1でやると余計にその差が分かるから。

Iさんも最初はそうだったが、最近では本気で投げて来るようになったのでちょっと喜んだ矢先だった。

それは良いのだけど、途中でK姉さんや私がIさんと交代しようとしても「私はいい。」と言って立とうとしない。

私はその様相を見て一回目であきらめたのだがK姉さんは何度か声をかけていた。

途中でそうだと思い付き、「もう一個のボールで二人でやろうよ。どちらか素手で。二手に別れよう。」と言ったのだが「いや、いい。」と言われた。絶対様子が変。

実はまだ50分だったけれど「はい、55分です。」と言って終えた私。

他の人は一階へ、そして喫煙者の私とIさんは三階へと続くエレベーターに乗る。いつも二人きりになる屋上への階段に腰掛けていつものようにタバコに火をつけたが。

どうしたの?と訊きたいが訊けない。怒っているの?と言えない。

この時間を過ぎれば本当にいつものように余所余所しく仕事をするので訊くには今しかないが。

とうとう何が嫌だったのかが訊けなかった。いや、多分訊いても「別に。」と答えるんだろうな。


一番最初のとき、キャッチボールしようと二人でいる屋上で約束した際、私がK姉さんに話してしまったのだが。

K姉さんは「屋上じゃなくて外でやろうよ。地上で。屋上、怖いもん。」と言っていた。

なので一番最初の頃、屋上でタバコを吸いながら、「(わざわざ下に降りるの)面倒くせーなー。」とIさんが言ったとき「確かに・・・」と私も思った。

結果的に地上でやった方が思い切り出来たし今では「もっと広いところでやりたいなあ。」とIさんも言うようになった。

ただ、気軽に屋上で二人でという気分を壊したのは私だったことを思い出す。

今はK姉さんが色んな人に「Iさんと尾崎さんとキャッチボールやってるの。あのね、尾崎さんはね・・」と話しているようなのだが。

嬉しくて楽しくて話したくなるその気持ちはよく分かる。

でも、多分、私も同じことをして何かを壊してしまったんだろうなあ・・・という気がしてならない。

人に言うためにやっているのでもないし、仲が良いアピールがしたいわけでもない。

何となくそのあたりにあの不機嫌さのヒントがあるような気がしないでもない。

もしも訊いてみたら、「別に。」と言われるか、もしくは、何度か見かけたあの空洞のような目で本気の「分からない。」という呟きが返って来そうだ。

とにかく”Do not touch me!”という無言の圧力を放ちつつ、それなのに隣でタバコを吸っているその人を見てないふりして見ていた。

”分かったよ。触らない。”と心の中で答えて数分一服した後、同時に立ち上がってそれぞれの持ち場へ帰った。予想通り、それっきりだったけれど。
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